オンラインショップ ケアソク(CARE:SOKU)

足と靴下の豆知識

外反母趾かな?と思ったときの見分け方!セルフチェック方法を解説

外反母趾かな?と思ったときの見分け方!セルフチェック方法を解説

足の親指の付け根にいつもと違う感覚があり、外反母趾になっているかもと悩む人は少なくありません。

「外反母趾の見分け方は?」「他の病気の可能性はある?」という疑問を持つ人もいるでしょう。そこで今回の記事では、外反母趾のセルフチェック方法を解説していきます。また、他の病気との見分け方と外反母趾を予防する方法も解説しますので、是非参考にしてください。


外反母趾の見分け方!セルフチェックしてみよう

外反母趾の見分け方!セルフチェックしてみよう

自分の足が外反母趾になっているか疑問に思ったら、まずはセルフチェックしてみましょう。ここでは、外反母趾とはなにかと、チェック方法、外反母趾で起こる症状について詳しく解説します。

外反母趾とは?

外反母趾とは、足の親指の付け根の関節が平仮名の「く」の字のように曲がっている状態の足のことです。
足の横アーチが崩れて足幅が広がる開張足(かいちょうそく)となっている場合が多く、すると親指の関節が間違った方向に引っ張られ外反母趾になっていきます。親指の関節が小指側に曲がることで、親指の付け根が外側に突出し、靴に当たって炎症を起こすことがあります(バニオン)。症状が進むと、靴を履いていなくても痛むことも珍しくありません。

外反母趾のしくみ

チェック方法は?

自分の足が外反母趾になっているかな?と思ったら、以下のような足の変形があるかを確認してみましょう。

  • 親指の先が、小指の方向を向いている
  • 親指の付け根が、靴にあたって痛む

また、見た目や明確な痛みがなくても、以下のような症状がある人はご自身の足の様子を注意深く観察してみてください。

  • 足指がちぢこまっている
  • 足の裏の、指の付け根周辺にタコができやすい
  • 靴を脱ぐと、親指や小指の外側が赤くなっている

ただし、あくまでもここで紹介しているのは、セルフチェックの方法です。整形外科などの医療機関ではレントゲンを撮って診断が行われますので、不安に思う方は医療機関を受診しましょう。

どんな症状が出る?

外反母趾になっても、自覚症状がない人は珍しくありません。しかし、放置していると関節が脱臼するなど重症になることもあるため、注意が必要です。

外反母趾が起こることで、歩いているときや立っているときのバランスが崩れ、全身に不調を引き起こすことも少なくありません。頭痛や肩こり、腰痛などの原因が、実は足の変形にあったというケースも考えられます。


外反母趾に似た疾患は?見分け方とともに紹介

外反母趾に似た疾患は?見分け方とともに紹介

外反母趾かな?と思ったけれど、症状をチェックしてみると違ったということもあります。外反母趾と間違えやすい疾患には、以下3つがあります。

  • 強剛母趾
  • 痛風
  • 母趾種子骨障害

ここでは、これらの疾患の特徴と外反母趾との見分け方をみていきましょう。しかし、あくまでもここで紹介するのは考えられる症状のみです。痛みが強い場合は、自己判断せずに病院で診断を受けることをおすすめします。

強剛母趾

外反母趾と間違えやすい状態の1つが、強剛母指(きょうごうぼし)です。強剛母趾は、母趾の付け根が腫れて痛みが出る疾患です。外反母趾と同様に、足の骨格構造の歪みで起こります。

親指の付け根に痛みが出るのは外反母趾と同じですが、親指が小指側に向かって曲がることはありません。強剛母指では、親指の付け根の関節の背側(はいそく=甲側)に痛みが出ます。

痛風

外反母趾と見分けがつきにくい疾患には、痛風もあります。痛風は、高尿酸血症により血液中に含まれる尿酸という成分が、結晶化して足の関節などに激しい痛みを起こす疾患です。

痛風の初期症状には、足の付け根に発作が起きるケースが多く見られます。赤く腫れ、風が吹いただけで痛むといわれるほど、激しい痛みが起こります。外反母趾も腫れや赤みを帯びることもありますが、痛風は母趾の変形を伴わず、親指の付け根に局所的に現れるのが特徴です。

母趾種子骨障害

外反母趾と判別がつきにくい他の例では、母趾種子骨障害(ぼししゅしこつしょうがい)もあります。母趾種子骨障害とは、歩行やランニング時の踏み返し動作が多い人にみられる障害です。

母趾種子骨障害では、親指の付け根の裏側が痛んだり腫れたりします。しびれたような感覚があることもあるでしょう。親指の付け根が痛むのは外反母趾と同じですが、外反母趾は親指の付け根の側面、母趾種子骨障害では親指の付け根の裏側と、痛む場所が違います。


外反母趾の治し方は?見分け方を知ったあとの改善方法

外反母趾の治し方は?見分け方を知ったあとの改善方法

外反母趾でも痛みが伴わない場合は、ストレッチや日常生活の工夫で改善が期待できます。改善するには、以下の方法を試してみてください。

  • 足のグーパー運動をする
  • ストレッチをする
  • 足にあった靴を履く
  • 足アーチをサポートする靴下を履く

1つずつ詳しく見ていきましょう。

足のグーパー運動をする

外反母趾を改善するには、足のグーパー運動がおすすめです。足指をすべて使って縮める「グー」と、できる限り指を伸ばす「パー」の動きを繰り返しましょう。丁寧に「グー」「パー」と確認しながら、20~30回ほど指を動かします。

最初はうまくできないかもしれませんが、継続していくことで次第に関節の動きがスムーズになっていきます。入浴中や入浴後など、足が温まり血行がよくなったときに行ってみてください。

マッサージをする

外反母趾かなと思ったら、足裏をほぐすマッサージがおすすめです。外反母趾になると、足底にある母趾内転筋(ぼしないてんきん)という、横方向と斜め方向に走っている筋肉が硬く突っ張った状態になっています。

