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【専門家監修】足の裏の皮が剥けるのはなぜ?考えられる症状と対処方法を解説

足の裏の皮が剥けるのはなぜ?考えられる症状と対処方法を解説

「足の裏の皮が剥けるのはなぜ」「水虫なの?そうじゃない場合もある?」

足の裏の皮が剥けてしまうと、足元のおしゃれも楽しめず、人前で素足になれないということもあるでしょう。しかも剝けるだけでなく腫れや水疱などの症状が出ると、歩きづらさを覚え、日常生活にも支障が出てしまいます。

そこで今回の記事では、足の裏の皮が剝けるときに考えられる原因・症状・対処方法を詳しく解説していきます。本記事でご紹介するのは、あくまでも症状の傾向と一般的な対処方法です。病気が疑われる場合には、ご自身の状態を正しく把握するためにも、皮膚科などの専門医を受診しましょう。


足の裏の皮が剥ける原因は水虫?

足の裏の皮が剥ける原因は水虫?

足の裏の皮が剝けるときには、角質増殖型の水虫になっている可能性があります。水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビが足に増殖して起こる感染症です。ここでは、水虫の症状・原因・対処方法を詳しく解説します。

症状

水虫と言えば、足の指の間がジクジクとして皮が剝ける状態を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、水虫には趾間型と小水疱型、角質増殖型の3種類のタイプがあります。

角質増殖型の水虫は、足の裏がカサカサして白くなり、角質が硬く厚くなるのが特徴です。あまり痒くならないため、足裏の乾燥と見分けが難しいことが少なくありません。

原因

水虫は白癬菌に感染することで発症しますが、その白癬菌は、湿度と温度が高い状況を好むため、白癬菌が足に付着し、靴下や靴で足が覆われる状態が長続きすると、足の表面で菌が増殖し、発症する可能性が高くなります。

水虫症状のある人とバスマットやスリッパなどを共有すると、感染する可能性があります。しかし、白癬菌が足についただけではすぐには感染せず、その日のうちに足を洗い、清潔で乾燥した状態を保てば、発症を防ぐこともできます。

対処方法

水虫の対処法は、足を清潔に保つこと、 汗や皮脂が溜まらないようこまめに足を洗うこと、乾燥させることが大切です。

また、汗を吸収しやすく通気性の高い靴下を選ぶことで、白癬菌が好む高温多湿な状態を避けることができます。靴を脱いだあとには靴を乾かすことも対策の1つと言えます。

症状が早く改善するよう、足を洗ったらよく乾燥させましょう。そして、家族間での感染を防ぐことも大切です。水虫は大人だけが感染すると思われているかもしれませんが、お子さんにうつってしまう可能性もあります。水虫が疑われる場合は、早めに皮膚科などの医療機関を受診し、検査して、適切な治療を受けましょう。


足の裏の皮が剥けるのは汗疱であるケースも

足の裏の皮が剥けるのは汗疱であるケースも

汗疱(かんぽう)も、足の裏の皮が剝ける症状が出る病気の1つです。ここでは、汗疱の症状・原因・対処方法を詳しく解説します。

症状

汗疱になると、足の裏や手の指先に小さな水疱ができます。夏のはじめなど季節の変わり目に発病することが多く、手や足の指、足の裏の角質層などの皮が剝けるのが特徴です。

汗疱は水虫と間違えられることがありますが、感染することは考えにくいでしょう。しかし、汗疱と水虫は見分けるのが難しいため、自己判断せず、医師の診断を仰ぐことをおすすめします。

原因

汗疱の原因は、あまりよく分かっていません。 夏の汗をかきやすいときになることが多いことから、多汗症と関連しているとも言われています。また、金属アレルギー・喫煙・ストレスなどが原因になるとも考えられています。

対処方法

汗疱は、症状が軽ければ、自然に治る可能性があります。入浴や水仕事などで皮膚が濡れたときにはタオルで水分を拭き取り、清潔に保つことが大切です。


足の裏の皮が剥ける疾患は掌蹠膿疱症

足の裏の皮が剥ける疾患は掌蹠膿疱症

足の皮が剝ける疾患には、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)も考えられます。ここでは、掌蹠膿疱症の症状・原因・対処方法を詳しく解説します。

症状

掌蹠膿疱症は、手の平、足の裏などに水ぶくれや膿疱ができる病気です。膿疱ができると、痛みやかゆみを伴うことがあります。ウイルスや細菌の含まれる膿ではないため、感染することはありませんが、水虫と併発しているケースもあります。

