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かかとのスキンケアに向くアイテムは?お手入れの注意点と角質を柔らかくする方法を解説

かかとのスキンケアに向くアイテムは?お手入れの注意点と角質を柔らかくする方法を解説

「かかとのスキンケアは何をすればいい?」「かかとの角質を柔らかくするには?」

かかとが乾燥して硬い状態になると、ひどい場合にはひび割れを起こすこともあります。ひび割れなどのかかとのトラブルには、どう対処すればいいのでしょうか。

今回は、かかとのスキンケアが重要な理由と、スキンケアにおすすめのアイテムを解説します。また、かかとのスキンケアをするときの注意点やかかとの角質を柔らかくする方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


かかとのスキンケアはなぜ必要?

かかとのスキンケアはなぜ必要?

かかとの角質が厚く硬くなったときには、放置せずにケアしていくことが大切です。足裏には皮脂腺がなく、肌のうるおった状態が保たれにくいため、乾燥対策は必要です。

そこで、まずは足を洗って、足指の間までしっかり汗や汚れを取り除き、足を清潔に保つことで、水虫などの細菌感染を防ぎます。さらに、保湿ケアを行うことでかかとの乾燥を防ぎ、足の皮膚が柔らかい状態を目指すことができます。

かかとのケアは自分の足をよく観察する機会にもなり、疲れや痛みの改善など、足の健康を保つことにもつながるでしょう。

角質が硬くなる原因は

かかとの角質が硬くなる原因はさまざまなことが考えられますが、主に乾燥・摩擦・冷えが原因だと言えます。

そもそも、足裏は多くの汗腺がありますが皮脂腺がないため、かかとは乾燥しやすく角質が溜まりやすい部位です。

乾燥しやすいかかとの特徴に加えて、足にあわない靴との間で摩擦が起こると、皮膚のバリア機能が働いて、角質が厚くなりやすい状態を作ってしまいます。

さらに、足が冷えて血流が滞ると、皮膚のターンオーバーが乱れてしまいがちです。空気が乾燥しがちな秋冬だけでなく、夏も冷房のきいた場所にいることが多い人は、足の冷えにも気をつけましょう。

ケアをしないとどうなる

かかとのスキンケアをしないと、足の皮膚が乾燥し、角質が硬くなりやすくなってしまいます。肌は乾燥すると柔軟性を失うため、硬くなった部分に荷重がかかると、ひび割れが起こることも少なくありません。

ストッキングや靴下を履く時に、ガサガサするかかとにひっかかり不快な思いをすることがあるでしょう。症状が進むとひび割れが深くなり、痛みが出ることもあります。

かかとのひび割れや足裏が痛い部分をかばって歩いていると、体のバランスが崩れてしまいます。不自然な歩き方が長期化すると、腰痛や膝の痛みを引き起こす可能性も考えられます。

関連記事:かかとのひび割れをどうにかしたい!原因から対処法・予防法まで解説
関連記事:かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説

かかとのスキンケアにおすすめのアイテム

かかとのスキンケアにおすすめのアイテム

ガサガサになったかかとをきれいな状態にするには、かかとを保湿することが大切です。かかとのスキンケアには、保湿クリームや保湿専用靴下をおすすめします。それぞれの特徴を解説していきます。

保湿クリーム

かかとのスキンケアの代表的なものには、保湿クリームがあります。保湿クリームを塗ると、水分が失われるのを防ぐ効果が期待できます。

しかし、保湿クリームは塗ったあとのベタベタした感触が嫌だという人もいます。その場合は、次に紹介する保湿用靴下もおすすめです。

保湿専用靴下

かかとのケア専用に、かかと部分に保湿シートを内蔵した専用の靴下があります。履くだけでかかとの保湿ができるという、かかとの角質ケア用の靴下です。

薄手で普段の靴下の下に履けるインナータイプ、自宅で履くのに向いているタイプなどがあるため、使い勝手にあわせて選ぶことができます。

口ゴムがきつい靴下は、血流が滞り皮膚のターンオーバーを妨げる恐れがあります。ゆるめの口ゴムでしめつけず、ほどよいフィット感の靴下をおすすめします。


かかとのスキンケアをするときの注意点

かかとのスキンケアでは、ご自身の足の状態をよくみて適切なケアを行うことが大切です。ここでは、かかとのスキンケアをするときの注意点を解説します。

治らないときは水虫の可能性も

かかとの角質が硬くてなかなか治らないときには、水虫になっている可能性もあります。水虫には、大きく分けて趾間(しかん)型・小水疱型・角質増殖型の3つがあります。

角質増殖型の水虫は、いわゆる水虫のイメージである「痒みやジュクジュクといったただれ」が起こらないのが特徴です。皮膚が厚く硬くなり、足裏全体が白っぽくなるといった症状が出て、足裏の乾燥と区別がつきにくいこともあるでしょう。

