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2023-10

脚のむくみ解消!3つのマッサージと解消のコツを専門家が解説

脚のむくみ解消!3つのマッサージと解消のコツを専門家が解説

ヒールを履いて歩いた日、夕方になると脚がむくんでつらくなることはありませんか。

「脚のむくみを解消するマッサージ法は?」「むくみを解消するにはどうすればいいの?」こんな疑問を持つ人もいるでしょう。脚のむくみはそのまま放置せずに、自宅でマッサージするのがおすすめです。

そこで今回は、むくみを解消させる3つのマッサージ法と、日常生活のコツを解説します。脚のむくみをすっきりさせたい人は、ぜひご覧ください。

マッサージする前の知識!むくみ解消はなぜ必要?

マッサージする前の知識!むくみ解消はなぜ必要?

そもそも、むくみはどういったもので、なぜ放置してはいけないのでしょうか。ここでは、以下の3つの観点から、むくみについて解説していきます。

  • むくみとは
  • むくみはなぜ起こる
  • むくみを放置するとどうなる

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

むくみとは

むくみとは、何らかの要因により皮下組織に余分な水分が留まっている状態を指します。すねのあたりを、10秒程度、指や手で押してみてください。

凹んで元に戻りにくいときには、足がむくんでいる可能性があります。また、靴下の口ゴムなどの跡がはっきり残ってしまうのも、むくみの現れだと言えます。

一晩眠ってむくみが解消する場合には特に問題ありませんが、慢性的なむくみには潜在的な病気が関与している場合も少なくありません。

もし不安を感じる場合には、かかりつけの医師や地域の医療機関を受診することをおすすめします。

むくみはなぜ起こる

むくみは、新陳代謝や血流の悪化などが原因で起こると考えられています。例えば、塩分や水分のとりすぎや睡眠不足、お酒の飲み過ぎなどで発生します。

また、長時間同じ姿勢でいることにより、血液やリンパ液の流れが悪くなり、脚のむくみが起こることも少なくありません。そして、体の冷えや加齢にも深く関わっているため、改善するには日常生活での工夫が必要です。

むくみを放置するとどうなる

前述した通り、むくみは血行不良や新陳代謝の低下と関わっているため、放置していると歩きにくさや体のだるさにもつながってしまうため、注意が必要です。足がだるく重い、疲れやすいなどの不調を感じる人も少なくありません。

たかがむくみと甘く見ずに、早めに対処しておくことをおすすめします。


むくみ解消マッサージ3選


むくみ解消マッサージ3選

では、具体的にどのようなマッサージを行うのがよいのでしょうか。ここでは、以下の3つのマッサージを紹介します。

  • 鼠蹊部(そけいぶ)マッサージ
  • ふくらはぎのマッサージ
  • 足首マッサージ

それぞれのマッサージの手順を、詳しく見ていきましょう。

鼠蹊部マッサージ

脚の付け根部分には、鼠蹊部のリンパ節があります。リンパの流れが良くなると、脚や下腹部のむくみが解消される効果が期待できますよ。

【脚の付け根・鼠蹊部のマッサージ】

  1. 仰向けに寝て、ひざを曲げる
  2. 4本の指を使って、外側から内側に向けて鼠蹊部を軽く押す
  3. 1か所につき5秒間、ゆっくりと圧をかける
  4. 外側から内側に向けて、4本の指で5回さする

鼠蹊部のマッサージは、お風呂上りなど体があたたまったタイミングで行うと効果的です。温かいお湯につかることで筋肉が緩みリンパが流れやすくなるため、マッサージの効果が高まりますよ。

鼠蹊部のマッサージ

ふくらはぎのマッサージ

ふくらはぎは、足の中でも疲れが溜まりやすいポイントです。しっかりとマッサージでほぐしていきましょう。力を入れすぎないように調整しながら、丁寧にマッサージしていきましょう。

