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2024-08

中敷きで靴のフィット感アップ!選び方やお手入れ方法を解説

中敷きで靴のフィット感アップ!選び方やお手入れ方法を解説

長時間歩いたり、立ち仕事をしていると足が痛くなるといったことはありませんか。「足の痛みや疲れを感じる」「靴のサイズが合わなくて困る」といった方は、靴の中敷き(インソール)を使うことをおすすめします。

しかし、靴の中敷きを選ぶときには、何を基準にしてどう選ぶべきかわからないこともあるかもしれません。そこで本記事では、靴の中敷きの役割とお手入れ方法を解説します。


靴の中敷きの3つの役割

靴の中敷きの3つの役割

靴の中敷きには、以下3つの役割があります。

  • 足裏にかかる負担を分散させる
  • 足元の不安定性を軽減する
  • スポーツシューズの機能を強化する

それぞれ、詳しく解説します。

足裏にかかる負担を分散させる

靴の中敷きの役割の1つ目は、足裏にかかる圧力を分散させることです。私たち人間の足は、歩いたり走ったりするときに、地面からの衝撃を受けています。

かかとにクッション性を有した中敷きや足のアーチ形状に沿った中敷きを使うと、衝撃が吸収され、足裏にかかる圧力が分散されます。その結果、足や腰に負担がかかりすぎるのを防ぎます。そのため、長時間歩く日や、日中の歩行の疲れを軽減させるのにも役立つでしょう。

足元の不安定性を軽減する

靴の中敷きの役割の2つ目は、足元の不安定性を軽減することです。足の裏は凹凸を有した形状をしているので、平らな靴底では接地面が少なく、バランスが不安定になる場合があります。

そこで、足のアーチ形状に沿った中敷きを使用すると、足裏の接地面積が増え、足裏全体で身体を支えられるようになります。

また、足の骨格がゆがんでいると、姿勢が崩れたり歩き方にもよくない影響を及ぼします。
不自然な歩き方が続き、習慣になってしまうと、膝や腰にも負担がかかってしまいます。

そこで、中敷きを使って足の骨格バランスを整え、不自然な歩き方を改善することにつなげます。足元の不安定性が軽減することで体幹が安定し、転びにくくなる効果も期待できます。

スポーツシューズの機能を強化する

靴の中敷きの役割の3つ目は、スポーツシューズの機能を強化することです。スポーツシューズの機能を最大限に発揮するためには、足とシューズのフィット感が重要です。

中敷きを使ってシューズと足の間のフィット感が増すことでパフォーマンスの向上につながります。特に、アーチサポート機能付きの中敷きなら、足首や膝への負担を和らげ、怪我の予防にも役立ちますよ。


靴の中敷きの選び方

靴の中敷きの選び方

中敷きにはさまざまな種類があるため、どう選ぶか迷ってしまうこともあるでしょう。靴の中敷きを選ぶときには、以下2つの選び方があります。

  • 目的や症状にあわせて選ぶ
  • 靴の種類にあわせて選ぶ

それぞれ、詳しく解説します。

目的や症状にあわせて選ぶ

中敷きを選ぶときには、目的や症状に合ったものを選びましょう。例えば、扁平足の方には足のアーチをサポートするタイプがおすすめです。土踏まずのアーチを支え、足の疲れや痛みを軽減する効果が見込めます。

長時間歩くと足が痛くなる場合には、衝撃吸収タイプの中敷きが有効です。歩行時の衝撃を和らげ、足に負担がかかりにくくなります。

また、足の臭いが気になる場合は、消臭効果のある中敷きを選ぶとよいでしょう。

靴の種類にあわせて選ぶ

中敷きを選ぶときには、着用する靴の種類に合わせましょう。例えば、革靴にはフィット感とクッション性があり、通気性や速乾性の高い中敷きが向いています。

一方で、スニーカーは、アーチサポートや衝撃緩和機能のある中敷きを使うと、歩き心地がよくなります。

ヒールやパンプス用の中敷きは、前滑り防止とクッション性の高い中敷きを選びましょう。

通気性のよくないブーツには、防臭・抗菌タイプが効果的です。

ランニングシューズには、走行時の足の負担を軽減するために、足の形に合った中敷きを選びましょう。


靴の中敷きの洗い方

靴の中敷きの洗い方

靴の中敷きは種類によって、洗えるものと洗えないものがあります。まず説明書を確認しましょう。
洗える中敷きの場合、商品によっても違いますが、手洗いをおすすめします。

