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巻き爪を予防しよう!正しい足の爪の切り方を解説

巻き爪を予防しよう!正しい足の爪の切り方を解説

爪を切った後に指先がズキズキ痛む、歩くたびに爪が食い込んでつらいとお悩みではないでしょうか。

この記事では、巻き爪を予防・改善するための「正しい爪の切り方」を解説します。読み終わると、痛みを防ぐ具体的な爪の切り方が分かり、今日からご自宅で安全なフットケアを実践できるようになります。

巻き爪ってどんな爪?

巻き爪ってどんな爪?予防に役立つ基礎知識

巻き爪の正しい切り方を知る前に、巻き爪とはどんな状態をいうのでしょうか。ここでは、巻き爪の基礎知識と、足の爪が担う役割を詳しく紹介します。

巻き爪とは

巻き爪とは、内側に巻き込むように湾曲(わんきょく)した爪の状態をいいます。小指から親指まである足の爪の中で、巻き爪が起こりやすいのは親指の爪です。

巻き爪の症状が進むと、爪囲炎(そういえん)といって爪の周りに炎症を起こす可能性もあります。炎症が出なくても巻き爪で足が痛むと、日常生活に影響が出ることもあるでしょう。

足の爪の痛む場所をかばうように歩くようになると、体のバランスが崩れ、腰痛やひざの痛みなどにつながることも考えられます。

また、巻き爪と似た症状の爪トラブルに、陥入爪(かんにゅうそう)があります。

【関連記事】巻き爪や陥入爪に靴下は有効?原因と対策の正しい知識をわかりやすく解説|コラム「足のちえぶくろ」|ケアソク(CARE:SOKU)|株式会社山忠

巻き爪と陥入爪の違い

巻き爪と陥入爪は、どちらも足の爪に起こりやすいトラブルですが、それぞれ爪の状態が大きく異なります。適切な対処をするためにも、まずはご自身の爪がどちらの状態に近いのかを把握することが大切です。

巻き爪とは、爪の端が内側に向かって極端に丸く巻き込んでしまった状態を指します。爪がアルファベットの「C」や「U」のような形に変形するのが特徴です。初期段階では痛みを感じないことも多いですが、進行すると皮膚を圧迫して痛みが生じます。

一方で陥入爪(かんにゅうそう)とは、爪の角が周囲の皮膚に深く刺さってしまっている状態のことです。爪が皮膚に食い込むことで傷ができ、赤く腫れたり化膿したりするなど、強い痛みや炎症を伴うことが多くなります。

両者の具体的な違いについて、以下の表にまとめました。



特徴

巻き爪

陥入爪

爪の状態

爪全体が内側に丸く巻き込んでいる

爪の角が周囲の皮膚に刺さっている

痛みの有無

進行して皮膚を圧迫すると痛みが出る

初期から痛みや炎症、化膿を伴うことが多い

主な原因

サイズの合わない靴、歩き方の癖、爪の切り方の影響など

爪の切り方の影響が大きい

参考:爪の病気Q8-皮膚科QA(公益社団法人日本皮膚科学会)

巻き爪が起こる原因は?

巻き爪はどうして起こる?予防するための知識

では、巻き爪はどうして起こるのでしょうか。多くの場合、巻き爪は生活習慣の中に原因があります。ここでは、巻き爪の原因を詳しく解説します。

靴が足に合わない

巻き爪で考えられる原因には、靴が足に合わないことがあります。自分の足に合わない靴を履いていると、足指や爪が靴によって圧迫されてしまいます。その状態が続くことで爪の形が変形することもあるでしょう。

自分の足に合った靴を選ぶことは、外反母趾などの足の変形や靴擦れ、タコ・魚の目といった足のトラブルを防ぐためにも重要です。

足指を使って歩けていない

巻き爪は、足指を使って歩けていないことも原因です。本来、爪は巻いていく性質があり、足指をしっかり接地することで、床や地面からの反力を受けて弓なりの形状を保っています。そのため、足指を使えていない状態が続くと、爪は巻いてしまうのです。

例えば、ペタペタと足指を使わない歩き方をしていると、巻き爪を起こしやすいと言われています。また、歩くときに足の指が地面に付かない浮き指の人も、巻き爪になることがあるでしょう。

深爪をしている

巻き爪や陥入爪の原因の一つに、深爪をしていることがあります。深爪をすると爪が小さくなり、床や地面からの反力も小さくなってしまいます。反力が足りないことで、爪はまっすぐに伸びる力が働かず、巻き爪になりやすくなるのです。

さらに、深爪の状態が続くと、爪の先の皮膚が盛り上がってしまいます。すると爪がまっすぐに伸びることができず、厚みを増したり両端が巻いてしまう状態になることもあるでしょう。

巻き爪の原因

巻き爪を予防する爪の切り方とは?

