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2023-03

出産で入院するときに靴下は必要?入院準備リスト付き!

出産で入院するときに靴下は必要?入院準備リスト付き

出産の入院準備リストのなかに、「靴下」と書かれていることがあります。入院するときに、靴下はどの程度大事なのか疑問に思うことはありませんか。特に、初産だと入院中の生活がいまいち想像できないものです。

そこで今回の記事では、出産の入院に靴下を準備する理由を解説します。また、靴下以外にも役立つ出産グッズも紹介しますので、ぜひご覧ください。


出産の入院に靴下を持っていく理由

出産の入院に靴下を持っていく理由

入院中の自分のパジャマや、生まれてくる赤ちゃんのベビー服や肌着など、出産準備のバッグは荷物が多くなってしまいがちです。持ち物を厳選するためにも、靴下はどの程度大事なのかを見ていきましょう。

入院中は足が冷えやすい

産後はホルモンバランスの乱れなどで冷えを感じやすくなるようです。病院は一年中空調で快適に温度調節されていますが、それでも足が冷えることはあるでしょう。秋冬だけでなく、夏場は冷房で、足元の冷えが気になる人はいるかもしれません。そんなときに、靴下は冷え対策に役立ちます。

また、帝王切開で手術すると数日間は体が洗えません。手術後のシャワーが浴びられない期間は、靴下で足が蒸れるのを不快に思うこともあるかもしれません。そこで、吸水性や放湿性の高い天然繊維の靴下があると不快感の軽減に役立ちます。

なお、術後はお腹に力を入れにくいため、履き口がゆったりしている靴下を選んだほうが、着脱が楽に行えるでしょう。


出産の入院時に役立つグッズ!靴下以外もチェックしよう

出産の入院時に役立つグッズ!靴下以外もチェックしよう

いつ訪れるか分からない出産時の入院のためにも、必要なものは事前に揃えておきたいものです。病院で役立つグッズは靴下以外にもあるでしょう。ここでは、持っていくと便利な入院準備グッズを、足まわりとその他に分けて紹介します。

足まわりの持ち物

出産の入院中は、足元の冷えが気になる人も多くいます。足まわりの持ち物は、以下のリストを参考にしてください。

  • 靴下
  • 湯たんぽ
  • 内履き

病院の冷え対策には、靴下の他にも湯たんぽはおすすめです。そしてスリッパは、病院に備え付けのものでもよいでしょうが、転倒防止のために、履きやすくかかと付きのルームシューズのようなものもいいかもしれません。

湯たんぽは、金属製のほかにもプラスチック製やゴム製など、さまざまな種類があります。プラスチック製は扱いやすく、コストパフォーマンスもいいためおすすめです。いずれのタイプも低温やけどを防ぐために、カバーをして使いましょう。

その他の持ち物

足まわり以外で、入院中の冷え対策におすすめのグッズは以下の通りです。

  • カーディガン
  • 水筒やマグボトル

時期によっては、入院着だけでは肌寒く感じることがあるため、上から羽織れるカーディガンなどを準備しましょう。

また、あたたかい飲み物やお湯を病室に置いておくためにも、水筒やマグボトルがあるとよいかもしれません。


出産の入院準備で靴下を用意するときのポイント

出産の入院準備で靴下を用意するときのポイント

靴下以外の持ち物をチェックしたところで、話を本題に戻しましょう。ここからは、出産の入院準備で靴下を用意するときのポイントを3つ解説します。

2足~3足準備する

出産の入院時に持っていく靴下は、余裕を持って2足~3足ほど準備しておきましょう。コインランドリーなどで洗濯できる病院もありますが、毎日洗濯できるとは限りません。靴下は複数枚持っておくと安心です。

足首を包む丈の靴下を選ぶ

入院準備で選ぶときの靴下は、スニーカーソックスやフットカバーなど短い丈ではなく、足首を包む、長めの丈の靴下を選びましょう。

足首の内くるぶしから指3本~4本上、すねの内側の骨の脇には、女性の冷え対策に重要なツボ、三陰交(さんいんこう)があります。三陰交には安産や陣痛促進の効果や、あたためると血液循環にも良いと言われています。

三陰交が隠れる丈の靴下は、ショートソックスよりも足をあたためる効果が期待でき、妊婦さんにはおすすめです。

三陰交の場所

むくみ対策に向く靴下を選ぶ

出産直後は足のむくみを感じる人も少なくありません。足のむくみ防止には、5本指ソックスを選んでみてはいかがでしょうか。5本指ソックスは足指が動かしやすく、血液循環を促しやすいという特徴があります。