原因

掌蹠膿疱症の原因はよく分かっていませんが、喫煙や扁桃炎、歯周炎、金属アレルギーなどが影響していると考えられています。

対処方法

掌蹠膿疱症が疑われる場合は、医療機関の受診をおすすめします。


足の裏の皮が剥ける!乾皮症

足の裏の皮が剝けるのは、乾皮症(かんぴしょう)の可能性もあります。ここでは、乾皮症の症状・原因・対処方法を詳しく解説します。

症状

乾皮症になると、皮膚の乾燥が進み、表面の角質が剥がれ落ちる、ひび割れるなどの症状が出ます。かゆみや痛みを伴うことも少なくありません。

かゆみが出ているときは、掻くことで湿疹ができたり、皮膚の表面にできた傷から細菌が入り込むこともあります。手足に症状が出やすく、特に膝下などに出ることが多いでしょう。

原因

乾皮症の原因は、皮脂が減少することだと考えられています。私達人間の皮膚には、水分が多く含まれています。そこで、皮膚の表面から水分が蒸発するのを防ぐ役目を担っているのが皮脂です。

乾皮症は、加齢により皮脂が減少することや、空気の乾燥、過剰な洗浄によって皮脂が洗い流されることが原因になるとも言われています。そのため、皮脂腺がない足裏は、特に発症しやすい部位の一つです。

対処方法

乾皮症の対処方法

乾皮症の対処としては、保湿クリームなどで、皮膚を保湿することが大切です。また、バランスの取れた食事や規則的な睡眠、ストレスの軽減など、生活習慣を整えることを心がけましょう。


まとめ

足の裏の皮が剥けるのは、水虫の他にもさまざまな疾患が考えられます。肌が乾燥してガサガサの皮膚は薬も浸透しにくいため、適度にうるおいを保つことが必要です。皮膚科で診療を受けて適切な治療を受けるとともに、自分で行える保湿ケアを行ってみてはいかがでしょうか。

ケアソク〈うるおす〉は、科学的エビデンスのあるかかとの集中保湿用の靴下です。足にトラブルがある場合は専門医に相談した上でご使用ください。

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記事監修:桜井祐子
株式会社グローバル・ケア
フットケアスペシャリスト・博士(スポーツ医学)
(フットケアサロン)足の専門店 ペディケア https://www.globalcare.co.jp/
(フットケアスクール)足の専門校 スクールオブペディ https://school.pedicare.jp/


足の臭い対策!正しい洗い方と効果的な方法を解説

足の臭い対策!正しい洗い方と効果的な方法を解説

足の臭いというのは、普段は気にならなくても人前で靴を脱ぐときに気になる方も多いのではないでしょうか。座敷の食事会で靴を脱いだときに、自分の足の臭いが気になって恥ずかしい思いをしたなんてことはありませんか。

「足の臭い対策をいろいろ試してみたけれど、効果が感じられない」「足の臭いを抑えるにはどうすればいい?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

そこで今回は、足の臭いの原因と対策方法を詳しく解説します。足の臭いが気になったときの正しい足の洗い方も紹介しますので、是非参考にしてください。


足の臭いの原因は?対策のための知識

足の臭いの原因は?対策のための知識

そもそも足はなぜ臭くなってしまうのでしょうか。足の臭いの原因として考えられるものには、以下の3つがあります。

  • 足についた雑菌
  • 足に溜まった汚れや角質
  • ストレス・疲れによる汗

足についた雑菌

足が臭いと感じるのは、足の汗や溜まった角質や汚れを、足についた雑菌が分解するときにイソ吉草酸(イソキッソウサン)や酢酸が発生するためだと言われます。イソ吉草酸は、チーズや納豆の臭いといわれる臭いの原因物質です。

さらに、足の裏は汗腺が他の部位よりも多いため汗をかきやすく、1日に両足でコップ1杯ほどにもなる汗をかくと言われています。それほどの汗を雑菌が分解するときに、臭いの原因物質が大量に発生してしまいます。

足に溜まった角質

足の臭いの原因には、足に角質が溜まりやすいことも関係しています。足の指と指の間、爪と指の境目は洗いにくく、特に汚れや角質が溜まりやすい場所です。

そして、特に靴のなかでは足は蒸れやすくなります。足が蒸れると、高温多湿になり雑菌が増殖しやすい環境が出来上がってしまうのです。

ストレス・疲れによる汗

足が臭くなる原因には、ストレスや疲れが影響することがあります。ストレスや疲れが溜まっていると免疫力が低下し、身体全体が疲れやすく、足も含めて脂肪代謝が悪くなってしまいます。

また、睡眠不足や栄養バランスの悪い生活が影響を及ぼすことも少なくありません。適度な運動や休養を取り、身体を休めることで免疫力を上げることが大切です。


足の臭いが出てしまいがちな習慣は?対策のための知識

足の臭いが出てしまいがちな習慣は?対策のための知識

足の臭いには、靴や靴下の選び方や履き方も関係していることがあります。ここでは、足の臭いが出てしまいがちな生活習慣を解説します。

毎日同じ靴を履く

気に入った靴やブーツは、毎日履いてしまうという人もいるでしょう。しかし、靴は、履く時間が長いほど、雑菌が繁殖して臭いが強くなってしまうことがあります。

靴の中は、足の汗で湿気が溜まりやすい環境です。履く機会が多ければ、靴自体に臭いがついてしまいます。

蒸れやすい靴下や靴を履く

足の臭いには、靴下や靴の種類も関係があります。革靴やパンプス、長靴やブーツなど、湿気が溜まりやすい靴を履いていると雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

