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子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~足事情編~

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今、外反母趾・浮き指・扁平足など、足のトラブルが「子どもに」増えています。
「外反母趾ってハイヒールが原因なんじゃ……」と思いませんでしたか?
大人がなるものと思われていたトラブルが、今やハイヒールやパンプスを履いたことのない子どもにも見られるのです。

一体、子どもの足に何が起こっているのでしょうか?
イマドキの子どもの足について、3回シリーズでお伝えします。

子どもの足の特徴

まず、子どもの足を見てみましょう。

赤ちゃんの足はふにゃふにゃしてやわらかいですよね。それは構成している骨がほぼ軟骨だからです。そこから徐々に骨が形成され、12歳ごろまでは年に1cm近く成長し、18歳くらいでほぼ完成します。

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足の骨の発育の様子

また、赤ちゃんの足は扁平足。それが骨や筋肉の発達とともにアーチが形成され土踏まずができます。この「足のアーチ」が大事なポイント。
足のアーチが全体重を支えてバランスを取り、歩行時には足にかかる衝撃を分散してクッションの役割を果たしているのです。

現代人は足のアーチが形成されにくくなっている?

それが今、このアーチ形成が不十分なために起こる足のトラブルが、子どもの足に増えているのです。
例えば前述の外反母趾もそのひとつ。ハイヒールやパンプスなど先の細い靴の着用が原因と思われがちですが、そもそも横アーチが崩れて開張足(かいちょうそく)になっていることが大きな要因です。

アーチが崩れると足にかかる衝撃が吸収されにくく、足が疲れやすくなります。衝撃が足から上の方へダイレクトに伝わるため、膝や腰、肩へも負担が……!

なぜ、アーチが形成されにくいのでしょうか?

今や地面はアスファルトで覆われ、どこに行くにも車や公共交通機関を利用できる便利な現代。その反面、昔に比べれば生活のなかで歩くことが格段に少なくなっています。特に地方では完全に車社会です。
加えて、ゲームやスマートフォンの普及、防犯意識の高まりなど、生活環境の変化も関係しているかもしれません。日常的に外を走り回って遊んでいる子どもが少なくなったように思いませんか?
遊びの中で足を使う機会が減って足の筋肉が発達しなければ、当然アーチの形成に影響します。

生活習慣の変化に従って、子どもの足事情もかなり変わったと言えるでしょう。
しかし、その足で一生、全体重を支えなければならないことには変わりがないのです。

足の成長のためにできることはあります。

生活環境の変化はどうしようもない部分ですが、まだ足のためにできることはあります!

子どもの靴、ちゃんと選んでいますか?
次回は子供靴の選び方についてお伝えします。

2020/9/9追記:
子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~子どもの靴の選び方編~

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家の中でもできる足の運動、ビー玉移動。ゲーム感覚で遊びながら家族で足指を鍛えましょう!


記事内に出てきた「足のアーチ」「外反母趾」についてはこちらもどうぞ。
→参照記事:その体の不調、実は「アーチの崩れ」が原因かも!? ~基礎知識編~
→参照記事:外反母趾を引き起こす、意外な原因とは?

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(監修 理学療法士 北澤友子)
(イラスト 佐藤 / 編集スタッフ 高木)