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かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説

かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説

かかとの角質が硬くなり、思う存分、足元のおしゃれを楽しめなくて悩む人もいるでしょう。自信を持ってサンダルやミュールを履けず、どうにかしたいと思う人も少なくありません。

「かかとの角質がカチカチになっている」「柔らかくする方法はあるの?」といった疑問はありませんか。そこで今回の記事では、かかとの角質が硬くなる原因と、放置してはいけない理由を詳しく解説します。かかとの角質を柔らかくする方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


かかとの角質が硬くなるのはなぜ?

かかとの角質が硬くなるのはなぜ?

気づいたらかかとがカチカチで、ストッキングに引っかかってしまうという人もいるでしょう。かかとの角質が硬くなる原因は、以下の3つが関係しているといわれます。

  • 皮脂腺がなく乾燥しやすい
  • 摩擦や刺激を受けている
  • 皮膚のターンオーバーが停滞している

それぞれについて詳しく解説していきます。

皮脂腺がなく乾燥しやすい

かかとの角質が硬化してしまうのには、「足裏には皮脂腺がなく、乾燥しやすい」ことが原因の一つです。

足裏には、体の他の部分よりも多くの汗腺が集中していますが、皮脂腺はありません。皮脂は、肌の潤いを守る働きをしているため、皮脂を分泌する皮脂腺のない足裏は、乾燥しやすい部位です。

摩擦や刺激を受けている

かかとは、摩擦や刺激を受けやすいというのも角質が硬くなる原因です。かかとは、歩行時に衝撃がかかる部位で、靴とともに地面や床からの刺激を受けます。体重による圧迫と、靴の摩擦を日常的に受けやすいため、角質が厚く・硬くなりやすいのです。

立ったり座ったり歩いたりという日常の動作の中でも、かかとには負荷がかかっています。さらに、パンプスやサンダル、ミュールなど、かかとの部分が固定されていない靴を履くと負担が大きくなってしまうのです。

皮膚のターンオーバーが停滞している

かかとの角質が硬くなるのは、皮膚のターンオーバーが停滞することも原因の一つです。身体が冷えて血行が悪くなると、代謝が悪くなり肌のターンオーバーに影響してしまいます。

私たち人間の肌は、大きく分けると、内側から皮下組織・真皮・表皮の3層からできています。さらに、最も外側にある表皮は、内側から順に基底層(きていそう)・有棘層(ゆうきょくそう)・顆粒層(かりゅうそう)・角層(かくそう=角質層)の4層から形成されています。

皮膚組織

内側に近い基底層で作られた細胞が細胞分裂して新たな細胞が生まれると、少しずつ変形しながら有棘層、顆粒層へと押し上げられていきます。最も外側の角層に到達した細胞は、やがて垢となって剥がれ、内側から新しい表皮が現れます。

この一連のサイクルが、皮膚のターンオーバーと呼ばれるものです。足は、ストッキングやタイツなどの締め付けや、冷えなどで血行不良が起こりやすい部位です。新陳代謝のサイクルが乱れてしまうと、足裏に角質が残り、うるおいがなく、分厚くカチコチの状態になってしまいます。


かかとの角質をそのままにしておくとどうなる?

かかとの角質をそのままにしておくとどうなる?

かかとがカチコチになった状態を、放置してはいけないと耳にしたことはありませんか。かかとの角質をそのままにしておくと、以下の2つのトラブルが起こりやすくなります。

  • ひび割れが起こる
  • 臭いの原因となる

それぞれについて、詳しく紹介していきます。

ひび割れが起こる

かかとの硬くなった角質をそのままにしておくと、乾燥してひび割れが起こる可能性があります。溜まった角質を放置しておくと、ひび割れる、亀裂が入るなどのトラブルが発生してしまうのです。

かかとがひび割れると、ストッキングや靴下を履くときにひっかかってしまい、ストレスを感じることがあります。素足でのおしゃれが思う存分楽しめないという方もいるでしょう。

また、ひび割れが悪化して出血や痛みを伴うと、歩き方が不自然になってしまうこともあります。不自然な歩き方が続くと、腰痛やひざの痛みを引き起こすこともあるため注意が必要です。

関連記事:かかとのひび割れをどうにかしたい!原因から対処法・予防法まで解説

臭いの原因となる

かかとの角質肥厚をそのままにしておくと、臭いの原因となることがあります。前述した通り、足裏には皮脂腺はありませんが、多数の汗腺があり、汗をかきやすい部位でもあります。

角質と汗が混ざると、皮膚の表面の細菌が汗の水分で活発になり、細菌が増殖し臭いが発生しやすくなります。特に、靴下よりも汗を吸わないストッキングの着用は、蒸れやすさにつながります。


かかとの角質でありがちな悩み

かかとにうるおいがなくカチコチに硬くなってしまったときには、ケアの方法などでさまざまな疑問が出てきます。ここでは、かかとの角質ケアでありがちな疑問に回答していきます。

  • 削っていいの?
  • 削ると厚くなるって本当?
  • めくれた皮は剥がしていいの?

それぞれの疑問について、詳しくみていきましょう。

削っていいの?