爪が健康な状態を維持するためには、爪の切り方が重要です。いつも爪を切っていたとしても、実は正しい切り方をしていなかったということもあるかもしれません。これを機会に、正しい爪の切り方を実践してみてはいかがでしょうか。

ここでは、正しい爪の切り方「スクエアオフ」を確認しましょう。

正しい爪の切り方【スクエアオフ】

正しい爪の切り方は、「スクエアオフ」です。スクエアオフは、以下の手順で爪を切ります。

  1. 伸びた爪をまっすぐ横にカットする
  2. 爪の両端を少しだけカットする
  3. 爪の端を爪やすりでなめらかに整える
正しい爪の切り方

長さは指先の皮膚と同じくらい

爪の長さは、指先の皮膚と同じくらいが適切です。爪を短く切りすぎてしまうと、歩行時に指先の皮膚が地面からの圧力で盛り上がり、爪の成長を妨げてしまいます。

その結果、爪が皮膚に埋もれて内側に巻き込む原因となります。反対に長すぎても靴の中で圧迫されて割れるリスクがあるため、指先からわずかに白い部分が見える長さを維持することが大切です。



爪の長さの目安

足先への影響

指先と同じくらい

皮膚の盛り上がりを防ぎ、正常な成長を促す

短すぎる(深爪)

皮膚が盛り上がることで爪が皮膚に食い込みやすくなる

長すぎる

靴の先端に当たって割れたり、圧迫で巻き爪が悪化する

角をヤスリで整える

スクエアカットでまっすぐ切った後は、両端の尖った角だけを爪ヤスリで少し丸めます。角がきっちり直角のままだと、靴下や隣の指に引っかかって傷をつけてしまうおそれがあります。

このとき、爪切りで角を切り落とすのではなく、あくまでヤスリで軽く滑らかにする程度に留めることが重要です。角を残すことで、爪が皮膚に食い込むことなく正しい方向へ伸びるためのガイド役を果たしてくれます。

参考:爪の病気Q11-皮膚科QA(公益社団法人日本皮膚科学会)

爪を切る最適なタイミング

足の爪は、1か月に1回くらいのタイミングで切りましょう。そして、爪切りはお風呂上りがおすすめです。お湯につかると爪が柔らかくなります。特に、硬い爪・厚い爪の方は、お風呂上りなら、力を入れなくても切りやすくなるでしょう。

反対に、入浴前に爪を切るのはおすすめしません。爪が硬い状態で切ると、爪に余計な力がかかってしまい、爪を切りすぎたり滑ってしまう恐れがあります。手元が滑ってうっかり深爪をしないためにも、爪切りのタイミングを見極めましょう。

足の洗い方や爪の切り方、爪やすりの使い方など、フットケアについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

【関連記事】自宅でできる!自分でできる!フットケア実践編|コラム「足のちえぶくろ」|ケアソク(CARE:SOKU)|株式会社山忠

間違った爪の切り方

間違った爪の切り方には、三角切り・丸切り・深爪があります。爪の切り方を間違えると、巻き爪や陥入爪の原因にもなるため、注意が必要です。

  • 三角切り……爪の角を三角に切り落とした状態。爪が皮膚に食い込みやすい
  • 丸切り……爪の先端の白い部分を全体的に丸く切り落とした状態。爪が皮膚に食い込みやすい
  • 深爪……爪が短すぎると先端の皮膚が盛り上がり、爪が伸びづらくなる

間違った爪の切り方

巻き爪を予防するその他の方法

巻き爪を予防するその他の方法

巻き爪の予防には、一番は正しい爪の切り方が有効です。その他にも、靴の選び方や歩き方など、日常の中でも巻き爪を予防する方法があります。

ここでは、爪切り以外の巻き爪の予防方法をみていきましょう。

足に合った靴を履く

巻き爪を予防するには、足に合った靴を履きましょう。小さすぎる靴や、つま先が圧迫される靴は足に痛みが出てしまいます。靴によって足指の爪に圧力がかかると、巻き爪の症状を進めてしまいます。

毎日履く靴は、自分の足に合ったものを選ぶことが重要です。靴を購入する際は、靴選びの専門家であるシューフィッターのいる販売店を選ぶとよいでしょう。

【関連記事】つま先の痛みを今すぐ解決!靴選びのポイントとリスク回避法 | コラム「足のちえぶくろ」 | ケアソク(CARE:SOKU)|株式会社山忠

正しい歩き方をする

巻き爪の予防には、正しい歩き方をすることも重要です。正しい歩き方をするには、まずまっすぐ前を向き、足指を床につけ、前後に揺れながら体重を足裏全体にのせるイメージで立ちます。

このとき、足指にも重心がかかっていることを意識してください。足を踏み出すときには、かかとから着地し、地面から足を離すときは親指から蹴り出しましょう。これを意識するだけでも歩き方は変わってきますよ。