足指で地面や床をしっかりと捉えられるため、足元が安定するのも魅力です。なお、綿素材の靴下は丈夫で扱いやすく自然素材で蒸れにくいため、快適に過ごせるでしょう。


まとめ

出産の入院中は、冷え対策に靴下を2足~3足準備しましょう。丈が長めの靴下は、足をあたためるグッズと併用するのがおすすめです。靴下とあわせて、本記事で紹介したグッズもぜひご検討ください。

ケアソク〈あたためる〉は、出産入院時の冷え対策におすすめの靴下です。二重パイルの独自の構造で足本来の熱を外に逃さず、あたたかさをキープします。吸湿性と保温力に優れた靴下を、ぜひ試してみてください。

出産入院時の足冷え対策に。ふくらはぎまですっぽり包んであたためます。
→ケアソク〈あたためる〉シリーズはこちら。

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冷え取りソックスは効果ある?末端冷え性に効果的なグッズを紹介

冷え取りソックスは効果ある?末端冷え性に効果的なグッズを紹介

「冷え取りソックスって効果ある?」「どの靴下を選べばいいの?」
手足や足先に冷えを感じて、悩んでいる人は少なくありません。手足など体の末端に感じる冷えは、放置しているとさまざまな体の不調を引き起こす恐れがあるため、我慢せずに対策しましょう。

そこで今回は、末端冷え性の原因や症状、改善方法を詳しく紹介します。冷え取りソックスの選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


末端冷え性とは?冷え取りソックスを選ぶための知識

末端冷え性とは?冷え取りソックスを選ぶための知識

そもそも、医学的には「冷え症」という病名はありません。あくまで自分が感じる「冷え感」という自覚症状のことをいいます。この記事では、手先や足先の冷えに悩む人のことを「末端冷え性」と定義して進めていきます。

まずは、冷え取りソックスを選ぶ前の基礎知識として、末端冷え性とはどういう状態か、原因や症状などを詳しく解説していきます。

末端冷え性とは

末端冷え性とは、体温はそれほど低いわけではないのに、手の指先や足先など、体の末端の血行が悪くなり、冷えを感じてしまうことをいいます。

特に痩せている女性に起こりやすく、体をあたためても、手袋や靴下で保温しても冷えていると感じるのが特徴です。つまり、医学的には病気ではなく、あくまでも冷えているという自覚症状のことをいいます。

体温は正常でも、末端冷え性になると手先、足先に冷えを感じます。また、夜中に手足が冷たくて寝付けずに、睡眠のリズムが崩れてしまう人もいるでしょう。

末端冷え性は、寒い季節に特に聞かれますが、夏は冷房冷えを感じる人もいるため、やはり冷え対策は必要です。

末端冷え性の原因

そもそも、末端冷え性になってしまう原因は何でしょうか。末端冷え性は、血液の流れが悪くなることで起こります。血液の流れが悪くなる原因にはさまざまなものが考えられますが、主に以下の4つが挙げられます。

  • 自律神経の乱れ
  • 食生活の乱れ
  • 筋力の低下
  • 着衣の影響

自律神経が乱れてしまうと、体温調節機能がうまく働きません。ストレスを感じる生活や不規則な生活を続けていると自律神経が乱れやすくなってしまうため、注意が必要です。

また、無理なダイエットなどで食生活が乱れてしまうと、血流が悪くなることがあります。他にも、筋力が低下すると基礎代謝が下がってしまい、体が冷えやすくなるでしょう。

そして、着衣の影響は大きく、そもそも素肌の露出が多い服装はそのまま冷えに繋がります。また、フィット感のある服装よりもゆったりめの服装を選んだ方が、血流を妨げない点ではおすすめです。

末端冷え性がひどくなると起こる症状

末端冷え性がひどくなると、血流が悪化することで肩こり・腰痛などの症状が出る人がいます。特に、PCなどのデスクワーク、スマホ操作をする時間が長い人も要注意です。同じ姿勢を続けると、姿勢の悪い状態を招いてしまいがちです。

血流が悪化すると肌の状態にも影響を及ぼすため、肌荒れやくすみなどの肌トラブルにもつながってしまいます。また、便秘や生理不順のように体調を崩す恐れがあるため、末端冷え性は軽視できないのです。


足冷え対策グッズ6選!冷え取りソックスも紹介

足冷え対策グッズ6選!冷え取りソックスも紹介

心臓から最も遠くにある足は、もともと冷えやすい部位です。つらい冷えとうまくつきあっていくためには、温活グッズを上手に利用していくことが重要です。ここでは、冷え取りソックスなど、足冷え対策グッズを6つ紹介していきます。

