オンラインショップ ケアソク(CARE:SOKU)

コラム「足のちえぶくろ」

足のエキスパートを目指す山忠社員や
専門家たちが日々発信!
悩める足のお役立ちコラム。

家族の足を想うとき ~新人研修エピソード~

これは山忠の新卒社員、熊倉がケアソクへ研修に来たときのお話。
いつも研修でやるように、「ケアソクとは?」を説明する前に、まずは足底圧を計測して自分の足を知ってもらうことからスタートしました。

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自分の足底圧を知るのはなかなか貴重な体験。

はじめてのケアソク体験

熊倉は学生時代、長距離を走っていたときに足を痛めた経験や、長時間立ちっぱなしだと足がジンジン痛んでくることを思い出し、あまり自分の足には自信がないと言っていました。
そして現在、裸足と〈ととのえる〉着用で測定した足底圧データがこちら(計測当時18才)。

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裸足は足指がよく接地していない浮き指+かかと重心の足。ケアソク〈ととのえる〉を履いて再度計測すると、裸足よりも足指が接地しているのが一目瞭然。前後左右の荷重バランス(%で表示)も理想的なバランスに近づいています。
周りで見ていた私たちには「いつもの」結果なのですが、熊倉は思わず声を上げました。
「あまりの変化にびっくりしました!!」と。

これが、口で説明するよりも「一度履いてみて!」と言いたくなるケアソクの実力です。

熊倉からは、「若いからと言って、まだ大丈夫! とは思わず、早めの対策が必要なのですね」という感想が。
”もっと自分の足に意識を向けてほしい”ケアソク担当者からすると、それを聞けただけで研修は終了してもいいくらいです。

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はじめての〈ととのえる〉にはかなり苦戦。

そういえば、母の足……!!

そこで熊倉は、ハッ! としました。

「自分の母(50代前半)の足の親指が、人差し指に重なってしまうほど『く』の字に曲がっている外反母趾なんです。足裏にはウオノメがたくさんできていて。しかも、かかとはガサガサで皮膚は分厚く、ひび割れてしまうほど……」

ずっと前から、ガサガサになったかかとやウオノメを爪切りで削っているお母さんの姿を見てきたと言うのです。

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家族の足をじっくり見たことがありますか?


お母様は「歳のせい」と思っていらっしゃるようですが、でも、歳をとってから急に外反母趾や、ウオノメになったわけではありませんね。よくよく聞いてみると、以前、会社員だった時は毎日ヒール高めのパンプスを履いていて、今は立ち仕事だそう。もしかすると、履きものの習慣が今の足の状態をつくっているのかもしれません。

また、靴選びの時にも、外反母趾で骨が出ているために好きなデザインの靴が履けずに断念しているのを間近で見てきて、そんなお母様に好きな靴を履かせてあげたい、何か力になってあげられることはないかと、前々から思っていたそうです。

自分の足から家族の足へ

そこで研修を終えた熊倉は、早速、お母様に〈ととのえる〉をプレゼント。
最初は「なんか、足に違和感がある」と怪訝な顔をしていたのが、履いているうちに「足がいつもより楽」に感じられたとのこと。このことをきっかけに長年のお悩みが少しでも和らいだら、と私たちも楽しみです。

これを読んで、自分の周りの人たちの足はどうだろう? と気になったあなたはぜひご家族の足を見てみてください。

自分の足への関心をきっかけに、身近にいる大切な人の足も健康にできたら、素敵じゃありませんか?

(スタッフ 熊倉/編集 高木)



【足のプロ紹介】 ケアソクの“足の先生”としてお世話になっています。新潟「ブールジョン」

ケアソクの商品開発には、足の専門医をはじめ理学療法士、フットケア従事者など、さまざまな「足の専門家」たちが協力してくださっています。

ケアソクを手がける株式会社 山忠と同じ新潟県にある「bourgeon(ブールジョン)」様は、新潟では数少ないフットケア専門のサロンです。弊社で定期的に行っている足の研究会で指導してくださったことや、直営ショップで靴選び講座を開いていただいたこともある「ケアソクの足の先生」的存在のおひとり。笑顔と気さくな話し方で、ときに厳しくアドバイスしてくれます。