手洗いの場合

手洗いの場合は、以下のステップで中敷きを洗っていきます。

  1. ぬるま湯の準備
  2. 中敷きの浸し
  3. ブラシでの洗浄
  4. すすぎ
  5. 水分の拭き取り
  6. 乾燥

それぞれの工程を解説していきます。

ぬるま湯の準備

ボウルにぬるま湯を入れ、中性洗剤を溶かします。

中敷きの浸し

中敷きをぬるま湯に浸し、ゴミを浮かせましょう。

ブラシでの洗浄

使い古しの歯ブラシや靴用のブラシで、優しく汚れをこすり洗いします。

すすぎ

洗剤が残らないように、ぬるま湯でしっかりすすぎます。

水分の拭き取り

タオルで中敷きの水分を拭き取ります。

乾燥

風通しの良い日陰で乾かしましょう。直射日光は素材の劣化を早めるため避けることをおすすめします。


靴の中敷きの交換目安

靴の中敷きは、使用頻度に応じて交換しましょう。毎日使っている人は、中敷きが摩耗しやすいため、厚みが減ってきたり、擦れた場所が出てきたら交換をおすすめします。
使う頻度によっても摩耗の程度が異なるため、定期的にチェックしましょう。


まとめ

まとめ

中敷きは、足裏の疲労や痛みを軽減し、足元の安定を増す役割を担っています。革靴・スニーカー・ヒールなどの靴に合わせて選ぶほか、通気性や速乾性、衝撃の吸収性など、機能や目的で選ぶのもおすすめです。

また、中敷きとともに、科学的エビデンスのあるケアソクの五本指ソックス〈ととのえる〉を併用すると、足元がさらに安定します。アーチサポート機能とかかとクッションが足元のトラブル解消に役立ちます。日々の生活を快適に過ごすためにも、ぜひケアソクの〈ととのえる〉を試してみてください。

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毎日ウォーキングを続けるためのコツ!期待できる効果や歩き方のポイント

毎日ウォーキングを続けるためのコツ!期待できる効果や歩き方のポイント

ウォーキングには健康効果があり、生活習慣病の予防やストレス解消にも役立ちます。しかし、ウォーキングを生活習慣に取り入れようと思っても、なかなか続けられずに悩むことはありませんか。

忙しい毎日の中で、運動を続けるのは簡単なことではありません。そこで本記事では、ウォーキングを毎日続けるためのコツを紹介します。ウォーキングを無理なく楽しく続け、健康的なライフスタイルを手に入れたい方はぜひご一読ください。


毎日のウォーキングに期待できる効果

毎日のウォーキングに期待できる効果

毎日のウォーキングに期待できる効果には、主に以下の3つがあります。

  • 生活習慣病の予防
  • 肥満解消
  • リフレッシュ

それぞれ、詳しく解説します。

生活習慣病の予防

ウォーキングは、生活習慣病の予防に有効です。有酸素運動であるウォーキングを20分以上続けると脂質がエネルギーとして使われるため、血圧や血糖値の改善効果が期待できます。

生活習慣病は、暴飲暴食や運動不足、ストレスや不規則な食生活が長期間続くことが発症の原因とされています。また、心肺機能の向上や骨粗鬆症を防ぐことにもつながります。

参考:e-ヘルスネット ウォーキング(うぉーきんぐ)|厚生労働省

肥満解消

ウォーキングは、継続的に行うことで肥満解消の効果が期待できます。有酸素運動は、酸素を使って脂肪をエネルギー源として燃焼させるためです。

また、体への負担が少ない運動で、若い人から年配の方まで誰でも手軽に始められるのも魅力です。

リフレッシュ

毎日のウォーキングはリフレッシュ効果が高く、心身の健康にもよい影響を与えます。体が温まって筋肉の緊張がほぐれ、心地よい疲労感が得られるため、気分転換につながります。

また、自然の中や緑の多い公園を歩くと、視覚的な癒し効果も加わるため、より高いリラックス効果が得られるでしょう。

参考:第1章 「歩く」効果・効用とそれを習慣化する方法の整理|厚生労働省

毎日どれくらい歩けばいい?歩き方のポイントは?