【ふくらはぎのマッサージ】

  1. 足首の下のくぼみのある場所を押す
  2. 下から上に向かってふくらはぎを押し上げるようにマッサージする
  3. 軽く握りこぶしを使ってほぐす
  4. ひざ裏のくぼみを刺激する

ふくらはぎのマッサージ

足首マッサージ

足のむくみを解消するには、足首のマッサージもおすすめです。リンパ液の流れを促すことで、たまった水分や老廃物が排出され、むくみが緩和されやすくなりますよ。

【足裏と足首のストレッチ】

  1. 左足を右足の太もも辺りに乗せる
  2. 足指を1本ずつ前後に広げる
  3. 足指を1本ずつ左右に大きく広げる
  4. 足裏を握りこぶしでポンポンと叩く
  5. 右手で右足首をしっかりと掴んで支え、左手の指を右足の指の間に深く入れる
  6. 足首を大きく回す

片足につき20回ずつ、ゆっくりと回しましょう。足指が硬くなっていると、最初は難しく感じることもあるかもしれません。続けていくことで柔軟性が高まり、回しやすくなるはずです。

この足首のストレッチは、特に足や足先が冷えやすい方におすすめです。ストレッチを行うと血液が循環しやすくなり、腰痛や肩こりを和らげる効果も期待できますよ。

足裏と足首のストレッチ


マッサージの効果を高める!むくみ解消につながる生活習慣

マッサージの効果を高める!むくみ解消につながる生活習慣

せっかくマッサージをするなら、効果を高めたいと思う人は多いでしょう。ここでは、マッサージとあわせておすすめする、むくみ解消につながる生活習慣を5つ紹介します。

  • 同じ姿勢を続けない
  • お酒や塩分を控えめにする
  • 体の冷えに注意する
  • 寝るときに足を高くする
  • 五本指靴下を履く

それぞれについて、詳しく解説していきます。

同じ姿勢を続けない

足をむくみにくくするには、同じ姿勢を続けないようにしましょう。立ちっぱなし、座りっぱなしが続く人は、注意が必要です。

ふくらはぎは筋ポンプとも呼ばれ、血液を上に押し上げる役割があります。立ち仕事や座り仕事など、同じ体勢を続けていると筋ポンプが働きにくくなり、足がむくみやすくなってしまいます。

また、運動能力が低下した場合や筋肉量が減少した場合も、むくみが生じやすいと言われます。普段の生活の中で、エスカレーターを使わずに階段を使う、ウォーキングを習慣づけるなど、運動量を増やすのもおすすめです。

お酒や塩分を控えめにする

足のむくみを改善するには、お酒は控えめにしましょう。アルコールを摂取すると、利尿効果により排尿回数が増え、脱水状態になってしまう可能性があります。

その結果、血管内の水分量が減少し、口が乾きやすいと感じることがあります。そこで再び水分を摂るためにアルコールを摂取したくなってしまうのです。この繰り返しによって体の中の水分のバランスが乱れ、むくみを引き起こしやすくなってしまいます。

また、おつまみなどで過剰な塩分を摂取してしまうこともむくみの原因となります。むくみで悩んでいるときには、お酒を飲む量を減らしたり、お酒を飲む頻度を少なくしてみると良いでしょう。

体の冷えに注意する

むくみで悩んでいる人は、体の冷えにも注意しましょう。体が冷えると血液の循環が低下し、体内の水分が滞りやすくなってしまいます。

また、足首周辺が冷えると、ふくらはぎの筋肉が硬くなり、静脈ポンプの働きが鈍くなってしまうことがあります。すると、下半身のむくみの要因となることがあるため注意が必要です。

