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足の裏の角質がカチカチ!原因とお手入れ方法を解説

足の裏の角質がカチカチ!原因とお手入れ方法を解説

足の裏の角質が硬く厚くなっていませんか。皮膚の表面は角質層で覆われています。この角質層が必要以上に硬く厚くなってしまい、悩んでいる人もいるでしょう。
特に、サンダルを履く季節には「角質がカチカチで、人前で素足になれない」と思うこともあるでしょう。

足の裏の角質が硬くなってしまう原因は何でしょうか。また、「足裏の角質を取る方法は?削っていいの?」とケアの方法で悩むこともあるかもしれません。

そこで今回の記事では、足の裏の角質が硬くなる原因を解説するとともに、角質をケアする方法を詳しく紹介します。


足の裏の角質が硬くなるとどうなる?

足の裏の角質が硬くなるとどうなる?

足の裏をはじめとして、皮膚がふっくらとやわらかい状態を保つためには、ターンオーバーを整える必要があります。

また、肌のターンオーバーの周期は、体の部位や年齢によっても異なりますが、一般的に、顔や首の肌は28日程度と言われます(※)。しかしかかとの皮膚は厚いため、顔の肌のおよそ2〜3倍かかると考えられています。
※20代の健康な人の目安。

足裏のターンオーバーが乱れて古い角質が蓄積されていくと、ひび割れの原因となる可能性があります。また、摩擦が大きくかかっている部分には、タコや魚の目ができてしまうことも珍しくありません。足裏の健康を保つためにも、角質ケアを行っておくことをおすすめします。

関連記事:かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説


足の裏の角質が硬くなるのはなぜ?原因は?

そもそも、足の裏の角質が硬くなってしまうのはなぜなのでしょうか。ここでは、原因を詳しく解説していきます。

乾燥しやすいから

足の裏の角質が硬くなるのは、乾燥が原因の1つだと考えられています。人の肌は、皮脂腺から分泌された皮脂がうるおいを保つ役割をしています。しかし、足の裏には皮脂腺がありません。

皮脂腺がない足裏は、他の部分よりも乾燥しやすいと言えます。秋冬など乾燥しやすい季節に靴下を履かずに素足で過ごしていると、さらに皮膚が乾燥しやすい状態を作ってしまいます。

摩擦や圧迫がかかるから

足の裏の角質が硬くなる原因には、摩擦や圧迫が過度にかかることも関係しています。足裏は全身の体重を支え、もともと圧力がかかりやすい部位です。日常生活の立ったり歩いたりする動作の中で、地面や床から衝撃を受けています。

そこで、サンダルや革靴など、クッション性の少ない履物によって皮膚が刺激を受けて、硬く厚くなってしまうことが考えられます。

足元が冷えるから

足の裏の角質が硬くなるのには、足元の冷えが原因となることも少なくありません。足が冷えて新陳代謝が低下してしまうと、皮膚のターンオーバーも滞ってしまいます。


足の裏の角質が硬い!やってはいけないお手入れとは?

足の裏の角質が硬い!やってはいけないお手入れとは?

足の裏の角質ケア用の製品を目にして、セルフケアをしようと思う人もいるでしょう。しかし、足の裏の角質ケアで、削ったりピーリングを行ったりするときは注意が必要です。ここでは、足裏の角質ケアでやってはいけないお手入れ方法を紹介します。

削りすぎる

足の裏の角質は、削りすぎないように注意しましょう。ドラッグストアなどでは、足裏の角質を削るやすりや軽石が販売されていて、気になる人もいるかもしれません。

しかし、皮膚は刺激を与えられると、防御反応で反対に厚く・硬くなってしまう恐れがあります。毎日削ったり、強い力でゴシゴシこすったりするのはやめましょう。

セルフケアでは、どこまで削ってよいのか加減が分からず、削りすぎてしまうことがあります。フットケアサロンなどで、プロに施術してもらうことをおすすめします。

強いピーリングをする

足の裏の角質ケアでは、強いピーリングも避けましょう。足裏の角質ケア用に、薬液に足を浸して皮を剥くという商品もよく目にします。

ただし、皮膚の最も表面にある角質層は、外側からの刺激や皮膚の内部を守るといった大切な役割も担っています。必要以上に剥いてしまうと皮膚が薄くなり、傷つきやすい状態を作ってしまう可能性があります。

また、ピーリングの薬液が肌にあわない人もいるため、敏感肌やアトピー肌の人は、避けたほうがよいかもしれません。ピーリング剤を使うときには、使用前にパッチテストを行いましょう。