毎日どれくらい歩けばいい?歩き方のポイントは?

毎日ウォーキングしたいと思っても、どれくらいの長さを歩けばよいのでしょうか。ここでは、距離や歩き方のポイントについて解説します。

  • 毎日8,000歩60分以上を目標にする
  • 正しい歩き方を意識する

それぞれ、詳しくみていきましょう。

毎日8,000歩60分以上を目標にする

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023」によると、ウォーキングは、成人の場合、毎日8,000歩60分以上、高齢者は6,000歩40分以上を目標にするのがよいとされています。

ウォーキングは、無理なく継続することが大切です。運動に慣れていない人は、自分の体力にあった距離とペースから始めてみましょう。
一度に長時間歩かなくても、こまめに歩く機会を増やしながら合計の歩数や時間を目標に近づけるようにしましょう。

また、仕事や家事の合間に軽い体操を取り入れれば、長時間座りっぱなしになることもなく活動量を増やせます。できる範囲でウォーキングや軽い運動を取り入れ、少しずつ時間や距離を延ばしていきましょう。

参考:健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023|厚生労働省

正しい歩き方を意識する

毎日のウォーキングは、正しい歩き方を意識することも重要です。まずは、かかとから着地し、足指から自然に蹴り出すことをイメージしてみてください。効率的に筋肉を使えるようになる歩き方です。
このとき、姿勢を正し、視線を前方に向けるのもポイントです。意識して実践してみましょう。

正しい歩き方を意識する


ウォーキングを毎日行うための習慣化のコツ

ウォーキングを毎日行うための習慣化のコツ

ウォーキングを毎日行うための習慣化のコツには、以下の4つがあります。

  • 距離や時間を記録する
  • 音楽を聴きながら歩く
  • 歩くコースを変える
  • シューズやソックスを新調する

それぞれ、詳しく解説します。

距離や時間を記録する

ウォーキングを毎日の習慣にするためには、距離や時間を記録しましょう。万歩計やウォーキング用のアプリは、歩数・距離・消費カロリーなどを簡単に記録できるため、進捗を可視化するのに役立ちます。

記録をつけると、自分の努力の成果が確認でき、モチベーションの維持にもつながります。

リストバンド型の歩数計の中には、歩数だけでなく睡眠時間や一日の活動時間を記録できる機能が内蔵されているものもあります。記録データを活用することで、健康状態の全体像を把握しやすくなり、日々の生活習慣の見直しに活用できるのもメリットです。

楽しく続けるために、自分にあったアプリや万歩計を選び、ウォーキングを習慣化していきましょう。

音楽を聴きながら歩く

ウォーキングを毎日の習慣にするためには、音楽を聴きながら歩くのもおすすめです。お気に入りの音楽を聴きながら歩くことで、ウォーキングが楽しい時間に変わり、継続しやすくなります。

その日の気分に合わせて音楽をセレクトすることで、モチベーションを上げながらリズムよく歩けるようになりますよ。

アップテンポな曲を選ぶと自然に歩くスピードが上がり、運動量が増えることもあります。リズムに合わせて歩くことで、運動量が増え、心肺機能の向上にもつながるでしょう。

ウォーキングに適したテンポは120BPMくらいがちょうどいいと言われています。それに合った音楽を探すのもいいかもしれません。

また、音楽を聴くとウォーキングの時間が短く感じられ、飽きることなく続けられるという人もいます。リラックスできる音楽を選べば、ストレスの軽減やリフレッシュ効果も期待できますね。

スマートフォンや音楽プレイヤーを活用し、ウォーキング用のプレイリストを作成してみてください。毎日のウォーキングが楽しみになり、自然と習慣化にもつながるでしょう。

歩くコースを変える

ウォーキングを毎日の習慣にするためには、歩くコースを頻繁に変えてみてはいかがでしょうか。いつも同じコースを歩いていると、景色に飽きてしまいモチベーションが下がることも少なくありません。