毎日シャワーだけで済ませずに入浴する、体を冷やさないようにあたたかい服装を心がけるなど、冷え対策を行いましょう。

寝るときに足を高くする

足のむくみを解消するには、足を高くして寝る方法も有効です。足のむくみは、通常、血液やリンパ液の流れが悪く、足に溜まってしまうことによって起こります。

足枕を使用して足を高くすると、血液やリンパ液が心臓へと流れやすくなりますよ。足を高くして寝るときのポイントを紹介します。

【足を高くして寝るポイント】

  1. 仰向けの姿勢で寝る
  2. 床(布団)から約10~15cm程度上がるくらいの枕やクッションを使用する
  3. 膝から足先までを乗せる

五本指靴下を履く

五本指靴下を履く

足のむくみを緩和するには、五本指靴下を履くのもおすすめです。五本指靴下は、指が個別に分かれているため、足指が動かしやすく、しっかり足指を使って歩くことで血行促進にも役立ちます。

また、足が冷えやすい人にも五本指靴下はおすすめです。足が冷える原因の1つに、足の汗が冷えることがあります。五本指靴下は足指と足指の間に生地があるため、足にかいた汗を吸収しやすいという特徴があります。

足の冷えが緩和され血行促進やむくみの解消にも役立つため、毎日履く靴下を、五本指靴下に替えてみてはいかがでしょうか。


まとめ

本記事では、むくみを解消させる3つのマッサージ法と、日常生活のコツを解説しました。マッサージにより血液循環を良くすることはは、むくみ解消には重要なステップです。また、生活習慣の改善も効果が見込めます。あなたの足の健康につなげられるよう、ぜひ今日からマッサージを実践してみてください。

また、ケアソク〈ととのえる〉は科学的エビデンスのある五本指靴下です。足のむくみ解消のためにも、五本指靴下をぜひ試してみてください。

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変形性膝関節症で膝が痛い!歩行の仕方と改善方法を解説

変形性膝関節症で膝が痛い!歩行の仕方と改善方法を解説

「変形性膝関節症になった。膝に負担のかからない歩き方は?」「運動療法がいいの?」
変形性膝関節症で歩くたびに膝が痛むという人は多くいます。膝の痛みは、歩行の仕方を変えることで軽減できるかもしれません。

そこで本記事では、変形性膝関節症についてと、予防のための歩き方のポイントを解説します。歩き方以外で、変形性膝関節症の痛みを軽減する方法も紹介しますので、ぜひご覧ください。


歩行時の膝痛をどうにかしたい!変形性膝関節症とは?

歩行時の膝痛をどうにかしたい!変形性膝関節症とは?

そもそも、変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)とは、どのようなものなのでしょうか。まずは、以下の2つの観点から、変形性膝関節症について解説します。

  • 変形性膝関節症とは
  • 変形性膝関節症になりやすい人は

変形性膝関節症とは

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が徐々に摩耗し、薄くなっていく病気です。軟骨は骨と骨の間の衝撃を吸収するクッションの役割を果たしており、関節の動きをスムーズにする重要な組織です。

しかし、変形性膝関節症になると、軟骨が摩耗して薄くなり、最終的には骨と骨が接することがあります。改善するには、運動療法、体重管理、外科的手術などの方法があります。

いつもと違う痛みを膝に感じたら、自己判断せずに、整形外科などの専門医を受診しましょう。

変形性膝関節症になりやすい人は

変形性膝関節症は、加齢が原因になることもあります。年齢を重ねるにつれて膝の軟骨の弾力性が落ちることが一因です。

また、一般的には男性よりも女性に病状が見つかる頻度が高いと言われています。女性が多い原因は明確には解明されていませんが、男性と比較して関節が小さい、筋力が不足している、更年期以降で女性ホルモンが減少していることなどが関係していると考えられています。

また、肥満や筋力の衰え、スポーツの経歴や膝周囲の怪我の既往なども発症の原因だとされています。


変形性膝関節症の痛みを軽減するための歩行

変形性膝関節症の痛みを軽減するための歩行

変形性膝関節症で膝の腫れや痛みが強いときは医師の診断を受けて、安静にしましょう。しかし、痛みが治まったら少しずつ動いて、運動不足を解消することが大切です。

このとき、正しい歩き方を身につけることをおすすめします。正しい歩き方をすると、あおり運動によって膝関節内での荷重がうまく分散されます。変形性膝関節症の方の場合は、関節内の同じ場所に荷重がかかり続けることも痛みの原因と言われています。そこで、あおり運動を意識した正しい歩き方を解説します。