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サロンでの施術風景。

外反母趾の痛みから足の現状を知り、足の奥深さにのめり込む。

オーナーの野尻桂子(のじりかつらこ)さんは、ご自身も足の不調に悩まされていたご経験を持っています。

百貨店勤務の20代前半、親指の付け根の痛みに悩まされていたそうです。
そう、ヒールを履く方に多い足のお悩み「外反母趾」。
歩けないくらいの痛みを伴い、帰宅時にタクシーを使う日もあったほど。でも当時は整形外科を受診しても湿布を処方されただけだそうです。もちろん痛みは治まらず、自分なりに調べながら足に詳しそうなお店を探して、判明したのが「靴が足にまったく合っていないこと。足のアーチが崩れていること」でした。ドイツ整形外科靴職人にインソールを作成してもらい、1日に違う靴を3足履きまわしながらお勤めを続けました。

その後百貨店を退職し、シューズショップに勤めながら上級シューフィッターを取得。さらに「本格的に足の勉強をしたい」と退職後は、インソールや身体を整えるコンディショニングなど、足に関するさまざまな知識を学ばれました。

美容室には毎月行くけれど、足はよほどの痛みがないと気にしない。

心当たりはありませんか?
「足のトラブルは、痛みがあるうちは定期的に来店されるけど、痛みがなくなると足が遠のいていく。足って、結局そんなものなんですよね」と野尻さんは嘆きます。

「足がダルいというお客様を施術していると、違う問題が見つかったりするんです。靴を替えた方がいいな、歩き方を変えた方がいいな、とか。根本を治さないとその場しのぎの対処法になってしまうので、悩みの根本がどこにあるのかを常に探し求めています」

ときに、リフレクソロジーを施しても、靴をフィッティングしても、インソールを直しても、改善しないことがあるそうです。
「それは何かと追求していくと、その人自身の体の使い方や歩き方などの“クセ”が強い。体の使い方が重要なんです。そういう方には、自分で自分の体を調整する体調改善運動『コンディショニング』をすすめています。“足を整えると全身が整う”という考え方です」
コンディショニングによる姿勢の変化で、身長が1~2センチ伸びる方もいらっしゃるとか。
「加齢とともに身長が縮むのは、姿勢が悪くなっているから。膝が曲がって、股関節も曲がって、背中も曲がっていく……。また、外荷重(O脚傾向)の人もいま多いです。O脚は足がゆがんでいる証拠。若いときは筋肉がカバーして痛みが出にくいけれど、将来的にはいずれ痛みがあらわれてきますよ」

体の土台である「足」のために必要なこと。

野尻さんによると、足を健康に保つために必要なことは、この4つと言います。
1.足を冷やさないこと。
2.足首をまわすこと。
3.足指を着くこと。
4.機能性ソックスを履くこと。

「これまでお客様の足をさわってきた経験から言うと、“足が冷えている人は、足の指が使えていない”。そもそも皆さん“指を使えている”ということを考えたことがないと思うんです」
「指を使えていない」とは、歩くときに足指を使って蹴り出していない、立っているとき足指に力が入っていないことが主に挙げられます。これは浮き指や巻き爪、外反母趾、内反小趾などのトラブルの原因となり、さらには膝痛、腰痛、肩こりなど身体全体に影響することも。また「指を使えていない」ということは、転倒のリスクにもつながります。足のために必要なことを日常に取り込んでいきましょう。

では改めて「足のために必要なこと」を。

1.足を冷やさないこと。
湯船や足浴につかる、靴下を履く、足のマッサージをする、など。

2.足首をまわすこと。
まず右手で右足首をしっかりとつかんで支え、左手の指を右足の指の間にしっかり奥まで入れます。

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そのまま、足首から大きく20回まわす。反対まわりも20回。足を替えて左足も同じように。
足首まわしをしていると、徐々に体がポカポカしてきますよ。

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3.足指を着くこと。
とくに浮き指の方は、足指を地面に着くことを忘れてしまって、着こうと思ってもなかなか着けないことがあります。
足指を触って、指を伸ばしたり、分けたり、引っ張ったり、回したりと、とにかく足指を触ることで刺激を入れ、「足指の感覚の復活!」を目指しましょう。

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4.機能性ソックスを履くこと。
「足に合った靴を履くことがいちばんいいけれど、靴はファッション性もあると思うので、いくら足に良いからといってもコンフォートシューズを履きたがらない人は多い。それは仕方のないことだから、靴下は機能性のあるものを履きましょう」と野尻さん。
もちろんお店では〈ケアソクととのえる〉もオススメしてくださっています。

「サロンへいらっしゃるお客様には、来店されるたびに私が呪いのようにささやいています(笑)。足を冷やすな~、足首まわせ~、指を着け~、機能性ソックスを履け~! とにかく言い続けることが大事なんです」
こういったセリフにも野尻さんの飾らない人柄があらわれています。

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ブールジョンでは宮城興業のコンフォートシューズをメインに取り揃えています。コロンとしたルックスがかわいいですね。

一日のなかで、いちばん長く履いている靴を見直しましょう!

