オンラインショップ ケアソク(CARE:SOKU)

ゴルフでの足の疲れはコレで解消!部位別マッサージと疲れにくくする方法

ゴルフでの足の疲れはコレで解消!部位別マッサージと疲れにくくする方法

ゴルフを楽しむ中で、足が疲れて思うようにプレーできなかった経験はありませんか。足の疲れが続くと、集中力が切れたり、スコアに影響が出ることもありますよね。

ゴルフ中の足の疲れには、筋肉の使い過ぎや靴の選び方など、さまざまな原因が関係していることが多いのです。

そこで本記事では、ゴルフをしている皆さんに向けて、足の疲れを軽減する方法やその原因、予防策について詳しく解説します。


【部位別】ゴルフの足の疲れを解消するマッサージ

【部位別】ゴルフの足の疲れを解消するマッサージ

ゴルフで一日中歩き回った後の足の疲れに効果的なマッサージ方法を、部位別に紹介します。
自宅で簡単にできるものばかりなので、ぜひ実践して足の疲れをリフレッシュしましょう。

  • 足裏のマッサージ
  • 足指のマッサージ
  • 足首のマッサージ
  • ふくらはぎ・太もものマッサージ

それぞれの方法を、詳しく見ていきましょう。

足裏

足裏のケアに最適なゴルフボールを使ったマッサージを説明します。

【ゴルフボールマッサージ】

  1. 椅子に座り、ゴルフボールを床に置く
  2. 片足をゴルフボールの上に乗せる
  3. 足裏でゴルフボールを転がすようにマッサージする
  4. 片足につき2分間続ける

ゴルフボールの程よい刺激が、足裏全体を効果的にほぐしてくれます。足裏に強い痛みがある場合は無理に行わず、痛みが引いてから行いましょう。

足指

次に、足指を重点的にほぐすマッサージを紹介します。足指を丁寧に刺激することで、血行を促進し、むくみの解消に効果があります。

【足指のマッサージ】

足指を、手の親指と人差し指でじわ~っと心地よい程度の圧をかけてゆっくり離す、これを付け根から指先に向かって行っていきます。親指から順番に行い、終わったら反対の足も同様に行います。
リラックス効果も期待できますので、ぜひ試してみてください。

足首

ゴルフ後に足の疲れを感じたときには、足首の動かすことが有効です。足首を回すことで血流が促され、むくみや冷えを改善します。

【足首回し】

  1. 右足を左足の太ももあたりに乗せる
  2. 足指を1本ずつ、前後に開く
  3. 足指を1本ずつ、左右によく広げる
  4. 足裏をグーでトントンと軽く叩く
  5. 右手で右足首をしっかりとつかんで支え、左手の指を右足の指の間の奥まで入れる
  6. 足首を大きく回す(最初は小さく、慣れてきたら大きく回すようにしましょう)
  7. 反対側の足も同様に行う

はじめは足指が開きにくいかもしれませんが、無理せず、できる範囲で行いましょう。

pixta_81616213_L (1).jpg


ふくらはぎ・太もも

ふくらはぎや太ももは疲れが溜まりやすい部位のため、適切なケアが欠かせません。リンパの流れをスムーズにすることが大切です。

【ふくらはぎのリンパマッサージ】

  1. 膝裏のくぼみをじわーっと押す
  2. くるぶしの下にあるくぼみを指で押す
  3. 軽くにぎったこぶしを使い、つま先からくるぶしに向かってこするようにマッサージする
  4. 同じように、足首から膝裏に向かって優しくマッサージする

【太もものリンパマッサージ】

  1. 脚の付け根である鼠径部を両手の平でさする
  2. 両手で太ももの側面を挟み込み、膝から鼠径部に向かって圧をかける
  3. 同じように太ももの全面や後面の圧をかける
  4. 両手でさするようにリンパを流すイメージで足首から鼠径部にむかって数回繰り返す

リンパマッサージは、お風呂上がりに行うと体があたたまっていることで血流が良くなり効果が高まります。
力任せに行うのではなく、優しく、心地よいと感じる程度の強さで行いましょう。


ゴルフでの足の疲れを解消する方法

ゴルフでの足の疲れを解消する方法

ゴルフを楽しんだ後、足の疲れをそのままにしていませんか。足の疲労を解消することで、翌日の活動も快適に過ごせます。

ここでは、ゴルフ後の足の疲れをしっかりと癒すための方法をご紹介します。

  • 熱すぎないお湯に入浴する
  • 睡眠をしっかり取る

それぞれ、詳しくみていきましょう。

熱すぎないお湯に入浴する

適度な温度のお湯に入ると血行がよくなり、疲れが取れやすくなります。ラウンド後はシャワーで済ませず、しっかりとお風呂に入りましょう。
ただし、温泉などお湯が熱めの場合は長時間入らず、5分程度で休憩をはさみ、足だけつかるなどの工夫をしましょう。

