足のケアは「痛くなる前」から。 理学療法士に聞いた “予防”の大切さ

足が痛くなったり、歩きにくさを感じたりしてから、初めて自分の足を意識する。そんな方も多いのではないでしょうか。
今回お話を伺ったのは、山形県鶴岡市で、予防に特化した整体院「B-CHANGE(ビーチェンジ)」を営む理学療法士の武田 洋(たけだ・ひろし)さん。ケアソクをお取り扱いいただいている店舗でもあります。
武田さんが大切にしているのは、「痛みが出る前から関わる」という予防の視点。 痛くなってから治すだけではなく、予防の大切さを伝えるため、地域での講演活動などにも取り組んでいます。
今回は、足に携わるようになったきっかけから、日々の施術で大切にしていること、そしてこれからのサロンについての思いを伺いました。
1枚のインソールから始まった、足への興味

理学療法士のほかフット&ボディバランスアジャスターの資格を持つ武田さん
武田さんが足に興味を持ったのは、理学療法士になるために仙台の学校へ通っていた頃でした。
実習先で、動的足底挿板(インソール療法)を扱う医療現場を見学したときのこと。
中敷きを細かく調整することで、患者さんの痛みが緩和したり、重心バランスや歩行動作が変化したりする様子を目の当たりにし、衝撃を受けたといいます。
「直接患部を触って治療したわけではないのに、足元へのアプローチでこんなに痛みや動きに違いが出るのか」
その経験をきっかけに、インソールの機能や可能性に興味を持つようになりました。
そして、資格取得後は地元の整形外科クリニックに約8年間勤務。スポーツ整形に携わりながら、オーダーメイドインソールの作製についても経験を重ねていきました。

オーダーメイドインソールの削り出し工程
「治療」だけでなく、「予防」に目を向けるようになった理由
整形外科クリニックで多くの患者さんと向き合う中で、武田さんはあることに気づいたそうです。
それは、何気ない生活習慣や間違ったセルフケアによって、痛みを繰り返してしまっている患者さんが少なくないこと。
症状が出たとき患者さんは、どうしたら痛みを和らげられるか?ばかりに意識がいきがちです。
「例えば、外反母趾の高齢者の方を見ていると、『なぜこうなったのか』がわからないんですよ。靴もぶかぶかのものを履いていて、それが普通だと思っている。足が変形してしまったら、元に戻すのは難しいです」
そこで武田さんは、「痛くなってから治すだけでなく、痛みが出る前から関わることで、トラブルを防げる場合もあるのではないか」と考えるようになりました。
そんな思いから、2022年に独立、予防に特化した整体院「B-CHANGE」を開業しました。
現在は施術だけではなく、オーダーメイドインソールの作製や靴選びのアドバイスなど、日常生活も含めて足をサポートしています。

地域と取り組む「子どもの足育」活動
予防について考えていくと、赤ちゃんや子どものときの靴が大切なことに行き着いたという武田さん。B-CHANGE では、初めての靴選びや、学校の上履きについてアドバイスしています。
さらに自治体や保育園、子育て支援センターなどとも連携し、足のセルフチェックや足指体操、正しい靴の履き方などを伝える講演活動にも取り組んでいます。

「子どもたちは、一日の中でも長い時間を学校や園で過ごします。だからこそ、日常的に履く靴や上履きが足に合っているかどうかに目を向けることが大切です。
そして、足や靴に関する正しい情報を知ることで、他の靴屋さんに行っても、自分に合う靴を選べるようになったらいいなと思います」
武田さんが取り組む「足育」は、将来の足の健康を考えた「予防」の第一歩といえます。

靴を選ぶときには、つま先に指1本分くらいの余裕のあるものを。
足元を支える選択肢のひとつとしてのケアソク
武田さんは以前から、インソールと一緒に使える商品はないかと探していたそうです。
「足のアーチを補助するサポーターも取り扱っていますが、使用シーンによりインソールとの併用が難しいケースがあります。特に外履きから内履きに靴を履き替える場面などでは、そのたびに患者さんが着脱の必要があり、お手間をかけてしまう状況でした」
そんな中で、武田さんが出会ったのがケアソクです。サポーターよりも厚みが少なく、ご自身で作ったインソールとの併用ができる。今ではリピート率の高い商品になっているそうです。
ちなみに武田さんご自身の感想もいただきました。
「自分は結構、反り腰気味なんです。靴はもちろん自分で調整しています。ただ、ケアソクを履くと、長時間歩いたり立ったりしたときの疲労感が全然違います」
(※使用感には個人差があります)
サロンを子どもから大人まで気軽に相談できる「足の相談所」へ
B-CHANGE には、三世代で通うご家族や、県外から訪れる方もいるそうです。
武田さんが目指しているのは、子どもから高齢の方まで、家族みんなが気軽に足について相談できる場所。子どもが遊ぶ場所もあって、遊んでいる間に親御さんがじっくりメンテナンスできる。そんな「足の相談所」を目指して、武田さんは活動を続けています。

足の状態がわかるフットプリントをもとに、足や靴選びについてのアドバイスをしています。
CONDITIONING & CARE SALON
B-CHANGE(ビーチェンジ)
住所:山形県鶴岡市山王町10-53
TEL: 070-3273-8712 ※完全予約制(ご予約はお電話またはLINEにて)
Mail: b.change.takeda@gmail.com
URL: https://www.b-change.site/

株式会社 山忠
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