さらに、ストッキングやタイツなどは靴下と違って汗を吸収しにくいため、足が蒸れやすく靴の中は高温多湿の状態になりがちです。

通気性の悪い靴や靴下は、汗や湿気の逃げ場がないため、足がジメジメと湿りやすく、雑菌の増殖を早めてしまうでしょう。


足が臭いときにまず行いたい対策!正しい足の洗い方

足を洗う.jpg

足の臭い対策には、まず洗って対策することをおすすめします。足を洗うときには、以下の4つのポイントを押さえましょう。

  • 洗う前に足を温める
  • 石鹸を使って洗う
  • 足指の間に指を入れて丁寧に洗う
  • 洗ったあとはしっかりと水分を拭き取る

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

洗う前に足を温める

足の臭い対策をするには、まず洗う前に足湯や入浴で足を温めましょう。足をお湯に浸けると、皮膚がやわらかくなって古い角質を落としやすくなります。

40℃程度の熱すぎないお湯で、時間は5分~10分程度にしましょう。長く浸かると皮膚がふやけて、洗ったときに傷ついてしまうことがあるためです。また、足湯や入浴は、血行がよくなり新陳代謝を高めるため、肌のターンオーバーを促す効果も期待できます。

石鹸を使って洗う

足の臭いを抑えるには、殺菌作用のある石鹸で洗うのがおすすめです。足専用の石けんも市販されていますが、洗浄力の強すぎない石けんを選ぶと良いでしょう。

足指の間に指を入れて丁寧に洗う

石鹸をよくを泡立てて、足全体をやさしく包み込むように手で洗いましょう。足を強く擦ると、皮膚に刺激を与えて、表面に傷をつけてしまいます。なお、タオルで洗うときは、ナイロン製ではなくガーゼや綿など柔らかい素材を使ったほうが皮膚を傷めません。

指と指の間も、1本ずつ洗いましょう。余裕があれば、足用のブラシなどで爪と皮膚の間も洗ってください。足指を自分の指で触ると、足の状態をよく観察することもできます。

洗い終わったあとは、指の間、爪の周りもしっかり泡を流していきましょう。流し残しがあると臭いの元になる恐れがあります。

洗ったあとはしっかりと水分を拭き取る

足を洗い終わったあとは、柔らかいタオルやガーゼでしっかりと水分を拭き取りましょう。水分が残っていると雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。足指の間や爪の周りに水分が残りやすいため、意識しながらやさしく包み込むように拭き取るのがポイントです。

また、バスマットも濡れたままだと雑菌が繁殖しやすいため、こまめに洗ってしっかり乾燥させておくことをおすすめします。


足の臭いを抑える3つの対策方法

足の臭いには、靴の履き方や爪の切り方、靴下選びなどの生活習慣も関係しています。ここでは、足の臭いを抑える以下3つの対策方法を紹介していきます。

  • 同じ靴を履き続けない
  • 足の爪をケアする
  • 靴下を見直す

同じ靴を履き続けない

同じ靴を履き続けない

足の臭いを抑えるには、同じ靴を連続で履かないようにしましょう。できれば1日履いたら1~2日ほど靴を休ませてみてください。また、靴を脱いだらすぐに収納棚にしまうのではなく、まず靴のなかの湿気を取り除くために乾燥させましょう。

靴の収納は、ラック型など、通気性の高いものがおすすめです。お気に入りの靴は、毎日履きたくなるかもしれませんが、2、3足準備して、ローテーションさせるのがおすすめです。複数の靴を交互に履くことで、靴も長持ちするでしょう。

足の爪をケアする

足の臭いを抑えるには、足の爪にも気を配りましょう。爪が長いと、爪と指の境目に、汗や汚れ、古くなった角質が蓄積しやすくなってしまいます。

また、爪を切るときには指先と同じくらい残すようにし、深爪には注意しましょう。爪が硬い状態で切ると、負荷がかかりすぎて爪が割れたり、手元が滑って切り過ぎたりする可能性があります。

