オンラインショップ ケアソク(CARE:SOKU)

2018-10

ガサガサかかとの原因と対処法とは?

寒くなると一緒にやってくる乾燥の季節。
乾燥するのは顔や体だけではありません。「かかと」も同じです。

ガサガサかかとの原因と対処法とは?

かかとの乾燥の度合いは人それぞれですが、
・なんとなくカサつく感じがする。
・ストッキングを履くとき、かかとに引っかかる。伝線してしまう。
・角質が固くなっている。たまに軽石やヤスリでこすることがある。
・見るからにガサガサ。ひび割れて歩くのもつらい……  などなど。

こうなると、裸足に自信がなくなってしまいますね。


なぜ、かかとがガサガサになるのか?

ガサガサかかとの原因は、まず「乾燥」です。
そもそも、かかとは皮脂の分泌腺がないため乾燥しやすいのです。そこへ体重がかかることや、足に合わない靴を履いて靴下との摩擦が起こることなどにより、角質化しやすい性質があります。

また「冷え」も挙げられます。足が冷えて血液やリンパの流れが悪くなることで、さらに皮膚のターンオーバーを妨げて角質化……という悪循環にも。
外気が乾燥しにくい夏場でも「かかとがガサガサでサンダルや裸足になれない」という方は、冷房による冷えにも気をつけましょう。  

ケアソク〈うるおす〉で簡単かかとケア

原因はわかったけれど、手っ取り早くガサガサを何とかしたい! ……そんな方にぜひともおすすめしたいのが、ケアソクの〈うるおす〉シリーズ。用途や履き心地に合わせて2タイプありますが、どちらも
「履くだけでかかとをうるおします」。

なぜ履くだけでうるおうのか? ポイントはこちら。

①「うるおい保湿シート」による保湿効果
かかと部に内蔵した独自の保湿シートが足本来の水分を逃さないことで、かかとの角質にうるおいを与えます。

②歩行時に皮膚を摩擦から保護する「二重編み構造」。     
普通の靴下は、歩行時に皮膚と生地がズレることで摩擦が起きます。それが〈うるおす〉の二重編み構造の場合は、皮膚側の生地はかかとにフィットするため、生地同士の摩擦は起こるものの、皮膚と生地の摩擦は起こりにくいのです。

なにより「保湿クリーム不要」という手軽さ。〈うるおす〉の着用を続けることでかかとのスキンケアをサポートします。

かかとの集中保湿に!〈うるおす かかとカバー〉

かかとを合わせて履くだけ! 肌に吸い付くようなフィット感で水分を逃がしません。つま先フリーで薄型なので、靴下やタイツの中にインナーとしても使用できますよ。

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ストレスフリーな履き心地〈うるおす リラックス〉

済生会川口総合病院 医師 高山かおる先生監修の〈うるおす リラックス〉。
かかとが乾燥する要因のひとつが、リンパが滞ることで皮膚のターンオーバーを妨げること。かかとの保湿効果は損なうことなく、皮膚をしめつけず優しくタッチするような感覚の靴下です。

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こんなときはご注意を。

なお、角質が厚くなりすぎている場合やひび割れている場合などは、フットケアサロンや皮膚科を受診することをおすすめします。ご自身で削ったりこすったりする場合、削りすぎて皮膚を傷つけたり、傷口から雑菌が入ったり……ということも稀にあります。ご注意くださいね。

また、皮膚にトラブルのある場合は、保湿が逆効果になってしまうことがありますので、まずは皮膚科医にご相談ください。

自信をもって見せられるかかとに。
履くだけでできるお手軽なかかとケアを始めてみませんか?


●豊富なカラーラインナップも魅力
→〈うるおす かかとカバー〉の商品情報はコチラ!

●日常のファッションに取り入れやすいベーシックなカラー
→〈うるおす リラックス〉の商品情報はコチラ!

うるおすオンラインショップ


編集スタッフ:高木


2020-10-13追記:
〈うるおす リラックス〉追加


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漫画家 田中圭一氏が描く足の世界「あしたの、足に。」
マンガの中で芦田理子(あしだりこ)が〈うるおす〉を着用しています。

→第一話「足からのSOS」はこちらから。

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【足のプロ紹介】銀座の足の駆け込み寺「My Foot Station 銀座店」

華やかな銀座の一角に店を構える「My Foot Station」(マイフットステーション)は、主にオーダーシューズやオーダーインソールが作成でき、同時にサポートソックスも手に入る足と靴の専門店。今履いている靴を、自分の足に合うよう調整してもらうこともできちゃいます。 

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ピンク色の看板が目印。左の方がマネージャーの渡辺さんです。

コンセプトは「【一人ひとりにぴったりの靴】を提供することを通して世界中の人々が元気で健やかに活動できる幸せを実現していく」こと。
そんな「My Foot Station」では、まずお客様の足を測ることから始めます。

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3D計測機と足圧計、なんと機械2台体制でしっかり測定!画像のデータがあると説明も分かりやすいですね。

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測定は座った状態だけでなく直立、歩行時の状態まで計測する徹底ぶり。足の状態を科学的に、立体的に調べること。これこそが【一人ひとりにぴったりの靴】を提案できる理由なんですね。

最先端技術に足のノウハウが合体!

