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2023-01

冷え取り靴下ってどんなもの?選び方のポイントを解説

冷え取り靴下ってどんなもの?選び方のポイントを解説

「冷え取り靴下って効果ある?」「どの靴下を選べばいいの?」

足が冷えやすくて、悩んでいる人は少なくありません。冷え取り専用の靴下があると耳にして、普通の靴下と何が違うのか気になる人もいるでしょう。

そこで今回の記事では、冷え取り靴下とは何かと、特徴や種類について詳しく解説していきます。また、冷え取り靴下の選び方も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。


冷え取り靴下とは?

冷え取り靴下とは?

冷え取り靴下とは、足元を温めて血行を促すのに役立つ靴下のことをいいます。冷え取り靴下は、秋冬の足先の冷えに悩む人や、夏でも冷房で足が冷たいと感じる人に向けて作られています。

指の形状や素材は製品によって異なるため、一概に「こういうものが冷え取り靴下だ」とは言えません。一般的な靴下とは違い、下半身の冷え対策を目的として素材や形にこだわって作られた靴下が、冷え取り靴下だと言えるでしょう。


冷え取り靴下の種類は?

冷え取り靴下の種類は?

冷え取り靴下には、形と素材、用途によっていくつかの種類があります。代表的なタイプは、以下の4種類です。

  • インナータイプ
  • 1枚で履けるタイプ
  • 重ね履き用のセットタイプ
  • つま先だけを覆うハーフタイプ

それぞれについて、詳しく解説していきます。

インナータイプ

冷え取り靴下には、重ね履きのインナーとして使用するタイプの靴下があります。形状は五本指ソックスで、シルクなど蒸れにくい素材が使われています。

足指の間にかいた汗が冷えると、足が冷えたと感じる人も少なくありません。冷房冷えとともに、「汗冷え」の予防にも、吸湿性放湿性の高いシルクはおすすめの素材です。

1枚で履けるタイプ

冷え取り靴下には、1枚で履けるタイプもあります。1枚で履ける冷え取り靴下には、二重構造になっていて重ね履きと同じような効果が得られるものや、裏起毛素材の靴下などがあります。

重ね履きは靴下の洗濯物が増えるのが嫌だという人や、忙しくて靴下を何枚も重ねて履くのが面倒だと思う人に選ばれやすいタイプです。

重ね履き用のセットタイプ

冷え取り靴下には、重ね履き用に2足セットや4足セットで販売されているタイプもあります。セット販売されている冷え取り靴下は、重ね履きすることを前提として作られているため、中の靴下は薄手で蒸れにくい素材のもの、外側の靴下は口ゴムがきつくならない仕様になっているなど、快適に履けるような工夫がみられます。

重ね履きをしてみたいけれど、靴下選びに迷ってしまう人には、セット販売されている冷え取り靴下を試されると良いでしょう。

つま先だけを覆うハーフタイプ

冷え取り靴下には、つま先だけを覆うハーフタイプのものもあります。主に夏の冷房対策や、オフィスでの着用にもおすすめです。

ハーフタイプであれば、ストッキングやタイツの下に履いても目立ちにくく、パンプスの下にも着用できます。窮屈感が少なく気軽に履けるのが魅力です。


冷え取り靴下の選び方

冷え取り靴下の選び方

ここまで紹介してきた通り、冷え取り靴下には種類がたくさんあって選ぶのに迷うという人もいるでしょう。冷え取り靴下を選ぶときは、以下の5つに着目してみてください。

  • 履くシーンで選ぶ
  • 素材で選ぶ
  • 指先の形で選ぶ
  • 丈の長さで選ぶ
  • それぞれのポイントを詳しくみていきましょう。

    履くシーンで選ぶ

    冷え取り靴下は、履くシーンにあわせて選びましょう。日中、屋外で活動するときは、重ね履きタイプではなく1枚で履けるタイプがおすすめです。

    重ね履きタイプは、靴下が途中でずれたり、分厚くて靴を履くと違和感があったりするのが嫌だという人も少なくありません。

    一方で、自宅でリラックスするときに履く冷え取り靴下を選びたい人は、重ね履きタイプでもよいでしょう。また、足が窮屈に感じるのが嫌な人は、口ゴムがゆるい靴下を選ぶのもひとつです。

    素材で選ぶ

    冷え取り靴下は、素材で選ぶのもおすすめです。化学繊維の靴下は、保温性が高いため足冷え対策に向くと思われがちですが、通気性はよくありません。汗をかいても吸収されにくいため、逆に汗冷えを起こしてしまう恐れがあります。

    また、化学繊維は帯電性があり静電気が起きやすいというデメリットも見逃せません。静電気が起こりやすいと、ストレスを感じるという人もいるでしょう。

    合成繊維よりも、汗を吸収して蒸れにくく、静電気の起こりにくい天然素材のウールやシルクをおすすめします。

    指先の形で選ぶ

    冷え取り靴下は、デザインで選ぶのもよいでしょう。冷え取り靴下の中には五本指靴下が多くみられます。五本指靴下は、足の指が1本ずつ袋に包まれていることで、足の指にかいた汗が吸収されやすいためです。また、足の指が動かしやすいことで血行促進の効果も期待できます。

    しかし、五本指靴下の見た目が気になるという人も少なくありません。五本指靴下の中には、一見すると五本指靴下にみえないけれど中で足指の間に仕切りがあるタイプがあります。五本指靴下に抵抗がある人は、そんな五本指靴下を選んでみるのもよいでしょう。

    丈の長さで選ぶ

    冷え取り靴下は、丈の長さで選ぶのも一つの方法です。足首よりも長いクルー丈や、膝下まであるタイプが一般的ですが、前述の通りハーフタイプもあります。

    しもやけや冷え性に悩む方や体の冷えやすい妊婦の方は、足首を覆うクルー丈がおすすめです。内くるぶしの上には、三陰交(さんいんこう)という、冷え性や生理不順などに効くツボがあります。三陰交は、内くるぶしの最も高い部分から指4本分上の位置にあります。三陰交が隠れる程度の長さを選ぶとよいでしょう。

    三陰交
    三陰交は、内くるぶしの一番高いところから3寸(指4本分)です。

    また、ふくらはぎには血液循環を担う筋肉があるため、ふくらはぎをしっかりと温められる長めの靴下を選ぶのもよいでしょう。


    冷え取り靴下についてよくある質問

    冷え取り靴下を購入する前に、冷え取り靴下をやめた人もいる、寝るときは履かないほうがいいなどの情報を耳にして、不安に思うこともあるでしょう。ここでは、冷え取り靴下に関する疑問にお答えしていきます。

    やめた人もいるって本当?

