オンラインショップ ケアソク(CARE:SOKU)

社員がゆく!足活レポート

市民公開イベント「いつまでもスタスタ歩ける足づくり」に参加しました!

ゴールデンウィーク前半、大宮ソニックシティビル(埼玉県さいたま市)で2日間のフットケアイベントが開催され、ケアソクも参加してきました。

4/28(日)第3回 日本フットケア・足病医学会 関東甲信越地方会

1日目は、ケアソク〈うるおす〉の共同研究者でもある足育研究会代表の高山かおる医師が大会長を務めた「第3回 日本フットケア・足病医学会」でした。全国各地から1,000名を超えるフットケア専門の医療従事者をはじめ、フットケアサロンやネイルケアなど足のトラブルに関わる専門家が一堂に会しました。フットケアに関する最新医療や医療現場の取り組みなどの講演や、高齢者向けフットトリートメントとデモンストレーションなどが行われました。


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ケアソクコラムを監修していただいている桜井祐子先生が代表を務める「足の専門校スクールオブペディ」のブースではフットケアのデモンストレーションを。

ケアソクスタッフはいつものイベントのように展示ブースでお客様対応をしていたところ……
なんと!今回、複数の講演で医療従事者や足の専門家の方々がケアソクを紹介してくださったとのことで、講演が終わるとケアソクを目当てにたくさんの方がブースに立ち寄ってくださいました。そんなサプライズもあり一日中しゃべりっぱなし。おかげさまで充実した時間を過ごすことができました!

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講演終了後、ケアソクブースは大盛況!このオレンジの靴下は……?

ご来場者の間からチラっと見えるオレンジの靴下、こちらは昨年末にクラウドファンディングMakuakeにて紹介させていただき、目標金額に対して 3,342%を達成した新商品〈ととのえる スポーツ〉です!今回、堂々と真ん中に展示させていただきました。3本指という珍しい見た目もあり、皆さん興味津津。注目度の高さを感じられました。
こちらは今年の秋に一般販売を予定しています。お楽しみに!


4/29(月祝)市民公開イベント「いつまでもスタスタ歩ける足づくり」 

翌日は広く一般の方を対象に、フットケア体験や運動指導、足の悩み相談ができる市民公開イベントを開催。このイベントは「足育研究会」と「一般社団法人 足の番人」が主催し、この体験を通じて少しでも多くの方に足の大切さを知っていただきたいと企画されたイベントです。ゴールデンウィーク中にもかかわらず約200名の方にご来場いただきました。

足の相談コーナーも盛況で、順番待ちの列ができていました。足と糖尿病の専門病院「下北沢病院」の菊池守院長、「済生会川口総合病院」皮膚科主任部長の高山かおる医師の姿も。足の専門家に直接お悩みを相談できるなんて、これはとても貴重な機会です!

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足の相談コーナーにて。菊池守院長(左)と高山かおる医師(左から2番目)

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シューフィッターによる足の計測コーナー。フットプリントを取り、足の状態を確認しながらアドバイス。

講演会の会場は満席!皆さん、真剣に聞き入っていました。足に悩みのある人も元気に歩けている人も、自分事として足を見直す機会になったように感じました。

~講演内容~
菊地守先生「足に起こる7つの老化」
高山かおる先生「めざせ!スタスタパタリ~足のケアのコツ~」

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ケアソクは出店ブースで商品を販売。すでにケアソクをご愛用中のお客様にもたくさん立ち寄っていただき、ケアソクの着用状況を詳しく伺うことができました。なかにはケアソク公式LINEのイベント告知をご覧になり、わざわざ隣県からお越しくださった方まで。たくさんの方々との出会いの場となりました。

ところで、フットケアの体験コーナーでこんなやりとりがあったとお客様が教えてくださいました。

「施術してくれた先生が『かかとがキレイですね~』と褒めてくれたので、
『これはケアソクを履いてキレイになったのよ!』って自慢してきたわ~」

こんなうれしいエピソードに、スタッフは感激です!


今回の市民公開イベント、とても内容の濃いイベントだったのではないでしょうか。ご来場くださった皆さんはそれぞれに足についての知識を深め、きっとご家族やご友人などに共有していただいたのではないかなと想像しています。

ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!

