オンラインショップ ケアソク(CARE:SOKU)

社員がゆく!足活レポート

足育先進国ドイツでもじわじわと人気上昇中!ケアソクドイツを紹介します。

ケアソクドイツ

実はケアソクは日本国内に留まらず、ドイツでも販売されています。

ご存知の方も多いかもしれませんが、ドイツといえば「足育先進国」。
ドイツでは、足の大切さが常識として浸透しているようです。たとえば……

  • 母子手帳に足の検診項目があり、赤ちゃんの時から検診が行われ、変形の兆しがあればすぐに対応できる。
  • 小学校に入るまでに家庭や幼稚園で「正しい靴の履き方」が教えられる。小学校入学時には靴ひもがひとりで結べるようになっているのが一般的。
  • 靴選びをするのは大人で、子供には選ばせない。
  • 幼稚園には「どんぐりボックス」なる、足を刺激するためのどんぐりいっぱいの箱がある??

などなど。

ではなぜ、そんなドイツでケアソクが販売されることになったのか?
ケアソクのブランドマネージャ坪谷(つぼや)に聞いてみました。

―――2年前、日本の優れた商品をドイツに紹介するお仕事をされている、スズキサトミさんに出会ったのがきっかけです。
実際に、毎日スポーツジムでケアソクを履いてエクササイズをしたスズキさんは、
「動きやすくて、疲れにくい。機能性も高い!」
と、とっても気に入ってくださり、そこからドイツでの販売プロジェクトがスタートしました。

ドイツでの販売をスタートするにあたり、スズキさんをケアソクの会社「山忠」の自社工場までお呼びして、靴下ができる工程を見学していただいたんです。

その際に中林工場長が、山忠の靴下作りを力説。機能性靴下であるケアソクシリーズの科学的エビデンスを靴下に反映させるため、細部にまでこだわる技術力の高さ、妥協のない品質管理、しかも編み立て以外はほぼ手作業で行っていることを知ったスズキさんは、とても驚いていらっしゃいました。

* * *

その後、2022年の年明けに無事、ドイツのECサイトがオープン。
そしてこの夏、改めてご家族で来日。再び新潟県加茂市へ皆さまで工場見学に来てくださいました。

実は旦那様のラースさんはデザイナーで、ケアソクドイツのECサイトのwebデザインを担当。そして、娘さんにはECサイトの画像の足モデルをしていただくなど、ご家族で協力してケアソクドイツを運用してくださっているのです。

2022スズキさん工場見学
〈ととのえる〉の編み機(ホールガーメント)の前で。一番右がスズキサトミさん。

2022スズキさん工場見学2
編み上がったばかりの〈ととのえる〉を手に説明をする靴下工場長(右)

2022スズキさん工場見学3
普通には見ることができない靴下編み機の内部もよーく見ていただきました。


ケアソク、現在は主にドイツ語専用のwebサイトで〈ととのえる〉と〈うるおす〉を販売中です。
ドイツではそれぞれ、”TOTO(トト)”と”URU(ウル)”の商品名で親しまれています。

ケアソクドイツはこちら。
https://caresoku.de/

ケアソクドイツでは、〈ととのえる〉をリピートする方、すでに5回も注文する方もいらしたり、少しずつですがケアソクファンが増えているとのこと。
〈うるおす〉も人気急上昇中。ドイツも当然、冬は乾燥しますよね。同じようにかかとのお悩みがあるようです。

ただし、〈あたためる〉は販売していません。今のところ〈あたためる〉は「22-25cm」のワンサイズ。もう少し大きいサイズも用意しないとドイツの方の足には合わないようです。
こちらは今後、検討しなければいけませんね。

足育先進国ドイツで、日本のケアソクが認められて広がっていく未来のために、私たちも日々勉強と研究開発を続けていきます。
また、スズキサトミさんには改めて、ドイツの足事情を伺ってみたいなと思います。

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左から、中林工場長、スズキサトミさん、娘さんおふたり、旦那様のラースさん、ケアソクの坪谷

編集スタッフ:高木


できたてのケアソクがならぶファクトリーショップです。新潟「足と靴下の店 ごえん」

ケアソクを手がける山忠のファクトリーショップがオープンしました!
新潟県加茂市にある山忠本社の向かい、靴下工場に併設しています。
店名は「足と靴下の店 ごえん」。