    冷え取り靴下をインターネットで調べると「やめた」「必要ない」などと出てきて、真相が気になります。「冷え取り靴下は必要ない」という声の多くは、重ね履きタイプについての意見が多く見られます。

    「靴下を重ね履きすると靴のサイズが変わってしまうのが嫌だ」、「忙しい朝に何枚も靴下を重ね履きするのが面倒だ」という人も少なくありません。また、洗濯物が増えてしまうのも、重ね履きのデメリットと言えるでしょう。

    冷え取り靴下の重ね履きが嫌な人は、1枚で履けるタイプを選んでみるのもおすすめです。


    寝るときは履かないほうがいい?

    寝るときは履かないほうがいい?

    冷え取り靴下は、寝るときには履かないほうがよいのか気になる人もいるでしょう。冷え取り靴下にかかわらず、足の寒さが我慢できず、寝るときに靴下を履いている人もいると思います。ですが実は、寝るときに靴下を履くと、かえって体が冷えたり、睡眠の質が低下したりすることがあります。

    人が眠りにつくには、深部体温が下がり、外の気温との差が生じて眠気がやってくるというメカニズムがあります。深部体温が下がるには、皮膚の表面から体内の熱を外に放出する必要があります。そこで足を靴下で覆ってしまうと、熱がこもり深部体温が下がりにくくなってしまうのです。

    また、寝ている間にかいた足の汗で蒸れてしまう、その汗が冷えて汗冷えにつながってしまう、などのデメリットが考えられます。

    靴下は、日中、外出するときや、お風呂上がりから寝るまでの間の使用をおすすめします。フローリングが冷たいと感じる場合は、朝起きてから着替えるまでの間に、ルームソックスとして冷え取り靴下を履いてみてはいかがでしょうか。

    まとめ

    冷え取り靴下まとめ

    冷え取り靴下は、足冷え対策として作られた、足元の血行を促すのに役立つ靴下のことです。指の形や丈、素材などバリエーションも豊かでさまざまな種類があるため、本記事で紹介したポイントを参考に、自分にあった靴下を選んでみてください。

    ケアソク〈あたためる〉は1足編むのにセーター2着分の糸を使用した独自の二重パイル構造を持つ冷え取り靴下です。足をすっぽり包む長い丈で、ふくらはぎの収縮運動をサポートするため、ぜひ試してみてください。

    また、ケアソク〈ととのえる〉のインナー5本指構造は、足指を動かしやすいことで血行促進の効果が期待できます。日中の靴下を〈ととのえる〉に代えて、足指を使って歩いてみませんか?


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かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説

かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説

かかとの角質が硬くなり、思う存分、足元のおしゃれを楽しめなくて悩む人もいるでしょう。自信を持ってサンダルやミュールを履けず、どうにかしたいと思う人も少なくありません。

「かかとの角質がカチカチになっている」「柔らかくする方法はあるの?」といった疑問はありませんか。そこで今回の記事では、かかとの角質が硬くなる原因と、放置してはいけない理由を詳しく解説します。かかとの角質を柔らかくする方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


かかとの角質が硬くなるのはなぜ?

かかとの角質が硬くなるのはなぜ?

気づいたらかかとがカチカチで、ストッキングに引っかかってしまうという人もいるでしょう。かかとの角質が硬くなる原因は、以下の3つが関係しているといわれます。

  • 皮脂腺がなく乾燥しやすい
  • 摩擦や刺激を受けている
  • 皮膚のターンオーバーが停滞している

それぞれについて詳しく解説していきます。

皮脂腺がなく乾燥しやすい

かかとの角質が硬化してしまうのには、「足裏には皮脂腺がなく、乾燥しやすい」ことが原因の一つです。

足裏には、体の他の部分よりも多くの汗腺が集中していますが、皮脂腺はありません。皮脂は、肌の潤いを守る働きをしているため、皮脂を分泌する皮脂腺のない足裏は、乾燥しやすい部位です。

摩擦や刺激を受けている

かかとは、摩擦や刺激を受けやすいというのも角質が硬くなる原因です。かかとは、歩行時に衝撃がかかる部位で、靴とともに地面や床からの刺激を受けます。体重による圧迫と、靴の摩擦を日常的に受けやすいため、角質が厚く・硬くなりやすいのです。

立ったり座ったり歩いたりという日常の動作の中でも、かかとには負荷がかかっています。さらに、パンプスやサンダル、ミュールなど、かかとの部分が固定されていない靴を履くと負担が大きくなってしまうのです。

皮膚のターンオーバーが停滞している

かかとの角質が硬くなるのは、皮膚のターンオーバーが停滞することも原因の一つです。身体が冷えて血行が悪くなると、代謝が悪くなり肌のターンオーバーに影響してしまいます。

私たち人間の肌は、大きく分けると、内側から皮下組織・真皮・表皮の3層からできています。さらに、最も外側にある表皮は、内側から順に基底層(きていそう)・有棘層(ゆうきょくそう)・顆粒層(かりゅうそう)・角層(かくそう=角質層)の4層から形成されています。

皮膚組織

内側に近い基底層で作られた細胞が細胞分裂して新たな細胞が生まれると、少しずつ変形しながら有棘層、顆粒層へと押し上げられていきます。最も外側の角層に到達した細胞は、やがて垢となって剥がれ、内側から新しい表皮が現れます。

この一連のサイクルが、皮膚のターンオーバーと呼ばれるものです。足は、ストッキングやタイツなどの締め付けや、冷えなどで血行不良が起こりやすい部位です。新陳代謝のサイクルが乱れてしまうと、足裏に角質が残り、うるおいがなく、分厚くカチコチの状態になってしまいます。


かかとの角質をそのままにしておくとどうなる?

かかとの角質をそのままにしておくとどうなる?

かかとがカチコチになった状態を、放置してはいけないと耳にしたことはありませんか。かかとの角質をそのままにしておくと、以下の2つのトラブルが起こりやすくなります。

  • ひび割れが起こる
  • 臭いの原因となる

それぞれについて、詳しく紹介していきます。

ひび割れが起こる

かかとの硬くなった角質をそのままにしておくと、乾燥してひび割れが起こる可能性があります。溜まった角質を放置しておくと、ひび割れる、亀裂が入るなどのトラブルが発生してしまうのです。

かかとがひび割れると、ストッキングや靴下を履くときにひっかかってしまい、ストレスを感じることがあります。素足でのおしゃれが思う存分楽しめないという方もいるでしょう。

また、ひび割れが悪化して出血や痛みを伴うと、歩き方が不自然になってしまうこともあります。不自然な歩き方が続くと、腰痛やひざの痛みを引き起こすこともあるため注意が必要です。

関連記事:かかとのひび割れをどうにかしたい!原因から対処法・予防法まで解説

臭いの原因となる

かかとの角質肥厚をそのままにしておくと、臭いの原因となることがあります。前述した通り、足裏には皮脂腺はありませんが、多数の汗腺があり、汗をかきやすい部位でもあります。

角質と汗が混ざると、皮膚の表面の細菌が汗の水分で活発になり、細菌が増殖し臭いが発生しやすくなります。特に、靴下よりも汗を吸わないストッキングの着用は、蒸れやすさにつながります。


かかとの角質でありがちな悩み

かかとにうるおいがなくカチコチに硬くなってしまったときには、ケアの方法などでさまざまな疑問が出てきます。ここでは、かかとの角質ケアでありがちな疑問に回答していきます。

  • 削っていいの?
  • 削ると厚くなるって本当?
  • めくれた皮は剥がしていいの?