お湯に浸かる、爪用のオイルやハンドクリームを塗るなどすると、爪がやわらかくなって切りやすくなるでしょう。足の爪を切る頻度は、月に1度ほどのタイミングが目安です。

関連記事:自宅でできる! 自分でできる! フットケア実践編

靴下を見直す

靴下を見直す

足の臭いが気になるときは、靴下を見直してみてはいかがでしょうか。通気性がよく、汗を吸収しやすい靴下を選ぶと、足の臭いを抑える効果が期待できます。

5本指ソックスは足指が1本1本袋に包まれているため、汗を吸収しやすい形状をしています。さらに、吸湿性の高い綿などの素材を使った靴下を選ぶとよいでしょう。

抗菌防臭加工や消臭加工を施した靴下を選ぶのもひとつです。靴下を着用したらその都度洗濯し、しっかり乾燥させることも忘れずに行いましょう。

注意したいのは、靴を素足で履かないことです。素足で履くと、足にかいた汗がそのまま靴に付着してしまいますし、靴の中は高温多湿の状態に。特に、スニーカーや革靴などは、靴下を履いて着用しましょう。


まとめ

足の臭いは、足に溜まった皮脂や雑菌などが原因で強くなることがあります。足の臭い対策には、一日に一回、しっかりと足を洗うことが基本です。

靴下のなかでは、ケアソク〈ととのえる〉のインナー5本指構造は、汗が溜まりやすい足指と足指の間に仕切りとしての生地があるため、吸湿・放湿に役立つと言えます。本記事で紹介したケア方法とともに、ぜひお試しください。


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記事監修:理学療法士 北澤友子


かかとのスキンケアに向くアイテムは?お手入れの注意点と角質を柔らかくする方法を解説

かかとのスキンケアに向くアイテムは?お手入れの注意点と角質を柔らかくする方法を解説

「かかとのスキンケアは何をすればいい?」「かかとの角質を柔らかくするには?」

かかとが乾燥して硬い状態になると、ひどい場合にはひび割れを起こすこともあります。ひび割れなどのかかとのトラブルには、どう対処すればいいのでしょうか。

今回は、かかとのスキンケアが重要な理由と、スキンケアにおすすめのアイテムを解説します。また、かかとのスキンケアをするときの注意点やかかとの角質を柔らかくする方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


かかとのスキンケアはなぜ必要?

かかとのスキンケアはなぜ必要?

かかとの角質が厚く硬くなったときには、放置せずにケアしていくことが大切です。足裏には皮脂腺がなく、肌のうるおった状態が保たれにくいため、乾燥対策は必要です。

そこで、まずは足を洗って、足指の間までしっかり汗や汚れを取り除き、足を清潔に保つことで、水虫などの細菌感染を防ぎます。さらに、保湿ケアを行うことでかかとの乾燥を防ぎ、足の皮膚が柔らかい状態を目指すことができます。

かかとのケアは自分の足をよく観察する機会にもなり、疲れや痛みの改善など、足の健康を保つことにもつながるでしょう。

角質が硬くなる原因は

かかとの角質が硬くなる原因はさまざまなことが考えられますが、主に乾燥・摩擦・冷えが原因だと言えます。

そもそも、足裏は多くの汗腺がありますが皮脂腺がないため、かかとは乾燥しやすく角質が溜まりやすい部位です。

乾燥しやすいかかとの特徴に加えて、足にあわない靴との間で摩擦が起こると、皮膚のバリア機能が働いて、角質が厚くなりやすい状態を作ってしまいます。

さらに、足が冷えて血流が滞ると、皮膚のターンオーバーが乱れてしまいがちです。空気が乾燥しがちな秋冬だけでなく、夏も冷房のきいた場所にいることが多い人は、足の冷えにも気をつけましょう。

ケアをしないとどうなる

かかとのスキンケアをしないと、足の皮膚が乾燥し、角質が硬くなりやすくなってしまいます。肌は乾燥すると柔軟性を失うため、硬くなった部分に荷重がかかると、ひび割れが起こることも少なくありません。

ストッキングや靴下を履く時に、ガサガサするかかとにひっかかり不快な思いをすることがあるでしょう。症状が進むとひび割れが深くなり、痛みが出ることもあります。

かかとのひび割れや足裏が痛い部分をかばって歩いていると、体のバランスが崩れてしまいます。不自然な歩き方が長期化すると、腰痛や膝の痛みを引き起こす可能性も考えられます。

関連記事:かかとのひび割れをどうにかしたい!原因から対処法・予防法まで解説
関連記事:かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説

かかとのスキンケアにおすすめのアイテム

かかとのスキンケアにおすすめのアイテム

ガサガサになったかかとをきれいな状態にするには、かかとを保湿することが大切です。かかとのスキンケアには、保湿クリームや保湿専用靴下をおすすめします。それぞれの特徴を解説していきます。