違う場所を歩くことで、新しい景色や発見があり、新鮮な気持ちでウォーキングを楽しめます。例えば、いつもと逆回りのルートを試してみるだけでも、同じ道が全く違う景色に見えてくるかもしれません。

また、ウォーキングルートを事前にいくつか調べておくと、毎回違う道を選べるため、飽きることなく継続できます。公園や川沿い、街中など、さまざまな環境でウォーキングを楽しめば、心身ともにリフレッシュできますよ。

景色の変化や新しい発見を楽しみながら、健康的なライフスタイルを維持しましょう。

シューズやソックスを新調する

ウォーキングを毎日の習慣にするためには、まずはカタチから入るのも方法の1つです。お気に入りのウェアを揃えることで、ウォーキングへの意欲が高まります。

例えば、自分にあったウォーキングシューズを選ぶことで、歩きやすさが格段に向上し、ケガの予防にもつながります。また、シューズと一緒にソックスを新調するのも1つの方法です。

例えば、五本指ソックスを履くと地面が捉えやすくなるため、ウォーキングにはおすすめです。五本指ソックスは足指が1本ずつ動かせるため、足元の安定性が向上するためです。

また、足のアーチサポート機能のある靴下であれば、足の疲れを軽減する効果が見込めます。新しいアイテムは心理的にもポジティブな効果があり、ウォーキングを続けるきっかけとなるでしょう。


まとめ

まとめ

毎日のウォーキングは、生活習慣病の予防に効果的で、気分転換やストレス解消にもつながります。ウォーキングを毎日の習慣にするためには、飽きないように歩くコースを変えたり、お気に入りの音楽を聴きながら行ってみてください。

ウォーキングシューズやソックスを新調することもモチベーションを上げるための良い方法です。ケアソクの五本指靴下〈ととのえる〉は、ウォーキングにおすすめしたい靴下です。アーチをサポートし、かかとのクッションで衝撃を吸収するので、気持ちよくウォーキングを楽しめますよ。科学的エビデンスのある靴下〈ととのえる〉を、ぜひ試してみてください。

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靴がゆるいときの対策!簡単にできる方法と大きすぎる靴のリスク

靴がゆるいときの対策!簡単にできる方法と大きすぎる靴のリスク

靴が大きすぎてゆるいと感じることはありませんか。お気に入りの靴であれば、なんとかして履き続けたいと思うこともあるでしょう。

「靴がゆるいときの対処法は?」「ゆるい靴を履いているのは足の健康によくない?」などさまざまな疑問が出てくる人もいるかもしれません。

そこで本記事では、靴がゆるいときの対策と、大きすぎる靴を履いていることのリスクについて詳しく解説します。


靴がゆるいときの対策

靴がゆるいときの対策

靴がゆるいときには、以下の5つの方法を試してみてください。

  • 靴紐をしっかり締める
  • インソールを使用する
  • 厚手の靴下を履く
  • シューズストラップをつける
  • パッドを使用する

それぞれ、詳しく解説します。

靴紐をしっかり締める

スニーカーや革靴、ブーツなど紐がついているデザインの靴は、靴紐をしっかり締めましょう。靴と足が固定されることで、歩くときのバランスが安定します。まず、今の締め具合よりも、少しタイトに締め直してみましょう。

一方で、きつく締めすぎると足の血行が悪くなり、むくみや痛みの原因になることがあります。ちょうどよい締め具合をみつけるためには、歩いているときに違和感がない程度に調整してみてください。

インソールを使用する

靴がゆるいと感じるときには、インソールを使用する方法があります。中敷きには、靴のサイズ調整だけでなく、足の負担を軽減する効果もあります。靴屋さんや100円ショップ、オンラインショップなどではさまざまな中敷きが販売されています。

中敷きには、靴全体に敷くフルインソールと部分的に使用するハーフインソールがあります。フルインソールは靴全体のサイズ感を調整し、ハーフインソールはつま先だけ、かかとだけといった部分的なフィット感を調整するのに向いています。