夏は39度、通常は40度くらいの熱すぎないお湯に、全身浴で10〜15分ほど浸かってゆっくり血行を促進しましょう。
自宅で入浴する際は、お気に入りの香りの入浴剤を使ってみると、リラックスしやすいです。

もしプレー中に腕や足を痛めた場合は、炎症を抑えるためにシャワーのみにしておきましょう。

睡眠をしっかり取る

質の高い睡眠を確保することは、翌日のパフォーマンスに大きく影響を与えるため、重要です。ゴルフでしっかり体を動かしたあとの水分補給は大事ですが、アルコールの飲みすぎは睡眠の質を下げる可能性があります。

大量のアルコールや就寝前の飲酒は、利尿作用によって夜中に何度も目が覚めてしまい、深い睡眠を妨げる原因になります。

ゴルフで疲れた体を癒やし、質の高い睡眠を得るためには、就寝前の軽い全身ストレッチが効果的です。疲労感を感じない程度の軽いストレッチをしましょう。


ゴルフで足が疲れる原因

ゴルフでの足の疲れはコレで解消!部位別マッサージと疲れにくくする方法

ゴルフをプレイするとき、足に疲れを感じたことがある方も多いでしょう。その疲労感にはさまざまな要因が影響しています。

主な5つの原因について詳しく見ていきましょう。


まず、18ホール回ると一般的に8〜10キロメートルを歩くと言われ、足に負担がかかります。また、スイングや歩行を繰り返すことで、ふくらはぎや足裏の筋肉が疲労しやすくなるのも原因の一つです。

足に合わないシューズを履くことも問題で、サイズが合っていない、クッション性が足りないシューズを使用すると足がさらに疲れやすくなるでしょう。

そして、コースの地面の状態も影響を与えます。アップダウンの多いコースや芝の柔らかい地面を歩いたあとに、疲れを感じた経験がある人も多いでしょう。

また、朝の冷え込んだ時間帯にプレーを始めると、冷えや血行不良により足が冷えて疲労を感じやすくなることも。冷え対策にも気を配りましょう。


ゴルフで足が疲れないようにする対策法

ゴルフで足が疲れないようにする対策法

ゴルフは体力と集中力を必要とするスポーツですが、特に長時間のプレーでは足の疲れが大きな課題となります。

疲労をできるだけ少なくし、体に負担をかけないようにするためのさまざまな手段を取り入れることが重要です。

ここでは、足の疲労を軽減するための対処法を2つ解説します。

  • ウォームアップをする
  • プレー中に適宜休憩を取る

1つずつ、詳しくみていきましょう。

ウォームアップをする

ラウンド前にウォームアップをしっかり行うことで、動作の効率を上げ、足の疲労を防ぐことができます。

ウォームアップは、有酸素運動やストレッチを通じて筋肉の温度を上昇させ、柔軟性を向上させることで、動作を滑らかにするために欠かせないプロセスです。

筋肉が寒さで硬直した状態になるのを防ぎ、力をスイングや他の動作に効果的に伝えることができます。筋肉が硬い状態では、ひとつひとつの動作に余計な力が必要となり、結果としてエネルギー消費が増え、早期に疲労を感じてしまうのです。

おすすめなのが、「動的ストレッチ」と呼ばれる方法です。例えばラジオ体操などもおすすめです。体を動かしながらストレッチすると、筋肉が温まりやすくなり、効果的ですよ。

準備運動をすることで、ゴルフで開始早々から高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

プレー中に適宜休憩を取る

ラウンド中は、各ホールの合間やティーショット前などに意識的に足を休ませる時間を設けましょう。カートを活用するのも有効な手段です。こまめな休憩は、足の疲労回復だけでなく、集中力を持続させる上でも大切です。

また、水分補給も忘れずに行いましょう。脱水症状は筋肉疲労の原因となります。ミネラルや電解質を適切に補給することで、より効果的に疲労を予防できます。

特に冬場や早朝のプレーでは、体が冷えやすいため、温かい靴下やカイロを活用して足を冷えから守ることも重要です。そして何よりも大切なのは、自分の体力に合わせた無理のないペースでプレーすること。

焦らずマイペースに楽しむことが、足の疲労を抑えるコツです。1日を快適に過ごしましょう。

栄養補給を意識する

プレー時の疲労を軽減させるためには、栄養の摂取にも注意を払うことが大切です。食事の内容によっては、疲労を和らげる効果があるものもあれば、反対に胃腸に負担をかけてしまい、疲労感が増してしまうものもあります。

特にラウンド中やラウンド後に摂る食事は、疲れを感じにくい体を作る上で重要です。疲労を効果的に回復させるために、特に意識して摂取したい栄養素が、たんぱく質、糖質、ビタミンB群の3つです。