保湿クリーム

かかとのスキンケアの代表的なものには、保湿クリームがあります。保湿クリームを塗ると、水分が失われるのを防ぐ効果が期待できます。

しかし、保湿クリームは塗ったあとのベタベタした感触が嫌だという人もいます。その場合は、次に紹介する保湿用靴下もおすすめです。

保湿専用靴下

かかとのケア専用に、かかと部分に保湿シートを内蔵した専用の靴下があります。履くだけでかかとの保湿ができるという、かかとの角質ケア用の靴下です。

薄手で普段の靴下の下に履けるインナータイプ、自宅で履くのに向いているタイプなどがあるため、使い勝手にあわせて選ぶことができます。

口ゴムがきつい靴下は、血流が滞り皮膚のターンオーバーを妨げる恐れがあります。ゆるめの口ゴムでしめつけず、ほどよいフィット感の靴下をおすすめします。


かかとのスキンケアをするときの注意点

かかとのスキンケアでは、ご自身の足の状態をよくみて適切なケアを行うことが大切です。ここでは、かかとのスキンケアをするときの注意点を解説します。

治らないときは水虫の可能性も

かかとの角質が硬くてなかなか治らないときには、水虫になっている可能性もあります。水虫には、大きく分けて趾間(しかん)型・小水疱型・角質増殖型の3つがあります。

角質増殖型の水虫は、いわゆる水虫のイメージである「痒みやジュクジュクといったただれ」が起こらないのが特徴です。皮膚が厚く硬くなり、足裏全体が白っぽくなるといった症状が出て、足裏の乾燥と区別がつきにくいこともあるでしょう。

仮に水虫だったとしても、適切な治療を受けることで改善が見込めます。水虫が疑われる場合には、早めに皮膚科などの医療機関で診てもらいましょう。

かかとやすりやピーリングの使用は慎重に

かかとやすりには、軽石から電動までいろいろあります。かかとやすりを使うと古くなった角質を取り除くことができますが、肌の状態によっては皮下組織を傷つけてしまう可能性もあるため注意が必要です。
削りすぎないように加減するのが難しいと感じたら、フットケアサロンなどでプロに施術してもらいましょう。

また、薬品の入った袋に足を入れて皮を剥くピーリングがありますが、角質が取れすぎてしまうことも少なくありません。
角質ケアに薬液を使うと、その薬液が原因でかぶれてしまうこともあります。事前にパッチテストを行い、使用上の注意をよく読んでから使いましょう。


スキンケア以外もある!かかとの角質を柔らかくする方法

スキンケア以外もある!かかとの角質を柔らかくする方法

かかとの角質を柔らかくするには、スキンケア以外にも日常生活で取り入れられるポイントがあります。ここでは、角質が柔らかくなる生活習慣を3つ紹介します。

足にあった靴を履く

かかとの角質が硬くなる原因の一つには、靴と靴下の間で摩擦が起こることもあるため、靴選びは重要です。摩擦を少なくするために、足にあった靴を選びましょう。

スニーカーでもパンプスでも、かかと部の素材がしっかりしていて足にきちんと固定される靴が理想です。クッション性のある素材を選ぶとなおよいでしょう。

適切な靴を選ぶことで、足の疲れや痛みも軽減することができ、歩行中のバランスが取りやすくなります。かかとに荷重が偏ることも減り、かかとの肌を柔らかく保つことにもつながりますよ。

入浴や足湯であたためる

かかとの角質を柔らかくするためには、入浴や足湯で足をあたためましょう。40℃くらいの温度が適切です。入浴や足湯をすると、汗や古くなった角質を洗い流すことができるため、足を清潔に保つことにもつながります。

さらに温かいお湯にゆっくりと浸かると足の血行を促進し、肌のターンオーバーの改善効果も期待できます。足の疲れも軽減され、リラックス効果も得られるでしょう。

ただし、熱いお湯に長時間入ったあとの皮膚は乾燥しやすくなるため、適度な温度で入浴するのがコツです。また、お風呂上りはかかとを保湿することも大切です。

足のストレッチで血行を促す

かかとの角質を柔らかくするために、足首回しがおすすめです。足首を動かすと足の血行が促進され、肌のターンオーバーも整いやすくなります。

また、足部の関節が動きやすくなるため歩行もスムーズに行えるようになり、かかとに負担がかかりにくくなる効果が見込めますよ。ここでは、足首回しのエクササイズを紹介します。

【足裏と足首のストレッチ】

  1. 右足を左足の太ももあたりに乗せる
  2. 足指を分けるように1本ずつ前後に開く
  3. 足指を1本ずつ左右によく広げる
  4. 足裏をグーでトントンとたたく
  5. 右手で右足首をしっかりとつかんで支え、左手の指を右足の指の間の奥まで入れる
  6. 足首から大きくまわす

片足20回ずつ行いましょう。足指が固くなっていると、最初は難しく感じるかもしれません。続けていくうちに、柔軟性が高まり回しやすくなるでしょう。

ストレッチを行い積極的に足裏を広げることで、足の指、1本1本の感覚が研ぎ澄まされていきます。足指や足首が伸ばされて心地よいストレッチですから、ぜひ1日1回、行ってみてください。