足にトラブルをもつ方たちの多くは、職場で履く靴を軽視している印象があります。
皆さんはいかがですか? 実は筆者も、〈ケアソク〉にかかわるまでは仕事中の靴を脱ぎ履きのしやすさ重視で選んでいました。靴紐もゆるく結んだりして……。

上級シューフィッターでもある野尻さんは「お休みの日にオシャレしてヒールを履いても全然OK! でも、いちばん長く履く靴は足に合ったものを選んでほしい」と言います。それは、足に合わない靴を履き続けることで、足トラブルを招く原因になるからです。

靴選びの最重要ポイントは「かかとを合わせる」こと!
かかとがパカパカ脱げたりするのは、かかとが合っていない証拠です。
また外反母趾などの方は、足が靴に当たると痛いからと幅広の靴を選びがち。
でも、考えてみてください。幅が広い靴を履くということは、足の長さが合わない靴を選ぶ可能性も出てくる。すなわち、かかとも大きくなり、靴の中で足が動いてしまう……。

靴選びはそれほど難しいのです。ぜひシューフィッターに相談しながら、自分の足に合った靴を履きたいものですね。

このブログでは、子どもの靴の選び方についてご紹介しています。
大人の靴も選び方は同じですので、ぜひ参考にしてみてください。

→子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~子どもの靴の選び方編~

訪れた人を和ませる気さくさと笑顔の一方、するどい眼光でその人の立ち方や歩き方を見ながら靴をフィッティングし、これまで培ったさまざまな知識を「いいとこどり」した施術で足と体と心をケアしていく――。
〈ケアソク〉の足の先生は、こんな方です。

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左よりケアソクの亀山、ブールジョンの野尻さん、坪谷


bourgeon(ブールジョン)

住所:新潟県新潟市中央区南浜通1-373-3 チサンマンション南浜101
TEL:080-1156-4385

サロンウェブサイトはこちら


関連記事:
野尻さんよりエクササイズ指導していただきました。
→今話題の「浮き指」ってなに? ~予防改善エクササイズ編~

記事内の「機能性靴下」はこちらです!
→ケアソク〈ととのえる〉オンラインショップ

(スタッフ 内藤)


ケアソクが【おもてなしセレクション2020 第2期】を受賞!

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日本在住の外国人が選ぶ『おもてなしセレクション2020年度 第2期』において、このたび、ケアソクシリーズが受賞いたしました。

おもてなしセレクションとは?(公式サイトより引用)
~日本の優れた“おもてなし心”あふれる商品・サービスを発掘し、世界に広めることを目的に、2015年に創設されたアワードです。
民間企業20社以上で運営しており、認定に際しては、日本在住の外国人有識者による現物審査と日本人専門家によるクオリティチェックを実施しています。
使う人を思いやる心から生まれたこだわりの技、伝統を継承しながらも現代に向けて改良を重ねる創意工夫の活動を「OMOTENASHI」「GLOBAL」の基準で評価。
「世界に発信したい“日本ならでは”の魅力にあふれている」と認められた対象を、おもてなしセレクション受賞商品・サービスとして認定しています~

ここで審査員のみなさんからいただいた選定コメントから、一部を抜粋してご紹介します。

●オーストラリア/女性
お客さまへの思いやりや細部へのこだわり、実用性など、日本のおもてなしの心を象徴するような商品です。

●フィリピン/男性
医学的や健康面の観点は特に日本特有ではありませんが、高い製造技術を用いて、健康や機能的な効果を日用品に応用するという点が、非常に日本らしいと思います。

●台湾/女性
アイデアが良く、様々な使用場面を考えて作られた、日本特有のおもてなしならではの発想と感じています。長年で蓄積された技術力でないと、このような製品はつくり出せないのではと、技術の高さを感じます。

●アルゼンチン/女性
商品を通していかにして健康の向上に役立てるかを考える姿勢が素晴らしいと思います。靴下は誰もが使うアイテムですが、普通の靴下を履くよりも、履くだけで足の痛みを和らげ、健康的な効果もある靴下の方が明らかに良いですよね。見た目も素敵で、病院で使うような医療用の靴下に見えない点が好きです。