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国道403号線沿い、山忠靴下工場敷地内に建ちます。

「ごえん」に込めた想い

山忠は1958年、たった一台の靴下編み機でつくった靴下を売り歩く行商からスタートしました。60余年、地元とともに歩みながら、ここ加茂で靴下をつくり続けています。

今度は私たちがつくる靴下で「地域の方たちの歩行寿命・健康寿命の伸長に貢献したい」。

歩行寿命・健康寿命が延びるということは、自分にとってうれしいこと。
それは家族の喜びにもつながり、さらには社会保障負担の軽減にも期待できる、と考えています。
「ごえん」が地域の方たちが集まれる場所となり、お客様のお声に寄り添い、足のお悩みを手助けしていく。

その想いは全国のみなさまの「足からの健康」にも貢献できると確信しています。

足の健康を考えた機能性ソックスがずらり。

山忠は、ケアソクをはじめ、年間およそ100アイテムの靴下を販売しています。どれも「足の健康」と「足のお悩み」に合わせた機能性ソックス。いわゆる普通のソックスはありません。

「ごえん」では、“あたためる” “うるおす” “ささえる” “よりそう”の4つの視点から厳選し、季節ごとに35~40アイテムほどをラインナップ。さらに、足のトラブルに合わせたインソールもご用意しています。

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店内入ってすぐにケアソクが! ショップいち押しの証しです。

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桐の商品棚は、山忠の地元・加茂の伝統工芸である屏風をイメージした造り。

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店内入口の方へ振り返ると、その商品を愛用する山忠社員のコメントが書かれています。これを読んでいるだけでも楽しいですよ。

私たち、足のコンシェルジュがサポートします。

ファクトリーショップをはじめ、靴下工場の技師、商品開発担当、コールセンターなど社員たちは毎年「足のコンシェルジュ養成講座」を受講。さらには、足の専門家を招いた勉強会を定期的に行い、足の基礎知識を学んでいます。

足のお悩みは十人十色。お客様ひとりひとりのお声に耳をかたむけ、足の不安を少しでも解消していただけるようにお手伝いができたらうれしいです。

「足のコンシェルジュ養成講座」ではこんなことを学んでいます。
→参照記事:社内研修「足のコンシェルジュ養成講座」とは?

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事前予約制にて足底圧計測を行っています。5本の指をきちんと使えているか、足裏のどこにいちばん圧力がかかっているのか、あなたの足の状態がわかります。

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足底圧計測データから足の状態を評価させていただき、靴下のご提案や足指のストレッチ、身体のつかい方のクセなどをアドバイスしています。

アイラブ・カモ♡ 地元加茂の魅力を発信。

山忠は、企画開発から靴下製造、コールセンター、配送センターすべての業務をここ新潟県加茂市で行っています。創業以来、地域に根差して邁進してきました。

加茂市は、京都とゆかりの地名をもち「北越の小京都」と言われ、三方を山に囲まれた自然ゆたかな町です。
そして山忠と「ごえん」がある加茂市下条は、ものづくりの町として全国的にも有名な燕三条から加茂市への入り口となる場所にあたるため、「ごえん」は加茂の魅力を再発見できる観光スポットとしての役割も担いたいと思っています。

「ごえん」の空間コンセプトは、加茂のえんがわ。
桐をふんだんに使い、軒下をイメージした小上がりや店先の縁台は“えんがわ”の雰囲気満点。お客様との対話を楽しめる空間になっています。

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腰をかけてスタッフと談笑するお客様の姿も見かけられます。店内に飾られた四季のパネルは、自然なゆたかな表情が写し出され圧巻です。

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全国生産シェア70%を誇る加茂の桐たんす。社員やお客様のお宅に眠っていた桐たんすをディスプレイ棚として再利用しています。

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動画では「山忠の四季」と「加茂の四季」を紹介。奥の障子は、加茂の伝統産業の手すき和紙を使っています。

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小上がりのちゃぶ台で絵本を読みながら、ママのお買い物を待っています。ここにある絵本はすべて「足」にまつわるものばかり。お子さま連れもお気軽にお越しください。

行商からスタートした山忠は、お客様からのお声に耳をかたむけ商品づくりを行ってきました。このスタイルは創業60余年経った現在でも変わりません。

「ごえん」でもっともっとお客様のお声をお聞きしたい。
お客様との対話を心待ちにしています。


山忠ファクトリーショップ
「足と靴下の店 ごえん」

住所:新潟県加茂市下条甲435-1 山忠靴下工場敷地内
TEL:0256-53-0265
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜・祝日