「足の状態は座っている時と立っている時とでは変わる。立ち方にも人それぞれ癖がある」と言うマネージャーの渡辺さん。

渡辺さんはスポーツ選手のサポート業、オーダー靴業界を経て、「My Foot Station」を展開する株式会社ドリーム・ジーピーに入社。なんと、先ほど紹介した3D計測機を開発している会社でもあるのです!

最先端の機械に渡辺さんの培ってきた足のノウハウが加わったことで、お客様の足を計測後、どのように予防すべきかの話まで一環して分かりやすく伝えるための仕組みができたのだそう。

――― 一番大事にしていることは?

お客様にご自分の足を正しく知っていただくことです。データに基づいた具体的な改善方法を提案することを大切にしています。
それによってお客様に健康で快適な暮らしを送っていただきたいです。

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足トラブル改善のアドバイスを受けながら。その足の状態に合うサポートソックスの提案をしてくれることも。

リピート率が高いからできる、継続的なサポート

――― いままでお仕事をされてきて感動されたことは?

足の悩みが深いお客様に改善方法をご提案し、それによってお客様が歩けるようになったことです。足の計測によって、正しいサイズをお伝えし、その後足の状態が改善されるのが見える事も。当店はリピート率が高く、お客様の足が改善していく過程を見ることができるのもうれしいですし、お客様から感謝の言葉をいただくことにも感動します。

定期的に来店されるお客様が多いのは、データと的確な提案があるからこそかもしれませんね。

――― 最後に足や歩行に関して、多くの皆様に普段から心がけていただきたいことはありますか?

「正しい歩行」というものはなく、その人に合った歩き方があるのです。データに基づいた改善方法をぜひ知っていただきたいです。

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「My Foot Station」には、サポートソックスとしてケアソクの取扱があります。

銀座で歩く、都内で歩く足を助けてくれる、そんなお店です。
最先端の計測と確かな提案を、ぜひ試してみてください。


My Foot Station 銀座店

住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-19-9 ギンザヨシダビル1F
TEL:03-5159-5075


(スタッフ 片桐)



【足のプロ紹介】 大井さんとこがないと困る!で98年。 京都「株式会社 大井製作所」

今回、中林が訪問したのは真夏の古都。昔ながらの風情を残す京都御所にほど近い場所で98年間、足のことを追及し続けている「株式会社 大井製作所」様。

そして37年も前から、トータルヘルスケアショップ「チヨニー」を本社に併設し、現在では「Medical Shoes & Insole MEDI + FOOT(メディフット)」として営業を続けていらっしゃいます。

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大井製作所の創立はなんと大正9年! 義肢装具の老舗なのです。

「メディフット」には丁寧にお話を聞きながら、ひとりひとりの足に最適な靴選びをしてくれる「足と靴の相談担当」が。 そして、靴・インソールの調整および加工、製造まで行っています。
また、外反母趾などの一般的な足のトラブルはもちろん、膝や股関節、糖尿病足、リウマチ、先天的障害……など、義肢装具会社として培った知識と医学的なアプローチをもって幅広い症状に対応しています。

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店内では「足と靴の相談担当」がじっくりお話を聞いてくれます。

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オーダーメイドの足型がズラリ!

「仮にうちで扱っていない商品であれば、それを探して取扱店をご紹介する。せっかくご縁があって来てくださったのだから、せめて情報だけでもお伝えしたい、そういう姿勢を大切にしています。」そうおっしゃる社長の大井和子様にお話を伺いました。


やっと出会えた「理想の靴」

――― 大井社長は3代目なのですね。老舗の会社を継ぐのにはプレッシャーもあったのではと思うのですが。

そうですね。初代から義肢装具の会社で、私が継いだ時はすでに創立60年でした。私が日本で初めて女性の義肢装具士になったのは、女性の視点でもう一度この世界を見直そうと思ったからです。そして「足」に注目したのです。

――― 義肢装具といえば義手もありますよね。扱う範囲は足だけではないのに、なぜ特に「足」だったのですか?