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ケアソクスタッフ(左から)阿部、坪谷、亀山

●イベント概要の詳細は足育研究会のサイトをご覧ください。
https://www.sokuiku.jp/event/2024/02/429.html

●今回のようなイベント開催につきましては事前にケアソクサイトや公式SNSをはじめ、ケアソク公式LINEにて告知しています。ご登録をお待ちしています。
→LINE友だち追加はこちらから。


(編集スタッフ 高木)


日本スリーデーマーチとは?日本最大のウォーキング大会に参加しました!

2023年、ケアソクは2つのウォーキング大会にエントリー。ひとつは、「ワールドカップ ノルディックウォーキングハーフマラソン長野2023」、もうひとつはこちら、日本最大のウォーキング大会「日本スリーデーマーチ」!

関連記事:「ワールドカップ ノルディックウォーキングハーフマラソン長野2023」に挑戦!


日本最大のウォーキング大会!「第46回 日本スリーデーマーチ」

日本最大のウォーキング大会!「第46回 日本スリーデーマーチ」
ととのえるを履いて気合十分!

日本スリーデーマーチは1978年に始まり、埼玉県東松山市の比企丘陵周辺で3日間にわたり開催される国際ウォーキング大会です。5kmから50kmまで様々な距離とバラエティに富んだコースが用意され、自分の体力に合わせてエントリーできるようになっています。2023年は11月3日~5日の3日間で、参加者はなんと52,385人!多い年には国内外から延べ10万人が参加するという国内最大規模の大会なんです。

ケアソクチームは初日の5kmコースに参加。会場に近づくにつれ、人の流れが大きくなってきました。先生に引率される幼稚園児からおじいちゃんおばあちゃんまで、街中の人が集まってきているのではと思うほど。
中央会場に設営されたステージでは、4年ぶりというステージイベントも。ダンスに音楽ライブ、トークショーやお笑いライブ、書道パフォーマンス……などなど、イベントを大いに盛り上げました。それに加えてずらりと並んだ屋台を見ると、ウォーキング大会というよりお祭り。街を挙げて歓迎ムードいっぱいでした。

屋台の風景

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地元の参加者のゼッケンには「ようこそ!ひがしまつやまへ」の文字が。こういう一言が目に入るのが嬉しい。


スリーデーマーチはウォーキング以外にも楽しみが。

コース内の箭弓(やきゅう)稲荷神社は勝負の神様としても知られていて、その読み方から野球関係者も多く祈願に訪れるとか。なんと絵馬がバットやベースの形!
そんな名所を巡れる楽しいコースをわいわい気持ちよく歩きました。

箭弓(やきゅう)稲荷神社

箭弓神社で願掛け
こっそりバット絵馬に願掛けしている坪谷を発見!


もしやその靴下は……!!

途中、すぐ前を歩いている女性の足元にくぎ付け。ケアソクの坪谷が「ととのえるベーシックに似てる……このマスタードの色といい、リブの幅といい……」とつぶやいたと思いきや、ためらわず「すみません!その靴下はケアソクじゃありませんか!?」と声をかけていました。
驚いた女性に必死に説明すると「そう!これケアソクですよ!!」と意気投合、しばらく立ち止まってお互いに大盛り上がりでした。ほんの数センチ足元からのぞいた靴下をケアソクと確信する坪谷、さすがはブランドマネージャ―。
それにしても実際にケアソクを履いている方とお会いできたのはとても嬉しい出来事でした。

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これは紛れもなく、ととのえるベーシックのマスタード!!


またどこかの街でお会いしましょう!

今年参加した2つのウォーキング大会はそれぞれに特色があり、楽しみ方も疲れ具合も(笑)違います。どちらも晴天に恵まれたこともありますが、とても健康的で気持ちのいい一日を過ごすことができました。
なかでも、ケアソクのご愛用者を見つけることができ、直接話すことができたのは大きかったです。これこそリアルイベントならでは。これからもウォーキング大会に限らず、積極的にイベントに参加したいと思った2023年でした。

完歩賞


●2024/2/26追記:

この話には後日談が。
なんと、ケアソクを着用していたご本人様から、ケアソク宛てにお葉書が届いたのです!
この記事を見つけてくださったそうです。スリーデーマーチ参加者一同びっくり!
早速お礼かたがたお葉書の掲載可否を伺ったところ、快諾くださいましたのでここで紹介させていただきます。

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私の足を掲載していただきありがとうございます!
以前、東松山スリーデーマーチでお会いしたおばあちゃんです! 記事を見つけてうれしいやら恥ずかしいやら……。