仮に水虫だったとしても、適切な治療を受けることで改善が見込めます。水虫が疑われる場合には、早めに皮膚科などの医療機関で診てもらいましょう。

かかとやすりやピーリングの使用は慎重に

かかとやすりには、軽石から電動までいろいろあります。かかとやすりを使うと古くなった角質を取り除くことができますが、肌の状態によっては皮下組織を傷つけてしまう可能性もあるため注意が必要です。
削りすぎないように加減するのが難しいと感じたら、フットケアサロンなどでプロに施術してもらいましょう。

また、薬品の入った袋に足を入れて皮を剥くピーリングがありますが、角質が取れすぎてしまうことも少なくありません。
角質ケアに薬液を使うと、その薬液が原因でかぶれてしまうこともあります。事前にパッチテストを行い、使用上の注意をよく読んでから使いましょう。


スキンケア以外もある!かかとの角質を柔らかくする方法

スキンケア以外もある!かかとの角質を柔らかくする方法

かかとの角質を柔らかくするには、スキンケア以外にも日常生活で取り入れられるポイントがあります。ここでは、角質が柔らかくなる生活習慣を3つ紹介します。

足にあった靴を履く

かかとの角質が硬くなる原因の一つには、靴と靴下の間で摩擦が起こることもあるため、靴選びは重要です。摩擦を少なくするために、足にあった靴を選びましょう。

スニーカーでもパンプスでも、かかと部の素材がしっかりしていて足にきちんと固定される靴が理想です。クッション性のある素材を選ぶとなおよいでしょう。

適切な靴を選ぶことで、足の疲れや痛みも軽減することができ、歩行中のバランスが取りやすくなります。かかとに荷重が偏ることも減り、かかとの肌を柔らかく保つことにもつながりますよ。

入浴や足湯であたためる

かかとの角質を柔らかくするためには、入浴や足湯で足をあたためましょう。40℃くらいの温度が適切です。入浴や足湯をすると、汗や古くなった角質を洗い流すことができるため、足を清潔に保つことにもつながります。

さらに温かいお湯にゆっくりと浸かると足の血行を促進し、肌のターンオーバーの改善効果も期待できます。足の疲れも軽減され、リラックス効果も得られるでしょう。

ただし、熱いお湯に長時間入ったあとの皮膚は乾燥しやすくなるため、適度な温度で入浴するのがコツです。また、お風呂上りはかかとを保湿することも大切です。

足のストレッチで血行を促す

かかとの角質を柔らかくするために、足首回しがおすすめです。足首を動かすと足の血行が促進され、肌のターンオーバーも整いやすくなります。

また、足部の関節が動きやすくなるため歩行もスムーズに行えるようになり、かかとに負担がかかりにくくなる効果が見込めますよ。ここでは、足首回しのエクササイズを紹介します。

【足裏と足首のストレッチ】

  1. 右足を左足の太ももあたりに乗せる
  2. 足指を分けるように1本ずつ前後に開く
  3. 足指を1本ずつ左右によく広げる
  4. 足裏をグーでトントンとたたく
  5. 右手で右足首をしっかりとつかんで支え、左手の指を右足の指の間の奥まで入れる
  6. 足首から大きくまわす

片足20回ずつ行いましょう。足指が固くなっていると、最初は難しく感じるかもしれません。続けていくうちに、柔軟性が高まり回しやすくなるでしょう。

ストレッチを行い積極的に足裏を広げることで、足の指、1本1本の感覚が研ぎ澄まされていきます。足指や足首が伸ばされて心地よいストレッチですから、ぜひ1日1回、行ってみてください。

足首回し

→関連記事:浮き指をととのえる!靴下の選び方と予防改善エクササイズ


まとめ

ガサガサになったかかとの状態を改善するには、定期的にスキンケアを行っていくことが大切です。足の血行を入浴やストレッチでよくして、保湿ケアを行ってみてください。

ケアソク〈うるおす〉はかかとの保湿効果が期待できる靴下です。インナーソックスとしても使えるオープントウタイプと、足首を包むクルー丈タイプの2種類があります。本記事で紹介したケア方法とともに、ケアソクの靴下もぜひ試してみてください。

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記事監修:理学療法士 北澤友子