それぞれの疑問について、詳しくみていきましょう。

削っていいの?

かかとの角質除去として、かかと用やすりや軽石など、角質を削るさまざまなアイテムをみると、削ってすっきりしたいと思うこともあるでしょう。

しかし、かかとの角質は、よほど硬い場合以外は削る必要がありません。むしろ、セルフケアで頻繁に削るのは、かえって角質を傷つけてしまいます。角質を除去するよりも、保湿などのケアに着目しましょう。

削ると厚くなるって本当?

かかとを削ると厚くなると聞いて、不安に思う人もいるでしょう。角質層は、「刺激を受けた」と感じると、保護機能が働き、硬化してしまうことがあります。ゴシゴシ削ったり、毎日削らないようにしましょう。

めくれた皮は剥がしていいの?

かかとの角質がガサガサになると、めくれてしまった皮を剥がしたくなることもあるでしょう。しかし、無理やり剥がそうとすると正常な皮まで剥がしてしまう恐れがあり、場合によっては出血してしまうこともあります。

また、保湿などのケアを行っても頻繁に皮が剝がれてしまうときには、かかと水虫の可能性もあります。かかとにできる水虫は、かゆみなどの自覚症状がなく、カサカサする角質増殖型の水虫です。不安に思う人は、一度、皮膚科などの医療機関を受診しましょう。


かかとの角質を柔らかくするには

硬くなったかかとの角質を柔らかくするには、どうしたらいいのでしょうか。かかとの角質を柔らかくするには、以下の4つの方法がおすすめです。

  • 履いている靴を見直す
  • 靴下を見直す
  • ホームケアをする
  • フットケアサロンに行く

それぞれの方法を詳しく紹介していきます。

履いている靴を見直す

履いている靴を見直す

かかとの角質を柔らかくするには、普段、履いている靴を見直してみましょう。足にあわないサイズの靴やクッション性のない靴を履いていると、足底の摩擦や衝撃が大きくなってしまいます。

大きすぎる靴は、靴の中で足が前すべりを起こしやすく、その都度かかとに摩擦がかかってしまいます。反対に、幅が狭かったり小さかったりする靴は、かかとが圧迫されてやはり負荷が大きくなってしまいます。

靴底や中敷きに、クッション性のある靴を選ぶなどの工夫をおすすめします。地面からの衝撃を緩和させるものや、ソールが柔らかいものを選んでもよいでしょう。

靴下を見直す

かかとの角質を柔らかくするには、靴下を見直すこともおすすめです。まず、家の中で素足で過ごすことが多い人は、靴下を履いてみてはいかがでしょうか。フローリングとかかとの摩擦も予防できます。このとき、かかとの部分にクッション性のある靴下を履くと、衝撃を和らげることができます。
また、足冷えや乾燥を防ぐことにもつながります。

綿の靴下は通気性がよいため、保湿クリームを塗ったあとに履くのもおすすめです。

ホームケアをする

カチカチになったかかとの角質を柔らかくするには、ホームケアをするのもおすすめです。40℃程度のぬるま湯にゆっくり入浴するか足湯をしましょう。足は指の間や爪の際などまも丁寧に洗い、マッサージをすると血行を促すことができます。

お風呂や足湯から上がったあとは、保湿をすることも大切です。尿素などの成分が配合された保湿クリームを塗ったり、かかとの角質ケア用の靴下を活用してみてはいかがでしょうか。

かかとのケアに関して、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:かかとのケアでやってはいけないNG行動とは?効果的なお手入れ方法を解説

フットケアサロンに行く

角質が硬化し、ひび割れなどを起こしている場合は、フットケアサロンでプロにケアをしてもらうことをおすすめします。

自分でピーリングを行ったり削ったりすると、皮膚を守るのに必要な角質層まで削り、傷をつけてしまうことがあります。足底の状態を把握し、やりすぎない程度にケアを行うのは、セルフケアでは難しいものです。

フットケアサロンなら、プロが一人ひとりにあった正しい施術を行い、リフレクソロジーなどのケアをしてくれるところもあります。かかとがなめらかになるだけではなく日常のお手入れのコツも、アドバイスが受けられることもあるでしょう。


まとめ

かかとの角質が硬くなるのは、乾燥・摩擦・皮膚のターンオーバーの停滞が原因だと考えられます。角質が硬くなっているのを放置してしまうと、ひび割れや足の臭いの原因につながるため、早めに対策しましょう。

ケアソク〈うるおす〉は、保湿クリーム不要で、履くだけでかかとの保湿効果が期待できる靴下で、とても手軽なフットケアです。また、かかとへの負担軽減には、ケアソクの〈ととのえる〉もおすすめです。

かかとの角質をしっかり集中ケアしたいときには〈うるおす〉、日常生活や軽い運動には〈ととのえる〉を使用するなど、生活の中で使い分けてみてはいかがでしょうか。それぞれ普段履きやビジネス・就寝中など、生活シーンに合わせたタイプを用意しています。詳細はぜひオンラインショップをご覧ください。

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かかとのひび割れをどうにかしたい!原因から対処法・予防法まで解説

かかとのひび割れをどうにかしたい!原因から対処法・予防法まで解説

かかとがカチカチになる症状が進み、ひび割れて困っているという人はいませんか?

「かかとがひび割れてしまったらどうすればいい?」「なぜひび割れてしまうの?予防する方法はある?」と思う人もいるでしょう。

そこで今回の記事では、かかとのひび割れの原因と対処法を詳しく紹介していきます。ひび割れないようにするための予防法も解説しますので、ぜひご覧ください。


かかとがひび割れてしまうのはなぜ?

かかとがひび割れてしまうのはなぜ?