●インド/女性
靴下を履いている間に足の悩みに働きかけるというコンセプトが素晴らしいです。カラフルなタイプもあるので、日常生活で活躍しそうです。

・・・
ここでご紹介した以外にも、思わず頬が緩んでしまいそうなコメントを各国よりいただいています。
海外の方から「日本のおもてなしの心にあふれる商品」として評価をいただいた〈ケアソク〉。
これからもたくさんの足を快適にするため、さらにその先の、大切な方にもおすすめしたい靴下であり続けられるよう、ケアソクスタッフ一同、気持ちを新たに励みたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします!


→ケアソクのオンラインショップはこちらから。

→おもてなしセレクション公式サイトはこちらです。


寒暖差の大きい時期は要注意!「しもやけ」について

「しもやけ」という言葉に、どことなく郷愁のようなものを感じるのは私だけでしょうか。
子どものころによく聞いていた「しもやけ」。子どもはなりやすいのでしょうか。それとも昔はもっと寒かったからしもやけになる人が多かったとか……? 
調べてみると、暖房器具が発達し保温グッズがあふれている現代においても、子どもだけでなく大人も、毎年しもやけに悩んでいる方はいらっしゃるようです。
今回は、冬の始まりや春先に気をつけたい「しもやけ」についてご紹介します。

そもそも「しもやけ」って?

「しもやけ」は「凍瘡(とうそう)」とも言われる凍傷の仲間です。
寒い季節、主に手足の指周辺に症状が出やすいのですが、肌が露出している頬や鼻先、耳たぶにも出ることがあります。患部は赤く腫れ、ジンジンする感覚で、むず痒い、痛痒い、熱い……などの症状が特徴です。そして患部を温めると余計にその痛痒さが強まるため、我慢できないとても厄介な症状です。

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どうして「しもやけ」になるの?

「寒い」と「暖かい」を繰り返すときに、血管は「収縮」と「拡張」を繰り返しています。それがうまくいかないと血液循環に障害を起こし、組織が炎症を起こしてしまう。これが「しもやけ」の仕組みです。

最も寒い真冬よりも、冬の初めや春先あたりにしもやけの発症が多くなるのは、昼夜の気温差が大きいため。その上、暖房設備が整っている現代だからこそ、室内と室外との気温差が大きくなってしまうことも関係していると考えられます。

また、湿気も大きな原因です。汗をかいたりして濡れた靴下のまま蒸れた湿度の高い状態でいると、皮膚表面の温度が下がり、しもやけになりやすい状態を作ってしまいます。
子どもがしもやけにかかりやすいのは、足が冷たいとか靴が濡れていることなど気にせずに、遊びに夢中になってしまうからですね。

そして、窮屈な靴を長時間はいていることも血液循環に影響します。履きものにも原因がありそうです。

足をしもやけから守るために

しもやけには予防が大切。考えられる対策をまとめます。

とにかく「保温」。
寒いときの靴下は、保温性が高いのはもちろん、吸湿性もあるウールなどの天然素材がおすすめです。
あわせて足首ウォーマーもおすすめ。足首をあたためるだけでも冷えを和らげることができますよ。

「汗対策」も大切。
足に汗をかくと汗が冷えたときに足も冷えてしまいます。寒暖差を作らないために、保温と汗対策はセットです。汗をかいたり靴下が濡れてしまった場合はすぐにしっかりと拭き取りましょう。
また吸湿性、放湿性の高いシルク素材の5本指靴下を靴下の下に重ね履きをすると、保温と吸湿、両方の効果が期待できるのでおすすめです。

足指が自由に動く靴を。
ヒールの高い靴や先が細い靴、きつい靴は血行不良を招くおそれがあるので長時間の着用は避けます。

入浴中には温冷浴。
末梢の血液循環をよくするために、患部を温水と冷水、交互に浸すのが温冷浴。足が冷えないよう始めと終わりは温水に浸します。

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「ビタミンE」を毎日の食事に。
血行を良くする効果があるとされるビタミンE。ビタミンCを一緒に摂るとビタミンEの吸収率がアップしますよ。

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アーモンドなどのナッツ類、穀類、小麦胚芽油、ひまわり油、菜種油などの植物油、ほうれん草などの緑黄色野菜にも含まれています。

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ピーマン(赤・黄・緑)、ブロッコリー、じゃがいも、レモンやゆずなどの柑橘系、キウイ、いちごなどなど。