また、素材もクッション性の高いものや、抗菌・防臭効果があるものなど、さまざまな種類があるため、自分のニーズに合わせて選んでみてください。

厚手の靴下を履く

靴がゆるいと感じる場合は、厚手の靴下を履いて調節するのもおすすめです。特に、冬の季節には、防寒対策としても役立ちます。

厚手の靴下を履くと、靴の中の余分なスペースが埋められ、歩行時の安定感を向上させる効果が見込めます。
このとき、通気性のよい素材の靴下にすると、足が蒸れにくくなり、快適に履けるでしょう。

まずは厚手の靴下を履いて履き心地を確かめてみて、必要に応じて他の調整方法と組み合わせてみてください。

シューズストラップをつける

靴がゆるいと感じる場合、シューズストラップをつける方法もあります。特にパンプスなどのかかとが浮きやすい靴につけると、シューズストラップが足と靴をしっかり固定してくれます。

シューズストラップには透明なものや色付きのものなど多様な種類があり、靴のデザインにあったものを選べます。透明なストラップであれば、靴のデザインを損なうこともありません。

また、ベルトタイプや装飾のついたタイプは、アクセサリーのようにおしゃれとして楽しむこともできます。簡単に取り外しができるため、靴の種類や状況に応じて柔軟に使えるのも魅力です。

パッドを使用する

靴がゆるい場合、パッドを使用して調整する方法もあります。靴がゆるくて歩くたびにかかとがパカパカしてしまうときには、かかとパッドをつけてみてください。

また、インソールやかかとクッションを使用してもまだ靴が大きいと感じる場合は、つま先パッドを試してみるのも方法の1つです。つま先パッドは、つま先部分に入れることで、足が前に滑り込むのを防ぐ効果があります。

パッドやインソールは長時間使用するとへたってしまいます。定期的に状態を確認し、必要であれば交換しながら使いましょう。


靴がゆるい!靴が大きすぎるときに起こるトラブル

靴がゆるい!靴が大きすぎるときに起こるトラブル

ゆるい靴を履いていると、以下のようなトラブルを引き起こすことがあります。

  • 脱げないように足指に力が入ってしまう
  • 足裏の筋肉が使いにくくなる
  • 足裏のアーチが崩れる

それぞれ、詳しく解説します。

脱げないように足指に力が入ってしまう

靴がゆるい、または大きすぎる場合、足指に余計な力が入ってしまうことがあります。例えば、ヒールの高い靴を履くと足が靴の中で前滑りして、つま先で踏ん張る形になってしまいます。

すると、指先に力が入ってしまい、指が曲がったままの状態で歩くようになります。この状態が続くと、指の変形を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。

また、大きすぎるサンダルも要注意です。大きい上にかかとが固定されないため、足を踏ん張って歩くようになります。靴が脱げないように足指に力が入り、余計な負荷がかかってしまうためサンダルも自分の足にあったサイズを選ぶことをおすすめします。

スリッパの中の足の形
スリッパで歩くときも指先に力が入っているはず。同じようなイメージです。

足裏の筋肉が使いにくくなる

靴が大きすぎると、足裏の筋力が低下することがあります。靴が大きすぎると、足が靴の中で前後左右に動いてしまいます。前滑りしてしまうため、歩行時に足指でしっかり地面を蹴りだすのが難しくなります。そのため足裏の筋肉を十分に使えず、筋力低下につながる可能性もあります。

足裏の健康を守るためにも、靴のサイズ選びには十分に注意しましょう。

足裏のアーチが崩れる

靴が大きすぎると、前述したように足裏の筋肉が十分に使えなくなることで、足のアーチが崩れる可能性があります。
足のアーチが崩れると歩行時の衝撃吸収作用が低下し、膝や腰に負担がかかりやすくなります。
アーチが崩れた結果、扁平足や開張足となり、外反母趾などの足の変形につながる場合もあります。足裏の筋力低下を防ぐためにも、正しい靴選びは重要です。