そもそも、かかとはなぜひび割れてしまうのでしょうか。かかとのひび割れの原因は、以下の4つが考えられます。

  • 皮膚の乾燥
  • 冷えによる新陳代謝の低下
  • かかとにかかる摩擦
  • かかと水虫

かかとのひび割れの原因を、1つずつ解説していきましょう。

皮膚の乾燥

かかとがひび割れてしまうのは、皮膚の乾燥が原因です。秋冬など、季節によって空気が乾燥しがちな時期は、家の中で素足で過ごしていると、皮膚の表面の角質層から水分が蒸発しやすくなります。外気の乾燥に加えて、床暖房、ホットカーペット、こたつなどの暖房器具の影響も大きいでしょう。
水分が蒸発してしまうと、角質層が乾燥しがちになり、カサカサしてしまうのです。

私たち人間の皮膚には、皮脂腺から皮脂が分泌され、角質の水分の蒸発を防ぎ、角質内の水分を一定に保つ、膜のような働きをしています。
しかしそもそも、かかとなど足の裏には皮脂腺がないため、角質内の水分を保てず、乾燥しやすいのです。かかとの皮膚が乾燥した状態が続くと、ガサガサになったりひび割れたりという症状が出ます。

冷えによる新陳代謝の低下

かかとがひび割れてしまうのには、足の冷えによる新陳代謝の低下も関係しています。人の皮膚細胞は、一定期間で生まれ変わっています。

皮膚の内部で生まれた細胞が、次第に皮膚の表面まで押し上げられ、剥がれ落ちるまでの一連の流れを、皮膚のターンオーバーといいます。皮膚のターンオーバーは通常28日周期ですが(※)、かかとは120日周期で行われます。そのため、かかとの角質は厚くなりやすい部位です。さらに体の末端にある足は、血行が悪くなりやすく、寒さなどで冷えると新陳代謝が低下してしまいます。
※20代の健康な人の目安。年齢を重ねるに従いこの期間は長くなります。

足が冷えて新陳代謝が低下すると、皮膚のターンオーバーが乱れやすくなり、角質が硬く・厚くなってしまうのです。

かかとにかかる摩擦

かかとのひび割れには、摩擦も関係しています。足は、体重を支える重要な部分です。普段の生活の中で、立つ・座る・しゃがむ・歩くなど、あらゆる動作をするたびに、地面や床からの負荷がかかっています。特に歩行時はかかとに一番に衝撃を受けます。

そのため、かかとが受ける刺激や摩擦が大きいと、角質は硬く・分厚くなります。硬直化したかかとに、大きな負荷がかかると、割れてしまうこともあります。

かかと水虫

かかとのひび割れがなかなか治らない場合、かかと水虫になっている可能性もあります。水虫の原因は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種です。足は、靴や靴下に覆われている時間が長いと高温多湿になりやすく、一旦、白癬菌が付着すると、白癬菌の繁殖しやすい環境になってしまいます。

かかとや足の爪にできる水虫は「角質増殖型白癬」といい、足指の間に起こるジュクジュクとした水虫とは異なります。足裏全体の皮膚が分厚くなり、かかとの部分はひび割れを起こすことがあります。

角質増殖型白癬は、空気が乾燥しがちな冬のほうがひび割れなどの症状が出やすいという特徴があります。多くの場合、かゆみが出ないため、単なる乾燥と間違えることも珍しくありません。水虫かなと思った場合には、皮膚科などの医療機関の受診をおすすめします。

関連記事:足の裏が乾燥する原因と5つの予防法を詳しく解説


かかとがひび割れてしまうと起こるトラブル

かかとがひび割れてしまうと起こるトラブル

かかとがひび割れてしまうと、どんなトラブルが起こるのでしょうか。一般的には、以下の3つで悩む方が多くいらっしゃいます。

  • ストッキングや靴下にひっかかる
  • 悪化するとひび割れが深くなり、痛みを伴う
  • 歩き方が不自然になる

1つずつ、詳しく解説していきます。

ストッキングや靴下にひっかかる

かかとがひび割れてしまうと、ストッキングが伝線したり靴下にひっかかったりします。

靴下やストッキングを履くときに、かかとのガサガサがひっかかり、不快に感じたり破れやすくて困る人も少なくありません。かかとの角質ケアを何もしていないと、痛むほどの症状が出てしまうため早めの対策が必要になります。

また、ストッキングを履いていると、靴を脱いだときに潤いが不足し、ガサガサとしたかかとが目立つかもしれません。ストッキングの色にもよりますが肌は意外と透けて見えるものです。

悪化するとひび割れが深くなる

かかとのひび割れは、悪化してしまうと深くなり、出血して痛みを伴う場合もあります。また、皮ふのひび割れの亀裂が起こった箇所から細菌が入って感染してしまうと、化膿するなど大きな肌トラブルに発展することがあります。症状が進まないうちに、早めにケアすることが大切です。

歩き方が不自然になる

かかとのひび割れがあり、痛みを伴うと、痛むかかとを庇って歩くようになり、歩き方が不自然になってしまいます。
その状態が続き、長期的に普段の歩き方や立ち方にも影響を及ぼしてしまうと、ひざの痛みや腰痛を引き起こす可能性もあります。


かかとがひび割れてしまったときの対処法

かかとがひび割れてしまったときの対処法

忙しい毎日の中で、かかとの角質をケアする時間が取れずに、かかとがカチカチになってしまうこともあるでしょう。かかとがひび割れてしまったときには、以下の2つの対処法をおすすめします。

  • ワセリンを塗る
  • フットケアサロンへ行く

それぞれの方法を詳しく紹介します。

ワセリンを塗る

かかとのひび割れが、歩くたびに痛い場合には、ワセリンを塗りましょう。ワセリンとは、石油を精製した皮膚の保湿剤のことです。ひび割れが深いと、出血していることもあるかもしれません。痛みや傷がある場合は、まずは傷の保護のためにワセリンを塗って、外側に油膜を作ることが大切です。

ワセリンの成分は、皮膚の角質層に水分を補給するものではありませんが、内側の水分が蒸発しないように閉じ込める機能を持っています。さらに、ホコリや花粉などの外部刺激から肌を守ります。

ワセリンを塗ったら靴下を履き、摩擦や荷重を小さくしましょう。また、足にあった靴を履いたり、靴底にクッション性のある靴を履いたりするのもおすすめです。なお、尿素製剤も保湿のために使われます。

フットケアサロンへ行く

角質が厚くなり、ひび割れている場合は、フットケアサロンでケアをしてもらうのがおすすめです。

セルフケアで削ったりピーリングを行ったりすると、削りすぎて皮膚を傷つけてしまうことや、傷口から雑菌が入ってしまうことも少なくありません。フットケアサロンは、足裏の角質や魚の目、巻き爪などのケアもあわせて施術が受けられるお店が多くあります。