私自身がどんな靴を履いても満足できなかったからです。特に足が悪い状態ではなかったのですが、どの靴を履いても足が痛くなりいつもストレスを感じていました。靴箱には靴があふれ、母からは「女優さんでもこんなに靴を持ってないよ」と言われました(笑)。

ところが1980年くらいからようやく日本にも「コンフォートシューズ」が入ってきたのです。それを履いたとき、「やっと快適な靴に出会った!」と感激しました。なによりソールの作りが全然違う。エアークッションが入っているおかげで足がとても楽になったのです。

私は、お客様に靴や商品を紹介するために、最低でも自分で1年間は使用することを心がけています。この時もちょうど1年間履き続けて「これは間違いない!」と確信し、健康靴の店を始めました。


一度でいいから、とにかく履いてみて! 

――― コンフォートシューズを日本で始めた第一世代ですね。

はい。そこで、ドイツ人マイスターに足を見てもらう「足と靴の相談会」を開催しました。その頃から実は靴に困っている方が多かったのですね。いつもたくさんの方が参加されました。

ただ、私も初めて履いたときに感じたことですが、当時のコンフォートシューズは機能はいいけれどデザインが無骨でした。お客様のなかには「こんな靴を履くんやったらオンナを捨てなあかん!」とおっしゃるかたも。そんなときには「とにかくだまされたと思って履いてみてください」とすすめましたね。一度履いたらわかるんです。気持ちよさを体が知ってしまうので、もう元の靴には戻れないのです。

――― わかります。体は正直ですよね。

靴下も一緒ですよ。このケアソク『ととのえる』を、たくさんある靴下のなかから毎日選んでしまう。体が気持ちいいのを知ってるからです。私自身がこのケアソク『ととのえる』の大ファンですよ。

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『ととのえる』と一緒に。大井社長と山忠社長の中林

――― ありがとうございます! 先ほど会社の中を見学させていただいたのですが、「私もケアソクファンです!」と履いている『ととのえる』を見せてくれる社員さんがたくさんいらっしゃいました。このような足の専門家のみなさんにも愛されているのを知って素直に感動しています。

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足の専門家のみなさんにも認められた『ケアソク』!


人生を取り戻す、靴。

――― お客様との感動エピソードをたくさんお持ちなのでは?

嬉しかったことがいくつもありますよ。パリに旅行したお客様が報告に来てくださいました。「この靴のおかげでエッフェル塔の上まで登れたの! 他の方は足が痛いって登れなかったのに」と。

また、歩くことが苦痛で外出する意欲のなかった70歳くらいのご婦人が、この靴を履いて散歩を始めて次第に距離を増やし、ご自分の田舎にまで行ってこられたのです。そして、「足腰が痛くて歩くことを諦めていましたが、歩ける喜びをもう一度取り戻した。それは、人生をもう一度取り戻したことだと思います。二回分、人生を生きている気がする。」そう言っていただいたときは心から感動しました。

――― まさに「歩くことは生きること」ですね。

そうですね。それに、2週間後に膝の手術をする予定の方が、おすすめした靴を履いて膝の痛みが取れて、手術をやめましたと言われたこともありました。まだまだ働き盛り、50代の男性でした。
手術の前にできることがいっぱいありますよ。靴、インソール、靴下をトータルで考えていただきたいです。

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ご注文の靴とともに『ととのえる』も一緒に納品。


歩けなくなってからでは、遅い!

――― このコラムを読んでくださっている方にメッセージをいただけますか?

私たちは、自分の体から発している声にもっと耳を傾けなければいけないと思います。体は痛くなったり赤くなったり腫れたりすることで不調を訴えますよね。でもそれまでは気にならない。特に足は靴や靴下のなかで隠れてしまっているからなおさらです。外反母趾で変形が進んでいても多少の痛みならほっておく。もしこれが顔だったらどうですか? 病院に飛んでいきますよね。歩けているうちは、足は二の次になってしまうのです。

大切な足にもっと関心を持ってください。外反母趾の装具だけ作っても、窮屈な靴を履かれたら治りません。どんな電気を当てようと薬を塗ろうと、足を取り巻く環境をととのえなければダメ。たとえその日、お風呂に入らなくても足だけは洗っていただきたい。そして「今日も一日ご苦労さん!」と足に感謝して一日を終えてもらいたいですね。


株式会社 大井製作所/MEDI + FOOT(メディフット)

住所:京都市上京区下長者町通新町東入
TEL:075-441-1177
URL:http://ohi-jp.com/


(スタッフ 高木)