私は外反母趾・ヒザ痛・かかと痛……足のトラブルがたくさんで、このままでは将来、歩けなくなってしまうのでは……と心配になり、昨年5月に高齢者の仲間入りしたのを機に、整骨院に通い始め、そこで「ケアソク」を教えてもらいました。おかげでヒザ痛は緩和、かかと痛はナシ! ケアソクと先生の施術の成果と確信しています。

ラベンダーの街・嵐山町在住です。これから暖かくなるとラベンダー畑の草取りが始まります。ヒザ痛がなくなったので、たくさん頑張ります。

N.Hより

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こんなことってあるんですね。
お葉書の裏面は、一面むらさき色に染まって香りまで感じられそうな満開のラベンダー畑の写真でした。
N.Hさま、本当にありがとうございました。

どこかの街で、あなたにもお会いできるかもしれません!?
もし、ケアソクTシャツを着ているメンバーを見かけたら、ぜひ気軽にお声がけくださいね♪

(スタッフ 高木)


「ワールドカップ ノルディックウォーキングハーフマラソン長野2023」に挑戦!

ノルディックウォーキングのワールドカップに参加しました

この秋、ケアソクチームは2つのウォーキング大会に参加しました。
まず、2023年9月24日(日)に長野で開催された日本初のノルディックウォーキングのワールドカップ。ノルディックウォーキングってなに?ワールドカップってそんな簡単に参加できるの??……いろいろ気になるところですが、今回はその模様をお伝えします!


そもそもノルディックウォーキングとは

そもそも「ノルディックウォーキング」は普通のウォーキングと何が違うのでしょうか?
北欧・フィンランド発祥で、専用ポールを使用した健康運動としてはじまりました。ポールを使うことで下半身だけでなく上半身の筋肉も使う全身運動であり、消費カロリーの向上も期待できるのです。

ちなみに「ポールウォーキング®」というものも存在しますが、ポールの使い方や歩き方に違いがあります。もともとクロスカントリースキーの夏場のトレーニングとしてはじまったノルディックウォーキングは、ポールの先に付いているゴムの形がより推進力のある形状になっており、歩幅も広めになります。歩行時の足腰の負担を軽減するためなら「ポールウォーキング®」、より運動量を増やしたい方は「ノルディックウォーキング」がおすすめのようです。


「ワールドカップ ノルディックウォーキングハーフマラソン長野2023」はどんな大会?

長野県の北部に位置する飯綱町(いいづなまち)の霊仙寺湖周辺で開催された日本初のノルディックウォーキングのワールドカップ。
4年前に開催のはずがコロナ禍により延期され、満を持しての開催に国内外から240名の選手が参加しました。

ワールドカップ種目は「ノルディックハーフマラソン」21kmで、そのほかエキシビジョン種目として「ノルディックマラソン」12.5km、8km、5.5kmが同時に開催されました。ちなみに、ケアソクチームは12.5kmと5.5kmに分かれてエントリー。はじめてのウォーキング大会なので個々の体力に合わせて無理をせず……!

霊仙寺湖


初ノルディックウォーキングで初大会に挑戦!

実はケアソクチームはノルディックウォーキング用のポールに触るのもはじめて。事前に練習する機会を逃してしまい、ぶっつけ本番となってしまいました。ですが当日はレンタルポールの方が他にもたくさん参加していて、ちょっと安心。
スキー・ノルディック複合の金メダリストでもある荻原健司長野市長も参加され、開会式の準備運動ではポールを使った体操を指導していました。ポールの効果で想像以上にしっかり体を伸ばせるのです。

準備運動もポールを使って
飯綱町の公式キャラクター「みつどん」も一緒にストレッチ。りんごのキャラクターです。

抜けるような青空の下、スタート前から気分が上がります!
大自然の中を歩くのがノルディックウォーキングの醍醐味。飯綱町の霊仙寺湖畔に広がるコースは半分近くを整備の行き届いた森の中を歩くコースであり、アップダウンもあるコースは初心者から上級者までそれぞれのレベルに合わせて楽しめます。森林浴をしながらのウォーキングは、とにかく気持ちいい!

