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どうにかしたい!O脚の原因と改善方法を解説

どうにかしたい!O脚の原因と改善方法を解説

「O脚でスカートが似合わない脚をどうにかしたい」「O脚の原因はなに?」
新しい服を買うたびに、自分のO脚の形が気になって自由に選べないという人も多いでしょう。O脚になる原因を掴むと、改善方法が分かるはずです。

そこで今回は、O脚の原因を詳しく紹介します。O脚を改善するための筋力トレーニングや正しい座り方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。


O脚とは?原因を知る前の基礎知識

O脚とは?原因を知る前の基礎知識

O脚の名前を聞いたことがあっても、実際にどんな状態の脚なのか気になる人も多いでしょう。ここでは、O脚とは何か、O脚になるとどんな不調が現れるのかについて詳しく解説します。

O脚とは?

O脚とは、左右のくるぶしの内側をつけて、つま先とかかとを揃えて立った状態で、膝の内側がつかない脚の状態をいいます。O脚と呼ばれるのは、脚の形が、アルファベットの「O」の文字のように見えるためです。内反膝や、がに股とも呼ばれます。

O脚の人には、骨盤後傾の人が多くみられます。骨盤後傾とは、壁に背中とお尻をつけて立ったときに、腰の隙間がほとんどない状態です。

また、赤ちゃんから乳児は基本的にO脚ですが、成長とともに変化します。2歳を過ぎると自然と正しい向きに変わっていきます。

O脚になると何がまずい?

O脚で悩む人の多くは、見た目の悪さで悩んでいます。例えば、がに股のように見えてしまいスカートやスキニーパンツが履けないと悩む人もいるでしょう。
加えて、外側の筋肉が発達することで偏った筋肉の使われ方をするため脚が太く見えやすい……など。

また、O脚になると骨盤と股関節の関係で、お尻が垂れて大きく見えます。さらに骨盤が傾くことで下腹が出やすいため、下半身太りや脚のむくみに悩む人も多いかもしれません。

さらにO脚は、放置していると膝の変形や痛みを引き起こす「変形性膝関節症」の原因になります。また、足底や足首に負担がかかることで、足底筋膜炎になることもあるため、早めに改善対策をしましょう。


O脚になるのはなぜ?原因を詳しく解説

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一部の人は、生まれつき膝関節や股関節が変形する病気でO脚になりますが、大半は姿勢や歩き方などの生活習慣が原因です。

ここでは、O脚を引き起こす後天的な原因について詳しく解説します。

筋力が低下している

O脚は、お尻まわりの筋力の低下が原因の一つです。筋肉の中でも、太ももの内側にある内転筋はO脚と深く関わっています。内転筋は股関節を閉じるときに使われる筋肉です。

内転筋が低下すると、椅子に座ったまま両膝を閉じる状態をキープしづらくなります。内転筋は骨盤を支える役割を担うため、骨盤の歪みを引き起こすこともあります。

姿勢・歩き方が悪い

立ち姿勢や歩き方が崩れることも、O脚の原因の一つです。

横座りや足を組む、椅子に浅く座って背もたれによりかかるなどの座り姿勢の崩れは骨盤が歪みやすく、O脚を引き起こすと言われます。脚を組んで座ったり、猫背になっていると骨盤が歪んでO脚を招くため注意が必要です。

また、がに股歩きなど、歩き方にクセがあるとO脚になりやすくなります。

外反母趾や開張足になっている

O脚の原因の一つに、外反母趾や開張足など足のトラブルがあります。

足裏の土踏まずがない扁平足の状態では、足の筋力が低下して体重をうまく支えられなくなり、脚が傾いた状態になるためです。

また、外反母趾の場合は、親指側に体重がかかると痛みが出るため、気づかないうちに小指側に重心が傾いてしまい、O脚になりやすくなるでしょう。


O脚を改善するには?原因を知った上での治し方

O脚を改善するには?原因を知った上での治し方

O脚は見た目だけの問題だと思って放置していると、膝の痛みなど体の不調が出る可能性があります。O脚の原因は、座り方や歩き方、筋力低下など生活習慣が原因であることが多いため、座り方や足の筋力トレーニングで改善できることも少なくありません。