ひび割れがひどく亀裂で出血を伴う状態だったり、敏感肌や、保湿剤で肌が荒れやすい人は、皮膚科など医療機関に相談しましょう。


かかとのひび割れを予防する方法

繰り返してしまう、かかとのひび割れの悩みは、どう解消すればいいのでしょうか。ここでは、かかとのひび割れを予防する以下5つの方法を紹介します。

  • 入浴して角質を柔らかくする
  • かかとへの刺激を和らげる
  • 栄養バランスに気を配る
  • 体重増加に気をつける
  • 保湿機能のある靴下を履く

それぞれの方法をみていきましょう。

入浴して角質を柔らかくする

かかとのひび割れを予防するには、ぬるめのお風呂に10分~15分ほどかけてゆっくり浸かり、角質を柔らかくしましょう。このとき、お風呂を熱くしすぎないように注意します。
40℃程度が適切なお湯の温度です。

入浴する時間がないときには、足湯をするのもおすすめします。入浴中や入浴後にマッサージをして血行をよくすると、さらに肌の新陳代謝が促されます。

かかとへの刺激を和らげる

かかとのひび割れを防ぐには、外部からの刺激をやわらげることも大切です。大きすぎる・小さすぎるような靴は避けて足にあった靴を選ぶことも重要です。

立った時にかかとに荷重がかかりすぎる傾向がある場合は、足にあったインソールを装着することで、足のちょうど中央部(土踏まずあたり)に自然と荷重がかかるように調整をすることもできます。

特に、夏は、屋外ではミュールやサンダルなどで過ごし、室内では素足で歩くという方も多いかもしれません。しかし、ミュールやサンダルなどかかとが固定されていない靴はかかととの摩擦や刺激が大きいです。
また、夏の屋内のフローリングは、エアコンの冷気で冷やされているため、冷えによる血行不良にも気をつけたいところです。
冬でも夏でも室内では靴下を履き、屋外ではクッション性のある靴を選ぶことをおすすめします。

栄養バランスに気を配る

かかとのひび割れを予防するには、食生活にも目を向けてみてはいかがでしょうか。すぐに効果が表れる方法ではありませんが、栄養バランスに気を配ることで、肌の健康維持効果が期待できます。

例えば、森のバターとも呼ばれるアボカドは、良質な脂質が多く含まれる食品です。また、アボカドに含まれるビタミンEは、肌の血行促進を正常に保つのに役立ちます。

そして、皮膚をつくる材料となる栄養素、タンパク質もバランス良く摂取しましょう。大豆などの植物性たんぱく質と、肉・魚・乳製品など動物性タンパク質の両方を摂ることをおすすめします。

食事のほかにも、体を冷やす冷たい飲み物を摂りすぎず、生姜など体をあたためる食材を適度に摂取しましょう。飲酒は体内の水分を消費してしまい、肌の水分も失われやすくなってしまいます。一緒に水分補給をするのもひとつの方法です。

体重増加に気をつける

体重の増加により、物理的にかかとへの衝撃や負担は増加します。
そうならないために、前述の栄養バランスに気を配ることに加えて、適度な運動を継続しましょう。それが、身体の健康にも、かかとのガサガサを予防することにも繋がります。

保湿機能のある靴下を履く

かかとのひび割れには、かかとの集中ケアをする靴下を履くのもおすすめです。かかとの部分に保湿シートが内蔵されている、かかとの保湿専用の靴下です。

お肌が弱い方や、クリームがベタベタするのが不快という方でも、保湿クリームを塗らずにかかとのケアができます。また、削ったりピーリングを行ったりする手間もなく、履くだけでケアできるため、忙しい方でも手軽に取り入れられますよ。


まとめ

かかとがひび割れてしまう原因は、乾燥・冷え・摩擦の3つにより、肌のターンオーバーが乱れてしまうことにあります。
カチカチのかかとがひび割れないように、入浴方法や食事の栄養バランスからチェックし直しましょう。

ひび割れで痛みが伴う場合は、ワセリンを塗って保護・スキンケアする方法もあります。しかしまずは、フットケアサロンでのプロのお手入れや、皮膚科など医療機関を受診しましょう。放置すると悪化してしまうこともありますし、状況によっては治療が必要な場合も考えられます。

ケアする時間のない方は、履くだけでかかとの集中保湿ができる靴下をおすすめします。
ケアソク〈うるおす〉は、足の皮膚の専門家と共同開発した科学的エビデンスのある靴下です。極薄で、日中履いている靴下のインナーとしても使える〈うるおす かかとカバー〉と、自宅でリラックスしているときに履く〈うるおす リラックス〉の2タイプがあります。利用シーンや目的に応じて、ぜひお試しください。


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〈ととのえる〉がエコパッケージに替わるまで

2022年7月、〈ととのえる〉のパッケージが替わりました!
箱のパッケージから一転、環境に配慮したシンプルなエコパッケージに。

新旧のパッケージ比較

以前より、お客様からは
「自分用だからこんな立派な箱に入っていなくてもいいのに」
「箱を捨てるのがもったいない」
というお声をいただいていました。

確かに。扱いやすさや環境のことを考えると、箱のパッケージは手が込みすぎていると感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、そのようなことは理解しつつも、パッケージを変更する判断は簡単にはできませんでした。
それは、パッケージを通してお客様に伝えたいことがあったからです。


パッケージが与える印象は大きい

そもそも、パッケージってどれくらい重要ですか?

わたしはかなり印象が左右されると思っています。
商品を買うとき、似たようなもの2つで迷ったら、素敵だな~と思うパッケージを選びますし、期間限定の特別なパッケージがあったら、迷わずそちらを選びます。

店頭に並んでいる商品のパッケージと通販で届いた商品のパッケージは少し役割が違いますが、印象が変わることは間違いないはず。

そう考えると、「たかがパッケージ、されどパッケージ」。


ケアソクがパッケージで伝えたいこと

重要なパッケージだからこそ、パッケージの変更に取り組むべきかとても悩みました。
それは、届いた人にブランドのコンセプトが伝わらなくなることが不安だったから。
〈ケアソク〉は、従来の靴下の概念を超えた「FOOT HEALTH WARE(フットヘルスウェア)」と位置付けています。

ケアソクにとってパッケージは、そのコンセプトを伝えるための大切な手段。
靴下を手に取ったときの感動や期待、そして普通の靴下とは違うフットヘルスウェアという特別感。
私たちはパッケージを通して、これを何よりも伝えたいのです。

そのための最適な方法が箱のパッケージでした。
箱に印刷されていた十分な情報量、そして、あの箱が醸し出す雰囲気、パカッと箱を開けたときのワクワク感……。

箱を開けたときのワクワク感
満を持しての登場感が出る気がします。

正直、ずっと使用していたパッケージに愛着もあったので、違うパッケージに替えることに寂しさもあったんです。

でも! 第一に考えるべきは「お客様にとってよりよくあること」!

