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2022-09

足が疲れるのを解消したい!マッサージ法と対策を解説

足が疲れるのを解消したい!マッサージ法と対策を解説

「なんとなく足がだるくて疲れている」「足の疲れを取る方法はある?」
運動などで使いすぎたわけでもないのに、足が重たく感じることや、足がむくんでいてつらさを感じる人は少なくありません。だるい足の重さを取って、楽になりたいと思う人も多いでしょう。

そこで今回の記事では、足が疲れる原因とその対処法を解説していきます。足の疲れを取るマッサージやストレッチも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


足が疲れるのはなぜ?その原因を解説

足が疲れるのはなぜ?その原因を解説

仕事や学校で一日過ごしたあとに、足が疲れるのはなぜなのでしょうか。足が疲れやすいのは、病気の影響でなければ生活習慣の中に理由があると考えられています。

ここでは、足が疲れる原因をみていきましょう。

筋力が不足している

足が疲れる原因には、筋力が不足していることが考えられます。ふくらはぎの筋肉や骨盤まわりの筋肉の柔軟性が失われ、硬くなってしまうためです。

今まで運動していた人が運動不足になると、逆に足が疲れやすくなったと自覚する人もいるかもしれません。太ももやふくらはぎ、脛(すね)の筋肉を動かす機会が減少し、足の筋力が衰えると、冷えやむくみも感じるようになります。

特に、第二の心臓と呼ばれているふくらはぎの筋力が落ちると、足にたまった血液を戻すポンプ機能が弱くなるなど血流に影響を及ぼしてしまいます。加齢によって筋力が落ちた人も、疲れやすさを感じることが多いでしょう。

立ち仕事をしている

立ち仕事をしている人で、足の疲れを感じる人は少なくありません。調理師・美容師・スーパーのレジ担当・警備員・ショップの販売員など、仕事中は常に立っている職業も多いでしょう。

長時間、立ちっぱなしの場合、ふくらはぎの筋肉を使う機会が少なく、血液が足に溜まりがちになるため疲れを感じやすいと言われます。特に、ヒールやパンプスなどを履く人は、足先に荷重のかかるつま先立ちの状態が続くため、疲労感を覚えやすいでしょう。

扁平足になっている

足裏が疲れやすい人は、扁平足になっている可能性があります。扁平足とは、内側縦アーチが崩れた状態の足のことをいいます。扁平足は足裏アーチのクッション機能が低下して、足裏にかかる衝撃をうまく受け止めきれません。

扁平足になると、足が重く感じたり、足首がむくんだりすることがあるでしょう。

扁平足

関連記事:扁平足ってどんな足?靴下選びに役に立つチェック方法や改善策を解説

気象の影響を受けている

足が疲れる理由の一つに、気象の影響を受けていることがあります。天候や気圧、湿度の変化や季節の変わり目などの影響で、体の調子が悪くなることを「気象病」といいます。

気象病の代表的な症状は頭痛です。頭痛以外にも、自律神経の乱れなど、気象の影響で出る症状は多岐に渡ります。足に関係する不調でよく聞くのは、足のだるさやむくみです。

特に梅雨の時期に気圧が下がり、湿気が上昇すると足がむくみやすくなる人が多いようです。足がむくみ、ふくらはぎの筋肉ポンプが働きにくくなることも関係しているのでしょう。


足が疲れる人必見!ストレッチとマッサージ

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足のだるさを解消するには、ストレッチやマッサージをして足の筋肉の柔軟性を取り戻しましょう。

ここでは、足のストレッチとマッサージ方法を詳しく解説します。

足のストレッチをする

まずは、縮こまった足をほぐすストレッチ方法を紹介します。

【疲れた足をリフレッシュ!足指の付け根のストレッチ】

  1. 椅子に座り、片足を座面に乗せて膝を立てる
  2. 手を使って、親指を付け根から床の方向に曲げる
  3. 5秒間そのままキープ
  4. 1~3を、人差し指から小指まで行う
  5. 片足が終わったら、もう一方の足をストレッチする
  6. 椅子から立って片足を1歩下げ、つま先を反らすように伸ばす
  7. 15秒間キープする