この足裏の筋肉をほぐし、緊張をほどいていきましょう。

【足裏ほぐし】
筋肉の流れに対して90度の角度から、ぐーっと指でほぐして足の緊張をほどいてあげましょう。

足裏ほぐし
図は右足です。左足も同じように行ってください。

足裏があたたまる程度、行いましょう。マッサージすると心地よく、足裏の疲れもリフレッシュできますよ。お風呂上がりや寝る前など、リラックスできるタイミングで行ってみてください。

関連記事:外反母趾の意外な原因と靴下も含めた予防・緩和策を解説

足にあった靴を履く

外反母趾の改善には、足にあった靴を履くことも重要です。足にあわない靴を履いていると、本来あるべき方向とは違った方向に足指が矯正されてしまいかねません。

例えば、ハイヒールのようにつま先が細い靴を常用していると、足指の変形を起こすことがあります。また、靴の履き方にも注目してみてください。

脱ぎ履きしやすいからと、靴紐をゆるく結んだり、かかとを合わせずに靴を履いていたりすると、足のトラブルを招く原因になってしまいます。

特に、外反母趾などの方は開張足になっていることで、靴と足が当たると痛むため大きめの靴を選びがちです。しかし、幅が広い靴を履くと足の長さが合わない靴を選ぶことになってしまいます。すると、かかとも合わず、パカパカと脱げやすい状態が出来上がってしまうのです。

1日のなかで1番長く使う靴は、自分の足の大きさにあった靴を選び、かかとを合わせて履くことを意識しましょう。

また、靴選びにはシューフィッターのいる靴屋でアドバイスを受けることをおすすめします。

アーチをサポートする靴下を履く

外反母趾の緩和には、アーチサポート機能のあるソックスもおすすめです。外反母趾の原因の1つとして考えられているのが開張足です。開張足になると、足アーチの横アーチが低下してしまうため、足幅が広がってしまいます。

ケアソク〈ととのえる〉には、独自の設計で横アーチをサポートする機能があります。日中、仕事でパンプスや革靴を履かなければならない人も、休日には足の健康を考えて作られたソックスを選んでみてはいかがでしょうか。自宅で足を休めるときにも、足にあった靴下の使用をおすすめします。


まとめ

今回の記事では、外反母趾のセルフチェック方法と、似た疾患との見分け方を紹介しました。外反母趾かなと思ったら、まずは本記事で紹介した方法でセルフチェックしてみてください。

また、外反母趾の初期症状は、日常生活の工夫次第では改善が期待できます。足指のグーパー運動や、足裏のマッサージをしてみてください。1日のうち、履いて過ごす時間が長い靴や靴下を替えてみるのも、効果が見込めます。

ケアソク〈ととのえる〉は、横アーチをサポートし、足指を正しい位置にととのえる五本指靴下です。科学的なエビデンスのあるフットヘルスウェアを、ぜひ試してみてください。

足のアーチをサポートし、足指を正しい位置に誘導・配置する
→ケアソク〈ととのえる〉シリーズはこちら

toto_blogsize.jpg


記事監修:理学療法士 北澤友子
イラスト:佐藤江理


実は多くの人が抱えている!足の悩みを解決する方法

実は多くの人が抱えている!足の悩みを解決する方法

足の悩みを持つ人は実は多くいらっしゃいます。よく耳にするのは、「デスクワークで足がむくみやすい」という声です。

また、「爪水虫で白くなっている爪を見られたくない」など、なかなか人に相談しにくい足の悩みを持っていることも珍しくありません。

そこで今回は、ありがちな足の悩みを紹介し、その原因と解決法を解説していきます。


よくある足の悩みはなに?原因と対策とともに解説

よくある足の悩みはなに?原因と対策とともに解説

よく聞く足のお悩みとして、具体的なものに以下の5つが挙げられます。

  • 足がむくみやすい
  • 巻き爪になっている
  • 魚の目(ウオノメ)がよくできる
  • 爪水虫になっている
  • 外反母趾で足が変形している

ここでは、それぞれの症状の特徴と、原因と対策を解説していきます。


●足がむくみやすい

体の中でも足は心臓から遠く、むくみが起こりやすい部位です。足に疲労が溜まりやすい立ち仕事の人だけでなく、デスクワークなど座り仕事で、足がむくんでつらくなるという人は多いでしょう。また、冷え性で、秋冬の時期は足がむくみやすくなるという人もいます。

・原因

足のむくみの原因は、血液やリンパ液の循環が悪くなり、細胞の隙間などに水分が停滞することです。そして、足の筋肉の中でもふくらはぎは特に、血液を心臓に戻すポンプの役割を担っています。

立ちっぱなしや座りっぱなしなどの生活習慣に加えて、加齢による足の筋力低下があると、ポンプ機能がうまく働かなくなってしまうのです。

・対策

足のむくみ対策には、体を動かして普段から足の血行をよくしておくことをおすすめします。
意識しなければ足を頻繁に動かさない人も多いのではと思いますが、適度にストレッチをしたり、仕事中に体勢を変えたりするだけでも違います。1時間に1度は立ち上がったり座ったりして、ふくらはぎの筋肉を動かしてみましょう。

冬は体を温めて冷えの解消を。お風呂上がりには、ふくらはぎのマッサージもおすすめです。足のむくみ改善マッサージは、この記事の後半でやり方を詳しくお伝えします。


●巻き爪になっている

足の爪に関する悩みの中では、巻き爪を治したいという声を多く耳にします。巻き爪とは、爪の片側または両脇が内側に巻き込んでいる状態のことです。

巻き爪は、見た目の問題だけでなく足指の皮膚に爪の端部分が入り込み、痛みが出ることもあります。巻き爪に関して詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:巻き爪や陥入爪の原因と対策!靴下選びの正しい知識をわかりやすく解説

・原因

巻き爪の原因には、深爪や足にあわない靴の使用、浮き指などが考えられます。特に、深爪をしてしまうと巻き爪の症状を進めてしまいかねません。巻き爪により足が痛むと、かばうように歩くようになってしまい、体のバランスが崩れてしまうこともあるでしょう。