ゆるい靴を買い替えるときのポイント

ゆるい靴を買い替えるときのポイント

靴を買い替えるときには、まず、自分の足のサイズを正確に把握することが必要です。足長(サイズ)と足囲・足幅(ワイズ)をしっかり測定しましょう。

足長は一般的に23cm、28cmなどで表示されますが、メーカーによってもサイズ感が異なるため、必ず試着して選ぶようにしましょう。できれば店舗で試着するのがおすすめです。
つま先側に指1本分程度のゆとりがある靴を選びましょう。

靴を選ぶときには足囲・足幅にも着目しましょう。足囲・足幅によって靴のワイズが決まります。自分の足よりもワイズの大きい靴を履くと、靴のなかで足が前滑りしやすいため、注意が必要です。
靴を購入する際はシューフィッターのいるお店で計測してもらうことをおすすめします。


まとめ

靴がゆるいと感じるときには、まず、靴紐やベルトがある靴ならしっかり締めましょう。また、インソールや厚手の靴下を活用してフィット感を高めるのも効果的です。シューズストラップやパッドを使用するのもよいでしょう。

そして、足の横アーチの低下を予防するためにも、靴下を見直してみませんか?
ケアソクの〈ととのえる〉は横アーチサポート機能を有しており、また、インナー5本指構造により足指を使いやすくすることで足のアーチを整えやすくなります。ぜひ試してみてください。

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靴の横幅がきつい!対処法と買い替えるときのポイント

靴の横幅がきつい!対処法と買い替えるときのポイント

靴の横幅がきつくて困った経験はありませんか。通勤・通学中や仕事をしている間に足が痛むと、本当に辛いですよね。

「靴の横幅がきついと感じる原因は?」「靴を買い替えるときには、横幅の広い靴にした方がいいの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

そこで今回は、靴の横幅がきついと感じる原因や対処法、買い替えるときのポイントについて詳しく解説します。


靴の横幅がきついと感じる原因

靴の横幅がきついと感じる原因

靴の横幅がきついと感じる原因には、主に以下の2つがあります。

  • 靴のサイズがあっていない
  • 足のアーチが崩れている

それぞれ、詳しく解説します。

靴のサイズがあっていない

靴を買い替えたあとに靴の横幅がきついと感じる原因の1つには、正しいサイズを知らずに購入していることがあります。

靴のサイズは足長と、足囲・足幅で決まりますが、多くの人は普段履いている靴のサイズから判断し、正確に測ったことがないでしょう。靴に記載されている「E」や「EE」などの記号は足囲・足幅を示します。

しかし、自分の足のサイズをよく把握せず、実際の足囲よりも小さめの靴を履いていることが原因で靴の横幅がきつく感じることがあります。正確な足の長さと足囲を測定して、自分にあった靴を選ぶことが大切です。

正しいサイズの靴に履き替えると、長時間の歩行でも疲れにくくなるでしょう。

足のアーチが崩れている

履き慣れている靴の横幅がきつくなってきた原因の1つには、足のアーチが崩れていることがあります。私たち人間の足の裏には、3つの足裏アーチがあり、機能が低下すると衝撃吸収がうまくいかず、足に負担がかかるようになります。

例えば、扁平足は土踏まずが低下している状態で、走ったりジャンプしたりすると地面からの衝撃が脛骨に直接伝わりやすくなります。また、開張足は足の横アーチが低下している状態です。

足のアーチが崩れると足の横幅が広くなり、靴と摩擦が起こってきついと感じることも珍しくありません。

足裏のアーチの低下を防ぐためには、足裏の筋力アップトレーニング、ストレッチなどを取り入れるのが効果的です。アーチが形成されることで、足の負担が軽減され、タコや外反母趾など、さまざまな足のトラブルを防ぐことにもつながります。

扁平足


靴の横幅がきついときの対処法

靴の横幅がきついときの対処法

靴の横幅がきついときには、以下の対処法があります。

  • シューストレッチャーで伸ばす
  • インソールを使用する

それぞれ、詳しく解説します。

シューストレッチャーで伸ばす

靴の横幅がきついと感じるときには、革靴であればシューストレッチャー(シューズストレッチャー)を使って靴を広げる方法があります。シューストレッチャーは、木やプラスチックでできた足の形をした模型です。ホームセンターや靴売り場で手に入るため、手軽に試すことができます。

