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子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~靴の履き方編~

前回記事:
子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~足事情編~
子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~子どもの靴の選び方編~

子どもの足、最終回は、足の負担を軽くして疲れにくくなる、しかも靴が長持ちする履き方をご紹介します。

正しい靴の履き方

せっかくのひも靴やマジックテープであっても、楽に脱ぎ履きしやすいように履き口を緩めたまま脱ぎ履きしていませんか? しかも靴にぎゅうぎゅう足を入れて、つま先でトントン……。
そんな履き方は足によくないだけでなく、靴が壊れやすくなってしまいます。
子どもだけでなく大人のみなさんもご一緒に、この方法で靴を履いてみてくださいね。

1.靴を履くときは腰かけて。
2.マジックテープ(もしくは靴ひも)を緩め、足を靴に入れます。
3.かかとを床にトントンと着けて、かかとを合わせます。
4.マジックテープ(もしくは靴ひも)をしっかり締め直し、かかとを固定します。

これだけで、靴の中で足が滑ったりかかとが浮いたりせず、歩行が安定します。
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「かかとトントン」を合言葉に。

それから、靴を脱ぐときの注意点も。
大人もやりがちなのが、かかとを擦りながら脱ぐこと。これは大事な靴のかかと部分にダメージを与えてしまいます。マジックテープを緩めたら、手でかかと部分をしっかりつかんで脱ぐ習慣をつけましょう。
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裸足で歩くことも足を育てます。

何かに触れたとき、柔らかい・硬い・冷たい・熱い……と感じる感覚受容器が手足にはたくさんあります。特に足裏に触れるとくすぐったいのは他の部位に比べて感覚受容器が数多く密集しているためです。

立つときに唯一接する足裏はとても重要なセンサー。接地面からの情報を収集することで地面の変化にすばやく対応し、体のバランスを取ることができます。
特に子どもの頃にいろいろな刺激を足に感じさせることが、脳にも刺激を与えて感覚を鋭くし、足のバランス機能を高めるなど足の発育にいい影響を及ぼします。

靴で歩くのが当たり前の現代ですが、たまには外でも裸足になって足裏の感覚を研ぎ澄ませましょう。
芝生のチクチク、砂浜のザラザラ、石の上のゴツゴツ、泥の感触……など。

あらかじめ、ガラスの破片などが落ちていないことは確認してくださいね。

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未来を支える足のために。

3回に渡ってお伝えした子どもの足のお話はいかがでしたか?
足の先進国ドイツでは母子手帳に足の検診項目があり、足に変形の兆しがないか赤ちゃんの時から確認しているそうです。そして小学校に入るまでに家庭や幼稚園で正しい靴の履き方と、靴ひもの扱い方が教えられるのだとか。

残念ながら日本ではまだまだ足の大切さが浸透しているとは言えません。そこで、ぜひご家庭で伝えていただきたいのです。
子どものために足に合った靴を選んであげること、そして出かけるときには玄関で、
「かかとトントンしてね」
と大人がしつこく言い続けることで、子どもはそれが習慣化されます。

子どもが足に合った靴を履く気持ちよさを覚えたなら、きっと大人になっても自然と良い靴を選べるようになるはず。そしてまた次の子どもへと伝えていく……。
ぜひ、そうなってほしいと願っています。

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(監修 理学療法士 北澤友子)
(編集スタッフ 高木)