大自然のなかでウォーキング

霊仙寺湖畔を見ながらウォーキング

12.5kmなら余裕かと思いきや、森の中の登りに途中から声も出ず。でもケアソクを履いて全員無事に完歩し、ゴールのあとは会場近くの温泉「むれ温泉・天狗の館」で疲れを癒しました♨

ゴール直後

初めてのノルディックウォーキングでしたが、ポールのおかげで推進力がつき、歩いていてとても楽しいと感じました。
確かに普通のウォーキングではほぼ使われない上半身も使っている感覚があり、全身を使って歩いている感じがしました。(後日、腕が筋肉痛に)

また、霊仙寺湖一帯は舗装された道路あり、湖の周り、山道ありと起伏に富んだコースです。終わってみれば決して楽なコースではありませんでしたが、自然のなかを歩く気持ち良さ、途中のエイドでいただいたりんごの衝撃的なおいしさ、ゴールしたときの達成感がクセになりそうです。
ポールの使い方をマスターして、また来年も参加できたらと思います!


霊仙寺湖周辺

さて、今年はケアソクチームでもうひとつウォーキング大会にエントリーしています。
そちらも追ってレポートいたします!

(スタッフ:高木)


関連記事:日本スリーデーマーチとは?日本最大のウォーキング大会に参加しました!


フットケアのプロたちが新潟に集結!「足フェス in 新潟」開催レポート

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2020年6月に新潟で予定されていたJTFA主催の「足フェス in 新潟」はコロナ禍で延期。3年越しに満を持しての開催となった今年、全国から足の専門家が集まりました。

~JTFAとは~
「日本トータルフットケアマネジメント協会」の略。フットケアの正しい知識と技術を伝え広め、足から社会文化の発展に貢献することを目的として活動しています。ケアソク(山忠)もこの意に賛同し、イベント協力など積極的に参画しています。
https://www.japanfoot.or.jp/

足フェス in 新潟
準備風景。燕三条地場産振興センター内の多目的ホールで開催されました

新潟で盛り上げよう!フットケア 「足フェス in 新潟」

医師や看護師による足相談コーナー、フットケアや巻き爪矯正、ノルディックウォーキング体験コーナーなどなど、足の健康に役立つ様々な業種の体験コーナーが並び、足の専門家が登壇した講演会もありました。
フットケアコーナーは数十分待ちのところも出るなど、ワンコインで本格的なフットケアを体験できるとあって大盛況!

2.jpg 大会長の青木賢治先生(新潟市民病院)の講演テーマは、「足と健康寿命について」


ケアソクは足底圧計測を担当

ケアソクの足底圧計測コーナーもまた計測希望の方が絶えず来てくださり、結果4時間あまりで100人を超える方の足を計測。その結果をもとに、理学療法士の北澤さん、義肢装具士の蓮野さんから個別に解説・アドバイスいただきました。

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2台体制で休む間もなく計測を続け……

4.jpg ケアソクコラムの監修でもおなじみ理学療法士の北澤さん

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義肢装具士の蓮野さん。終わったときにはおふたりとも声がかすれるほど


計測のあとは足湯コーナーへ

足底圧計測に併設された足湯コーナーは、実際のお湯ではなく遠赤外線で足を温めるもの。足を入れると膝下までじわ~っと温まり、疲れた足を癒しました。
足湯コーナー 思わず眠ってしまいそうな温かさです


ケアソクの販売コーナーも

山忠の靴下工場に併設するファクトリーショップ「ごえん」も足フェスに出店しました。 言葉だけで説明するのが難しいケアソク〈ととのえる〉ですが、多くの方に実際に手に取ってご覧いただける機会になりました。
ケアソクの販売コーナー
ファクトリーショップ「ごえん」店長の小柳です


今回の足フェスは、足に悩みをお持ちの方からフットケアに興味のある方まで、いろいろな方の足に触れることができました。改めてご自身やご家族の方の足の健康について、考えたりお話しできるきっかけになっていたらうれしいです。
またいろんな場所に出向いて、足の計測会をしていきたいと考えています。

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今回、足底圧計測とケアソク販売に関わったスタッフたち


大人から子どもへ、足を大切にすることを伝えてほしい

今回、ご家族でのご参加も多く見られました。その中で、目が釘付けになった一組の親子が。
小学生くらいの女の子が、靴を脱ぐときにさっと靴ひもを緩めてかかとを持って脱いでいました。履くときも足を入れてかかとをトントンと着いて、鮮やかに靴ひもを締めています。
「すごいね!これは言ってもなかなかできないんだよ」と思わず話しかけてしまいました。
そしたら間髪入れずにお父さんが、
「それは大人がちゃんと言わないから。言えばできますよ」と。
その一言でハッとしました。
靴ひもの結び方を話すとき、いつも「少し面倒ですけど、これは足のために……」という言い方をしていたことに気が付きました。
靴ひもを結び直すことを「面倒」と思わせていたのは自分の方でした。