まず、まっすぐ前を向き足の指を床にしっかりと付けて、体重を足底全体に均等に分散するように立ちます。このとき、足の指にも体重がかかるように意識してください。

そして、一歩を踏み出してみましょう。かかとから着地し、足を蹴り出すときは、足指をしっかりと活用するイメージを持って自然に蹴り出しましょう。
理想的な歩行姿勢では重心は、かかと→足の外側→足指の順番で移動していきます。これをあおり運動といいます。

足を蹴り出すときは、足指をしっかりと活用するイメージを持って自然に蹴り出しましょう。特に、親指を使うことを心がけてください。

歩き方は、意識しなければなかなか改善できません。家の中で歩くとき、買い物や散歩で外に出るときなど、日常生活の中でぜひ歩き方を意識してみてください。


変形性膝関節症の予防に向けた運動

変形性膝関節症は、足の筋力不足も原因となるため、トレーニングやストレッチをするのも有効です。ここでは、変形性膝関節症の予防に向けた2つの運動を紹介します。

  • 内転筋(ないてんきん)・内側広筋(ないそくこうきん)のトレーニング
  • ハムストリングスのストレッチ

それぞれの方法を、詳しく見ていきましょう。

内転筋・内側広筋のトレーニング

変形性膝関節症の改善には、内転筋と内側広筋のトレーニングがおすすめです。太腿(ふともも)の内側に位置する内転筋群は、脚を閉じる動作を助ける筋肉です。内側広筋は膝をしっかり伸ばしきるために必要な筋肉です。

内転筋群の筋力が低下すると、太腿が外側に開きやすくなり、歩く姿勢が崩れてしまいます。内側広筋の筋力が低下すると、膝関節をしっかり伸ばせず、関節に負担がかかりやすい歩行になります。ここでは、内転筋と内側広筋強化のトレーニングを紹介します。

【内転筋・内側広筋強化のトレーニング】

  1. 前を見て立ち、膝の間にクッションを挟む
  2. その状態で膝を曲げ、クッションに対して圧力を加える
  3. ふとももの内側に力が入っている状態を保ちながら、ゆっくりと膝を元の位置に伸ばす

上記の1から3の手順を、10回繰り返してください。できれば、1日に1〜2セットを目指しましょう。膝を内側に絞るように、最後までしっかり伸ばしきることが大切です。自宅でも簡単に実施できるトレーニングなので、ぜひ試してみてください。
ただし、運動の際に痛みが出る方は無理に行わず、ストレッチやマッサージから始めてみましょう。

内転筋・内側広筋強化のトレーニング

ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスは太ももの裏側の筋肉の総称で、膝を曲げるときに働きます。大腿四頭筋と同様、膝を動かす動作にかかわる重要な筋肉です。大腿四頭筋とあわせてストレッチしていくことで、膝の曲げ伸ばしをスムーズにする効果が期待できます。

【座りながら行うハムストリングスのストレッチ】

  1. 椅子に浅く腰掛ける
  2. 片方の足を前に伸ばし、つま先を上に向ける
  3. 背筋を伸ばしたままゆっくり身体を前に倒し、太ももの裏側を痛みのない範囲で伸ばし20秒ほどキープする
  4. 反対の足も同様に行う

