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歩きすぎて足に水ぶくれができた!対処法・予防法を解説

歩きすぎて足に水ぶくれができた!対処法・予防法を解説

長距離を歩いた日の帰宅後、靴を脱いでみると水ぶくれが出来ていたという経験がある人は少なくないでしょう。「歩きすぎて水ぶくれができた」「どのように対処すべき?潰していいの?」といった疑問はありませんか。

そこで本記事では、歩きすぎて足に水ぶくれができたときの対処法を解説していきます。水ぶくれの予防法も紹介していくため、ぜひご一読ください。


歩きすぎでできた足の水ぶくれの対処法

歩きすぎでできた足の水ぶくれの対処法

歩きすぎでできた水ぶくれの対処法は、潰れているかどうかによって異なります。ここでは、以下の2つの場合に分けて対処法を解説していきます。

  • 水ぶくれが潰れていない場合
  • 水ぶくれが潰れている場合

それぞれについて、詳しく解説していきます。

水ぶくれが潰れていない場合

足の水ぶくれが潰れていない場合、まずは摩擦を避けるための対策をしましょう。厚手の靴下を履いたり、ガーゼを当てて患部を保護したりして、刺激を最小限に抑えることが有効です。

また、靴擦れになったときに履いていた靴は、治るまで履くのをやめましょう。同じ箇所で足と靴が擦れて水ぶくれが悪化しないようにするためです。

もし履き替える靴がない場合は、水ぶくれができた部位にガーゼを当てて保護し、摩擦を避けるようにしてください。患部を清潔に保ち、余計な刺激を与えないことが大切です。

水ぶくれが潰れている場合

水ぶくれが潰れてしまった場合は、まずは患部を流水で丁寧に洗い、清潔に保ちましょう。洗浄後は、湿潤療法タイプや防水タイプの絆創膏を貼るか、ガーゼで保護して感染を防ぎます。

潰れた部分は、細菌が入り込んで悪化する可能性があるため、常に清潔に保つ必要があります。また、絆創膏やガーゼで保護した後は、余計な圧力や摩擦をかけないように注意しましょう。潰れた水ぶくれは治るまで時間がかかるため、焦らずに適切なケアをしていくことが大切です。


歩きすぎで水ぶくれができたときのよくある疑問

歩きすぎで水ぶくれができたときのよくある疑問

ここでは、歩きすぎで水ぶくれができたときによくある以下3つの疑問について解説していきます。

  • 水ぶくれは潰してもいい?
  • 水ぶくれはどのくらいで治る?
  • 水ぶくれがかゆいときはどうすればいい?

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

水ぶくれは潰してもいい?

基本的に、足にできた水ぶくれは潰さないようにしましょう。水ぶくれの中の液体には、皮膚を保護し、治癒を促す役割があります。まずは、潰さずに自然治癒を待つことを基本とし、様子を見ましょう。

水ぶくれはどのくらいで治る?

個人差や状況によって異なりますが、一般的に水ぶくれが自然に治るまでには、1週間から2週間程度かかります。

水ぶくれがかゆいときはどうすればいい?

水ぶくれができたとき、かゆみを感じることがあります。かゆみは、皮膚の修復過程で新しい皮膚が形成されるときに生じることが多いです。しかし、かゆみがあるからといって水ぶくれを掻くのはおすすめしません。掻いてしまうと、水ぶくれが破れて感染のリスクが高まってしまうためです。

かゆみを感じるときには、靴擦れを起こした靴は履かないようにして、柔らかい素材の靴やサンダルを履いてみてください。摩擦や圧力を減らすことで、かゆみが悪化するのを防ぐ効果が期待できます。


歩きすぎで水ぶくれができないようにするための予防法

歩きすぎで水ぶくれができないようにするための予防法

頻繁に水ぶくれができて、思ったように外出を楽しめない、通勤通学で困るといったこともあるでしょう。ここでは、水ぶくれができないようにする予防法として、以下の4つを解説します。