足の裏の角質ケア3ステップ

足の裏の角質を柔らかくするには、日常的なケアが大切です。ここでは、足の裏の角質ケア方法を、以下の3ステップに分けて解説します。

  1. 入浴して角質を柔らかくする
  2. 足をよく洗う
  3. 保湿する

1.入浴して角質を柔らかくする

入浴して角質を柔らかくする

足の裏の角質をケアするには、まずは入浴して角質を柔らかくしていくことが大切です。40℃くらいの熱すぎないお湯で、入浴しましょう。日中は、足湯もおすすめです。入浴する時間は、全身浴で15分、足湯は5分~10分を目安にしてください。

湯船の中で、角質が気になる部分をマッサージするのもおすすめです。マッサージで足の血行をよくすると、肌のターンオーバーを促す効果も期待できますよ。

2.足をよく洗う

足があたたまったら、足を丁寧に洗いましょう。石けんをよく泡立て、足指と足指の間に手の指を入れて、1本ずつ洗っていきます。足をしっかり洗うことは、自分の足をよく観察することにもつながります。

また、洗い終わった後は、柔らかいタオルで足指の間までしっかりと水分を拭き取りましょう。足に水分が残っていると、雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌はニオイの元にもなってしまうため、しっかりと乾かすことが大切です。

3.保湿する

足をあたため、丁寧に洗った後は、保湿しましょう。洗い上がりの足は、油分が少なく乾燥しやすくなっています。お風呂上がりに、あまり時間を空けずに保湿ケアをすることが大切です。

保湿には、保湿クリームを塗る方法もありますが、履くだけで乾燥を防ぐ靴下を利用するのもおすすめです。忙しくてケアする時間が取れない方や、保湿クリームのベタベタが苦手な方は、足裏の保湿専用靴下を試してみてはいかがでしょうか。


足の裏の角質を柔らかくするための習慣

足裏の角質が硬くなってしまったときには、日常生活の工夫でも改善が見込めます。足の裏の角質を柔らかくするためには、以下の3つを意識してみましょう。

  • 足にあった靴を履く
  • 足指のマッサージをする
  • 機能性の高い靴下を履く

それぞれの方法を解説していきます。

足にあった靴を履く

足の裏の角質が硬くなるのを防ぐには、足にあった靴を履くことが大切です。靴ずれが起こっている箇所や靴があたりやすい場所は、摩擦が起きて、角質が厚くなってしまうためです。

歩くたびに、靴の中で足が左右・前後に滑ることのないよう、足にあった靴を選びましょう。また、足裏が固定されないミュールやサンダルなどは、歩くたびにパカパカとかかとが浮いて刺激し、余計な負荷をかけてしまうことがあります。

角質を柔らかくしたいときには、足のサイズや足幅があった靴を選び、靴下でしっかり保護しましょう。摩擦や衝撃などから、足裏にかかる負担を少なくすることが大切です。

足の血行を良くするためのマッサージをする

足の裏の角質が気になるときには、足のマッサージをして血行を促しましょう。足首をしっかり動かすと、ふくらはぎが筋肉に作用し、足指まで血行を促すことができます。

【足裏と足首のストレッチ】

  1. 右足を左足の太ももあたりに乗せる
  2. 足指を分けるように1本ずつ前後に開く
  3. 足指を1本ずつ左右によく広げる
  4. 足裏をグーでトントンとたたく
  5. 右手で右足首をしっかりとつかんで支え、左手の指を右足の指の間の奥まで入れる
  6. 足首から大きくまわす

片足20回ずつ行いましょう。足指が固くなっていると、最初は難しく感じるかもしれません。続けていくうちに、柔軟性が高まり回しやすくなるでしょう。

→関連記事:浮き指をととのえる!靴下の選び方と予防改善エクササイズ

機能性の高い靴下を履く

足の裏の角質が気になるときには、普段履いている靴下を、機能性の高い靴下に替えてみてはいかがでしょうか。

靴下の中には、かかとにクッション性があったり足裏のアーチを支えたりする機能を持つものがあります。また、足指を動かしやすい五本指靴下は、血行促進の効果も期待できます。足の冷えを防ぎたいときにもおすすめです。

→関連記事:足の裏が痛い時場所ごとの原因と解決法


まとめ

足の裏の角質が硬くなりすぎないよう、日頃からこまめにケアしていくことが大切です。足裏のケアでは、角質を削りすぎたり強いピーリングをしないよう注意しましょう。

足の裏が柔らかい状態を目指すには、足をあたため、洗ったあとにはしっかり保湿することも大切です。ケアソク〈うるおす〉は、かかとの保湿効果が期待できる靴下です。保湿クリーム不要で、履くだけで角質が硬くなるのを予防します。

また、ケアソクの5本指ソックス〈ととのえる〉は、足のアーチをサポートし、かかとのハニカムクッションが衝撃を和らげる機能性の高い靴下です。本記事で紹介した方法とともに、ケアソクの靴下もぜひ試してみてください。


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記事監修:理学療法士 北澤友子