足指の付け根のストレッチ

ストレッチをするときは、やさしくゆっくりと行いましょう。お風呂上がりは血行がよくなるのでおすすめのタイミングです。

ストレッチ方法についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:足の疲れを5分でリセット! フットケアの専門家直伝「足部ストレッチ」

ふくらはぎのストレッチをする

足がむくみやすい人は、ふくらはぎのストレッチをしましょう。第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎは、血流に関わる重要な部位です。

【むくみ改善に!ふくらはぎのストレッチ】

  1. 両足を肩幅に広げて、椅子やテーブルに手を掛ける
  2. 右足を後ろに引き、左足の膝を曲げる
  3. 右足のふくらはぎをゆっくりと伸ばす
  4. 20秒~30秒間そのままの状態でキープする
  5. 左右の足を入れ替えて3セット行う

ふくらはぎのストレッチを行うと、血流が促されてすっきりとした感覚になりますよ。伸ばすときは、息を吐きながらゆっくりと行いましょう。

ふくらはぎのストレッチ

足裏のマッサージをする

足裏に疲れを感じる人は、ボールを足裏で転がすマッサージをしてみてはいかがでしょうか。土踏まずに圧力をかけ、血行をよくする方法です。

まずは、ゴルフボールやテニスボール、そして椅子を準備してください。

【足裏の血行をよくする!ボールストレッチ】

  1. 椅子に座り、ボールを床に置く
  2. ボールの上に足を乗せる
  3. 足裏でボールを転がすように、前後に動かす
  4. 左右どちらも行う

ボールが滑りにくくなるように、じゅうたんやカーペットの上で行うとよいでしょう。片足ずつ、2分間ほど続けます。ゆっくりと行うことで、リラクゼーション効果が期待できます。

ボールストレッチ


筋を肥大させる運動

ストレッチやマッサージで硬くなった筋肉を解したら、筋肉を鍛えるトレーニングも。
筋を肥大させる運動にはいろいろありますが、どこでも簡単にできる「カーフレイズ」を紹介します。

【カーフレイズ(かかとの上げ下げ)】

立った状態でかかとの上げ下げをします。足指のつけ根からしっかり曲げるのがコツです。
忘れずに続けるために例えば、歯磨きをするときにやる! と決めるのもいいかもしれません。倒れそうになる場合は無理せずどこかにつかまってくださいね。

これを15回で1セットとして、1日3セット、週2~3回行うとかなり効果的。
まずは自分の体重だけの負荷で、慣れてきたら、1リットルのペットボトルを両手で持ちながら行ったり、台の上に乗り、かかとだけ台からはみ出させて、かかとが前足部よりも下がるようにして上げ下げをすると、更に負荷がかかって強度が増します。


足が疲れにくくなる生活習慣

足が疲れにくくなる生活習慣

足がだるくなり疲れる悩みを解消するためにも、疲れにくくする方法を普段の生活に取り入れてみてはいかがですか。

ここでは、足が疲れにくくなる生活習慣を解説します。

足を高くして寝る

足の疲れが出やすい人は、就寝時に足を高くしてみてください。クッションなどに足を乗せて、心臓よりも足を高くして眠ります。高すぎると頭に血が上ってしまう可能性があるため、10〜15cmくらいの高さに調整することをおすすめします。