なので、

  1. お客様が扱いやすいこと

  2. ケアソクのコンセプトが今まで同様に伝わること

この2点を絶対条件として、新しいパッケージ作りに取り組みました。

そんな想いを込めたパッケージのこだわりのポイントをご紹介します。


台紙と生産工程をエコにこだわりました

台紙はダンボール古紙を使用した素材に、最低限のモノクロ印刷をしました。型抜き時にムダが出ない面付けも工夫したポイントです!

台紙と生産工程をエコにこだわりました
台紙を型抜きしているところです。

このパッケージで「FSC認証マーク」を取得しています。
FSC認証とは、森をこれからも守り続けていくために、適切に管理された森林からの生産品に与えられるもので、管理活動の実施や地域社会との関わりなど、10の原則と70の基準を満たすことが必要な、取得するのがなかなか難しい認証なのです。
少し難しい内容ですが、つまり、限りある森林資源を守りながらパッケージを作っているということです!


靴下を留めている黄色の「アレ」の秘密とは?

エコパッケージをパッと見て気になることといえば、やはり靴下を留めている黄色の「アレ」ではないでしょうか。
「アレ」実は、1つのリングなのです!

リングだけで留めることによって、〈ととのえる〉の3つの機能(インナー5本指、かかとハニカムクッション、横アーチサポート)が一目でわかるというのがポイント。
初めて商品を手にした人にとって、すぐに普通の靴下との違いを感じてもらえるようになっています。

リングで靴下を留めるアイデアは、靴下を編むときに出る輪っか(ロッソリング)からヒントを得ました。

ロッソリング
ロッソリング。山忠の直営店「ごえん」では、靴下とパンフレットを留めるためにも使っています。

最初はこのロッソリングをそのまま使おうと考えていました。
しかし、大きさや素材にバラつきがあり、緩いと靴下が落ち、キツすぎると台紙が曲がってしまうため、あえなく断念。

そこで山忠の靴下工場の技師に、「リングだけ作れないか」相談してみました。
「作ったことはないからわからない」という返事でしたが、その1時間後。

「できたよ~!」

…………はやっ!!(笑)

ロッソリング
1時間後にできあがった試作品。スーパー技師の力、恐るべし。

その後、絶妙な伸び具合を実現するために、技師と二人三脚で微調整を重ね、今のちょうどいいリングが完成しました!
カラーは〈ととのえる〉のイメージカラーであるイエローに。パキッとした靴下の色にもよく映えます。

ロッソリング
靴下を収納するとき、これで留めておけば行方不明になりませんよ。


エコパッケージはいかがでしょう?

こうして出来上がったエコパッケージ。
以前の箱のパッケージから比べると、かなり思い切った仕様になったので、お客様に受け入れてもらえるか、正直不安でした。

でも運用を開始してみると、
「自宅用で買うことがほとんどで、箱がもったいないと感じていたので嬉しい」
など、お客様から肯定的なお声をいただけました。
お客様が扱いやすくなるようにという想いからスタートした変更だったので、喜んでいただけたことは何よりの励みとなりました。
扱いやすさと同時に、「フットヘルスウェア」というコンセプトも、変わらず伝わっていたら嬉しいです。

もちろん、パッケージだけでなく、新商品開発にも常に力を入れてすすめております!
しっかりとしたエビデンスを取得し、みなさまのお役にたてる商品をお届けできるまで、楽しみにお待ちください。

※エコパッケージでのお届けは、オンラインショップでのご注文に限ります。取扱店舗では、従来通り箱のパッケージで販売しております。
※ご注文時にギフトラッピングをご希望いただいた場合は、箱パッケージにラッピングをしてお届けいたします。
 


スタッフ:高橋


かかとのケアでやってはいけないNG行動とは?効果的なお手入れ方法を解説

かかとのケアでやってはいけないNG行動とは?効果的なお手入れ方法を解説

かかとに自信がなくて、人前で靴下を脱ぐのが嫌だと思う人は少なくありません。「かかとの角質が硬くなっている」「ケアする方法はある?」という悩みを持っている人もいるでしょう。

実は、かかとのお手入れ方法には、やってはいけないNG行動があります。つるつるのかかとを手に入れるには、正しいケアを行うことが大切です。

そこで今回は、かかとが硬くなる原因を解説し、かかとのケアでやってはいけない行動と効果的なお手入れ方法を詳しく紹介します。


かかとが硬くなるのはなぜ?ケアを知る前の知識

ケアの方法を知る前に、かかとが硬くなってしまう原因を探ってみましょう。かかとの角質トラブルには、乾燥・摩擦・冷えが関係しています。

人の肌は、皮脂腺から出た皮脂が膜を形成することにより水分を保っています。しかし、かかとには皮脂腺がなく、自らを潤す機能がありません。さらに、全体重がかかりやすく靴と靴下の間で摩擦が起こりやすいかかとは、角質化しやすいという特徴があります。

さらに、足は体の末端にあり、冷えやすい部位です。足元が冷えて血液やリンパの流れが悪くなると、皮膚のターンオーバーも滞ってしまい、角質が硬く厚くなりやすいといえます。

このようなかかとの特徴を踏まえて、ガサガサの角質を柔らかくするには、こまめに足部のケアをすることが重要です。

関連記事:かかとがガサガサになるのはなぜ?水虫との見分け方や対処法を解説


かかとのケアでやってはいけないNG行動!

かかとのケアでやってはいけないNG行動!

かかとのケアグッズで、よく目にするのは角質を削ったりピーリングを行ったりするものです。しかし、実はかかとには、やってはいけないNG行動があります。かかとの誤ったケアや習慣には主に以下の5つがあります。

  • 角質を削りすぎる
  • 強いピーリングをする
  • 乾燥したまま放置する
  • 日常的に素足で靴を履いている
  • かかとに余計な荷重をかける

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

角質を削りすぎる

硬くなったかかとの角質は、セルフケアで削りすぎないように注意しましょう。分厚くなった角質を削りたくなる人もいるでしょう。しかし、角質を削ることで皮膚に刺激を与えてしまい、皮膚の防御反応によりかえって厚く・硬くなってしまいます。やすりなどで、かかとの角質を強く削るのはやめましょう。カミソリなどの刃物で削ぎ落とすのは、もってのほかです。

強いピーリングをする

かかとのケアでは、強いピーリングをするのもやってはいけない行動です。古い角質を除去するピーリングは、使用後になめらかな肌が現れ、あたかも効果があるように感じるでしょう。