かかとの角質除去として、かかと用やすりや軽石など、角質を削るさまざまなアイテムをみると、削ってすっきりしたいと思うこともあるでしょう。

しかし、かかとの角質は、よほど硬い場合以外は削る必要がありません。むしろ、セルフケアで頻繁に削るのは、かえって角質を傷つけてしまいます。角質を除去するよりも、保湿などのケアに着目しましょう。

削ると厚くなるって本当?

かかとを削ると厚くなると聞いて、不安に思う人もいるでしょう。角質層は、「刺激を受けた」と感じると、保護機能が働き、硬化してしまうことがあります。ゴシゴシ削ったり、毎日削らないようにしましょう。

めくれた皮は剥がしていいの?

かかとの角質がガサガサになると、めくれてしまった皮を剥がしたくなることもあるでしょう。しかし、無理やり剥がそうとすると正常な皮まで剥がしてしまう恐れがあり、場合によっては出血してしまうこともあります。

また、保湿などのケアを行っても頻繁に皮が剝がれてしまうときには、かかと水虫の可能性もあります。かかとにできる水虫は、かゆみなどの自覚症状がなく、カサカサする角質増殖型の水虫です。不安に思う人は、一度、皮膚科などの医療機関を受診しましょう。


かかとの角質を柔らかくするには

硬くなったかかとの角質を柔らかくするには、どうしたらいいのでしょうか。かかとの角質を柔らかくするには、以下の4つの方法がおすすめです。

  • 履いている靴を見直す
  • 靴下を見直す
  • ホームケアをする
  • フットケアサロンに行く

それぞれの方法を詳しく紹介していきます。

履いている靴を見直す

履いている靴を見直す

かかとの角質を柔らかくするには、普段、履いている靴を見直してみましょう。足にあわないサイズの靴やクッション性のない靴を履いていると、足底の摩擦や衝撃が大きくなってしまいます。

大きすぎる靴は、靴の中で足が前すべりを起こしやすく、その都度かかとに摩擦がかかってしまいます。反対に、幅が狭かったり小さかったりする靴は、かかとが圧迫されてやはり負荷が大きくなってしまいます。

靴底や中敷きに、クッション性のある靴を選ぶなどの工夫をおすすめします。地面からの衝撃を緩和させるものや、ソールが柔らかいものを選んでもよいでしょう。

靴下を見直す

かかとの角質を柔らかくするには、靴下を見直すこともおすすめです。まず、家の中で素足で過ごすことが多い人は、靴下を履いてみてはいかがでしょうか。フローリングとかかとの摩擦も予防できます。このとき、かかとの部分にクッション性のある靴下を履くと、衝撃を和らげることができます。
また、足冷えや乾燥を防ぐことにもつながります。

綿の靴下は通気性がよいため、保湿クリームを塗ったあとに履くのもおすすめです。

ホームケアをする

カチカチになったかかとの角質を柔らかくするには、ホームケアをするのもおすすめです。40℃程度のぬるま湯にゆっくり入浴するか足湯をしましょう。足は指の間や爪の際などまも丁寧に洗い、マッサージをすると血行を促すことができます。

お風呂や足湯から上がったあとは、保湿をすることも大切です。尿素などの成分が配合された保湿クリームを塗ったり、かかとの角質ケア用の靴下を活用してみてはいかがでしょうか。

かかとのケアに関して、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:かかとのケアでやってはいけないNG行動とは?効果的なお手入れ方法を解説

フットケアサロンに行く

角質が硬化し、ひび割れなどを起こしている場合は、フットケアサロンでプロにケアをしてもらうことをおすすめします。

自分でピーリングを行ったり削ったりすると、皮膚を守るのに必要な角質層まで削り、傷をつけてしまうことがあります。足底の状態を把握し、やりすぎない程度にケアを行うのは、セルフケアでは難しいものです。

フットケアサロンなら、プロが一人ひとりにあった正しい施術を行い、リフレクソロジーなどのケアをしてくれるところもあります。かかとがなめらかになるだけではなく日常のお手入れのコツも、アドバイスが受けられることもあるでしょう。


まとめ

かかとの角質が硬くなるのは、乾燥・摩擦・皮膚のターンオーバーの停滞が原因だと考えられます。角質が硬くなっているのを放置してしまうと、ひび割れや足の臭いの原因につながるため、早めに対策しましょう。

ケアソク〈うるおす〉は、保湿クリーム不要で、履くだけでかかとの保湿効果が期待できる靴下で、とても手軽なフットケアです。また、かかとへの負担軽減には、ケアソクの〈ととのえる〉もおすすめです。

かかとの角質をしっかり集中ケアしたいときには〈うるおす〉、日常生活や軽い運動には〈ととのえる〉を使用するなど、生活の中で使い分けてみてはいかがでしょうか。それぞれ普段履きやビジネス・就寝中など、生活シーンに合わせたタイプを用意しています。詳細はぜひオンラインショップをご覧ください。

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記事監修:桜井祐子
株式会社グローバル・ケア
フットケアスペシャリスト・博士(スポーツ医学)
(フットケアサロン)足の専門店 ペディケア https://www.globalcare.co.jp/
(フットケアスクール)足の専門校 スクールオブペディ https://school.pedicare.jp/