足を高くして寝るのは、リンパや血液の流れが促され、足のむくみが解消されやすい方法です。足がむくみやすい人は、ぜひ試してみてください。

ゆっくりとお風呂に浸かる

足の疲れには、ゆっくりとお風呂に浸かることも有効です。普段は湯船に浸からずシャワーで済ませている人も、足が疲れている日は入浴方法を変えてみてはいかがでしょう。

40度ほどのぬるめのお湯に、20分ほどゆっくりと浸かりましょう。足の凝り固まった筋肉や関節がじんわりと温まり、血行がよくなります。

足の疲れを取るには、おへそのあたりまでお湯につかる半身浴がおすすめです。時間がないときや寒い時期には、肩までつかる全身浴でも効果が感じられるでしょう。

足首ウォーマーを活用する

足が疲れる原因の一つに冷え(血流障害)が大きく関わっています。お風呂で温まった後のリラックスタイム、外出先での冷え対策に、手軽に足首を温められる足首ウォーマーは有効です。特に寝ているときは、足先が開放できる足首ウォーマーはおすすめです。

靴を替える

足が疲れやすいと感じるときには、普段履いている靴を見直すことも有効です。足底が薄いシューズは、足裏に負担がかかりやすくなります。着地時の衝撃が緩和されるよう、靴底のクッション性が高い靴に替えるのも一つの方法です。

また、足にあった靴を使用すると足元が安定し、疲れにくくなる効果が期待できます。

スニーカーでもパンプスでも、足にフィットした靴を選び、安定感を高めましょう。靴を選ぶときは、靴選びの専門家であるシューフィッターのいる販売店で選ぶことをおすすめします。

五本指靴下を履く

疲れやすさを感じる時には、五本指靴下に替えてみてはいかがでしょうか。五本指靴下は、足指が独立して1本ずつ動かしやすいため心地よく、地面をしっかりと掴めて、長時間歩いても疲れにくいと感じる人が多いでしょう。

また、足裏のアーチをサポートする五本指靴下に替えると、扁平足の改善も期待できます。


まとめ

足に疲れを感じる原因は、足の筋力低下や扁平足など、いろいろな理由が考えられます。足が疲れやすい人は、ストレッチやマッサージ、筋肉を鍛えるカーフレイズなどをおすすめします。

足がむくむときは、ゆっくりとお風呂に浸かり、就寝時に足を高くしておくのも一つの方法です。冷え(血流障害)対策には足首ウォーマーも有効。

また、五本指靴下を履いて足指がスムーズに動かせると、踏ん張りやすく歩行が安定するため、足の疲れを軽減させる効果が期待できます。

また、足の専門家と共同開発した五本指靴下、ケアソク〈ととのえる〉は、足のアーチをサポートし、かかとのハニカムクッションで衝撃を吸収。夕方の疲れが違います。フットヘルスウェアのケアソクをぜひお試しください。

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足のむくみで悩む人必見!ソックスの選び方とストレッチ方法

足のむくみで悩む人必見!ソックスの選び方とストレッチ方法

「夕方になると足に靴下の跡がついている」「足のむくみが楽になるソックスはある?」
このような疑問を持つ人も多いかもしれません。
そこで今回の記事では、足のむくみを解消するためのソックスを紹介します。足のむくみの原因と改善策などもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。


足のむくみとは?ソックス選びに役立つ知識

足のむくみとは?ソックス選びに役立つ知識

足のむくみを楽にするためには、足がむくむ理由を知っておくと役に立ちます。ここでは、むくみとは何か、どうしてむくみが起こるのかを詳しく解説します。

そもそもむくみとは?

むくみとは、何らかの原因で、皮膚もしくは皮膚の下に水分が溜まった状態のことです。血液中の水分が、血管の外に染み出すことで起こります。

一晩寝ればむくみが軽減される場合は問題ありませんが、慢性的なむくみには病気が隠れていることも少なくありません。もし不安に感じることがあれば、かかりつけ医や、お近くの医療機関の受診をおすすめします。

むくみはどうして起きるの?