使い捨てカイロ

足冷え対策グッズとして手軽に使えるのが、使い捨てカイロです。足用の使い捨てカイロには、以下の3種類があります。

  • 靴下の足裏に貼るタイプ
  • 足の甲に貼るタイプ
  • 足首に巻くタイプ

つま先までしっかり温めたい人は、靴下の足裏に貼るタイプがおすすめです。また、足の甲に貼るタイプは、歩くときに違和感がないため、歩きやすいようです。
靴の履き心地が変わってしまうのが苦手な方は、足首に巻くタイプの使い捨てカイロを選んでもよいでしょう。

ただし、使い捨てカイロは同じ部分に長時間あてたり、直接肌にあてたりすると低温やけどを起こす恐れがあります。使用方法をよく確かめて使いましょう。

ブランケット

足冷え対策グッズには、ブランケットもおすすめです。足元が寒いと思ったときには、膝にさっと掛けられます。

ブランケットは、夏のデスクワークで、冷房が強いと感じたときにも活躍します。温活アイテムとしてオールシーズン活躍するので、1枚持っておくと便利です。

例えば、フリースやマイクロファイバーなど、ポリエステル素材のブランケットは、自宅でも洗えてお手入れも簡単です。ウールのブランケットは、保湿性・保温性に優れます。夏の冷房対策には、ガーゼなど綿素材のブランケットを選ぶと、肌触りがよく、軽くて使いやすいでしょう。

ルームシューズ

足の冷え対策には、ルームシューズもあります。ブーツタイプやスリッパタイプなど、素材やデザインも豊富です。

ブーツタイプで内側がボア仕様になっているものは、足首まであたためることができます。ただし、フローリングの床で履くときは、滑りやすくて危険を伴うことがあります。お子さまやお年寄りの方が履く場合は、足裏にすべり止めがついているものを選びましょう。

湯たんぽ

冬に冷たい布団に入るのが苦手だという方は、湯たんぽを使ってみてはいかがでしょうか。湯たんぽにはいくつかの種類があり、金属製やポリエチレン製のタンク式で、中にお湯を入れるタイプが一般的です。

他にも、電子レンジで温めるジェルタイプで、手軽に使える湯たんぽもあります。低温やけどを予防するためにも、カバーを掛けて使用しましょう。就寝時に使うときには、7時間~8時間ほど保温時間が続くものがおすすめです。

また、蓄熱式の充電タイプであれば、お湯を沸かす必要はありません。しかし、保温時間は4時間~5時間と短いものが多いため、自宅でリラックスするときに使う場合などに向きます。湯たんぽは、就寝用かリビング用か、熱源は電気かお湯かなど、用途にあわせて選ぶとよいでしょう。

レッグウォーマー

特に夜寝るときの足冷え対策には、靴下よりも、足先が出ているレッグウォーマーがおすすめです。それは、寝ている間は手足から放熱できる状態にしておくと深い眠りが得られるためです。レッグウォーマーで冷えに関するツボが集まる足首と、第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎを温めることで、しっかり足の冷えを防ぎます。

冷え取りソックス

足の冷え対策には、冷え取りソックスもおすすめです。冷え取りソックスとは、足元を温めて血行を促すことで、下半身の冷え対策に役立つ靴下のことをいいます。

重ね履きをするために2枚セットになっているものや、1枚で履ける保温性の高いソックスなど、さまざまな種類があります。ウールやシルク、コットンなど天然素材のものから化繊のものまであるため、用途や好みによって選びましょう。

次に、冷え取りソックスについて、詳しくご紹介します。


足をあたためる!冷え取りソックスの選び方

足をあたためる!冷え取りソックスの選び方

足の冷え対策で人気なのが、冷え取りソックスです。しかし、冷え取りソックスと一言でいっても、形や素材はさまざまで、選ぶのに迷ってしまう人もいるでしょう。ここでは、冷え取りソックスの選び方を詳しく紹介します。

使い勝手で選ぶ

冷え取りソックスは使い勝手で選びましょう。
2枚~4枚重ねるなど重ねる枚数が多いタイプは保温性が高めですが、履くのに時間がかかり、普段と同じ靴を履くのにも窮屈さを感じるため、自宅で過ごすときに向いています。

中には二重構造になっていて1枚で履けるタイプもあり、厚さも様々なため外出時に使用できるものもあります。
冷え取り靴下は、洗濯の手間や履くシーンなど、使い勝手にあわせて選びましょう。