足首回し

→関連記事:浮き指をととのえる!靴下の選び方と予防改善エクササイズ


まとめ

ガサガサになったかかとの状態を改善するには、定期的にスキンケアを行っていくことが大切です。足の血行を入浴やストレッチでよくして、保湿ケアを行ってみてください。

ケアソク〈うるおす〉はかかとの保湿効果が期待できる靴下です。インナーソックスとしても使えるオープントウタイプと、足首を包むクルー丈タイプの2種類があります。本記事で紹介したケア方法とともに、ケアソクの靴下もぜひ試してみてください。

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記事監修:理学療法士 北澤友子



かかとのターンオーバーを整える方法を解説

かかとの角質が厚い!ターンオーバーを整える方法を解説

「かかとのターンオーバーはどうやって改善させるの?」「かかとをすべすべにする方法はある?」

かかとの角質が厚くてガサガサになり、恥ずかしくて人前で素足になれないと思う人は少なくありません。かかとの皮膚を柔らかくするためには、ターンオーバーを整えることが大切です。

そこで今回は、かかとの角質やターンオーバーについて詳しく解説していきます。また、かかとの乾燥を防ぐ方法も紹介していくため、ぜひ参考にしてください。


かかとをきれいにしたい!ターンオーバーとは?

きれいなかかとを目指すために、まずは皮膚のターンオーバーについてみていきましょう。ここでは、皮膚のターンオーバーと周期について詳しく解説します。

ターンオーバーとは

ターンオーバーとは、皮膚の細胞が新しい細胞に置き換わることを指します。皮膚のターンオーバーを整えることは、新陳代謝を保つために必要なプロセスであり、健康な肌を維持するためにも重要です。

私達人間の皮膚は、表面から表皮・真皮・皮下組織という3層で形成されています。さらに、表皮は角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4つに分かれており、一定の周期で新しい細胞へと入れ替わっています。

まず一番下の基底層から新しい皮膚細胞が生成され、それがだんだんと外側へと押し上げられて、表面に出てくるという仕組みです。やがて、一番外側の角質層が、垢や古い角質として剥がれ落ち、新しい細胞に置き換わっていきます。この繰り返しのしくみを、ターンオーバーといいます。

皮膚の構造

ターンオーバーの周期

肌のターンオーバーの周期は、体の部位や年齢によっても異なりますが、一般的に、顔や首の肌は28日程度と言われます(※)。しかしかかとの皮膚は摩擦や衝撃を受けやすいため厚く、顔の肌のおよそ4倍かかると考えられています。
※20代の健康な人の目安。

足は、心臓から最も遠くにあり、血行不良が起きやすく、冷えやすい部位です。血行不良が起こると、ターンオーバーは乱れやすくなります。かかとのガサガサと血行不良には関係があることを把握しておきましょう。


ターンオーバーが乱れる原因は?かかとの場合は?

ターンオーバーは、早すぎても遅すぎても、肌トラブルの原因となってしまいます。かかとの肌がすべすべな状態を保つには、理想的なサイクルを保つことが大切です。では、なぜ皮膚のターンオーバーは乱れてしまうのでしょうか。ここでは、ターンオーバーが乱れる原因を解説します。

加齢

ターンオーバーの周期は、年齢が上がるにつれて長くなる傾向にあります。周期が長くなると角質が溜まり、厚くなりやすいと考えられます。

また加齢によって肌の水分や皮脂が減少すると、肌を守るバリア機能が低下し、ターンオーバーが早まることがあります。

乾燥と紫外線

乾燥や紫外線などの環境要因は、肌のターンオーバーが乱れる原因の1つです。紫外線によって刺激を受けると、肌は内部の細胞を守るために、ターンオーバーを早めてしまいます。

ターンオーバーが早すぎると、成長しきれていない肌細胞が皮膚の表面に出てきて、外部からの刺激に弱い皮膚の状態を作り上げてしまいます。未熟な肌細胞は水分を保つ機能が十分ではないため、乾燥しやすいという特徴があります。

また、未熟な肌細胞はうまく剥がれ落ちることができません。そのため、角質層にとどまって厚くなり、カサカサやゴワゴワした状態になることも。

生活習慣の乱れ

食生活や生活習慣も、ターンオーバーが乱れる原因の1つです。不規則な生活リズム、睡眠不足などは、肌の新陳代謝を妨げ、乾燥を引き起こす可能性があります。

無理なダイエットで食生活が乱れたりストレスを溜め込んでしまったりすると、ターンオーバーサイクルにも影響を与えることがあります。

間違ったケア

かかとのターンオーバーが乱れる原因には、間違ったケアが影響することもあります。かかとの角質を削っているという人もいますが、削ることも外部刺激の1つです。

肌が刺激を受けたと感じて、バリア機能によりさらに角質を厚くしてしまいかねません。削る頻度が高すぎると肌のターンオーバーに影響を与えてしまいます。かかとの角質は、削らずに保湿ケアを行うことが大切です。


かかとのターンオーバーの乱れを放置するとどうなる?