・対策

巻き爪の対策には、第一に、正しい爪の切り方をすることが大切です。爪のトラブルの原因となる深爪や三角切りにならないよう、「スクエアオフ」の形に切ることが大切です。また、足にあった靴を履いたり、歩き方を改善したりすることもおすすめします。

爪の切り方は、こちらの記事でも詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

参照記事:巻き爪を予防しよう!正しい足の爪の切り方を解説


●魚の目がよくできる

魚の目やタコができやすいという足の悩みを持つ人も珍しくありません。魚の目とは、皮膚の外側の角質が盛り上がってしまう皮膚病変です。いつも決まった場所に圧迫や摩擦が起こることで、皮膚が防御反応を起こし角質が厚くなってしまいます。

魚の目は、中央に芯があるのが特徴で、硬くなった皮膚がトゲのように内部の皮膚を刺激するため、歩くと痛みを感じます。タコと似ていますが、タコは押しても痛くは感じないことが多いです。

関連記事:魚の目はなぜできる?原因と再発を防ぐ方法を解説!

・原因

魚の目ができてしまう原因には、立ち方や歩き方の問題、足の変形などが考えられます。履いている靴が足にあわないというのも、ありがちな原因の1つです。

・対策

繰り返す魚の目ができないようにするには、立ち方や歩き方、姿勢の改善などが必要な場合があります。また、毎日履いている靴を見直すことも重要です。ハイヒールでもスニーカーでも、足にしっかりフィットする靴を選びましょう。

また、魚の目は皮膚が硬く盛り上がることでできるため、足裏の皮膚を柔らかくすることも有効です。角質を柔らかくするためにも、足に保湿クリームやオイルを塗ってもよいでしょう。足の状態をこまめに観察し、定期的にお手入れすることをおすすめします。


●爪水虫になっている

爪のお悩みの中に、爪水虫もあります。爪水虫になると、爪が白く濁り厚くなる、ボロボロになるといった症状が現れます。初期段階では、痒みや痛みなどの自覚症状がないこともあるでしょう。

症状が進むと、足の爪が厚くなり、家庭用の爪切りでは切りにくく、靴が履きづらくなることも少なくありません。完治するまでに、約1年~1年半もの期間がかかることも頭に入れておきたいものです。

関連記事:足の爪がボロボロ!爪の病気と対策方法を紹介

・原因

爪水虫は、爪に白癬菌(はくせんきん)という病原菌が住み着くことで起こります。白癬菌が足に付着した状態が続き、足に小さな傷があったり、高温多湿の状態が続いたりすると発症します。

・対策

爪水虫が疑われる場合は、早めに皮膚科などの医療機関を受診しましょう。日頃から足や爪のまわりを清潔に保ち、お手入れすることが大切です。

爪水虫の家族がいる場合は、感染を防ぐために浴室のマットやタオル、スリッパなどを共有しないようにしましょう。

ちなみに、もし白癬菌が付着しても、24時間以内に洗い流せば感染しないと言われています。一番大切なのは感染予防です。1日1回、足をしっかり爪の周りまで念入りに洗いましょう。


●外反母趾で足が変形している

中高年以上の女性によくある足の悩みは、外反母趾です。外反母趾とは、親指の付け根の関節が小指側に曲がっている状態のことをいいます。

外反母趾はそのままにしておくと少しずつ進行し、親指の曲がる角度が大きくなり、足の変形につながっていきます。足が変形すると、靴にあたって親指の付け根部分が痛むことがあります。

関連記事:外反母趾の意外な原因と靴下も含めた予防・緩和策を解説

・原因

外反母趾の原因は、運動不足や加齢による足指と足裏の筋力の低下などで足のアーチが崩れ、開張足になっていることが挙げられます。また、足にあわない靴を履いていることが関係することもあるでしょう。

・対策

外反母趾の足には、足指の運動や足裏の筋肉をほぐすマッサージがおすすめです。お風呂上がりなど、筋肉がほぐれやすいタイミングで行うとよいでしょう。ただし、痛みがある場合は、無理に行わないようにしましょう。
足裏の筋力を鍛える方法は、次の項で詳しく紹介します。


どうにかしたい足の悩み!予防する方法を解説

どうにかしたい足の悩み!予防する方法を解説

足のむくみに巻き爪、魚の目や爪水虫に外反母趾など、足にまつわる悩みは人によって違います。けれど、足裏の筋力を鍛えることや、歩き方の改善など、普段の生活習慣を見直すことは、足の健康を取り戻すことにつながります。

ここでは、足の悩みを解消するための、以下5つの方法を紹介します。

  • 足のむくみ改善マッサージをする
  • 足裏の筋力を鍛える
  • 歩き方を見直す
  • 靴を見直す
  • 五本指靴下を履く

1つずつ詳しく見ていきましょう。


●足のむくみ改善マッサージをする

足がむくんでいる人は、むくみ改善のマッサージがおすすめです。ここでは、骨間筋のストレッチを紹介します。

足の甲を撫でると、指の付け根の辺りから足首に向かって伸びる長い骨をみつけることができます。足指の骨と骨の間にあるこの筋肉を、骨間筋(こっかんきん)といいます。

骨間筋は、ヒールや横幅のきつい靴を履くと硬くなりやすい筋肉です。骨間筋をほぐすことで、足の指が動かしやすくなり、足元が安定しやすくなるでしょう。

【骨間筋のストレッチ】

  1. 椅子に座った姿勢で、片足の膝を立てる
  2. 足を両手で掴み、足指の付け根の骨の間に両手の親指を重ねる
  3. 円を描くようにゆっくりと揉む
  4. 親指と人差し指の間、人差し指と中指の間……と、順に揉みほぐしていく
  5. 片足が終わったら、もう一方の足も同様に行う

骨間筋のストレッチ

関連記事:足の疲れを5分でリセット! フットケアの専門家直伝「足部ストレッチ」


●足裏の筋力を鍛える

魚の目ができやすい人や外反母趾の人は、足裏の筋力を鍛えましょう。足の筋肉を鍛えると、足のアーチが形成されやすくなります。ここでは、足指の持ち上げトレーニングを紹介します。