理想的な歩き方になっていると、かかとの上→足の外側→足指の付け根の順番で重心が移動していきます(あおり運動)。

五本指靴下を履く

巻き爪の改善には、五本指靴下を履くこともおすすめです。一本ずつ足指が独立している五本指靴下を履くと、足の指が自由に動きやすくなります。歩くときのバランスが良くなることにもつながるでしょう。

また、五本指靴下はウォーキングをするときや、仕事でよく歩く人、立ち仕事の人にもおすすめです。五本の足指が地面に接地しやすい五本指靴下は、足元が安定して踏ん張りがききやすく、足が疲れにくくなると感じる人もたくさんいます。

ケアソクの「ととのえる」シリーズは、足の専門家と共同開発したインナー5本指構造を採用しています。医師や大学教授などの足の専門家の監修を受け、履くだけでトラブルを予防・緩和するエビデンス(科学的根拠)も実証済みです。

正しい爪の切り方とあわせて、毎日の靴下を変える手軽なフットケアを始めてみませんか。

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【関連記事】巻き爪や陥入爪に靴下は有効?原因と対策の正しい知識をわかりやすく解説 | コラム「足のちえぶくろ」 | ケアソク(CARE:SOKU)|株式会社山忠

巻き爪が痛む・悪化した場合の対処法

痛みが強い場合や皮膚に異常が見られる場合は、自己判断でのケアを直ちに中止する必要があります。

セルフケアを中断

爪の周囲が赤く腫れていたり、ズキズキとした強い痛みがあったりする場合は、ご自身での爪切りを一度ストップしてください。無理に切り出そうとすると、皮膚を傷つけて細菌感染を引き起こし、化膿させてしまう危険性があります。

痛みが強いときは、足に負担のかからないゆったりとした靴を選び、患部を清潔に保ちながら安静にすることが最優先です。



足先の症状の目安

推奨される行動

軽い違和感のみ

正しい切り方(スクエアカット)を実践して様子を見る

赤み・腫れ・強い痛み

セルフケアを直ちに中止し、医療機関の受診を検討する

皮膚科や専門院を受診

化膿や出血を伴う場合、または痛みが長引く場合は、速やかに皮膚科などの医療機関を受診します。病院では、医療用の器具を使った安全な爪切りや、ワイヤーなどを用いた巻き爪矯正治療、抗生物質による炎症の鎮静化など、専門的な処置を受けることができます。

我慢して放置すると歩行姿勢が崩れ、膝や腰など全身に悪影響を及ぼすこともあるため、早めに専門家に相談することが根本解決への近道です。

まとめ

正しい爪の切り方を続けることで、巻き爪を予防する効果が期待できます。この記事の要点をまとめます。

  • 巻き爪予防にはスクエアカットが適している。
  • 爪の長さは指先と同じくらいの長さにする。
  • 爪を切るタイミングは入浴後が最適である。
  • 三角切りや深爪は症状を悪化させる。

巻き爪を改善するには、爪の切り方以外にも、日常の歩き方を見直すことや、普段使っている靴や靴下を見直すことも重要です。

毎日履く靴下にもこだわってみませんか?

巻き爪でお悩みだったお客様から、「ケアソクの〈ととのえる〉を履いて爪に変化があった」というお声を寄せていただきました。その記事をご紹介します。

【関連記事】ケアソクで起こった本当の変化とは?巻き爪のお客様、その後のレポート|コラム「足のちえぶくろ」|ケアソク(CARE:SOKU)|株式会社山忠

インナー5本指構造のケアソク〈ととのえる〉は足指を本来ある位置に配置します。足の専門家と共同開発した、科学的なエビデンスのある“新しい概念の靴下”〈ケアソク〉をぜひお試しください。

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「研究を、世の中のために」共同開発者がケアソクに込めた想い

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記事監修

北澤友子

北澤 友子(きたざわ ともこ)

理学療法士
保健学修士
シックネイルケアセラピスト

新潟医療福祉大学大学院修了後、同大学の非常勤講師を担当しながら、リハビリの臨床現場をメインに活躍中。足・靴下・歩行に関する研究を学会にて多数発表。介護予防・健康増進など自治体の健康事業にも携わる。

【学術論文、研究発表】

前足部内外面に滑り止めを有した靴下が歩行時のクリアランスに及ぼす影響,"北澤 友子(新潟医療福祉大学 大学院医療福祉学研究科), 阿部 薫, 伊藤 菜記",靴の医学(0915-5015)31巻1号 Page83(2017.08),会議録
転倒防止と屋内移動効率の向上を目指した滑り止め構造を有する靴下の開発,"北澤 友子(らぽーる新潟ゆきよしクリニック), 阿部 薫, 笹本 嘉朝, 後藤 可奈子, 中林 功一, 中林 知宏, 亀山 貴司",The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine(1881-3526)JARM2016 Page I397(2016.06),会議録
ほか