しかし、皮膚の一番外側にある角質層には、外部刺激から皮膚自らを保護する機能や、紫外線や細菌から守る機能、体内に水やその他の物質が侵入するのを防ぐといった役割も担っています。

必要以上に剥いてしまうと、皮膚が薄く傷つきやすくなってしまい、逆に皮膚の防御反応でピーリングを行う前よりも硬くなってしまう恐れがあるため、注意が必要です。

乾燥したまま放置する

乾燥したかかとを放置することはおすすめしません。かかとの乾燥は、放っておくと進行してしまいます。

入浴すると角質は柔らかくなりますが、そのまま保湿をしないと水分が蒸発してしまうためです。前述したとおり、かかとには皮脂腺がなく自ら保湿する機能を持たないため、外側から保湿をしましょう。

角質の乾燥が進むと、外部からの衝撃を受けてひび(亀裂)が入りやすくなります。ひびが深くなると、中が赤く見えたり(あかぎれ)、出血や痛みを伴ったりする場合もあります。

痛みが出ると、歩行が困難になり、かかとの痛みをかばって不自然な歩き方が続くと、ひざや腰にも悪影響を与えてしまうのです。症状が軽いうちに、早めにケアすることが重要です。

日常的に素足で靴を履いている

かかとの角質が気になるときには、素足で靴を履くこともおすすめしません。足の裏には皮脂腺がありませんが、汗腺は1平方センチメートルあたり300個もあり、多い時には両足で1日にコップ1杯の汗が出ます。素足で靴を履くことにより、汗の吸収ができないため、臭いの原因に繋がります。

また、夏場は家の中では素足で、外でも素足にサンダルで過ごすという人も多いかもしれません。しかし、足はエアコンからの冷気で冷やされ、屋外では歩行の衝撃を受けています。

乾燥しがちな冬だけでなく、夏でもかかとの乾燥を防ぐことが重要です。できれば、素足で履くサンダルやミュールは毎日ではなく、靴下を履いて保護したり、スニーカーなどの靴をおすすめします。

かかとに余計な荷重をかける

余計な荷重をかけることも、かかとの角質のためにはやってはいけない行動です。かかとに荷重がかかりやすい状態は、圧力や刺激が大きくなり、角質化を招くだけではなく、腰痛を引き起こすこともあります。

特に、仕事で重い物を持つことが多かったり、子育て中で子どもを抱っこしたりすると、自分の体重以上に、かかとへの圧力が大きくなってしまいます。もちろん、自身の体重増加も関係します。

家の中では、かかとにクッション構造を持つ靴下を履き、外では靴底にクッション性のあるスニーカーを着用することなどで、かかとにかかる負荷を緩和できるでしょう。

関連記事:かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説


かかとをケアするアイテムには何がある?

かかとをケアするアイテムには何がある?

かかとを自分でケアするときには、どんなアイテムがあるのでしょうか。代表的なものには、以下の5つがあります。

  • リムーバー
  • スクラブ
  • パック
  • 保湿クリーム
  • 靴下

ここでは、それぞれのアイテムの特徴を詳しく解説します。

リムーバー

かかとのケア用として販売されているアイテムの一つに、リムーバーがあります。リムーバーとは、かかとの角質を削る、やすりのことです。角質を研磨する面に柄がついていて、お風呂の中などで使います。

また、やすり面が電動で動くローラー型のリムーバーもあります。ただし、角質を削り過ぎると肌に負担がかかってしまうため、使い方には注意が必要です。一度に皮膚が赤くなるくらいたくさんの角質を削るのではなく、触って少し皮膚が柔らかくなるくらいに留め、リムーバーの使用頻度は、2週間に1度くらいにしましょう。

スクラブ

かかとのケア用品には、スクラブがあります。スクラブとは、ジェルやクリームに含まれる粒子を皮膚に擦り付けることにより、古くなった角質を取り除くという洗浄アイテムのことです。

ピーリング効果のある、かかと専用のスクラブもあります。ただし、洗浄力が強いため、自分で使用頻度を調節する必要があります。多くても1週間に1度くらいの使用が理想的です。また、敏感肌の人は、パッチテストなどを事前に行うことをおすすめします。

パック

足型のシートに足を入れる、パック状のかかとの角質ケア用の商品もあります。ピーリング液に一定時間足を浸すことで、足裏の角質を剥がすものです。パックの使用後、足裏の角質が剥がれ落ちるまでに1週間かかるものが多く見られます。

継続的にケアが必要になる方法ではありませんが、パックの使用中は60分程度、足を入れたままじっとしていなければなりません。
また、パックに使われている液体はピーリング剤であるため、肌を傷めないよう自己管理する必要があります。

保湿クリーム

かかとのケアグッズで一般的なものに、保湿クリームがあります。かかとのひび割れや乾燥をしっかり防ぎ、水分を逃がさないように使います。水分が不足したパサパサかかとには、お風呂上りはすぐに保湿クリームを塗ったり、クリームの前に化粧水などで水分を与えてからクリームで保護するとより効果的です。

保湿クリームなどのケアアイテムは、毎日欠かさず塗ることで効果が現れる方法であるため、コストパフォーマンスも考えながら選ぶとよいでしょう。

靴下

かかとのケアには、靴下も重要なアイテムです。素足でいるよりも靴下を履く方が、肌の保湿に加えて足の冷えを防げるため、血行が良くなり、ひび割れの予防効果も期待できます。

また、保湿クリームと靴下を併用するのもおすすめです。足裏に保湿クリームを塗ったまま素足で歩くと、ぬるぬるした感触が不快に感じる人や、フローリングが汚れるのが気になるという人もいるでしょう。

一方で、かかとを集中ケアする機能性靴下もあります。生地の内部に保湿シートが内蔵されており、保湿クリームを使わずに履くだけでかかとの角質ケアができる靴下です。

保湿クリームが苦手な方や、手軽にかかとをケアしたい人には、おすすめのアイテムと言えます。


かかとをケアするアイテムの選び方

かかとをケアするアイテムの選び方

ここまでご紹介した通り、かかとのケア用品には、いくつかの種類があります。では、どのアイテムを選べばいいのでしょうか。選び方は、以下の4つがポイントです。

  • かかとの状態をチェックする
  • 価格で選ぶ
  • 用途や時期で選ぶ
  • 使い勝手で選ぶ

それぞれのポイントを、詳しく紹介していきます。

かかとの状態をチェックする

かかとをケアするアイテムを選ぶときには、かかとの状態をチェックして選びましょう。軽度であれば保湿クリームや靴下など、肌への負担が少ないものがおすすめです。

ひび割れがあったり、角質が厚くなっていたりする場合は、自己判断でセルフケアは行わず、まずはフットケアサロンへ行くことをおすすめします。フットケアサロンで行われるかかとの角質ケアは、足の状態をプロが確認しながら、必要な処置と保湿を行います。