【足指持ち上げトレーニング】

  1. 椅子に腰掛け、足を肩幅に開く
  2. 片足ずつゆっくりと、グーとパーを5回行う
  3. 親指以外の4本を、ゆっくりと床から持ち上げて下ろす
  4. 3を左右5回ずつ行う
  5. 反対に、人差し指から小指の本を床につけ、親指を床からゆっくりと持ち上げて下ろす
  6. 5を5回繰り返す

足が痛むときは、無理してトレーニングを行わないようにしましょう。慣れるまでは足指がうまく動かないこともあるかもしれません。毎日繰り返すことで、だんだんとスムーズに行えるようになるでしょう。

足指持ち上げトレーニング


●歩き方を見直す

魚の目ができやすい人や、巻き爪に悩む人、外反母趾の人などは歩き方を見直すことも重要です。歩き方を改善すると足腰への負担が小さくなり、長時間歩いた日でも疲れにくくなりますよ。

特に、足の裏をつけて歩くぺたぺた歩きや、がに股歩きになっている人は、歩き方を見直してみましょう。

正しい歩き方をするには、まずまっすぐと前を向き、足の指を床や地面にしっかりとつけてください。前後に揺れながら、足裏全体に体重をのせるイメージで立ちます。このとき、重心が足指にもかかっていることを意識しましょう。

足を踏み出すときには、かかとから地面につけ、足裏全体を使って親指から蹴り出します。これを意識するだけでも、普段の歩き方が改善されていきますよ。

歩き方が理想の状態になっていると、重心は、
かかとの上→足の外側→足指の付け根
の順で移動していきます。(あおり運動)

足指から自然に蹴り出すことがポイントです。


●靴を見直す

魚の目や外反母趾、巻き爪に悩む人は、足にあった靴を選ぶことが大切です。足が痛いと大きめの靴を選びがちですが、大きい靴を履いていると靴の中で前すべりを起こしやすく、足裏と靴が摩擦を起こしてしまいます。

足にぴったりあった靴を選び、靴と足のずれが起きないようにしましょう。靴を選ぶときには、靴の専門家であるシューフィッターのいるお店でアドバイスしていただくことをおすすめします。全国各地の百貨店の靴売り場には在籍していることが多いです。


●五本指靴下を履く

魚の目ができやすい人や、巻き爪の人には五本指靴下をおすすめします。足指が1本ずつ独立した形の五本指靴下を履くと、足指が動かしやすく、足元が安定していきます。さらに、足裏のアーチをサポートする機能のある靴下を選ぶと、より効果が見込めるでしょう。

また、爪水虫になっている人も、五本指靴下を履いてみてはいかがでしょうか。五本指靴下は指が独立した形状をしているため、足指の間にかいた汗が吸収されやすいという特徴があります。高温多湿の状態になりにくいため、爪水虫の予防対策としておすすめです。このように、五本指靴下は、足のトラブル予防に効果的ですが、今まで履いていた靴がキツくなるようであれば、逆効果ですので、サイズ選びには十分注意しましょう。


まとめ

まとめ

足の悩みでよくみられるのは、足のむくみや巻き爪、魚の目などです。足のむくみを改善するマッサージや、筋力をつけるトレーニングなどをぜひ行ってみてください。

また、爪水虫や外反母趾などを改善したいと思っている人は、普段、履いている靴や靴下を見直してみてはいかがでしょうか。立ったり歩いたり活動する中で、靴下は素足のすぐそばで、あなたの足の皮膚や足指を保護します。

足の専門家と共同開発した〈ケアソク〉は、科学的エビデンスのある五本指靴下です。機能性を高めた靴下は、今までの靴下の概念を超えた、健康を守るフットヘルスウェアと捉え直すことができます。

足のアーチをサポートし、かかとのハニカムクッションで衝撃を吸収する五本指靴下
→ケアソク〈ととのえる〉シリーズはこちら

toto_blogsize.jpg


記事監修:桜井祐子
株式会社グローバル・ケア
フットケアスペシャリスト・博士(スポーツ医学)
(フットケアサロン)足の専門店 ペディケア https://www.globalcare.co.jp/
(フットケアスクール)足の専門校 スクールオブペディ https://school.pedicare.jp/


X脚とO脚の調べ方!改善するためのストレッチ方法も解説

X脚とO脚の調べ方!治すためのストレッチ方法も解説

X脚やO脚になると、見た目の問題だけでなく膝の痛みや不調が出ることもあります。けれど、実際にX脚やО脚になっているか判別が難しいことも少なくありません。

「私ってX脚?О脚?」「改善する方法はあるの?」という疑問を持つ人もいるでしょう。そこで今回は、X脚とO脚のセルフチェック方法と、改善方法を詳しく紹介します。


まずはセルフチェック!X脚とO脚の調べ方

まずはセルフチェック!X脚とO脚の調べ方

まずは、X脚とO脚の調べ方と、それぞれの特徴をみていきましょう。

素足の状態で鏡の前に立ち、かかととつま先を揃えます。鏡で自分の足をみて、以下の状態になっているかどうかを判断してみてください。正常な脚は、「膝」「内くるぶし」がくっつく状態です。

X脚

X脚は、「膝」はくっつきますが、ふくらはぎの隙間が広くなった状態です。

X脚は、脚がアルファベットのXの字に似た形になることから名付けられました。医学用語では外反膝(がいはんしつ)と呼ばれます。立ったときに内股のようになりやすいのも特徴です。

関連記事:なぜX脚になるの?原因と改善方法を解説

O脚

O脚は、内くるぶしをくっつけて立った時に、膝がくっつかずに、太ももやふくらはぎの隙間が広くなった状態です。

O脚と呼ばれるのは、前から見るとアルファベットのOの字に似た形であるためです。医学用語では内反膝(ないはんしつ)と呼ばれます。正面から見ると、脚が外側にアーチ状になっているように見えます。

XO脚

XO脚は、膝はくっつきますが「ふくらはぎ」に隙間ができてしまう状態です。ふくらはぎが外に張り出したようになり、隙間ができている状態です。
X脚と同様に、内股気味になるのが特徴です。


X脚とO脚になるとどうなるの?症状や原因を解説

X脚とO脚になるとどうなるの?症状や原因を解説

X脚とO脚になると、どんな症状が出るのでしょうか。また、歪みが出た原因についても知りたくなります。

ここでは、X脚とO脚の症状や原因などを詳しく紹介します。

症状は?