ケアソクの冷え対策といえば〈あたためる〉

足がよろこぶあたたかさを追求した靴下〈あたためる〉もおすすめ。
1足編むのにセーター2着分の糸を使用した独自の二重パイル構造が、冷たい外気を遮断し足本来の熱を逃がしません。(特許取得第5044748号)
ふくらはぎは足の血流循環に重要な機能を備える第二の心臓と言われています。このふくらはぎの筋肉(腓腹筋)をすっぽり包み込み、収縮運動をサポートして足をあたためます。
お風呂あがりに履いていただくと、ずっと足湯に入っているような温かさが持続しますよ。

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→〈あたためる おうちロング〉のオンラインショップはコチラ!

大人のしもやけは病気のサインということも。
しもやけを繰り返す、なかなか治らない、赤黒く腫れる、水泡ができる……などの場合は我慢せずにまずは皮膚科を受診することをおすすめします。


(監修 理学療法士 北澤友子) 
(イラスト 佐藤 / 編集スタッフ 高木) 


子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~靴の履き方編~

前回記事:
子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~足事情編~
子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~子どもの靴の選び方編~

子どもの足、最終回は、足の負担を軽くして疲れにくくなる、しかも靴が長持ちする履き方をご紹介します。

正しい靴の履き方

せっかくのひも靴やマジックテープであっても、楽に脱ぎ履きしやすいように履き口を緩めたまま脱ぎ履きしていませんか? しかも靴にぎゅうぎゅう足を入れて、つま先でトントン……。
そんな履き方は足によくないだけでなく、靴が壊れやすくなってしまいます。
子どもだけでなく大人のみなさんもご一緒に、この方法で靴を履いてみてくださいね。

1.靴を履くときは腰かけて。
2.マジックテープ(もしくは靴ひも)を緩め、足を靴に入れます。
3.かかとを床にトントンと着けて、かかとを合わせます。
4.マジックテープ(もしくは靴ひも)をしっかり締め直し、かかとを固定します。

これだけで、靴の中で足が滑ったりかかとが浮いたりせず、歩行が安定します。
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「かかとトントン」を合言葉に。

それから、靴を脱ぐときの注意点も。
大人もやりがちなのが、かかとを擦りながら脱ぐこと。これは大事な靴のかかと部分にダメージを与えてしまいます。マジックテープを緩めたら、手でかかと部分をしっかりつかんで脱ぐ習慣をつけましょう。
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裸足で歩くことも足を育てます。

何かに触れたとき、柔らかい・硬い・冷たい・熱い……と感じる感覚受容器が手足にはたくさんあります。特に足裏に触れるとくすぐったいのは他の部位に比べて感覚受容器が数多く密集しているためです。

立つときに唯一接する足裏はとても重要なセンサー。接地面からの情報を収集することで地面の変化にすばやく対応し、体のバランスを取ることができます。
特に子どもの頃にいろいろな刺激を足に感じさせることが、脳にも刺激を与えて感覚を鋭くし、足のバランス機能を高めるなど足の発育にいい影響を及ぼします。

靴で歩くのが当たり前の現代ですが、たまには外でも裸足になって足裏の感覚を研ぎ澄ませましょう。
芝生のチクチク、砂浜のザラザラ、石の上のゴツゴツ、泥の感触……など。

あらかじめ、ガラスの破片などが落ちていないことは確認してくださいね。

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未来を支える足のために。

3回に渡ってお伝えした子どもの足のお話はいかがでしたか?
足の先進国ドイツでは母子手帳に足の検診項目があり、足に変形の兆しがないか赤ちゃんの時から確認しているそうです。そして小学校に入るまでに家庭や幼稚園で正しい靴の履き方と、靴ひもの扱い方が教えられるのだとか。

残念ながら日本ではまだまだ足の大切さが浸透しているとは言えません。そこで、ぜひご家庭で伝えていただきたいのです。
子どものために足に合った靴を選んであげること、そして出かけるときには玄関で、
「かかとトントンしてね」
と大人がしつこく言い続けることで、子どもはそれが習慣化されます。

子どもが足に合った靴を履く気持ちよさを覚えたなら、きっと大人になっても自然と良い靴を選べるようになるはず。そしてまた次の子どもへと伝えていく……。
ぜひ、そうなってほしいと願っています。

関連記事:
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(監修 理学療法士 北澤友子)
(編集スタッフ 高木)