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くるぶしが靴にあたって痛いときの原因と対策法

くるぶしが靴にあたって痛いときの原因と対策法
靴を新調したら、くるぶしが痛むようになった、または長時間歩き続けるとくるぶしが痛むという経験のある人は多いのではないでしょうか。

「くるぶしが靴に当たって痛い」「どうすれば痛まなくなる?対処法は?」という疑問を持っている方もいるかもしれません。

そこで本記事では、くるぶしが靴にあたって痛いときの原因と対策を詳しく紹介していきます。

くるぶしが靴にあたって痛いときの原因と対策法

靴がくるぶしの下にあたると、痛みや擦れ、場合によっては腫れや赤みが生じることがあります。足の外側のくるぶしは、足の内側のくるぶしより低い位置にあるため、靴の縁に当たりやすいのです。

擦れが解消されないとくるぶしが腫れ、皮膚が赤くなってしまいます。靴擦れを起こし、皮がむけたり水ぶくれになることもあるでしょう。

歩いたり走ったりすると痛みが強まる場合があり、長時間靴を履いていると痛みが強くなることもあります。場合によっては、くるぶしを動かしにくくなるといった症状も現れることがあるため、早めに対策していくことが大切です。


くるぶしが靴にあたって痛い!原因は?

くるぶしが靴にあたって痛い!原因は?

くるぶしが靴にあたって痛いときに考えられる原因には、以下の2つがあります。

  • 新しい靴が馴染んでいない
  • 歩行時に正しい重心移動ができていない

    それぞれ、詳しく解説します。

    新しい靴が馴染んでいない

    新しい靴が足に馴染んでいないことが原因で、くるぶしに痛みが生じることがあります。

    買ったばかりの靴は素材が硬く、足の形にフィットしていないため、摩擦が発生しやすいためです。特に、革靴の場合、履く頻度にもよりますが馴染むまでに1ヶ月程度かかることも少なくありません。

    履き慣れるまで短時間のみの着用にするか、インソールや靴下を履くなどの対策が必要です。

    歩行時に正しい重心移動ができていない

    歩行時の重心は、かかと側から小指側に向かい、親指から抜けるのが理想的な重心の軌跡です。

    くるぶしが靴にあたって痛い!原因は?

    歩行時に正しい重心移動ができていないと特定の部位に負担が集中し、痛みが生じることがあります。例えば、後ろ重心の歩き方など歩き方の癖があると、かかとに過度な圧力がかかり、靴擦れやくるぶしの痛みが起こりやすくなります。

    対策するには、歩き方を見直すことも方法の1つです。歩くときにかかとから地面に接地し、指でしっかり蹴り出すようにしましょう。

    浮き指があると指でしっかり蹴り出せない可能性があります。
    浮き指の原因や、解消するための歩き方をもっとよく知りたいときには、以下の記事をご覧ください。

    関連記事:浮き指の原因は?困った時の対処方法もあわせて解説


    くるぶしが靴にあたって痛い!対策法は?

    くるぶしが靴にあたって痛い!原因は?

    くるぶしが靴にあたって痛いときの対策法には、主に以下の4つがあります。

    • インソールを使用する
    • 靴を柔らかくする
    • 足にあった靴を履く
    • 靴下を見直す

    それぞれ、詳しく解説します。

    インソールを使用する

    くるぶしが靴の履き口にあたって痛い場合は、インソールを使用してかかとの高さを出すことで当たることを防げるでしょう。
    クッション性の高いインソールを選べば、足の負担軽減にも役立ちます。

    靴を柔らかくする

    革が硬くて痛い場合は、シューストレッチャーで革を伸ばすなど、やわらかくしていきましょう。

    足にあった靴を履く

    くるぶしが靴にあたって痛い!原因は?

    くるぶしが靴にあたって痛い場合、自分の足に合った靴に履き替えるのも方法の1つです。自分の足の形やサイズを把握し、フィットする靴を選ぶことが大切です。

    新しい靴を買うときには、シューフィッターのいるお店でフィッティングをするのがおすすめです。シューフィッターは足の形状に合わせた靴選びのアドバイスをしてくれます。

    また、靴を選ぶときには、つま先の形のタイプを知っておくと役立ちます。靴選びのポイントについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    関連記事:得する靴選びのポイント! 「足のタイプ」で合う靴がちがう!?

    靴下を見直す

    くるぶしが靴に当たって痛い場合、靴下の見直しも効果的です。くるぶしを覆う長さの靴下や、厚みのある靴下を選んで、くるぶしを保護したり、摩擦を軽減しましょう。
    かかとにクッション機能を有した靴下は、かかとに高さが出るため、くるぶしの当たりを防げる可能性があります。


    まとめ

    まとめ

    くるぶしが靴に当たって痛む原因には、靴のサイズや形が合わないことや歩き方の癖などが関係しています。靴を柔らかくする、インソールや靴下を見直すといった方法で改善できる可能性があります。

    ケアソクの〈ととのえる〉は、かかとにクッション機能を有し、かかとに高さが出るため、くるぶしの当たりを防げる可能性があります。クッションにより歩行時の負担も軽減できるでしょう。新しい靴下を買うときには、ぜひ〈ととのえる〉も試してみてください。

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    ととのえるオンラインショップ

    記事監修

    北澤友子

    北澤 友子(きたざわ ともこ)

    理学療法士
    保健学修士
    シックネイルケアセラピスト

    新潟医療福祉大学大学院修了後、同大学の非常勤講師を担当しながら、リハビリの臨床現場をメインに活躍中。足・靴下・歩行に関する研究を学会にて多数発表。介護予防・健康増進など自治体の健康事業にも携わる。

    【学術論文、研究発表】

    前足部内外面に滑り止めを有した靴下が歩行時のクリアランスに及ぼす影響,"北澤 友子(新潟医療福祉大学 大学院医療福祉学研究科), 阿部 薫, 伊藤 菜記",靴の医学(0915-5015)31巻1号 Page83(2017.08),会議録
    転倒防止と屋内移動効率の向上を目指した滑り止め構造を有する靴下の開発,"北澤 友子(らぽーる新潟ゆきよしクリニック), 阿部 薫, 笹本 嘉朝, 後藤 可奈子, 中林 功一, 中林 知宏, 亀山 貴司",The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine(1881-3526)JARM2016 Page I397(2016.06),会議録
    ほか