X脚とO脚は、病気というほど深刻な状態ではありません。
しかし、X脚では骨盤が前傾し、骨盤や腰に歪みが生じます。また、O脚は骨盤が後傾し、脚や腰の関節に余計な負荷がかかり、年を経るごとに関節の機能に障害をきたす場合があるでしょう。
X脚とO脚を長年放置していると、変形性膝関節症になることもあります。

加えて、中年期以降の膝の痛みにつながることも少なくありません。脚が疲れやすく、血流が悪くなり、むくみや冷えを起こしやすいなど体の不調を感じる人もいます。X脚とO脚になると歩き方が不自然になることで、外反母趾や足裏のタコ、巻き爪など足のトラブルにつながることもあるでしょう。

原因は?

X脚やO脚の原因の多くは、姿勢の悪さ、特殊な座り方などの生活習慣にあります。がに股歩きや内股歩きなどが原因となる場合も少なくありません。

また、股関節まわりの筋力が低下し、股関節を閉じるときの筋肉である内転筋の筋力が弱くなると、足は開いたままの状態になってしまいます。すると骨盤が歪みやすくなり、X脚やO脚になってしまうのです。

関連記事:どうにかしたい!O脚の原因と改善方法を解説


X脚とO脚の改善方法!トレーニングとストレッチ

X脚とO脚の治し方!トレーニングとストレッチ

では、どうやったらX脚やO脚を改善できるのでしょうか。X脚やO脚は、股関節まわりの筋力を鍛えることで、改善が期待できます。

ここでは、X脚やO脚を改善するためのトレーニングやストレッチを紹介します。

X脚に効果的なストレッチ

X脚の人は、多くの場合あぐらが苦手です。骨盤をしっかり立てて、膝を外側に押していきます。

X脚の改善に効果的な、あぐらのストレッチを紹介します。

  1. 両足裏を合わせて、あぐらの姿勢になる
  2. 上から膝を床に向かって押す
  3. 30秒を3セット行う

内ももや股関節周りの筋肉が気持ちよくストレッチされますよ。お風呂上がりなど、体が温まっているタイミングがおすすめです。

あぐらのストレッチ

O脚に効果的なトレーニング

O脚を改善するには、内転筋を鍛えるトレーニングが有効です。内転筋とは、太ももの内側にある筋肉で、骨盤を安定させる役割を担っています。内転筋を鍛えることで、太ももを引き締める効果も期待できますよ。

【内転筋を鍛えるトレーニング】

  1. まっすぐ立ち、膝の間にクッションを挟む
  2. そのまま膝を曲げ、クッションを押しつぶすように力を入れる
  3. 太ももの内側に力が入っている状態を保ちながら膝を元の状態に戻す
  4. 1~3までの流れを10回、1日に1~2セット行う

クッションは、枕やバスタオルでも代用できます。ご自宅で簡単に取り入れられる方法なので、ぜひ行ってみてください。

内転筋を鍛えるトレーニング


X脚とO脚の改善のために自分でできる4つの方法

X脚とO脚の原因は、多くは座り方や歩き方など毎日の生活にあります。まず以下の4つの習慣を見直して、試してみましょう。

  1. 足を組むなど姿勢を悪くしない
  2. 足指を使った歩き方を意識する
  3. 靴やインソールを見直す
  4. 靴下を替えてみる

それぞれの方法を詳しくみていきましょう。

足を組むなど姿勢を悪くしない

X脚やO脚を改善するには、姿勢を意識することが大切です。座るときに足を組んだりしないように注意しましょう。

姿勢が悪いと、O脚の症状を進めてしまいかねません。猫背で椅子に座る姿勢や正座を崩したあぐらは、骨盤が後傾してしまいます。また、横座りやぺたんこ座りもX脚の症状を引き起こしてしまうため、習慣になっている人は注意が必要です。

悪い姿勢
どちらも骨盤が後ろに倒れているのがわかります。

座り方は、以下のポイントに注目してみてください。

  • 椅子の高さは足裏が床に接地できる高さにする
  • 骨盤を垂直に立てて椅子に深く腰掛ける
  • おへその下あたりに力を入れる
  • 足裏を床につけて両膝を揃える

骨盤を立てて正しく座ることを意識しましょう。

歩き方を見直す

X脚の人は内股歩きになりやすく、O脚の人はガニ股歩きになりやすいです。
歩くときには、左右の足の間の感覚をこぶし1個分くらい開け、つま先は少し外側に開いた状態で足を運ぶことを意識しましょう。

歩行の軌跡

靴やインソールを見直す

X脚やO脚を改善するには、普段履いている靴を見直してみましょう。
X脚やO脚の人の靴は、靴底が削れてしまい、靴自体が傾いている場合があります。片減りしがちなため、定期的に靴底をチェックする必要があります。
削れた状態で歩き続けるとさらに症状が悪化する可能性があるため、注意が必要です。

CRS_46_kutsuzoko.jpg

また、X脚やO脚対策のインソールもあるので、あわせて使用するといいでしょう。インソールの購入には、シューフィッターのいる販売店などでアドバイスを受けることをおすすめします。

靴下を見直す

X脚やO脚を改善するためには、普段履いている靴下を見直してみませんか。足は体重を支えて膝や腰、背骨、首を支える重要な部分。足のアーチが機能しているからこそ重心バランスも整います。

X脚やO脚でバランスが崩れた体を改善するには、足のバランスを正すことをおすすめします。正しい歩き方や足にあった靴とあわせて、足元を安定させる靴下を選びましょう。

たとえば、五本指ソックスを使うと足指が自由に動かせて、歩行のバランスが整います。足のアーチをサポートするソックスや、かかとにクッションがあって地面からの衝撃を緩和させる靴下もおすすめです。