足の甲やつま先部分を伸ばしたいときには、靴の中でシューストレッチャーを横に広げたまま時間を置いておきます。靴がしっかり伸びるまで24時間程度かかるため、余裕を持って行いましょう。

インソールを使用する

靴の横幅がきついと感じるときには、インソールの使用もおすすめです。横アーチが低下することで足幅が広がるため、インソールを選ぶときには横アーチサポートがついたものを選びましょう。開張足や外反母趾用のインソールは横アーチサポートの機能を有しているため、おすすめです。詳しくはシューフィッターのいるお店で相談してみてください。


横幅のきつい靴を履いていることで起こるリスク

横幅のきつい靴を履いていることで起こるリスク

横幅のきつい靴を履いていると、以下のようなトラブルを起こす可能性があります。

・靴擦れ
・むくみ
・圧迫による痛み

それぞれ、詳しく解説します。

靴擦れ

横幅のきつい靴を履いていると、靴擦れを起こす可能性があります。新しい靴や長時間の歩行、歩き慣れない道を歩くと、靴と肌が擦れあう部分で摩擦が生じるためです。

特に、硬い素材の靴やサイズのあっていないハイヒールを履いていると、つま先やかかとが圧迫されてしまいます。足と靴の摩擦が大きいと皮膚が炎症を起こし、ひどい場合には水ぶくれができてしまうこともあるでしょう。

靴擦れが繰り返し起こると、その部分の皮膚が硬くなり、たこや魚の目ができることもあります。

痛みや他の足のトラブルを防ぐためにも、自分の足にあったサイズと幅の靴を選び、適度な休憩を取りながら歩きましょう。

むくみ

横幅のきつい靴を履いていることは、むくみの原因となることがあります。きつい靴は足を強く締め付け、血管やリンパ管を圧迫してしまうためです。

圧迫されると血液やリンパ液の流れが滞り、むくみが生じやすくなります。特に夕方になるとむくみがひどくなる人も少なくありません。

むくみを予防するには、足にあったサイズの靴を履くことが大切です。また、足首を適度に動かすことで血流を促したり、長時間座りっぱなしや立ちっぱなしにならないように気をつけましょう。

圧迫による痛み

靴がきついと感じることの原因のひとつとして、横アーチが低下した開張足や、外反母趾などの足趾の変形が挙げられます。どちらも足幅が広がることで靴で圧迫され、痛みを生じる可能性があります。

いずれも横アーチの低下による足幅の増加が原因であるため、対策としては横アーチサポートのついたインソールの使用がおすすめです。
横アーチが低下しないように、靴紐やベルトで甲の部分をしっかり支えることで足が広がらず圧迫を軽減できます。


横幅がきつい靴を買い替えるときのポイント

横幅がきつい靴を買い替えるときのポイント

横幅がきつい靴を買い替えるときには、夕方買いに行きましょう。足のサイズは時間帯によって変わり、夕方になると足はむくんだ状態になります。

そのため、夕方から夜にかけて試着することで、実際の履き心地に近いサイズを見つけられるようになります。また、靴を買いに行くときには、シューフィッターのいるお店を選ぶことをおすすめします。

靴選びの専門家であるシューフィッターであれば、足の形やサイズを測定し、最適な靴のサイズとフィット感を提案してくれるでしょう。


まとめ

靴の横幅がきついときには、まずは対処法として、革靴であればシューストレッチャーを使用したり、横アーチサポートのあるインソールの使用を試してみてください。
それでも改善できないときには、靴の買い替えを検討しましょう。靴を選ぶときには、足を正しく測ることも大切です。足のむくみやすい夕方、シューフッターのいる靴店で選ぶのがおすすめです。

そして、足の横アーチの低下を予防するためにも、靴下を見直してみませんか?
ケアソクの〈ととのえる〉は横アーチサポート機能を有しており、また、インナー5本指構造により足指を使いやすくすることで足のアーチを整えやすくなります。ぜひ試してみてください。

●パンプスや革靴などで縮こまった足指を広げて伸ばす
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