※足底圧計測は事前予約制です。ご来店前に上記電話番号までご連絡ください。
また、新型コロナウイルス感染拡大状況によって計測を休止している場合がございます。
実施等の詳細はショップまでお問い合わせください。

(スタッフ 内藤)


【足のプロ紹介】 ケアソクの“足の先生”としてお世話になっています。新潟「ブールジョン」

ケアソクの商品開発には、足の専門医をはじめ理学療法士、フットケア従事者など、さまざまな「足の専門家」たちが協力してくださっています。

ケアソクを手がける株式会社 山忠と同じ新潟県にある「bourgeon(ブールジョン)」様は、新潟では数少ないフットケア専門のサロンです。弊社で定期的に行っている足の研究会で指導してくださったことや、直営ショップで靴選び講座を開いていただいたこともある「ケアソクの足の先生」的存在のおひとり。笑顔と気さくな話し方で、ときに厳しくアドバイスしてくれます。

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サロンでの施術風景。

外反母趾の痛みから足の現状を知り、足の奥深さにのめり込む。

オーナーの野尻桂子(のじりかつらこ)さんは、ご自身も足の不調に悩まされていたご経験を持っています。

百貨店勤務の20代前半、親指の付け根の痛みに悩まされていたそうです。
そう、ヒールを履く方に多い足のお悩み「外反母趾」。
歩けないくらいの痛みを伴い、帰宅時にタクシーを使う日もあったほど。でも当時は整形外科を受診しても湿布を処方されただけだそうです。もちろん痛みは治まらず、自分なりに調べながら足に詳しそうなお店を探して、判明したのが「靴が足にまったく合っていないこと。足のアーチが崩れていること」でした。ドイツ整形外科靴職人にインソールを作成してもらい、1日に違う靴を3足履きまわしながらお勤めを続けました。

その後百貨店を退職し、シューズショップに勤めながら上級シューフィッターを取得。さらに「本格的に足の勉強をしたい」と退職後は、インソールや身体を整えるコンディショニングなど、足に関するさまざまな知識を学ばれました。


外反母趾について詳しく知りたい方はこちら。
→参照記事:外反母趾の意外な原因と靴下も含めた予防・緩和策を解説

美容室には毎月行くけれど、足はよほどの痛みがないと気にしない。

心当たりはありませんか?
「足のトラブルは、痛みがあるうちは定期的に来店されるけど、痛みがなくなると足が遠のいていく。足って、結局そんなものなんですよね」と野尻さんは嘆きます。

「足がダルいというお客様を施術していると、違う問題が見つかったりするんです。靴を替えた方がいいな、歩き方を変えた方がいいな、とか。根本を治さないとその場しのぎの対処法になってしまうので、悩みの根本がどこにあるのかを常に探し求めています」

ときに、リフレクソロジーを施しても、靴をフィッティングしても、インソールを直しても、改善しないことがあるそうです。
「それは何かと追求していくと、その人自身の体の使い方や歩き方などの“クセ”が強い。体の使い方が重要なんです。そういう方には、自分で自分の体を調整する体調改善運動『コンディショニング』をすすめています。“足を整えると全身が整う”という考え方です」
コンディショニングによる姿勢の変化で、身長が1~2センチ伸びる方もいらっしゃるとか。
「加齢とともに身長が縮むのは、姿勢が悪くなっているから。膝が曲がって、股関節も曲がって、背中も曲がっていく……。また、外荷重(O脚傾向)の人もいま多いです。O脚は足がゆがんでいる証拠。若いときは筋肉がカバーして痛みが出にくいけれど、将来的にはいずれ痛みがあらわれてきますよ」

体の土台である「足」のために必要なこと。

野尻さんによると、足を健康に保つために必要なことは、この4つと言います。
1.足を冷やさないこと。
2.足首をまわすこと。
3.足指を着くこと。
4.機能性ソックスを履くこと。

「これまでお客様の足をさわってきた経験から言うと、“足が冷えている人は、足の指が使えていない”。そもそも皆さん“指を使えている”ということを考えたことがないと思うんです」
「指を使えていない」とは、歩くときに足指を使って蹴り出していない、立っているとき足指に力が入っていないことが主に挙げられます。これは浮き指や巻き爪、外反母趾、内反小趾などのトラブルの原因となり、さらには膝痛、腰痛、肩こりなど身体全体に影響することも。また「指を使えていない」ということは、転倒のリスクにもつながります。足のために必要なことを日常に取り込んでいきましょう。