関連記事:O脚改善には歩き方や姿勢が大切!靴下の選び方についても解説


まとめ

X脚とO脚は、見た目の問題だけでなく長年放置していると、膝の痛みや腰痛などにもつながってしまいます。X脚とO脚を改善するには、歩き方や座り姿勢など生活習慣を見直すことが大切です。

正しい姿勢や歩行をするには、足に直接触れ、朝起きてから寝るまで身につける靴下にもこだわってみませんか。五本指ソックスは、足指を伸ばしやすく正しい歩行へと促す効果が期待できますよ。

歩き方の改善とともに足の専門家と共同開発した科学的なエビデンスのある “新しい概念の靴下”〈ケアソク〉をぜひ試してみてください。

足のアーチをサポートし、重心バランスをととのえる
→ケアソク〈ととのえる〉シリーズはこちら

toto_blogsize.jpg


記事監修:理学療法士 北澤友子
イラスト:佐藤江理


胼胝(べんち=たこ)ができる原因は?繰り返さないための手段とは

胼胝(べんち=たこ)ができる原因は?繰り返さないための手段とは

足裏や足指にたこができると、靴にあたって歩くたびに足が痛むことがあります。「たこ」は医学用語では胼胝(べんち)といいます。

「胼胝ができるのはなぜ?」「改善する方法はあるの?」という悩みを持っている人もいるでしょう。そこで今回の記事では、胼胝の原因と対処法を詳しく解説します。


胼胝とは?原因を知る前の基礎知識

胼胝とは?原因を知る前の基礎知識

そもそも、胼胝とは何なのでしょうか。発生した原因を知る前に、症状など、胼胝に関する基礎知識を解説します。

胼胝とは?

胼胝は皮膚病変の一種で、皮膚が長期間、強い刺激を受け続けることで一部が硬く盛り上がった状態のことをいいます。

胼胝によく似たものに「魚の目(ウオノメ)」と「イボ」があります。魚の目は胼胝と同様に、皮膚が硬くなりますが、硬くなった部分がトゲのように内側を刺激します。胼胝とは違い、「芯」があるように感じるのが魚の目の特徴です。

胼胝と魚の目の違い

一方で、イボはウイルス感染によるもので、放置したり、セルフケアで無理に削ったり触りすぎたりすると増えて広がっていきます。治療には皮膚科での処置が必要です。

胼胝や魚の目は、イボとの判別が難しい場合もあるので、不安があるときは皮膚科やかかりつけ医などの医療機関への受診をおすすめします。

症状は?

胼胝ができると、部分的に皮膚が厚くなり硬くなります。皮膚が黄色く見えるのも特徴です。

魚の目は上から押すと痛みがありますが、胼胝はほとんどの場合痛みません。胼胝は、足の裏、足の指、くるぶしなどにできることが多いですが、ペンだこなど足以外にできることもあります。場所により痛みを伴うような胼胝ができると不自然な歩行になり、腰痛・膝関節痛・足関節痛を引き起こすことがあります。

病院で行われる治療は?

胼胝は、医療機関では安全カミソリやメスなどで厚くなった角質を除去する治療が行われます。また、角質を柔らかくする薬を数日間貼り続けて症状を緩和させることもあります。

医療機関でのケアは、自分で行うよりも確実で安全に除去できます。しかし、胼胝は足に合わない靴の使用などの習慣に原因があることも多いため、日常生活での改善も必要となります。


胼胝ができる4つの原因

胼胝ができる4つの原因

胼胝は、靴と足の間で摩擦が起こるとできやすくなります。胼胝の原因としては、以下4つが考えられます。

  • 足にあわない靴を履いている
  • 足裏の一部に力がかかる歩き方をしている
  • 外反母趾や内反小趾など足の変形がある
  • 足裏の脂肪が減少している

それぞれの原因を詳しくみていきましょう。

足にあわない靴を履いている

胼胝の原因の多くは、足にあわない靴の使用です。靴は、大きすぎてブカブカでも、小さくて窮屈でも、ヒールが高すぎても、足と靴の間で摩擦が起きてしまいます。

長年、サイズの大きい靴や、ファッションアイテムの一つとして足に負荷がかかる靴を履き続けると、足にトラブルを抱えやすくなってしまうと言えます。

足裏の一部に力がかかる歩き方をしている

足裏でかかとに近い部分の外側に胼胝ができてしまう人は、歩き方のバランスが崩れていることが考えられます。特に、ハイアーチの人はこのあたりに胼胝ができやすいと言われます。

足裏全体を使った歩行ができるよう、歩き方を見直すことが大切です。

外反母趾や内反小趾など足の変形がある

胼胝の原因の一つに、足の変形が考えられます。扁平足・開張足・浮き指・外反母趾・ハンマートウ・内反小趾など足にトラブルをかかえている人は、地面に接地したときに足が不安定なため、足に胼胝ができやすいでしょう。


胼胝を防ぐための方法!原因を知った上での改善方法

胼胝を防ぐための方法!原因を知った上での改善方法

胼胝は、靴と足が擦れることで皮膚に刺激がかかるとできてしまいます。改善には、以下3つの方法で習慣を見直すことをおすすめします。

  • 足にフィットした靴を選ぶ
  • 靴下選びにこだわる
  • 足の筋力を鍛える

それぞれの方法を詳しくみていきましょう。

足にフィットした靴を選ぶ

胼胝を防ぐには、足にフィットした靴を選ぶことが重要です。おすすめは紐靴です。スニーカーや革靴は紐を締め、ベルトがあるパンプスはしっかり留めて、足と靴の擦れを防ぎましょう。

また、靴の履き方も重要です。かかとと靴をぴったり合わせて履きましょう。靴の履き方は、以下を参考にしてください。

  1. 椅子などに座った状態で靴を履く
  2. 靴紐を緩めて、足を靴に入れる
  3. 床にかかとを着けてトントンと合わせる
  4. かかとを固定するために靴紐を締め直す