価格で選ぶ

かかとをケアするアイテムは、価格で選ぶというのも方法の一つです。保湿クリームやパックは消耗品であるため、続けて使用することを考えると、高額なものは選びにくいものです。

一方、靴下でケアを行うタイプは、洗濯して繰り返し使えます。継続的に使用することを踏まえて、トータルコストで比較検討してみるのもおすすめです。

用途や時期で選ぶ

かかとをケアするアイテムを選ぶときには、用途や時期で選ぶことも重要です。応急処置として使いたいときにはパック、継続して取り入れるなら保湿クリームや靴下などといった方法が取れるでしょう。

かかとケア専用の靴下の中には、一般的な靴下のインナーとして着用できる薄型のものもあります。また、自宅でくつろぐときに履くなら、つま先があり、口ゴムの締め付けがあまりなく、リラックスして履けるものをおすすめします。

夏場の室内で、足指の間が蒸れてしまうのが苦手な方は、つま先が出ている靴下、乾燥しやすい冬には、ソックスタイプを選ぶなどの方法もおすすめです。

使い勝手で選ぶ

かかとのケアアイテムを選ぶときには、使い勝手も重要なポイントです。角質を削るリムーバーは、使用中に角質が飛び散りやすいため、新聞紙を敷くなどの下準備が必要です。また、電動のリムーバーは、機器のお手入れを定期的にしていくことになります。

また、ピーリング剤を用いたパックは、1時間、足を入れて置かなければならないなどの手間が発生します。パックを行ったあとは、完全に皮膚が剥けるまでに1週間ほどかかるため、人目に触れないようにしたいという方もいます。

そして、保湿クリームは、毎日かかとのケアをする時間がとれる人に向きます。一方で、かかとの集中ケアをする靴下は、履くだけで手軽に取り入れられます。

かかとのケアは、毎日継続していくことが大切です。自分の取り入れやすいアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。

関連記事:かかとの角質を柔らかくする方法!カチカチになる原因と放置するリスクまで解説


かかとをセルフケアする方法

かかとをセルフケアする方法

かかとの角質を柔らかくするためのセルフケアはどのように行うのでしょうか。ここでは、セルフケアする方法を、以下4つの手順に従って詳しく解説します。

  1. 足湯をする
  2. 足を丁寧に洗う
  3. 保湿する
  4. ストレッチとマッサージをする

ケアする時間が取れないときには、手軽に行える、足湯と保湿だけでも行ってみてください。


1.足湯をする

まずは、40℃くらいのぬるめのお湯で入浴するか、足湯をしましょう。お湯に浸かり、かかとの厚くなった角質を柔らかくするためです。お湯の温度が熱すぎると、かえってかかとが乾燥する原因になるので気をつけましょう。

かかとを温めながら、角質が気になる部分をマッサージするのもおすすめです。体を温めることは、皮膚の新陳代謝を促すことにもつながります。

足湯をする場合は、5分~10分程度がおすすめです。長くお湯に浸かりすぎると、皮膚がふやけてしまい、洗ったときに皮膚を傷つけてしまいかねません。足浴をすると血行がよくなるため、むくみの改善効果も期待できますよ。

2.足を丁寧に洗う

足を温めた後は、丁寧に洗いましょう。ボディソープは洗浄力が強く、皮膚を保護するための必要な油分まで洗い流してしまうため、固形石鹸をおすすめします。

石鹸を泡立てて、両手で包むように、足全体を手でやさしく洗っていきます。タオルを使う場合は、ナイロン製のものではなく、ガーゼや綿などやわらかいものを使いましょう。

強い力でこすると、皮膚を刺激してしまうとともに表面に傷をつけてしまいます。指と指の間は、手の指を間に入れ、1本ずつ丁寧に洗います。余裕があれば、使い古しの歯ブラシなどで、爪と皮膚の間も洗いましょう。毛が細く、柔らかい歯ブラシを使うのがコツです。

しっかりと足を洗ったあとは、指と指の間や爪の間に泡が残らないよう、1本ずつよく洗い流します。洗い終わったら、タオルで柔らかく足を包み、丁寧に水気を拭き取りましょう。

3.保湿する

足を洗い、拭き取った後、すぐに保湿クリームを塗るのが乾燥を防ぐのには有効です。
そのあとに靴下を履くか、または保湿クリーム不要で履くだけで乾燥を防ぐ靴下もおすすめです。
また、靴下の着用は冷えの予防にも役立ちます。

4.ストレッチとマッサージをする

最後に足部のストレッチとマッサージをしましょう。一日の足の疲れがとれて、すっきりするとともに、マッサージは、よく足を観察する機会にもなりますよ。

ストレッチをすると足部の関節の可動域が広がり、柔軟な歩行を導き、かかとに過度な負担がかかりにくくなります。マッサージで足部の血行が促されると、肌のターンオーバーの乱れを改善する効果が期待できます。ここでは、指の付け根の関節のストレッチを紹介します。


【指の付け根の関節をストレッチ】

  1. 椅子に座って膝を立てるように片足を椅子の座面にのせる
  2. 親指の第一関節を下に曲げ、5秒間キープする
  3. 親指の付け根の関節を下に曲げ、5秒間キープする
  4. 親指から小指へと、1本ずつ行う
  5. 片足が終わったら反対の足もストレッチする
  6. 足指をグーの形にし、片手で5本の指をまとめて掴む
  7. 足の甲の筋肉が伸ばされているのを意識する
  8. 椅子から立ち、片足をうしろに下げて5本の足指をすべて反らせて15秒間キープする

ストレッチは、ゆっくりとやさしく行うのがポイントです。

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関連記事:足の疲れを5分でリセット! フットケアの専門家直伝「足部ストレッチ」


まとめ

かかとの角質ケアでは、乾燥・摩擦・冷えを防ぐことが重要です。リムーバーや保湿クリーム、靴下などさまざまなアイテムがありますので、ご自身のライフスタイルや使い勝手にあわせて選んでみてはいかがでしょうか。

ぜひ、本記事で紹介したフットケア方法とともに、ご自身にあった靴下を選んでみてください。

ケアソク<うるおす>は、かかと部分に保湿シートが内蔵された保湿ケア用靴下です。靴下タイプと、つま先がオープンになっているかかとカバーの2種類をご用意。用途に合わせてお選びください。

足の皮膚の専門家が監修して作った科学的エビデンスのある靴下、ケアソクの〈うるおす〉を、ぜひ試してみてください。

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