では改めて「足のために必要なこと」を。

1.足を冷やさないこと。
湯船や足浴につかる、靴下を履く、足のマッサージをする、など。

2.足首をまわすこと。
まず右手で右足首をしっかりとつかんで支え、左手の指を右足の指の間にしっかり奥まで入れます。

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そのまま、足首から大きく20回まわす。反対まわりも20回。足を替えて左足も同じように。
足首まわしをしていると、徐々に体がポカポカしてきますよ。

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3.足指を着くこと。
とくに浮き指の方は、足指を地面に着くことを忘れてしまって、着こうと思ってもなかなか着けないことがあります。
足指を触って、指を伸ばしたり、分けたり、引っ張ったり、回したりと、とにかく足指を触ることで刺激を入れ、「足指の感覚の復活!」を目指しましょう。

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4.機能性ソックスを履くこと。
「足に合った靴を履くことがいちばんいいけれど、靴はファッション性もあると思うので、いくら足に良いからといってもコンフォートシューズを履きたがらない人は多い。それは仕方のないことだから、靴下は機能性のあるものを履きましょう」と野尻さん。
もちろんお店では〈ケアソクととのえる〉もオススメしてくださっています。

「サロンへいらっしゃるお客様には、来店されるたびに私が呪いのようにささやいています(笑)。足を冷やすな~、足首まわせ~、指を着け~、機能性ソックスを履け~! とにかく言い続けることが大事なんです」
こういったセリフにも野尻さんの飾らない人柄があらわれています。

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ブールジョンでは宮城興業のコンフォートシューズをメインに取り揃えています。コロンとしたルックスがかわいいですね。

一日のなかで、いちばん長く履いている靴を見直しましょう!

足にトラブルをもつ方たちの多くは、職場で履く靴を軽視している印象があります。
皆さんはいかがですか? 実は筆者も、〈ケアソク〉にかかわるまでは仕事中の靴を脱ぎ履きのしやすさ重視で選んでいました。靴紐もゆるく結んだりして……。

上級シューフィッターでもある野尻さんは「お休みの日にオシャレしてヒールを履いても全然OK! でも、いちばん長く履く靴は足に合ったものを選んでほしい」と言います。それは、足に合わない靴を履き続けることで、足トラブルを招く原因になるからです。

靴選びの最重要ポイントは「かかとを合わせる」こと!
かかとがパカパカ脱げたりするのは、かかとが合っていない証拠です。
また外反母趾などの方は、足が靴に当たると痛いからと幅広の靴を選びがち。
でも、考えてみてください。幅が広い靴を履くということは、足の長さが合わない靴を選ぶ可能性も出てくる。すなわち、かかとも大きくなり、靴の中で足が動いてしまう……。

靴選びはそれほど難しいのです。ぜひシューフィッターに相談しながら、自分の足に合った靴を履きたいものですね。

このブログでは、子どもの靴の選び方についてご紹介しています。
大人の靴も選び方は同じですので、ぜひ参考にしてみてください。

→子どもの足がアブナイ!? 未来の足は大人が守る! ~子どもの靴の選び方編~

訪れた人を和ませる気さくさと笑顔の一方、するどい眼光でその人の立ち方や歩き方を見ながら靴をフィッティングし、これまで培ったさまざまな知識を「いいとこどり」した施術で足と体と心をケアしていく――。
〈ケアソク〉の足の先生は、こんな方です。

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左よりケアソクの亀山、ブールジョンの野尻さん、坪谷


bourgeon(ブールジョン)

住所:新潟県新潟市中央区南浜通1-373-3 チサンマンション南浜101
TEL:080-1156-4385

サロンウェブサイトはこちら


関連記事:
野尻さんよりエクササイズ指導していただきました。
→今話題の「浮き指」ってなに? ~予防改善エクササイズ編~

記事内の「機能性靴下」はこちらです!
→ケアソク〈ととのえる〉オンラインショップ


スタッフ:内藤


雪国新潟でも「足」がアツい! 新潟フットケア研究会が市民講座を開催

雪が舞う2月初旬の新潟市、『足から考える健康寿命』と題し「新潟フットケア研究会」による市民講座が開催されました。事前申し込みの時点で定員60名がほぼ満席。それに加えて当日20名が追加で参加するという大盛況のイベントでした。

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「健康は足元から」

第1部は、爪機能改善士の末廣亜紀さんが爪の大切さについてを講義。中でも爪のお手入れ方法の実演では、手元をスクリーンに映して、初めての方にもわかりやすく説明してくださいました。