かかとのターンオーバーが乱れた状態が続くと、古くなった角質が汗と反応して、臭いの原因となってしまいます。

さらに余分な角質が溜まり乾燥が進むと、ひび割れてしまうことがあります。かかとがひび割れを起こすと歩くたびに傷んだり、靴下やストッキングに引っかかったりして、不快に思うこともあるでしょう。

また、ひび割れが起こると、そこから細菌が入り込み炎症が起こる恐れもあります。かかとのターンオーバーが正常に働くよう、生活習慣を見直しましょう。


かかとのターンオーバーを整える5つの方法

かかとのターンオーバーを整える5つの方法

かかとが柔らかい状態に戻るには、皮膚のターンオーバーを整えることが大切です。ここでは、皮膚のターンオーバーを整えるための以下の5つの方法を紹介します。

  • 栄養バランスのとれた食事を心掛ける
  • 生活リズムを整える
  • 入浴や足湯で温める
  • 適切な保湿ケアを行う
  • 保湿機能のある靴下を履く

栄養バランスのとれた食事を心掛ける

栄養バランスのとれた食事を心掛ける

食べ物から摂取した栄養素は、皮膚のターンオーバーを整えるための大切な材料だと言えます。栄養バランスのとれた食事は、健康を維持することにもつながります。毎日いろいろな食べ物を少しずつ摂取して、体に必要な栄養素をバランスよく摂取するように心がけましょう。

体に必要な5大栄養素は、タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルです。その中でも、特に肌に影響を与えると考えられているのは以下の3つです。

・タンパク質

肉・魚・卵・大豆などに含まれます。皮膚や筋肉、血液などの材料となる栄養素です。

・ビタミン

緑黄色野菜・果物などに含まれます。肌の調子を整え、新陳代謝を促すなどの効果があります。

・ミネラル

魚介類・肉類・ほうれん草などに含まれます。ミネラルにはカルシウム・マグネシウム・亜鉛などがあり、特に亜鉛は皮膚や粘膜の健康維持のために重要な栄養素です。


生活リズムを整える

生活リズムを整える

皮膚のターンオーバーを整えるには、生活リズムを整えることも重要です。できるだけ毎日、寝る時間と起きる時間を一定にし、朝・昼・晩の食事も同じような時間に摂ることが理想です。

入浴や足湯で温める

入浴や足湯で温める

皮膚のターンオーバーを整えるには、入浴や足湯もおすすめです。特に足は心臓から最も遠く、血液の流れが滞りやすい部位です。足をあたためて、血行を促しましょう。

全身浴をするときには、40℃くらいの熱すぎないお湯にゆっくりと浸かります。かかとを温めながら、足裏をマッサージするのも効果があります。

足湯をするときには、5分〜10分程度がおすすめです。長く浸かりすぎると、皮膚がふやけてしまい、洗うときに皮膚を傷つけてしまうことも。お風呂や足湯のあとには、保湿することも忘れずに行いましょう。

適切な保湿ケアを行う

皮膚のターンオーバーを整えるには、適切な保湿ケアを行うことも忘れずに。特に、乾燥しやすい季節や長時間歩いたあとには、保湿することをおすすめします。

また、入浴後も肌が乾燥しやすい状態です。お風呂上がりには、保湿クリームを塗ったり靴下を履いたりして、乾燥からかかとの皮膚を守りましょう。

保湿機能のある靴下を履く

かかとの皮膚のターンオーバーを整えるには、保湿機能のある靴下を履くのもおすすめです。かかとの角質の集中ケアを目的とした靴下があります。

靴下のかかとの部分に保湿シートが内蔵されている靴下は、自分の体から出る水分でかかとにうるおいを与えます。

関連記事:かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説


まとめ

ガサガサになったかかとをきれいな状態にするには、皮膚のターンオーバーを整えることが大切です。食生活や睡眠などの日常生活にも影響を与えるため、バランスのとれた食事を心掛け、生活リズムを整えましょう。また、かかとの保湿ケアをすることも大切です。

ケアソク〈うるおす〉は、履くだけでかかとの保湿効果が期待できる靴下です。本記事で紹介したケアとともに保湿機能に特化した靴下もぜひ試してみてください。

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記事監修:理学療法士 北澤友子


出産で入院するときに靴下は必要?入院準備リスト付き!