ここでは、正しい座り方や足の筋力を強化する方法など、O脚の改善方法を詳しく解説します。

正しい姿勢で座る

O脚を改善するには、正しい姿勢で座りましょう。パソコンでの作業、食事中、テレビをみているときなど、人は思った以上に座り姿勢で過ごしています。

ここでは、椅子に座るときと床に座るときに分けてポイントを紹介します。

椅子に座るとき

椅子に座るときは、座面に深く腰掛けましょう。深く座ると、骨盤がしっかりと立ちます。そして、おへその下あたりに力を入れて座ってください。

そのとき、背中が丸まって猫背にならないように、椅子の高さを調節しましょう。足全体が床に接地する高さにするのがポイントです。そして、足裏全体を床につけ、両膝をあわせて座ります。

床に座るとき

床に座ると体が歪みやすいため、基本的には椅子座をおすすめします。それでも仕方なく床に座るときは、左右対称になる座り方を意識しましょう。

一種類だけの座り方をしていると、疲れが出て姿勢が崩れやすくなります。足が痺れる前に、座り方を変えることもポイントです。

足の筋力強化をする

O脚の改善には足の筋力強化をおすすめします。特に、開いた脚を内側に閉じたり骨盤を正しい位置に保ったりする働きをしているのが、太ももの内側にある内転筋です。

ここでは、内転筋を鍛えるトレーニングを紹介します。

【トレーニングの手順】

  1. 膝の間にクッションを挟んで立つ
  2. そのまま膝を曲げ、クッションを押しつぶすように力を入れる
  3. 太ももの内側に力が入っている状態をキープしつつ、ゆっくりと膝を伸ばし、元の位置まで伸ばす

1〜3の動作を10回、1日に1〜2セット行いましょう。

また、筋力トレーニングをした後は、ストレッチすることも大切です。トレーニングの後は筋肉をほぐして、柔軟性を高めましょう。

→関連記事:O脚改善には歩き方や姿勢が大切!靴下の選び方についても解説


靴選びや履き方を見直す

O脚の改善には、靴選びや履き方も大切です。
スニーカーの紐を緩めたまま履いていたり、脱着のしやすいスリッポンの靴はかかとが安定せず、足首を真っ直ぐにサポートする力が弱い(ない)ため、「O脚を作る」靴になってしまいます。
そこで、靴を履くたびに紐を締め直すことをおすすめします。

  1. 靴を履くときは腰かけて。
  2. 靴紐を緩め、足を靴に入れます。
  3. かかとを床にトントンと着けて、かかとを合わせます。
  4. 靴紐をしっかり締め直し、かかとを固定します。

かかとをしっかり固定することで、靴の中で足が滑ったりかかとが浮いたりせず、歩行も安定します。

インソールやサポーターを使う

O脚の改善には、O脚矯正用のインソールやサポーターを使用する方法があります。インソールは、靴の中に敷くだけ・履くだけで手軽に使えるのがメリットです。

一方で、O脚改善用のグッズを使用したからといってすぐに改善するとは言えません。あくまでも改善のための補助グッズと捉えて、姿勢改善や筋力トレーニングと併用することをおすすめします。


まとめ

O脚の原因は、座り姿勢や歩き方の生活習慣や、足の筋力低下にある人が多くみられます。また、外反母趾や扁平足になるとO脚になりやすいと言われます。

O脚を改善するには、姿勢を意識したり筋力トレーニングの他、いつもの靴選びや靴の履き方などを見直すことも大切です。
また、正しい姿勢や歩行へと促すサポートに、足の専門家と共同開発し、科学的なエビデンスのある “新しい概念の靴下”〈ケアソク〉をぜひお試しください。

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記事監修:桜井祐子
株式会社グローバル・ケア フットケアスペシャリスト・博士(スポーツ医学)
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