巻き爪などの爪のトラブルが歩行に影響し、ひいては身体にも影響を及ぼすことは、このブログでもお伝えしています。その大切な爪は、強いストレスがかかると血流が悪くなり、伸びにくくなってしまうそう。

そこで、良い爪を作るためにできることを教えていただきました。

1.タンパク質を積極的に摂る。
爪の主な成分はケラチンと呼ばれるタンパク質が変化したもの。

2.調味料も含め添加物の多い食品を控えることも大切。
爪の育成にはケイ素(シリカ)が必要です。せっかく摂取したケイ素が添加物の排泄に使用されて爪の育成に足りなくなります。「これだけ食べていれば良い」と言うのではなく、偏りなくバランスの取れた食事が大切です。
※ケイ素(シリカ)は、ひじきや青のりなどの海藻や、きびやオーツ麦などの穀類などに含まれている栄養素。

3.足をさわってしっかりマッサージ。
特にハイヒールなど窮屈な靴を履いた日には、足をよくほぐすなどのマッサージを。足指じゃんけんも効果的。

また、「良い爪を作るためには腸内環境が大事」というお話も。
爪と腸内環境の関係とは?

口から入った食べもの(栄養)が末端の爪に運ばれるのは最後。そこで、爪まで届く栄養をしっかり吸収するために腸内環境を整えることが大事、ということなのです。
24時間以内に肩幅くらいの長さの便を出すことを目標に! というお話はオドロキでした。便秘がよくないことは漠然とわかっていましたが、爪にまで影響が出ることを再認識。

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爪機能改善士の末廣亜紀さん。スポーツチームや教育機関への出張授業や講演もなさっているそうです。

1時間の講座はあっという間に終わりました。しかし短い時間の中でも、
「しっかりした筋肉を養い、正しく立つこと、正しく歩くこと、血管を健やかに保つことが良い爪を作り、将来の転倒予防に繋がる」
という末廣さんのメッセージは、参加者のみなさまに伝わったのではと感じました。

ケアソクは足底圧計測を担当

第2部は、足の相談コーナーやフットケア体験。
医師・看護師による足のお悩み相談や、ネイルやフットケアのスペシャリストによる正しい爪切りアドバイスなどに人が集まりました。足や爪に悩みがあっても痛みがなければ後回しになりがち。そもそも病院に行く必要性もわからない、そんな方たちにとって気軽に相談できるとてもいい機会だったのではと思います。

そして、ケアソクチームは足底圧計測を行いました。

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計測後、足底圧データから読み取れる足の現状をひとりひとりにお伝えしつつ、足を健康に保つためのアドバイスをさせていただきました。待ち時間には〈ケアソク ととのえる〉をお試しくださる方も多数。

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はじめて〈ととのえる〉を履く方は、ちゃんと履けているか(指が正しく入っているか)不安そうでしたが、履けると気持ち良さを感じてくださいました。

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そして、会場には小学校低学年のお子さんを連れたお母さんの姿も。親御さんが足の正しい知識を持つことで、お子さんは「靴をちゃんと履くこと」、「足をちゃんと洗うこと」を当たり前に育つのではないでしょうか。足が形成される大事な子ども時代ならなおさら、足の成長にも差が出るはずと感じました。

ひとりでもたくさんの方に足の正しい知識が伝わって、足を大切にすることが普通のことになるよう、これからもケアソクは足の活動を続けていきたいと思います。


編集スタッフ:高木



巻き爪の緩和に靴下でアプローチ。IVO学会で〈ととのえる〉の研究結果を発表!

「生涯歩行のすすめ」と題し1月に開催された「日本整形靴技術協会学術大会(IVO)福岡大会」のレポートです。

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左から、ケアソクの坪谷、新潟医療福祉大学の阿部薫教授、山忠社長の中林、ケアソクの亀山。

この学会では、ケアソクブログの監修をしていただいている理学療法士の北澤友子氏から、巻き爪をテーマにした〈ととのえる〉の研究発表がありました。

以前、あるお客様から〈ととのえる〉を履いて巻き爪が緩和したというご報告をいただきました。そこで、足指の接地面積が増加するインナー5本指構造を持った靴下〈ととのえる〉を着用することで、巻き爪がどう変化していくのか検証を始めました。その途中経過です。

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巻き爪とは、爪の両端部分が内側に弯曲(わんきょく)した状態で、皮膚に食い込むと炎症や痛みの原因になります。
そもそも爪が巻く原因は足指が床にしっかり接地せず、床からの反力が伝わらないこと(下図参照)。足指の接地面積が少ないほど反力は小さいため、巻き爪が進行しやすい状態です。