履き口の強さで選ぶ

冷え取りソックスは、履き口の強さで選ぶのもポイントです。履き口ゴムの締め付け感が強いと足が圧迫されてしまい、快適さが損なわれるだけでなく、かえって血行を妨げてしまう恐れがあります。特に、重ね履きをするときには注意が必要です。

一方で、履き口がゆったりしているタイプは長時間履いていても疲れを感じにくく快適に使えます。ご自身が快適に履けるタイプを選びましょう。

丈の長さで選ぶ

冷え取りソックスを選ぶときには、丈の長さもチェックポイントです。冷え取りソックスは、足首を覆うクルー丈や膝下のふくらはぎまで包むタイプが一般的です。中には、つま先だけを覆うハーフタイプもあります。

しもやけや足の冷えに悩む方は、足首の少し上の三陰交(さんいんこう)というツボが隠れる長さを選びましょう。三陰交は内くるぶしの一番出っ張っている場所から、親指以外の手指3本~4本ほど上にあり、冷え性や生理不順などに効くツボと言われます。

三陰交

また、ふくらはぎは血液循環を担う筋肉で、第2の心臓とも呼ばれています。特に冬に履く冷え取りソックスは、ふくらはぎを温められる長めのタイプを選ぶとよいでしょう。

指先の形状で選ぶ

冷え取りソックスは、指先の形状にもこだわって選びましょう。指先にフィットする5本指タイプは、足指を動かしやすく、指の間の汗を吸収するので、履き心地がよいと人気です。

1枚で履くタイプの冷え取り靴下は、厚手でふっくらと暖かく足指の先を包みます。ただし、ウールの靴下などは滑りやすいという側面もあるため、足裏に滑り止めがついているタイプもよいでしょう。


まとめ

手足が冷たくなる末端冷え症の人は、足をあたためるグッズをうまく活用して、自分の体質とうまくつきあっていきたいものです。湯たんぽやブランケット、使い捨てカイロなどと併用して、自分に合った冷え取りソックスを選んでみてはいかがでしょうか。

ケアソクの〈あたためる〉は、履くだけで足の冷え改善が期待できる靴下です。ふくらはぎまですっぽりと包み、お風呂上がりの足のあたたかさをキープします。循環障害の臨床20年超の医師が監修した科学的エビデンスのある靴下を、ぜひお試しください。

高い保温力で湯あがりのあたたかさをキープ。おやすみ前の足冷えも防ぎます。
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妊婦さん必見!足の冷え対策に向く靴下はどれ?

妊婦さん必見!足の冷え対策に向く靴下はどれ?

妊婦さんで、足の冷えに悩む人は珍しくありません。体型の変化だけでなく体調も変わりやすい妊娠中に、どんな冷え対策をしたらいいのか悩んでいませんか?

「妊娠中に履く靴下は、どれがいい?」「妊婦の冷え対策に、靴下は効果ある?」こんな疑問を持つ人もいるでしょう。そこで今回の記事では、妊婦さんに向けて、冷え対策におすすめの靴下と選び方を解説していきます。足の冷えや靴下について詳しく知り、冷え対策に役立てましょう。


妊婦になると体が冷えるのはなぜ?靴下を選ぶ前の知識

妊婦になると体が冷えるのはなぜ?靴下を選ぶ前の知識

妊娠したら、体を冷やさないようにとよく言われます。けれど、気づくと手や足が冷たい状態になってしまう妊婦さんもいるでしょう。そもそも、妊娠すると手足に冷えを感じやすいのはなぜでしょうか。靴下を選ぶ前に、妊娠中の冷えの症状や根本的な原因を押さえていきましょう。

冷えの症状

体が冷えると、どんな状態になるでしょうか。まず、以下に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。

  • 汗をあまりかかない
  • 手足が冷たく感じる
  • 手で触ると、お尻が冷たい

冷えは、食事や睡眠などの生活習慣でも起こることがあります。以下のような習慣がある人は要注意です。

  • 食事や睡眠時間が不規則
  • 冷たい食べ物や甘いものが好き
  • お風呂はシャワーで済ませてしまうことが多い
  • 素足やサンダルなどで過ごすことが多い

手足が冷えると感じる妊婦さんは、規則正しい生活に変えるだけでも効果を感じることがあります。食べ物の好みが変化する場合もありますが、できるだけ冷たい物は避け、体を冷やさない服装をして、規則正しい生活を心掛けることが大切です。