皆さんの周りのお子さんは、どうやって靴を脱ぎ履きしていますか?
改めて、お子さんと一緒に靴の履きかたを見直してみませんか。

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関連記事:子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~靴の履き方編~

スタッフ:高木



足育先進国ドイツでもじわじわと人気上昇中!ケアソクドイツを紹介します。

ケアソクドイツ

実はケアソクは日本国内に留まらず、ドイツでも販売されています。

ご存知の方も多いかもしれませんが、ドイツといえば「足育先進国」。
ドイツでは、足の大切さが常識として浸透しているようです。たとえば……

  • 母子手帳に足の検診項目があり、赤ちゃんの時から検診が行われ、変形の兆しがあればすぐに対応できる。
  • 小学校に入るまでに家庭や幼稚園で「正しい靴の履き方」が教えられる。小学校入学時には靴ひもがひとりで結べるようになっているのが一般的。
  • 靴選びをするのは大人で、子供には選ばせない。
  • 幼稚園には「どんぐりボックス」なる、足を刺激するためのどんぐりいっぱいの箱がある??

などなど。

ではなぜ、そんなドイツでケアソクが販売されることになったのか?
ケアソクのブランドマネージャ坪谷(つぼや)に聞いてみました。

―――2年前、日本の優れた商品をドイツに紹介するお仕事をされている、スズキサトミさんに出会ったのがきっかけです。
実際に、毎日スポーツジムでケアソクを履いてエクササイズをしたスズキさんは、
「動きやすくて、疲れにくい。機能性も高い!」
と、とっても気に入ってくださり、そこからドイツでの販売プロジェクトがスタートしました。

ドイツでの販売をスタートするにあたり、スズキさんをケアソクの会社「山忠」の自社工場までお呼びして、靴下ができる工程を見学していただいたんです。

その際に中林工場長が、山忠の靴下作りを力説。機能性靴下であるケアソクシリーズの科学的エビデンスを靴下に反映させるため、細部にまでこだわる技術力の高さ、妥協のない品質管理、しかも編み立て以外はほぼ手作業で行っていることを知ったスズキさんは、とても驚いていらっしゃいました。

* * *

その後、2022年の年明けに無事、ドイツのECサイトがオープン。
そしてこの夏、改めてご家族で来日。再び新潟県加茂市へ皆さまで工場見学に来てくださいました。

実は旦那様のラースさんはデザイナーで、ケアソクドイツのECサイトのwebデザインを担当。そして、娘さんにはECサイトの画像の足モデルをしていただくなど、ご家族で協力してケアソクドイツを運用してくださっているのです。

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〈ととのえる〉の編み機(ホールガーメント)の前で。一番右がスズキサトミさん。

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編み上がったばかりの〈ととのえる〉を手に説明をする靴下工場長(右)

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普通には見ることができない靴下編み機の内部もよーく見ていただきました。


ケアソク、現在は主にドイツ語専用のwebサイトで〈ととのえる〉と〈うるおす〉を販売中です。
ドイツではそれぞれ、”TOTO(トト)”と”URU(ウル)”の商品名で親しまれています。

ケアソクドイツはこちら。
https://caresoku.de/

ケアソクドイツでは、〈ととのえる〉をリピートする方、すでに5回も注文する方もいらしたり、少しずつですがケアソクファンが増えているとのこと。
〈うるおす〉も人気急上昇中。ドイツも当然、冬は乾燥しますよね。同じようにかかとのお悩みがあるようです。

ただし、〈あたためる〉は販売していません。今のところ〈あたためる〉は「22-25cm」のワンサイズ。もう少し大きいサイズも用意しないとドイツの方の足には合わないようです。
こちらは今後、検討しなければいけませんね。

足育先進国ドイツで、日本のケアソクが認められて広がっていく未来のために、私たちも日々勉強と研究開発を続けていきます。
また、スズキサトミさんには改めて、ドイツの足事情を伺ってみたいなと思います。

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左から、中林工場長、スズキサトミさん、娘さんおふたり、旦那様のラースさん、ケアソクの坪谷

編集スタッフ:高木