プレー中には、手軽に補給できるプロテインやサプリメント、バナナ、おにぎり、ゼリー飲料などをぜひ取り入れてみてください。


ゴルフで足を疲れにくくするための方法

ゴルフで足を疲れにくくするための方法

ゴルフを楽しむためには、足の疲れを最小限に抑えることが重要です。ここでは、ゴルフで足を疲れにくくするための3つの方法を紹介していきます。

  • 足にあったゴルフシューズを選ぶ
  • 足裏の筋肉をつける
  • 持久力をつける
  • 靴下を変える

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

足にあったゴルフシューズを選ぶ

まず第一に、自分の足に合ったゴルフシューズを選ぶことが大切です。大きすぎると靴の中で足が滑り、摩擦や負担が増加します。逆に小さすぎると、足が圧迫され、痛みや痺れの原因になることも少なくありません。

試着するときには、実際にゴルフソックスを着用し、つま先に少し余裕がある程度のサイズを選びましょう。

このとき、足裏への衝撃を吸収するクッション性があるシューズやアーチをしっかりサポートするシューズを選ぶと、足裏への負担を小さくできます。

そして、湿気を吸収しやすく、通気性に優れた素材のシューズも効果的です。足の蒸れを防ぎ、履き心地の良い状態を維持しましょう。ゴルフシューズは定期的に交換しましょう。

足裏の筋力をつける

ゴルフで足を疲れにくくするには、足指を使ったエクササイズを取り入れ、足の筋力を強化することも効果的な方法です。

ここでは、タオルを使ったエクササイズを紹介します。

【タオルギャザー】

これは床に敷いたタオルを足の指でつかんで手前に引き寄せる運動で、足裏の筋肉を鍛えるのに効果的です。

ゴルフで足を疲れにくくするための方法

筋力トレーニングを続けることで、筋力が向上し、歩行時の足への負担が軽減されます。筋力がしっかりと備わることで、ゴルフをより快適に楽しむことができ、疲れの予防にもつながるでしょう。

持久力をつける

全身の持久力を高めることで、血液循環が促され、ゴルフをしたときに足が疲れにくくなります。次のプレーに向けたコンディションを整えたいときにも有効です。

持久力をつけるには、有酸素運動を取り入れましょう。20分以上を目安にウォーキングやジョギング、自転車、水泳などが理想的です。運動の強度は「息は上がるが会話はできる」程度が目安です。

無理せず、自分のペースで続けましょう。毎日続けることが理想ですが、難しい場合は週に3回程度でも効果が期待できます。

靴下を変える

ゴルフで足に疲れが溜まってしまう方は、靴下を変えてみてください。機能的な靴下を選ぶことで、足のアーチがサポートされ、疲労感を軽減できます。

自分の足に合った靴下を使うことで、足裏にかかる圧力を分散し、疲労を軽減できますよ。機能的なソックスは正しい歩行姿勢をサポートし、膝や腰への負担も軽減することが可能です。アーチサポート機能のある靴下や5本指靴下なども足の負担を軽減するのに役立ちます。


まとめ

ゴルフでの足の疲れはコレで解消!部位別マッサージと疲れにくくする方法

ゴルフでは長時間の歩行とスイング動作が足に負担をかけ、疲労がたまりやすくなります。特にラウンド後の足の痛みや疲労感を解消するためには、部位別のマッサージや適切なケアが効果的です。

本記事で紹介したマッサージで血行を促進し、疲労物質を効率よく排出しましょう。また、事前に適切なシューズ選びや足のストレッチを行うことで、疲れにくい体づくりを心がけることも大切です。

そして、ゴルフの疲れをさらに軽減するために、足裏のアーチサポート機能がある靴下を試してみませんか。ケアソクの〈ととのえる スポーツ〉は、スポーツトレーナーと共同開発した、足指をしっかり使える3本指構造の機能性靴下です。
ゴルフでの足の疲れを軽減させるためにも、プレー中の靴下に、ぜひこだわってみてください。

●足元から疲れにくい状況を整え、より快適なゴルフライフを体験できる
→ケアソク〈ととのえる〉スポーツはこちら

ととのえるオンラインショップ

記事監修

北澤友子

北澤 友子(きたざわ ともこ)

理学療法士
保健学修士
シックネイルケアセラピスト

新潟医療福祉大学大学院修了後、同大学の非常勤講師を担当しながら、リハビリの臨床現場をメインに活躍中。足・靴下・歩行に関する研究を学会にて多数発表。介護予防・健康増進など自治体の健康事業にも携わる。

【学術論文、研究発表】

前足部内外面に滑り止めを有した靴下が歩行時のクリアランスに及ぼす影響,"北澤 友子(新潟医療福祉大学 大学院医療福祉学研究科), 阿部 薫, 伊藤 菜記",靴の医学(0915-5015)31巻1号 Page83(2017.08),会議録
転倒防止と屋内移動効率の向上を目指した滑り止め構造を有する靴下の開発,"北澤 友子(らぽーる新潟ゆきよしクリニック), 阿部 薫, 笹本 嘉朝, 後藤 可奈子, 中林 功一, 中林 知宏, 亀山 貴司",The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine(1881-3526)JARM2016 Page I397(2016.06),会議録
ほか