これを左右2~3回ずつ行いましょう。

座りながら行うハムストリングスのストレッチ


変形性膝関節症の方が取り入れるべき歩行など日常生活の習慣

変形性膝関節症の方が取り入れるべき日常生活の習慣

変形性膝関節症になったら、改善のために日常生活で取り入れられる習慣はあるのでしょうか。ここでは、以下の5つの方法を紹介します。

  • ゆっくりと入浴する
  • 姿勢を正して座る
  • 膝を曲げる動作に気を付ける
  • 体重管理をする
  • ウォーキングをする

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

ゆっくりと入浴する

変形性膝関節症を改善するには、ゆっくりと入浴しましょう。お風呂に浸かるだけでも体があたたまる効果が得られます。

また、温水プールの中で歩行するのも良いでしょう。プールの中では水の浮力が働くため、膝へのストレスを軽減した歩行が可能です。筋力トレーニングを効率的に行えますよ。

姿勢を正して座る

膝の痛みの強い方には椅子での生活をおすすめします。
そして、変形性膝関節症による痛みや負担を軽減するには、姿勢を正して座ることが大切です。姿勢が良いときには、骨盤が倒れず正しい位置に配置されます。骨盤の位置を保つことで歪みを緩和することにもつながります。骨盤を正しく保つための座り方を紹介します。

【骨盤を正しく保つための座り方】

  1. 椅子に深く座り、骨盤を縦方向にキープする
  2. おへその少し下部分に微かな力を加えて座る
  3. 椅子の高さは、足の全体が床につく程度にする
  4. 足の全体を床につけ、両膝をつける

骨盤を正しく保つための座り方

膝に負担がかかりにくい生活様式にする

日本独特のライフスタイルでは、正座や布団での就寝など膝を曲げることが多く、変形性膝関節症の人にとっては厳しい環境かもしれません。
可能であれば、椅子やベッドを使用するなど、床からの立ち座りの少ない生活様式にすることをおすすめします。

体重管理をする

変形性膝関節症を改善するには体重管理をするのも大切です。体重が増えてしまうと膝への負担も増加してしまいます。歩く際にはおよそ体重の3倍程度の負担が膝にかかります。例えば、体重が10kg増えると、膝への負担は30kg増加すると考えられます。

体重増加は変形性膝関節症の症状を進めてしまう可能性があります。このことから、体重の管理は膝の健康を保つためにとても重要であることが分かります。

ウォーキングをする

膝の痛みの程度を見ながら、少しずつ歩くことで、痛みの軽減や、運動不足による筋力低下の改善につながります。

ウォーキングは、週に2~3回、約20分間続けてみてください。ただし、歩行場所は坂道や階段は避け、平坦な道を選びましょう。そして、適切なウォーキングシューズを履くことも大切です。

大きすぎる靴を履いていると、靴の中で足が滑って足指が曲がったり、歩くときの姿勢が悪くなってしまう恐れがあります。反対に、小さすぎる靴を履くと、靴と足の間で摩擦が起こり、タコやマメができてしまう可能性もあるため注意が必要です。

足のサイズだけでなく、足幅や靴底のクッション性などにも注目して、自分にあったシューズを選びましょう。


まとめ

本記事では、膝痛の緩和と関節機能の向上のための効果的な歩行の仕方と改善策について詳しく説明しました。適切な歩行法やトレーニングをすることで、膝の痛みが和らぎ、関節の可動域を広げ、筋力を強化することにもつながります。

さらに体重の管理やウォーキングも重要な要素です。効率的にウォーキングを行うために、5本指靴下の着用がおすすめです。5本指靴下で足指をしっかり使う歩き方を意識しましょう。正しい歩行は筋肉の向上にもつながります。

本記事で紹介したポイントとともに、5本指靴下も取り入れてみてはいかがでしょうか。ケアソク〈ととのえる〉は科学的エビデンスのある5本指靴下です。ご自身の膝の健康を守り、日々の生活をより快適に過ごすためにも、是非試してみてください。

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扁平足とは?概念から歩き方やエクササイズまで専門家が解説

扁平足とは?概念から歩き方やエクササイズまで専門家が解説

「扁平足で足が疲れやすくて困っている」「扁平足にはどう対処したらいいの」と、扁平足の改善方法を探していませんか。

扁平足になると、少しの距離を歩いただけでも疲れやすさを感じ、足がだるく重く感じてしまうことがあります。足の健康を保つためにも、扁平足を知り、日常生活に取り入れていくことが大切です。

そこで本記事では、足の専門家が扁平足について詳しく解説し、改善するための歩き方やエクササイズを紹介していきます。扁平足で悩んでいる人は、ぜひご覧ください。


扁平足とは?