靴下選びにこだわる

胼胝を予防するには、靴下選びも重要です。靴下は摩擦から足を守る役割があります。
家の中では素足でいるのが気持ちいいと思われる方は多いでしょう。ですが、胼胝のできやすい方で、特にフローリングなど硬い床で過ごす場合は靴下を履くことをおすすめします。

また、5本指ソックスは、足指が一本ずつ独立した形状で、足指が縮こまることなく本来の位置に伸ばされやすいという特徴があります。さらに、近年は足のアーチをサポートしたりかかとのクッション性があったりする靴下もあります。

高機能な靴下は、足を保護するだけではなく足の健康をととのえるフットヘルスウェアとして捉え直すことができるでしょう。

足の筋力を鍛える

胼胝を予防するには、足の筋力を鍛えましょう。足裏の筋肉を鍛えることは、足のアーチの形成に役立ち、バランスのとれた歩行へとつながります。ここでは、足の筋力を鍛えるトレーニングを紹介します。

【足指持ち上げトレーニング】

  1. 椅子に座り足を肩幅に広げる
  2. 親指から小指まで足指をすべて使ってグー・パーの形を作る
  3. 2を片足5回ずつ行う
  4. 親指を床につけたまま、他の4本の指を床から持ち上げ、ゆっくり戻す
  5. 4を片足5回ずつ行う
  6. 人差し指から小指までを床につけたまま親指を持ち上げる
  7. 6を片足5回ずつ行う

足指持ち上げトレーニング

なかなか動かない足指は、自分の手でサポートしてもいいでしょう。慣れないうちは難しいと感じるかもしれませんが、次第に足指を動かす動作に慣れていきます。
そして、足の親指の動きが滑らかになることで、しっかりと地面を掴んだり蹴ったりしながら歩けるようになります。足の甲の安定性が向上し、姿勢もよくなりますよ。

関連記事:すぐに疲れる足、原因は筋肉不足かも⁉ フットケアの専門家直伝「足部トレーニング」


まとめ

胼胝は、靴と足が擦れることにより皮膚が硬くなることで起こります。胼胝が繰り返しできないようにするためには、毎日の習慣を変えることが大切です。

ケアソク〈ととのえる〉は、足の専門家の監修を受けて開発した5本指ソックスです。履くだけでさまざまな足トラブルの予防・緩和が期待できます。

正しい姿勢や歩行を心掛けるとともに高機能な靴下を履き、胼胝ができにくい足に変えていきましょう。

足指の接地をサポートして、正しい歩行姿勢を促す
→ケアソク〈ととのえる〉シリーズはこちら

記事監修:桜井祐子
株式会社グローバル・ケア
フットケアスペシャリスト・博士(スポーツ医学)
(フットケアサロン)足の専門店 ペディケア https://www.globalcare.co.jp/
(フットケアスクール)足の専門校 スクールオブペディ https://school.pedicare.jp/


イラスト:佐藤江理


足の小指に魚の目ができた!改善するための習慣とは?

足の小指に魚の目ができた!改善するための習慣とは?

足の小指に魚の目ができると、靴に当たって痛むことがあります。

「いつも足の小指の決まった場所に魚の目ができる」「足の小指の魚の目はなぜできるの?」こんな疑問を持つ人もいるでしょう。

そこで今回は、足の小指にできる魚の目の原因を詳しく解説します。また、魚の目の改善方法も解説しますのでぜひご覧ください。


魚の目とは?足の小指に起こりやすいトラブルを解説

魚の目とは?足の小指に起こりやすいトラブルを解説

足の小指にできた魚の目のような硬いもの……。そもそも魚の目とは何なのでしょうか。

ここでは、魚の目とは何か?それから魚の目の症状など、基礎知識を詳しく解説します。

魚の目とは?

魚の目とは、皮膚の外側にある角質が盛り上がってできる皮膚病変です。一部分の皮膚に摩擦や圧迫などの刺激が加わり続けることにより、その盛り上がった部分の中心部に芯(核)が形成され、魚の目ができます。

大人の足にできることが多く、中心が魚の目のようにみえることからこの名前がつけられました。医学用語では鶏眼(けいがん)と呼ばれます。

魚の目と間違えやすいものにタコ(胼胝=ベンチ)があります。タコも同じように皮膚の表面が角質化しますが、圧迫しても痛みはありません。

魚の目の症状は?

魚の目ができると、魚の目の周辺の角質は厚くなり黄肌色に変わります。大きさは直径5~7mmほどで、表面はつるつるとして角質化しており、真ん中に硬いトゲのような芯ができます。

足の小指や足裏など、魚の目ができる場所によっては靴が擦れるときだけでなく、歩いているだけでピーンと刺されたように痛むこともあるでしょう。

放置するとまずい?

魚の目をそのままにしておくと、皮膚の内部までめり込んだ芯が円錐状に奥まで伸びてしまいます。強い力が加わると、皮下出血が起きてしまうこともあるでしょう。

また、軽症であっても魚の目の放置はおすすめしません。たいしたことはないと思いがちですが、足アーチ構造のゆがみの結果として魚の目ができていることもあるためです。

魚の目ができると歩きづらくなるだけでなく、痛みをかばい、体重を支える足裏のバランスが崩れて転びやすくなったり、腰痛や膝痛につながったりすることも考えられます。魚の目は放置せずに、早めに対処することが大切です。


足の小指のどこに魚の目がある?場所ごとに考えられる原因

CRS_45_002_pixta.jpg

魚の目がよくできる場所は、足の小指のどこでしょうか。魚の目は、足のトラブルを教えてくれるサインです。魚の目ができる場所によって、トラブルが予測できるかもしれません。

ここでは、魚の目ができる場所ごとに考えられる症状を詳しく解説します。

足裏の小指の付け根

足の小指の付け根に魚の目ができやすい人は、歩き方のクセや内反小趾が原因だと考えられます。O脚やガニ股などクセのある歩き方をしていると、足の外側に体重がかかりやすくなってしまうことがあるためです。