  • 足にあった靴を履く
  • 靴下を履く
  • あらかじめテーピングや絆創膏で保護する
  • 新しい靴は徐々に馴染ませていく

それぞれについて、詳しく解説します。

足にあった靴を履く

歩きすぎによる水ぶくれを予防するためには、足に合った靴を履きましょう。まず、靴のサイズがあっているかをチェックします。足長だけでなく、幅や甲の高さも考慮し、靴がきつすぎず、緩すぎないものを選びましょう。

足の形にあった靴を選ぶと、摩擦や圧力が分散され、靴擦れが起こりにくくなります。そして、定期的によく履いている靴を点検し、摩耗や変形がないか確認することも大切です。足に合った靴を選んで、歩きすぎによる水ぶくれを予防しましょう。

靴下を履く

水ぶくれの予防には、適切な靴下を履くのも効果的です。まず、靴下の素材は、通気性が良く、速乾性のある素材を選ぶと、足の蒸れを防ぎ、皮膚トラブルを起こしにくいです。

特に、ウールや綿を使った靴下は、吸湿放湿性に優れるので長く歩くときにもおすすめです。また、靴下の厚みも考慮しましょう。厚手の靴下はクッション性が高く、足と靴の間の緩衝材にもなります。

加えて、靴下のフィット感も重要です。大きすぎる靴下は、足の中でずれやすく、摩擦が起きてしまいます。靴下を正しく選ぶことで、足の保護を強化し、水ぶくれを予防できるでしょう。

あらかじめテーピングや絆創膏で保護する

水ぶくれを予防する方法には、あらかじめテーピングや絆創膏を使って足を保護する方法もあります。かかとや足の指、足の側面など、摩擦が起こりやすい場所に、事前に保護テープを貼っておきます。

テーピング用のテープは伸縮性があり、足の動きに合わせてしっかりフィットするため、長時間の歩行でもずれにくく、快適に過ごすことが可能です。絆創膏も同様に、患部を保護し、摩擦を軽減する役割があります。特に、クッション性のあるタイプや、防水性のあるものを選ぶと、より効果的です。

テーピングや絆創膏で保護するときには、清潔な皮膚に貼ることが重要です。汚れや油分がついていると粘着力が低下し、はがれやすいため注意しましょう。

新しい靴は徐々に馴染ませていく

新しい靴は徐々に馴染ませていく

新しい靴は素材が硬く、足にフィットしていないことが多いため、長時間履くと摩擦や圧力がかかり、水ぶくれができることも少なくありません。

まず、新しい靴を購入したら、最初の数日は短時間だけ履くようにしましょう。自宅で試着したり、短い散歩などで徐々に靴を履き慣らしていきます。次第に靴の素材が柔らかくなり、足の形にフィットしやすくなります。

また、新しい靴を履くときには、厚手の靴下やクッション性のあるインソールを使用するのも効果的です。足と靴の間の緩衝材として、摩擦を減少させるためです。もし、靴を履き慣らしている途中に痛みや違和感を覚えた場合は、無理をせずに靴を脱ぎ、足を休めることが重要です。

新しい靴を徐々に馴染ませていくことで、履き心地がよくなり、水ぶくれの予防にもつながるでしょう。


まとめ

まとめ

歩きすぎて足に水ぶくれができていて潰れていない場合は、厚手の靴下やガーゼで保護し、靴擦れを起こしたときの靴を履くのはやめましょう。潰れてしまった場合は、患部を水で洗い流し、湿潤療法タイプや防水タイプの絆創膏やガーゼで保護することをおすすめします。

水ぶくれを防ぐには、足に合った靴を履き、靴下を履いておくのが有効です。靴下を選ぶときには、ケアソクのインナー5本指ソックス〈ととのえる〉を候補の1つとして検討してみてください。ケアソクの〈ととのえる〉は、5本指をしっかり保護しつつ、かかとのクッション性もあるため、摩擦を軽減するのに役立ちます。

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監修:理学療法士 北澤 友子