扁平足とは?

そもそも、扁平足とはどのような足の状態を指すのでしょうか。ここでは、扁平足について、以下3つの項目に分けて詳しく解説していきます。

  • 扁平足とは
  • 扁平足のチェック方法
  • 扁平足の原因

扁平足とは

扁平足とは、足のアーチが崩れ、土踏まずが平らになった状態のことを指します。私たち人間の足は、内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチという3つのアーチ構造によって支えられており、この中の内側縦アーチが崩れた状態が、扁平足です。

足のアーチ崩れ


扁平足の特徴的な症状には、主に以下のようなものがあります。

  • 足裏や足全体が疲れやすい
  • かかとや土踏まずに痛みを感じる

更に症状が進行すると、膝周辺が筋肉痛になりやすかったり、腰痛になったりする可能性があります。また、足のアーチ構造は、地面からの衝撃を緩和し、運動するときにはバネのような役割を果たしています。土踏まずが崩れた扁平足の場合、運動のパフォーマンスが低下する可能性があります。

しかし、扁平足は、必ずしも深刻な問題を意味するわけではありません。筋肉の使い方や歩き方を意識することで足のアーチが改善する見込みがあります。さらに、足のアーチをサポートするインソールや靴下を使うことで、痛みや疲労感を軽減させることもできるでしょう。

扁平足のチェック方法

まずは、自分の足が扁平足になっているかを確認してみましょう。誰にでも扁平足になる可能性はあります。もし「自分は扁平足かもしれない」と思ったらセルフチェックしてみましょう。ここでは家で手軽に試せる方法を紹介します。
※1人で測る場合、体を前傾してしまうと体重がかかりアーチの高さが変わる可能性があるため、自分以外の人に計測を手伝ってもらうことをおすすめします。

  1. ボールペンを1本用意する
  2. 立ち姿勢で前を見て立つ
  3. ボールペンを床に置き、足の内側から土踏まずの中に滑り込ませる

もしボールペンが土踏まずの下に全く入らない、もしくはペン先がわずかにしか入らない場合は、扁平足になっている可能性があります。
そして、チェックするときには左足と右足で感覚が違うかどうかも比較してみてください。足のアーチは、自分では気づかないうちに崩れていることがあります。足に意識を向けるためにも、是非このセルフチェックを試してみてください。

扁平足チェック

ただし、ここで紹介したのはあくまでも簡易的なチェック方法です。正確に測定するには整形外科などの医療機関を受診しましょう。整形外科では、レントゲンを撮影し、アーチ高率という数値を基に診断します。

扁平足の原因

扁平足の原因は、歩き方が悪いこと、足の筋力の低下、足に合わない靴やハイヒールの使用、体重の増加などが考えられます。

扁平足の人は、内側縦アーチが低下することで地面からの衝撃が吸収しづらく、症状がさらに進行してしまうことも少なくありません。また、足に合わない靴を普段履いていると、扁平足になりやすくなるため注意が必要です。

そして、足の筋肉を使う機会が減ると、足のアーチを維持する筋力も衰え、扁平足になることがあります。


扁平足の改善に向けた歩き方

扁平足の改善に向けた歩き方

扁平足で悩んだら、日常の歩き方を見直してみましょう。ここでは、正しい歩き方を紹介します。

まず、足の指を床にしっかりと着け、体重を足全体に均等に分散するイメージで立ちます。次に、足を前に出し、かかとから着地します。蹴り出すときには、足指をしっかり使うことを意識してみてください。

理想的な歩行では体重は、かかと→足の外側→足指の付け根 へと順番に移動します(あおり運動)。

また、体重の増加が扁平足の原因だと思う場合には、水泳や自転車のような足に負荷が少ない運動をするのも有効です。運動不足を感じている方は、無理のない範囲でスポーツをはじめてみましょう。