むくみは、血流が低下することで起こります。体に必要な酸素や栄養は、体の隅々まで血液の流れによって運ばれることは、ご存じの方も多いかもしれません。

栄養を届けた後の血液は、体のあらゆる場所から二酸化炭素や老廃物を受け取り、静脈を通って心臓に戻ります。このとき、筋肉が動くことで血流が促されますが、反対に筋肉の動きが少ないと血流は悪くなり、むくみにつながります。

特に、足は心臓からもっとも遠く血流が滞りやすい場所です。加えて、重力の影響を受けて水分がたまりやすいことも、足のむくみを助長してしまいます。


むくみが起こりやすい人は?ソックス選びに役立つ知識

むくみが起こりやすい人は?ソックス選びに役立つ知識

慢性的な病気でない限り、むくみが起こりやすいのは、日常の過ごし方に原因があることも少なくありません。

ここでは、足のむくみが起こりやすい人と、改善方法を紹介していきます。

運動不足で足の筋力が低下している

足がむくみやすい人は、運動不足で足の筋力が低下している傾向にあります。日常的に運動しなくなり、年を取って足の筋肉が落ちたということはありませんか。特に、ふくらはぎの筋力が低下すると血流が悪くなり、むくみが起こりやすくなります。

改善するにはウォーキングの機会を作ったり、階段を使ったりしてみてください。生活する中で運動する時間を作り、意識して足の筋肉を鍛えていくことを心がけてみましょう。

立ち仕事・座り仕事 が多い

立ち仕事・座り仕事が多いと、足がむくみやすくなります。長時間同じ姿勢でいると、筋力の働きが弱まり、足の血流やリンパ液が滞りやすくなってしまうためです。

下半身は心臓から遠く、さらに心臓より下にあるため血流やリンパ液が滞りやすいことも関係しているのでしょう。

解消するには、1時間に1度は立ち上がったり座ったりして、ふくらはぎの筋肉を動かしてみましょう。意識しなければ足を頻繁に動かさない人も多いでしょう。毎日の生活に取り入れるだけでも、むくみの改善が期待できるかもしれません。

また、最近の研究では、座位時間が長いことで血行不良と代謝の低下を引き起こすことから、死亡リスクが高まるという報告も出ています。1時間座ったら5分程度は立ち上がって体を動かすことが推奨されています(※)。

※参考文献:
Van der Ploeg, et al. Sitting Time and All-Cause Mortality Risk in 222,497 Australian Adults. Arch Intern Med. 2012;172(6):494-500.

体が冷えやすい

体が冷えやすい人も、足がむくみやすくなります。体が冷えると血流が滞りやすく、代謝が落ちてしまうためです。特に下半身の冷えは、足のむくみにつながってしまいます。

改善するには、ゆっくりと入浴して体をあたためる習慣をつけましょう。シャワーだけで済ませてしまう人は体の芯があたたまりづらいと言われます。体を冷やさず血行を改善するために、夏場もできるだけ湯船につかりましょう。時間のないときは「足浴」だけでも有効ですよ。

塩分の多い食事が好き

塩分の多い食事が好きな人も、足がむくみやすい傾向にあります。塩分を多く摂取すると、体内では塩分濃度を正常に戻そうと、水分を多く摂りこんでしまうためです。水分摂取が多いと血液中の水分量が多くなり、むくみが発生してしまいます。

改善するには、薄味の食事を心がけてみましょう。ほうれん草、豆類、芋類などカリウムの多い野菜は、塩分の排出を促すため、あわせて摂取することをおすすめします。


足のむくみを解消するストレッチ!ソックスとともに取り入れよう

足がパンパンになってつらいむくみを解消するには、血行を促すストレッチがおすすめです。ここでは、足のむくみに効果のあるストレッチとトレーニングを詳しく紹介します。

疲れた足に効果的なストレッチ

仕事やプライベートで長時間歩いた日など、足の疲れを感じたときには、足や足指の筋肉を柔らかくするのが有効です。足のむくみを解消するには、骨間筋(こっかんきん)をほぐしてみませんか。