また、内反小趾の症状があると、足の外側に魚の目やタコができることがあります。足の小指がうまく動かず、重心が外側にかかりやすくなることが原因です。

関連記事:内反小趾とは?原因と改善方法などソックス選びのコツを解説

足の小指の外側

足の小指の外側に魚の目ができたときには、靴の先端部の形状が足指の形状に対して細い靴選びをしている、もしくは「開張足(かいちょうそく)」の可能性があります。人の足は、内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチの3つで支えられています。開張足とは、その中でも横アーチが崩れた状態です。

先の細い靴の中で開張足になると足幅が広がってしまい、足の小指と靴の間で擦れやすく、魚の目ができやすくなってしまいます。

アーチ

足の小指の裏側

足の小指の裏側に魚の目が出来てしまう人は、浮き指が考えられます。

浮き指とは、文字通り足の指が地面に接地しない状況です。足指が接地しているようにみえても、足指が使われず重心が乗っていない状況も浮き指と言えます。

浮き指になると歩くときに足指がしっかり使えないため、足の付け根に荷重がかかりやすくなってしまい靴との間に摩擦が起きやすくなります。また、浮き指は足のバランスが崩れた状態であるため、足の小指側に荷重がかかってしまうと、そこに魚の目ができることもあるのです。


足の小指にできた魚の目!こんなときは医療機関を受診しよう

足の小指にできた魚の目!こんなときは医療機関を受診しよう

魚の目だと思っていたらウィルス性のイボだったというケースもあります。魚の目は、皮膚が厚くなった状態で中心部に芯があり鋭い痛みが走ることが多いのに対し、イボは、皮膚の表面をよくみると赤黒い点状のものが見られることが多いです。魚の目かイボか、わからないときには自己判断をせず、皮膚科など医療機関の受診をおすすめします。

また、カミソリなどを使って自分で魚の目を除去しようとするのはやめましょう。根の深い魚の目は取りにくいだけでなく、皮膚を痛めて症状を悪化させてしまうこともあります。

加えて、糖尿病の人には医療機関の受診をおすすめします。糖尿病によくある症状、神経障害や血流障害があると、自分でケアするのは危険が伴います。万が一、細菌などが入ってしまうと、傷が治りにくくなることもあるでしょう。重症化する前に、かかりつけ医を受診しましょう。


足の小指の魚の目ができにくくなる!習慣から改善する方法

魚の目は皮膚科やフットケアサロンで削ることができますが、習慣の改善をしないと同じ場所に繰り返しできてしまうことがあります。

ここでは、魚の目ができにくくなるために習慣から改善する方法を詳しく解説します。

●靴のサイズや履き方を見直す

魚の目の改善には、靴のサイズや形状、履き方を見直すことも重要です。足がきちんと固定される靴を選び、靴と足の摩擦を起こりにくくします。

そのための靴は紐靴がおすすめです。
靴を履くときには、以下の手順を意識してみてください。

  1. 腰かけてから靴を履く
  2. 靴紐を緩めて足を靴に入れる
  3. かかとを床につけてしっかりと合わせる
  4. 靴紐を締め直し、かかとを固定する

靴の中で足が前に滑らないように、かかとを固定するのがポイントです。靴のサイズや履き方を改善することで、足元が安定し、余計な摩擦が起こりにくくなるでしょう。

●機能性の高い靴下を使う

魚の目を予防するには、機能性の高い靴下を使うのもおすすめです。高機能靴下は、足を保護するだけでなく「足の健康をサポートするフットヘルスウェア」として捉え直すことができるでしょう。

例えば、足の横アーチをサポートする機能がある靴下は、開張足で広がった足幅を補助します。五本指靴下を履くことで、足指が自然と伸ばされやすくなります。靴選びにこだわるように、毎日履く靴下にもこだわってみませんか?

●足の指を意識して歩く

魚の目の改善には、足の指を意識して歩きましょう。足に魚の目ができやすい人は、足の裏全体で着地するぺたぺた歩きをしている傾向にあります。

まずは、かかとから着地し、親指から自然に蹴り出すことをイメージしてみてください。

理想的な歩き方になっていると以下の順番で重心が移動していきます(あおり運動)。
かかと→足の外側→足指の付け根

足指から自然に蹴り出すことがポイントです。

このように足指を使った歩き方をすることで、魚の目の痛みを緩和したり予防したりする効果が期待できます。

●足裏の筋力トレーニングをする

繰り返す魚の目を防ぐには、足裏の筋力トレーニングがおすすめです。足裏や足指が細かい動作をすることで、土踏まずを支える靭帯や筋肉が鍛えられます。

足の小指の魚の目の原因ともなる開張足の防止効果も期待できますよ。ここでは、タオルギャザートレーニングを紹介します。

【タオルギャザー】

  1. 椅子に座った姿勢で、足の下にタオルを敷く
  2. 足指でタオルをかかと側に寄せるように引く
  3. 左右10回ずつ繰り返す

ポイントは、かかとでしっかりとタオルを押さえることです。足指や足裏を動かして、タオルを手繰り寄せましょう。

足のアーチを支える筋肉を刺激し、足指を曲げる方向に動かすことで、地面や床をしっかり捉える力が鍛えられますよ。

タオルギャザー


まとめ

足の小指や足裏にみられる魚の目は、まず、足にあった靴を選びと正しい履き方をすることが大切です。内反小趾や開張足、浮き指などの変形がある方は、その改善や予防も重要です。何度も同じ場所に繰り返す魚の目には、歩き方の改善や足裏の筋力トレーニングなどをおすすめします。

また、足にあった靴下を選ぶことも大切です。足指を動かしやすい五本指靴下は、地面を掴みやすく姿勢や歩き方の改善にも役立ちます。足の健康をサポートするフットヘルスウェア、ケアソクの〈ととのえる〉もぜひ試してみてください。

縮こまった足指を正しい位置に戻すフットヘルスウェア
→ケアソク〈ととのえる〉シリーズはこちら


記事監修:桜井祐子
株式会社グローバル・ケア
フットケアスペシャリスト・博士(スポーツ医学)
(フットケアサロン)足の専門店 ペディケア https://www.globalcare.co.jp/
(フットケアスクール)足の専門校 スクールオブペディ https://school.pedicare.jp/


イラスト:佐藤江理