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足をぐっと踏み込んだ時、下向きに負荷がかかるのに対して、床からは逆方向の力(反力)が作用します。足指がちゃんと接地していないと、その反力が弱くなってしまうのです。

研究方法は、巻き爪の症状がある50代女性に、2019年6月から1年半にわたり〈ととのえる〉を着用していただき、その間、月に一度、爪の厚さや爪の幅を測定します。

巻き爪が緩和したと言える条件をこの2点で見ていきます。

1. 爪の最大厚の減少
爪の厚さが薄くなること。〈ととのえる〉を継続して着用することにより、足指の接地面積が増え、床からの反力が増えると推察。結果、爪甲全体に反力が分散され爪が厚く丸くなることを抑制できるのではと推察。

2. 爪幅狭小率の改善
巻いた爪が平らに近づくことで、爪の先の幅が広がること。

果たして気になる結果は……?

発表段階では研究開始から半年後のデータです。
※第1趾=親指、第2趾=人差し指……と順番に数えます。

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爪の厚さの変化。右足小指以外すべての爪で厚さが減少という結果が出ました!
(値が減少するほど改善)
第1趾:右16.4%減↓  左10.0%減↓
第2趾:右39.5%減↓  左7.0%減↓
第3趾:右5.6%減↓   左11.4%減↓
第4趾:右23.4%減↓  左5.5%減↓
第5趾:右4.8%増↑   左12.1%減↓

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一方、爪先端の幅の変化は指によってばらつきが出てしまいました。
(値が増加するほど改善)
第1趾:右17.6%増↑  左15.4%増↑
第2趾:右1.1%減↓   左48.1%増↑
第3趾:右23.7%増↑  左2.4%減↓
第4趾:右12.4%増↑  左12.7%減↓
第5趾:右7.1%減↓   左7.0%増↑

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〈ととのえる〉着用半年後の変化から見えたこと。

全体的に爪の厚みが減っていることから、足指の接地面積が増えたことで足指への床反力が増え、爪が厚く丸くなることを抑制できたと言えます。
爪先端の幅に期待できる結果が得られなかったことについて、爪切りなどの管理を対象者自身に任せていたため、爪の切り方で数値が変わってしまったと考えられます。
今後の課題としては、爪の生え際に近い場所での幅や変化も見ていくことや、歩行時の動的な場面での重心軌跡や床反力を評価すること。また、症例数も増やしていきたいと考えています。

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ブースの隅っこで本番前の最終確認。右が北澤氏。

以上が今回の発表内容でした。
この研究では〈ととのえる〉の着用だけを依頼し、運動指導などはしていません。靴下を代えるだけで見えた変化と言えます。今年1年継続して観察していきますので、またこのブログでも結果を報告したいと思います!


今回の検証研究のきっかけとなった巻き爪に関する症例紹介は、こちらからどうぞ。
→参照記事:【お客様のお声】7年悩んだ巻き爪がよくなりました(東京都 鶴来様)

「足のちえぶくろ」でも巻き爪について紹介しています。
→参照記事:巻き爪・陥入爪の原因とは? 正しい知識で対策しましょう!


北澤 友子(きたざわともこ)
青森県出身。2006年に青森県立保健大学理学療法学科卒業。卒業後は宮城県の総合病院にて急性期から回復期のリハビリに従事。その後、系列の中枢疾患・神経難病専門院で勤務。片麻痺の症例を多く担当し、麻痺側の足部構造の変化や運動パフォーマンスへの影響に興味を持ち、2012年に新潟医療福祉大学大学院に進学。新潟では訪問リハビリの仕事をしながら大学院へ通い、足部の構造の変化が上位の関節に及ぼす影響について三次元動作解析装置を用い調査した。現在も新潟でデイサービスに勤務しながら新潟医療福祉大学の非常勤講師を務めるとともに、片麻痺症例の足部構造の調査を行っている。
株式会社山忠(ケアソク)では電話オペレーターやマーケティング、工場、総務など各部署のスタッフが足について学ぶ「足の研究会」の講師を務める。また、山忠の直営店「足の健康専門店」で行っている足の計測会では定期的にお店に立ち、お客様から直接お話を伺って足を拝見しながら、足のお悩み解消のため足の健康アドバイザーとして活動中。


監修・資料提供:理学療法士 北澤友子
イラスト:佐藤江理
編集スタッフ:高木