冷えの原因

妊娠すると体が冷えてしまうのは、手足の血液の循環が悪くなることが影響しています。それは、妊娠中はお腹に赤ちゃんがいることで、骨盤に負担がかかりやすい状態になることが原因です。特に妊娠後期でお腹が大きくなると筋肉が緊張しやすく姿勢も変わるため、血液の循環が滞りがちになるのです。

また、妊娠中はホルモンバランスが変化し、自律神経のコントロールが乱れやすくなってしまいます。自律神経は体温調節や代謝などを司る重要な神経であるため、乱れてしまうと体温調節に影響を及ぼします。

冷えると起こるトラブル

妊娠中に体が冷えると、お腹の張りや足のむくみ、足がつるなどのマイナートラブル(妊娠に伴って起きる不快な症状)につながりかねないため、油断は大敵です。

冷えていなくても、妊娠中はお腹の張りが起こりますが、冷えが原因で張る頻度が高くなってしまうことがあります。張りが頻回になると切迫早産となる心配も出てくるため、温めて防げるなら、予防していきたいものです。

また、妊娠中は大きくなったお腹が足から心臓へと流れる血管を圧迫するため、足のむくみが起こりやすい状態です。そのうえ、足が冷えるとふくらはぎの筋ポンプ作用が働きづらくなることも、血行が悪くなってむくみが起こりやすい原因になります。

お腹の張りやむくみ、足がつる原因となる「冷え」の対策をして、マイナートラブルを防ぐことが大切です。


妊婦の冷え対策5選!靴下は効果ある?

妊婦の冷え対策5選!靴下は効果ある?

では、妊娠中の足の冷え対策は、どんなことを行えばよいのでしょうか。ここでは、冷え対策に効果的な以下の5つの方法を解説します。

  • ストレスを溜めない
  • 湯船に浸かる
  • 食べ物や飲み物に気を配る
  • 適度に運動する
  • 靴下で足をあたためる

ストレスを溜めない

妊娠中の冷え対策には、ストレスを溜めないことが重要です。妊娠中は、ホルモンバランスが乱れる影響で、精神的にも不安定になりがちです。また、つわりで体調不良を感じやすいこともあるでしょう。想像以上に体型や生活にも変化が起こり、ストレスを感じることも多いでしょう。

心のストレスと体の冷えは、無関係かと思われがちですが、ストレスが蓄積すると自律神経が乱れやすくなり、結果、体の冷えにつながっていきます。ストレスにより末端の血管が収縮し、手足の冷えを感じてしまうこともあるのです。

たまには家事を休んで1日ゆっくり過ごしたり、友人に悩みを聞いてもらうなどして、ストレスを発散していきましょう。

湯船に浸かる

妊娠中の冷え対策には、湯船に浸かることも大切です。特に夏場はお風呂にお湯を溜めるのが面倒で、シャワーで済ませてしまう人もいるかもしれません。

しかし、全身を効果的にあたためるには、湯船に浸かることが一番です。38度~40度程度の熱すぎないお湯に、15分~20分ほどゆったりと浸かります。とはいえ、のぼせや立ちくらみを起こしてしまうことがあるため、長湯は避けましょう。

全身浴は、肩や背中の張り、足のだるさを緩和させます。また、お腹がふわふわと浮いたような感覚がして赤ちゃんがよく動くように感じるという妊婦さんもいます。

お腹が大きくなってくると、想像以上に体のバランスが取りにくくなっています。脱衣所やお風呂の床で滑らないよう、足元には十分に注意してください。

食べ物や飲み物に気を配る

妊娠中の冷え対策では、食べ物や飲み物にも気を配ることが大切です。産院で、食事指導をされている妊婦さんもいることでしょう。

根菜類や、あたためた生姜、冬が旬のものは体をあたためる食べ物と言われます。また、玄米や雑穀米、黒糖など、精製されていない食べ物もおすすめです。

反対に、氷を入れた飲み物や、夏が旬のものは体を冷やしてしまいます。冷たい食べ物や飲み物を摂取したくなることもあるでしょうが、摂りすぎないよう十分に注意しましょう。

適度に運動する

適度な運動も、妊娠中の冷え対策には効果があります。けれど、負荷の大きい運動はお腹の赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性があるため、無理は禁物です。

妊娠しているときの運動不足解消には、有酸素性運動がよいと言われます。例えば、ストレッチ・ウォーキング・マタニティヨガなどをしてみてはいかがでしょうか。深く呼吸をしながら、自分のペースでゆっくりと行いましょう。

適度に運動をすると、体重の増加を抑えられるというメリットもあります。気持ちもリフレッシュできて、ストレス発散をしたいときにもおすすめです。

靴下で足をあたためる

妊娠中に足元の冷えを感じる人は、靴下が有効です。お腹が大きくなると、子宮の重みや圧迫により足から心臓に戻る血流が悪くなってしまうことがあります。体はポカポカでも、足のつま先がかじかんでしまうという人もいるでしょう。