骨間筋とは、足の甲にある筋肉で、指の付け根あたりから足首の方へと伸びる骨と骨の間にあります。骨間筋は、足の横アーチを作る筋肉です。

【骨間筋(こっかんきん)のストレッチ】

  1. 椅子に座り膝を立てるように片足を座面に乗せる
  2. 両手の親指を重ねて足指の間の下あたりを、丸く円を描くように揉む
  3. 親指と人差し指の間、人差し指と中指の間……と、小指まで進む
  4. 反対の足も同様に行う

骨間筋のストレッチ

骨間筋がほぐれたら、指の付け根も同時にほぐしていきましょう。足指の付け根にある関節は、歩いているときに曲がる部分です。

【指の付け根にある関節のストレッチ】

  1. 椅子に座り、膝を立てるように片方の足を椅子の上に乗せる
  2. 手の指で親指の第一関節を下に曲げて、5秒間キープする
  3. 親指の付け根の関節を下に曲げ、5秒間キープする
  4. 人差し指から小指までも同様に行う
  5. 片足が終わったら、反対の足も行う
  6. 手で足指を5本掴み、グーの形にする
  7. 立った姿勢で、5本の指を全て反らせる15秒×3回

指の付け根の関節のストレッチ

関連記事:足の疲れを5分でリセット! フットケアの専門家直伝「足部ストレッチ」

足の筋力を上げるトレーニング

足のむくみの原因が、筋力の低下や運動不足だと思う人には、足の筋力を上げるトレーニングがおすすめです。足の親指の動きを滑らかにします。

【スーパーボールつかみ】

  1. 椅子に座り、床にスーパーボールを置く
  2. 親指と人差し指を使ってスーパーボールをつかんで10秒キープ
  3. 1セット10回、1日3回

はじめはうまくつかめないかもしれませんが、続ける間に徐々に慣れていきます。無理のない範囲で継続して行ってみてください。

スーパーボールつかみ

関連記事:すぐに疲れる足、原因は筋肉不足かも⁉ フットケアの専門家直伝「足部トレーニング」


足のむくみで悩む人必見!ソックスの選び方

足のむくみで悩む人必見!ソックスの選び方

足のむくみを解消するには、ストレッチが有効だと聞いても、なかなか続かないと思う人もいるでしょう。そんなときは、足のむくみ解消に役立つソックスがおすすめです。

ここでは、足のむくみ解消に向く、おすすめのソックスを詳しく解説します。

五本指靴下

足のむくみを改善するには、五本指靴下を履いてみてはいかがでしょう。五本指靴下は、足指が1本ずつ独立しているため足指が動かしやすく、足の血行を促します。

また、足が冷えやすい人にも五本指靴下をおすすめします。足が冷えるのは、足にかいた汗が冷えることも原因の一つです。足指と足指の間に生地がある五本指靴下は、足汗を吸収しやすい作りをしています。足冷えの解消とともに、足の血行改善やむくみ改善の役に立つでしょう。

着圧ソックス

履くだけでむくみが取れて、脚が細くなると着圧ソックスを選ぶ人も少なくありません。しかし、着圧ソックスは圧力が強ければ強いほど効果が出るというものではなく、注意が必要です。

圧力が強すぎたり長時間履いたりしていると、場合によっては血行不良を起こしてしまいます。自分の足にあったサイズと圧力を選び、適切な時間で使用しましょう。

ふくらはぎをあたためる靴下

冷え性で足がむくみやすい人には、ふくらはぎをあたためる靴下がおすすめです。第二の心臓と呼ばれるふくらはぎは、血液を全身に送り出すために必要な役割を担っています。

丈の長い靴下は、ふくらはぎの筋肉の収縮活動をサポートするため、血行不良や冷えの改善効果が期待できます。口ゴムが締め付けすぎず、厚手の生地で柔らかい靴下を選ぶと、お風呂上がりのリラックスしたときにも向くでしょう。