出産で入院するときに靴下は必要?入院準備リスト付き

出産の入院準備リストのなかに、「靴下」と書かれていることがあります。入院するときに、靴下はどの程度大事なのか疑問に思うことはありませんか。特に、初産だと入院中の生活がいまいち想像できないものです。

そこで今回の記事では、出産の入院に靴下を準備する理由を解説します。また、靴下以外にも役立つ出産グッズも紹介しますので、ぜひご覧ください。


出産の入院に靴下を持っていく理由

出産の入院に靴下を持っていく理由

入院中の自分のパジャマや、生まれてくる赤ちゃんのベビー服や肌着など、出産準備のバッグは荷物が多くなってしまいがちです。持ち物を厳選するためにも、靴下はどの程度大事なのかを見ていきましょう。

入院中は足が冷えやすい

産後はホルモンバランスの乱れなどで冷えを感じやすくなるようです。病院は一年中空調で快適に温度調節されていますが、それでも足が冷えることはあるでしょう。秋冬だけでなく、夏場は冷房で、足元の冷えが気になる人はいるかもしれません。そんなときに、靴下は冷え対策に役立ちます。

また、帝王切開で手術すると数日間は体が洗えません。手術後のシャワーが浴びられない期間は、靴下で足が蒸れるのを不快に思うこともあるかもしれません。そこで、吸水性や放湿性の高い天然繊維の靴下があると不快感の軽減に役立ちます。

なお、術後はお腹に力を入れにくいため、履き口がゆったりしている靴下を選んだほうが、着脱が楽に行えるでしょう。


出産の入院時に役立つグッズ!靴下以外もチェックしよう

出産の入院時に役立つグッズ!靴下以外もチェックしよう

いつ訪れるか分からない出産時の入院のためにも、必要なものは事前に揃えておきたいものです。病院で役立つグッズは靴下以外にもあるでしょう。ここでは、持っていくと便利な入院準備グッズを、足まわりとその他に分けて紹介します。

足まわりの持ち物

出産の入院中は、足元の冷えが気になる人も多くいます。足まわりの持ち物は、以下のリストを参考にしてください。

  • 靴下
  • 湯たんぽ
  • 内履き

病院の冷え対策には、靴下の他にも湯たんぽはおすすめです。そしてスリッパは、病院に備え付けのものでもよいでしょうが、転倒防止のために、履きやすくかかと付きのルームシューズのようなものもいいかもしれません。

湯たんぽは、金属製のほかにもプラスチック製やゴム製など、さまざまな種類があります。プラスチック製は扱いやすく、コストパフォーマンスもいいためおすすめです。いずれのタイプも低温やけどを防ぐために、カバーをして使いましょう。

その他の持ち物

足まわり以外で、入院中の冷え対策におすすめのグッズは以下の通りです。

  • カーディガン
  • 水筒やマグボトル

時期によっては、入院着だけでは肌寒く感じることがあるため、上から羽織れるカーディガンなどを準備しましょう。

また、あたたかい飲み物やお湯を病室に置いておくためにも、水筒やマグボトルがあるとよいかもしれません。


出産の入院準備で靴下を用意するときのポイント

出産の入院準備で靴下を用意するときのポイント

靴下以外の持ち物をチェックしたところで、話を本題に戻しましょう。ここからは、出産の入院準備で靴下を用意するときのポイントを3つ解説します。

2足~3足準備する

出産の入院時に持っていく靴下は、余裕を持って2足~3足ほど準備しておきましょう。コインランドリーなどで洗濯できる病院もありますが、毎日洗濯できるとは限りません。靴下は複数枚持っておくと安心です。

足首を包む丈の靴下を選ぶ

入院準備で選ぶときの靴下は、スニーカーソックスやフットカバーなど短い丈ではなく、足首を包む、長めの丈の靴下を選びましょう。

足首の内くるぶしから指3本~4本上、すねの内側の骨の脇には、女性の冷え対策に重要なツボ、三陰交(さんいんこう)があります。三陰交には安産や陣痛促進の効果や、あたためると血液循環にも良いと言われています。

三陰交が隠れる丈の靴下は、ショートソックスよりも足をあたためる効果が期待でき、妊婦さんにはおすすめです。

三陰交の場所

むくみ対策に向く靴下を選ぶ

出産直後は足のむくみを感じる人も少なくありません。足のむくみ防止には、5本指ソックスを選んでみてはいかがでしょうか。5本指ソックスは足指が動かしやすく、血液循環を促しやすいという特徴があります。

足指で地面や床をしっかりと捉えられるため、足元が安定するのも魅力です。なお、綿素材の靴下は丈夫で扱いやすく自然素材で蒸れにくいため、快適に過ごせるでしょう。


まとめ

出産の入院中は、冷え対策に靴下を2足~3足準備しましょう。丈が長めの靴下は、足をあたためるグッズと併用するのがおすすめです。靴下とあわせて、本記事で紹介したグッズもぜひご検討ください。

ケアソク〈あたためる〉は、出産入院時の冷え対策におすすめの靴下です。二重パイルの独自の構造で足本来の熱を外に逃さず、あたたかさをキープします。吸湿性と保温力に優れた靴下を、ぜひ試してみてください。

出産入院時の足冷え対策に。ふくらはぎまですっぽり包んであたためます。
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記事監修:理学療法士 北澤友子