妊娠中は、お腹を圧迫しないようにとマタニティタイツやレギンスを履く人が多くみられますが、さらに足先の冷えを予防するためにも靴下と併用しましょう。

例えば、5本指靴下は1本ずつ指が独立していて動かしやすいため、血流のためにもおすすめです。寒さが厳しい季節には、ウールなど厚手の靴下を選んでみてもよいでしょう。季節ごとに、自分に合った靴下を選んでみてはいかがでしょうか。


妊婦生活を快適に過ごすために!靴下に関する疑問

妊婦生活を快適に過ごすために!靴下に関する疑問

足の冷えやむくみ対策で靴下を履くときは、普段と違って妊娠中はさらに気を使うものです。靴下の選び方や使い方で、疑問に思うこともあるでしょう。ここでは、妊娠中に靴下を履くときのさまざまな疑問を解消していきます。

夏も靴下を履いたほうがいい?

妊娠すると高温期が続き、いつもの夏より暑く感じて、靴下を履きたくないと思う人もいるかもしれません。しかし、夏でも足元の冷え対策は必要です。

手足など体の末端が冷えていると、血流が滞り、全身の冷えにつながってしまいます。特に、冷房の効いた室内で長時間過ごすときには要注意です。

足首が隠れる丈の靴下やレッグウォーマーなどを活用して足冷えを防ぎましょう。

着圧ソックスはよくない?

妊娠中に足のむくみが気になり、着圧ソックスと呼ばれる弾性ストッキングを使いたいと思う人もいるでしょう。基本的に、弾性ストッキングは妊娠中に履いても問題ありません。ただし、当然ながらお腹を圧迫するものや、圧力が強すぎるものは避けたほうが無難です。

多くの場合、弾性ストッキングの説明書の注意書きには、妊娠中に使用できるかどうかが明記されています。妊娠中に使いたい場合は、注意書きをよく読むとともに、かかりつけの産婦人科の担当医師に相談することをおすすめします。

靴下が履きにくいときはどうすればいい?

靴下が履きにくいときはどうすればいい?

お腹が大きくなる妊娠後期は、前かがみの姿勢で靴下を履く動作が難しいかもしれません。妊娠中に靴下が履きにくいと思ったときには、お腹に負担がかからないような横座りやあぐら座りになって履いてみてください。

例えば、横座りをすると、お腹の横側に足がある状態です。ここからつま先に靴下を引っ掛けて、靴下の履き口分を引っ張り上げます。または、椅子に座って片足をもう一方の足の上に乗せ、靴下を履きましょう。

妊婦さんが靴下を履く方法

手伝ってくれる家族がいるときには、履かせてもらうのもよいでしょう。旦那さんや上のお子さんなど、頼れる人がいるときは無理せずお願いしてみてはいかがでしょうか。靴下を履くという何気ない日常の動作も、妊娠中は苦労することが共有できるかもしれません。


まとめ

妊娠中の冷え対策は、お腹の張りやむくみなどのマイナートラブルを防ぐためにも大切です。適度な運動をしたりお風呂にゆっくりと浸かるなどして、積極的に体をあたためましょう。
足を冷やさないためには、保温性の高い靴下を履くのもおすすめです。足元の冷え対策をして、快適な妊娠生活を送りましょう。

ケアソク〈あたためる〉は、1足にセーター2着分の糸を使用した、足をあたためる靴下です。ふくらはぎまですっぽり覆う長さで、寒い季節の妊娠中の足の冷え対策におすすめです。循環障害の臨床20年超の医師が監修した科学的エビデンスのある靴下〈あたためる〉を、ぜひお試しください。

●妊娠中の足冷え対策に。高い保温力で湯あがりのあたたかさをキープ
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かかとの保湿はなぜ必要?保湿におすすめのグッズを紹介

かかとの保湿はなぜ必要?保湿におすすめのグッズを紹介

かかとの角質が硬くなると、ガサガサになり見た目も悪くなってしまいます。「かかとがガサガサして靴下やストッキングにかかとが引っかかる」「効果的な保湿方法はある?」と、悩む人も多いでしょう。

ふっくらとした柔らかいかかとを目指すには、保湿が欠かせません。そこで今回は、かかとの保湿方法と、保湿グッズの選び方を詳しく解説します。


かかとの保湿はなぜ必要?かかとの特徴を解説

普段、かかとには目が届かないため、ついついケアを後回しにしてしまいがちです。そもそも、なぜかかとの保湿が必要なのでしょうか。ここでは、かかとの特徴と保湿が必要な理由を見ていきましょう。