まとめ

足のむくみは、足の筋力低下や冷えなどが原因で起こります。足の筋力を上げるトレーニングや、ストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか。むくみ解消に役立つソックスには、五本指靴下や着圧ソックス、ふくらはぎをあたためる靴下があります。
むくみだけでなく足の冷えにも悩む人には、丈の長いルームソックスや足首ウォーマーも有効です。家にいるときには裸足で過ごしたい方や、特に寝ているときなどは足先が開放できる足首ウォーマーはおすすめです。

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脚のリンパ の場所はどこ?むくみ解消に効果的なストレッチも解説

脚のリンパ の場所はどこ?むくみ解消に効果的なストレッチも解説

仕事で座りっぱなし、立ちっぱなしの人は、夕方に脚がむくんでつらいと思うことも多いでしょう。疲れてパンパンになった脚を、楽にしたいものですね。

しかし、脚のマッサージをしようとしてもやり方が分からず、以下のような疑問が出てくる人もいるかもしれません。「脚のリンパ節って?」「脚のどの場所をマッサージすればむくみは解消されるの?」

そこで今回は、脚のリンパの場所と、むくみ解消に効果的なストレッチやマッサージを紹介します。


脚のリンパ節の場所はどこ?リンパの基礎知識

脚のリンパ節の場所はどこ?リンパの基礎知識

脚のリンパ節の場所がどこかを知る前に、そもそもリンパとは何なのでしょうか。ここでは、リンパに関する基礎知識を詳しく解説します。

そもそもリンパとは?

リンパとは、全身に張り巡らされたリンパ管と、その中を流れるリンパ液、リンパ管の中継地点であるリンパ節の総称です。

体内に入り込んだ細菌やウィルス、がん細胞などの異物はリンパ液の中に入り、リンパ節でせき止められ、免疫によって処理されます。

その後、リンパ節を通してきれいな状態になったリンパ液は、静脈から心臓に戻るのです。リンパ節で処理しきれなかった老廃物は、リンパ液とともに静脈から血流に入り、肝臓、腎臓を経て排出されるといわれます。

このようにリンパは、血液循環に入ってはいけない細菌や老廃物をとらえ、体内を流れながら、ろ過するという大切な役目を担っています。

リンパの流れが悪くなるとどうなるの?

リンパの流れが悪くなるとどうなるの?

体液の一つであるリンパ液の流れが悪くなると、老廃物や余計な水分が皮膚の下に溜まってしまい、体がむくみやすくなります。

また、リンパの流れの停滞は、肌のくすみ、ニキビなどの肌トラブルにもつながります。流れが悪くなることで、肩こりや冷え性、免疫力の低下といった不調も起きやすくなるでしょう。


脚のリンパ節の場所は?

リンパ節は、耳の後ろや鎖骨など、全身のあらゆるところにあります。その中でも、脚のむくみに関係しているのは、「鼠経(そけい)リンパ節」と「膝裏のリンパ節」の2つです。

ここでは、それぞれの脚のリンパ節について、詳しく解説します。

鼠経(そけい)リンパ節

脚のリンパ節の一つは、脚の付け根部分にある鼠経リンパ節です。鼠経リンパ節は、下半身のリンパの最大の通過点といわれます。鼠経リンパ節が停滞すると、下半身のむくみや、脚の冷えなどにつながります。

膝裏のリンパ節

脚のリンパ節の二つ目は、膝の裏にあり、膝下からのリンパが集まる膝裏のリンパ節です。膝窩(しっか)リンパとも呼ばれます。

膝裏のリンパ節が停滞すると、膝痛、脚のむくみ、脚の冷えなどにつながります。膝裏のリンパ節は、第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎの、むくみに関わるリンパ節です。


脚のむくみ解消ストレッチ!リンパ節の場所から流そう

脚のむくみ解消ストレッチ!リンパ節の場所から流そう

脚のむくみを解消するには、ストレッチとマッサージをするのがおすすめです。ストレッチやマッサージをして体の外側から筋肉を刺激すると、リンパの流れを改善します。不要な老廃物や余分な水分の排出を促すことで、冷えやむくみが解消されるだけでなく、同時に体の代謝も上がるでしょう。