扁平足に対するエクササイズ

扁平足に対するエクササイズ

扁平足には、足裏のエクササイズも有効です。ここでは、以下2つのエクササイズ方法を紹介します。

・タオルギャザー
・カーフレイズ(かかとの上げ下げ)

それぞれの方法を、詳しく見ていきましょう。

タオルギャザー

扁平足には、土踏まずを強化する筋力トレーニングが役立ちます。ここでは、自宅で容易に行える足裏エクササイズ、「タオルギャザー」をご紹介します。

【タオルギャザー】
1.床にタオルを敷き、椅子に座ります。
2.足の指を使ってタオルを手前までたぐり寄せる動作を3回程度行います。

かかとを使って、タオルを床に押さえつけてから足の指でたぐり寄せるようにしていきましょう。タオルは縦に使ってくださいね。特に、お風呂上がりなど、体が温まっているときに行うのが効果的です。

タオルギャザー

カーフレイズ(かかとの上げ下げ)

足のアーチ形成に関わる筋力を鍛えるために、どこでも簡単にできる「カーフレイズ」を紹介します。

【カーフレイズ(かかとの上げ下げ)】

立った状態でかかとの上げ下げをします。足指のつけ根からしっかり曲げるのがコツです。
忘れずに続けるために例えば、歯磨きをするときにやる! と決めるのもいいかもしれません。倒れそうになる場合は無理せずどこかにつかまってくださいね。

これを15回で1セットとして、1日3セット、週2~3回行うとかなり効果的。
まずは自分の体重だけの負荷で、慣れてきたら、1リットルのペットボトルを両手で持ちながら行ったり、台の上に乗り、かかとだけ台からはみ出させて、かかとが前足部よりも下がるようにして上げ下げをすると、更に負荷がかかって強度が増します。道具が不要で、自宅でも簡単にできるエクササイズです。是非試してみてください。

カーフレイズ(かかとの上げ下げ)

関連記事:足の裏の疲れをどうにかしたい!ストレッチと予防方法を解説


扁平足を改善するための生活習慣

扁平足を改善するためには、エクササイズの他にも以下2つの方法をおすすめします。

  • 足にあった靴を履く
  • 5本指靴下を履く

それぞれ、詳しく解説していきます。

足にあった靴を履く

扁平足に悩んだら、足にあった靴を履きましょう。スニーカーやパンプスなど、種類に関わらず、足にしっかりとフィットする靴を選ぶのがポイントです。自分の足にあった靴は、長時間歩いても疲れにくく、だるさを軽減できます。

足の痛みがある場合、足が楽な幅広の靴を選んでしまいがちですが、大きすぎる靴を選ぶのはおすすめしません。靴の中で足が滑り、靴を掴むために足の指を曲げたままになってしまい、正しい歩行がしづらくなるためです。それが結果的に問題を悪化させてしまいます。

そのため、靴を選ぶときには、専門知識を持ったシューフィッターがいる販売店で購入するのがおすすめです。

5本指靴下を履く

扁平足の緩和策として、靴下の変更も有効な方法の1つです。5本指の靴下を履くと足の指をしっかりと伸ばせるため、足元が安定しやすくなります。

また、5本指の靴下は足の指を1本ずつ動かしやすいため、地面をしっかりと掴むことができ、正しい歩行がしやすくなります。立ち姿勢を改善することにもつながるため、長時間立ち仕事をする方などにとっても疲れを軽減させる効果が見込めますよ。


まとめ

本記事では、足の専門家が扁平足について詳しく解説し、改善に向けた歩き方やエクササイズを紹介しました。扁平足に悩んだら歩き方を改善し、足裏の筋力を鍛えることをおすすめします。また、足裏のアーチをサポートする5本指靴下の使用もおすすめです。

ケアソク〈ととのえる〉は、アーチサポート機能を持つ5本指靴下です。足の指が正しい位置に整えられ、歩く姿勢を改善する効果も見込めます。科学的エビデンスのある靴下を、ぜひ試してみてください。

●足のアーチをサポートし、足指を正しい位置に誘導・配置する五本指靴下
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