「靴下の穴」が教えてくれたこと。
はじめまして、スタッフの高木です。
私は、ケアソクを作っている山忠に入社してまだ1年半。しかし、その前が長い。山忠のロングセラー商品『足うら美人』のヘビーユーザーとして、もう20年は経っているのです。
そんなに長年愛用していた『足うら美人』ですが、1つだけ気になることがありました。
なにしろ、すぐに穴があく。
秋冬のワンシーズンが終わるころには、決まって指の付け根あたりに穴があくのです。しかも両方。
最初は「三足千円じゃないんだから……」とイライラ半分、しかしだんだん慣れてくるからこわい。「ワンシーズンの消耗品と思ってこまめに買い替えるしかないかー」と毎年新調してくれる、なんともありがたいお客さんになっていたのです。
ついに来た! リベンジのチャンス
そしてある日、なんとあの山忠へ会社訪問するご縁が。"今日はついでにクレームを言ってやろうじゃないの!"と、意気揚々「必ず穴のあく靴下」を持参したのです。ところが……
ケアソク担当の亀山さん、靴下を見た瞬間に一言、
「穴のあくとこにタコがあるんじゃないの?」
あれよあれよという間に足底圧計測機に乗せられ、数分後には私の足がデータ化。
「横アーチが落ちて、開帳足(かいちょうそく)気味。足のクッション機能がなくなって、歩くとそこが当たるからタコになる。床との摩擦も大きくなるから、穴があきやすい。まずは自分の足をなんとかしないとね!」
と、プロのマシンガンコメント。
わたし、これでもリフレクソロジストをやっていたこともあって、ちょっとは足に自信ありだったのに「玉砕」ってこういうときに使うんでしょうね。かくして、穴のあいた靴下とケアソクの『ととのえる』を持ち帰ることになりました。
「靴下の穴」が、実は足の不調を教えてくれていたのです。
こうなると穴がかわいくなるじゃないですか。その後山忠への入社を決めた私がいま思い描くのは、「ダーニング」を覚えて靴下のお直しでもしてみたいな~ということ。
注:「ダーニング」とは擦り切れや穴を色毛糸で補修する針仕事のひとつです。
ちなみに、亀山さんによって暴かれた私のタコは今ではすっかりなくなりました!!
……と言いたいところですが、実はまだあります。
長年コンクリートジャングルで酷使した足、落ちたアーチはそう簡単には戻らないようです。でもタコの原因がはっきりしたので『ととのえる』を履きつつ、足指の運動をしつつ、アーチの回復に努めております。
果たして私のタコがなくなる日が来るのか!?
このブログでいい報告ができるよう地道にがんばります。
編集スタッフ:高木