皮脂腺がない

肌の表面の潤いを保つためには、油分が必要です。ですが、かかとには汗をかく汗腺はありますが、皮脂腺がありません。乾燥しやすいのはこのためです。
また、乾燥状態が続くと、皮膚が角質化して硬くなってしまいます。

摩擦でダメージを受けやすい

かかとが乾燥しやすいのは、地面からの衝撃や靴や靴下との摩擦でダメージを受けやすいというのも理由の1つです。
特に、素足でサンダルやミュールを履くと外気にさらされ、しかも、かかとが固定されていないことで、かかとに衝撃や摩擦などの負荷がかかります。かかとの角質が厚くなる原因は、冬の乾燥だけではなく、実は素足が多くなる夏も注意が必要です。

荷重がかかりやすい

かかとには、荷重がかかりやすいというのも、角質が厚くなる原因の1つです。人は二足で立ったり歩いたりするため、全体重の負担は2本の足が支えます。足にかかる体重を分散するため、足にはアーチ構造が備わっています。

しかし、足のアーチ機能が何らかの理由で崩れてしまうと、かかとにかかる荷重が大きくなってしまいます。また、浮き指という、地面に足指が接地しない状態になると、後ろ重心になり、さらにかかとに荷重がかかることになります。

かかとの角質が厚く硬くなってしまうのは、浮き指やかかと荷重の防御反応でもあるため、足のアーチを健康な状態に保つのが理想です。

足のアーチ構造

ターンオーバーが停滞しやすい

基本的に、人間の皮膚の細胞は一定の周期で生まれ変わっています。皮膚の奥にある基底層という部分で生まれた新しい細胞が、やがて表面まで押し上げられ、剥がれ落ちるサイクルをターンオーバーといいます。
かかとが乾燥しやすいのには、このターンオーバーが停滞しやすいというのも原因の1つです。

顔の皮膚で、ターンオーバーのサイクルは20代でおよそ28日周期と言われています(年齢とともに周期は伸びます)。しかし、かかとはその4倍の、120日ほどかかります。長い時間がかかるため、角質が溜まりやすく、厚くなりやすいのです。

また、皮膚のターンオーバーには、血行も深い関係があります。加齢や冷えの影響で、血流が悪くなると皮膚の新陳代謝も停滞しがちです。足をあたためたり、バランスのよい食事を心掛けたりして、血液の循環を促すことが大切です。


かかとを保湿する4つの方法

かかとを保湿する4つの方法

かかとのケアでは、保湿が最も重要です。では、かかとを保湿するには具体的にはどんな方法があるのでしょうか。かかとの保湿方法には、以下4つの方法があります。

  • 足湯をする
  • マッサージをする
  • 保湿クリームを塗る
  • 保湿機能のある靴下を履く

足湯をする

足湯をする

かかとを保湿するには、足湯をおすすめします。お湯であたためて、角質を柔らかくしましょう。足湯の時間は5分~10分が目安です。足湯をするときには、40℃くらいが適切な温度です。お湯が熱すぎると、角質層内の保湿成分(細胞間脂質)が溶け出てしまい、かえって乾燥の原因となります。

室内用のフットバスなどを利用すれば、衣類を脱がなくても足湯ができます。あたたまった足は血流がよくなるため、皮膚のターンオーバーの乱れを整えることにもつながります。足湯にはリラックス効果もあり、疲労回復にも役立つでしょう。

マッサージをする

かかとの保湿ケアには、マッサージもおすすめです。足湯や入浴後など、緊張がほぐれて、血行がよくなっているときに行うとよいでしょう。

マッサージをすることは、足をよく観察することにもつながり、足の血行を促します。むくみの改善にも役立ちますよ。

【足部のマッサージ】

  1. 椅子に座って膝を立てるように、片足を座面に乗せる
  2. 両手で足を掴み、親指を重ねて足指と足指の間に乗せる
  3. 円を描くようにやさしくゆっくりと揉む
  4. 親指と人差し指の間、人差し指と中指の間……と順に進める
  5. 片足が終わったら反対の足も同様に行う