ここでは、脚のむくみを解消するストレッチとマッサージ方法を詳しく紹介します。

リンパのつまりを解消!足首のストレッチ

リンパの流れをよくすることで、溜まっていた水分や老廃物が回収され、むくみが解消されやすくなります。足や足先が冷えやすい人には、足指や足首をほぐすストレッチがおすすめです。

ストレッチをして血行がよくなると、腰痛・肩こりの解消にもつながります。ここでは、足裏と足首のストレッチを紹介します。

【足裏と足首のストレッチ】

  1. 右足を左足の太ももあたりに乗せる
  2. 足指を分けるように1本ずつ前後に開く
  3. 足指を1本ずつ左右によく広げる
  4. 足裏をグーでトントンとたたく
  5. 右手で右足首をしっかりとつかんで支え、左手の指を右足の指の間の奥まで入れる
  6. 足首から大きくまわす

片足20回ずつ行いましょう。足指が固くなっていると、最初は難しく感じるかもしれません。続けていくうちに、柔軟性が高まり回しやすくなるでしょう。

ストレッチを行い積極的に足裏を広げることで、足の指、1本1本の感覚が研ぎ澄まされていきます。足指や足首が伸ばされて心地よいストレッチですから、ぜひ1日1回、行ってみてください。

→関連記事:浮き指をととのえる!靴下の選び方と予防改善エクササイズ

足首回し

膝裏のリンパの流れをよくするストレッチ

ふくらはぎの筋肉が緊張していると、ふくらはぎに疲れを感じ、膝裏のリンパの流れが悪くなってしまいます。第二の心臓ともよばれるふくらはぎは、下から上に向かって体の水分や血液、老廃物などの流れを促す重要な筋肉です。しっかりほぐして、リンパの流れをよくしていきましょう。

【ふくらはぎのストレッチ】

  1. 椅子やテーブルに手を掛け、両足を肩幅に広げる
  2. 片足を後ろに引き、もう片方の膝を曲げる
  3. 後ろ足のふくらはぎを伸ばす
  4. 20秒~30秒間しっかりと伸ばす

ストレッチは、片足3セットずつ行うのがおすすめです。ふくらはぎをしっかり伸ばし、気持ちよさを感じてください。

ふくらはぎストレッチ

脚の付け根のリンパマッサージ

足首やふくらはぎのストレッチをしても、脚がすっきりした感覚がない場合は、脚の付け根のリンパマッサージを行ってみてはいかがでしょうか。脚の付け根、鼠経部のリンパの流れが良くなると、脚や下腹のむくみ解消効果が期待できます。

【脚の付け根・鼠径部のリンパマッサージ】

  1. 仰向けに寝てひざを立てる
  2. 4本の指で、外側から内側に向けて鼠径部を押す
  3. 1か所につき5秒かけてゆっくりと行う
  4. 外側から内側に向けて4本の指で5回さする

リンパマッサージは、お風呂上がりで体が温まり、血行がよくなったタイミングがおすすめです。お湯に浸かると筋肉の緊張がゆるんでほぐれやすくなり、マッサージの効果が高まるでしょう。

鼠径部のリンパマッサージ


まとめ

脚のリンパ節の場所は、そけい(鼠経)部リンパ節と膝裏のリンパ節です。脚のリンパの流れが悪くなると、脚がむくみやすく、冷えにもつながるため、適切にケアしたいものです。ぜひ本記事を参考に、リンパの流れをよくするストレッチやマッサージを日常生活に取り入れてみてください。

また、脚のむくみを解消するには、足指を動きやすくすることも重要です。
〈ケアソク〉は、足指をしっかり使えるように正しい位置に配置する機能性靴下です。足の専門家と共同開発し、科学的なエビデンスのある “新しい概念の靴下” もぜひお試しください。

●足指の接地をサポートして、正しい歩行姿勢を促す
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