足がカチコチに固まっていると感じたときには、週に2回~3回、マッサージしてみてください。徐々に、足指が動かしやすくなってくるはずです。

足部のマッサージ

関連記事:足の疲れを5分でリセット! フットケアの専門家直伝「足部ストレッチ」

保湿クリームを塗る

かかとの保湿には、保湿クリームを使う方法が一般的です。保湿クリームには、グリセリンが配合されているものが多くみられます。
かかとのひび割れや乾燥をしっかり防ぎ、水分を逃がさないようにする保湿クリームは、毎日欠かさず塗ることで効果が現れる方法であるため、コストパフォーマンスも考えながら選ぶとよいでしょう。

なお、夜の入浴後に塗るのがおすすめのタイミングです。一方で、保湿クリームは塗った後にベタベタするのが気になる人もいるため、ご自身の使い勝手がよいものを選びましょう。

保湿機能のある靴下を履く

かかとの保湿には、かかとを集中ケアするために作られた靴下もあります。靴下の内部に保湿シートが内蔵されているため、履くだけでかかとの角質ケアができるという靴下です。

普通の靴下タイプのものや、かかとだけをカバーする形で普段の靴下のインナーとして履けるタイプもあり、履くシーンや用途に合わせて選べます。

また、ケア用の靴下でなくても、室内では靴下を履くことをおすすめします。靴下を履くことで、冬の冷たい床の上や、夏の冷房で冷やされたフローリングからの影響が緩和されます。

かかとの角質が厚くなってしまうのにはかかと荷重も関係しているため、かかとにかかる負担を和らげることにも靴下は役に立ちます。


かかとの保湿グッズの選び方

かかとの保湿グッズの選び方

かかとの保湿グッズには、数多くの保湿クリームや靴下などがあり、どれを選んだらよいかわからないという人もいるでしょう。ここでは、かかとの保湿グッズを選ぶ方法を詳しく紹介します。

機能性で選ぶ

かかとの保湿グッズは、機能性で選びましょう。お肌が弱くて保湿クリームがあわない方や、ベタベタするのが嫌な方は、履くだけでかかとのケアができる専用の靴下がおすすめです。

仕事や家事、子育てで忙しい人は、ゆっくりと足を洗いクリームを塗ったりマッサージをしたりといった時間を取るのが難しいもの。そんなときにも、履くだけでかかとのケアができる保湿専用の靴下は重宝します。

また、敏感肌で自分の肌に合う保湿クリームを選ぶのに苦労している方にも、保湿専用の靴下は好まれます。かかとに保湿クリームを塗って歩くと、フローリングが汚れてしまうのがいやだ、足裏が滑ってしまうのがこわいという方にも、保湿専用靴下はおすすめです。

コスパで選ぶ

かかとの保湿グッズは、コスパで選ぶのもポイントです。保湿クリームは、毎日塗るため、高価なものだとコストがかさんでしまいます。

かかとの保湿専用の靴下は、一般的な靴下よりは値段は高いかもしれません。しかし、一度買ってしまえば、洗濯して繰り返し使えます。

かかとのケアは、継続して行っていくことで徐々に改善していきます。長期的に見れば、保湿クリームを何箱も買うよりも、靴下を買ったほうがお得かもしれません。コスパも加味しながら、自分のライフスタイルに合ったかかとの保湿グッズを選びましょう。

時期や履くシーンで選ぶ

かかとの保湿グッズは、使う時期や履くシーンで選びましょう。乾燥しがちな秋冬の季節は、靴下タイプの保湿用靴下がおすすめです。また、自宅でくつろぐシーンで履くなら、履き口のゴムの締め付けがきつくない靴下を選ぶのもよいかもしれません。

一方で、夏は足指の間の汗が気になって、靴下を履きたくないという人もいるでしょう。そんなときには、つま先が出ていてかかとだけをカバーするタイプがおすすめです。

そのような靴下を選べば、普段の靴下の下に履いてこっそりかかとケアができます。コンパクトに畳んで、旅行に持っていくこともいいでしょう。自宅用か外出用かによって、靴下の厚みや形を選びましょう。


まとめ

かかとは、皮脂腺がなく乾燥しやすいという特徴があり、摩擦によって角質が厚くなりやすい部位です。かかとのケアをするときは、足湯や入浴、マッサージなどをして血行を促したあとに、保湿ケアを行いましょう。かかとの保湿をするには、保湿クリームを塗るか、かかとの保湿専用の靴下を履くことをおすすめします。

ケアソク〈うるおす〉は履くだけで手軽にかかとのケアができる専用の靴下です。普段履きしやすいクルー丈の靴下タイプと、薄型でかかとだけをカバーする2種類展開で、さまざまなシーンに対応できます。保湿クリームを使わなくてもかかとの保湿ができる科学的エビデンスのある靴下〈うるおす〉を、ぜひ試してみてください。

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